読み聞かせボランティア
今年初めから準備を重ねて結成された、絵本読み聞かせボランティアグループ「にこちゃん」が、4月から、高齢者デイサービスの現場で絵本の読み聞かせの活動を行なっています。
このグループは、1年以上にわたって「ボイスカウンセリング」を受けて声を磨き、「絵本ヒーラー講座」を修了したNさんの熱い願いに応えて、Voice therapyで学んだ方たちが集まって結成されたもの。
今は高齢者の施設で行っていますが、これからは、病院や他の施設にも活動をひろげたいと願っています。
以下は、活動をしてみた感想です。
4月4日 千種区在宅サービスにて
初めてデイサービスで皆さんの前に立ちワクワク、ドキドキしながら「みいちゃんの春」という赤い長靴を履いた3才の女の子のお話を読みました。
Yさんが読み聞かせをして私がアドリブや、お話の中での「みいちゃんは何歳でしょうか」などの質問したり、途中に「春よこい」など季節の春にちなんだ歌を皆さんと一緒に唄ったりしながら、想像していたより楽しく良い時間過ごす事が出来ました
読み聞かせをさせて頂いた私達も、皆さんと一緒の暖かいい時を過ごす事が出来ました。
お話しを聞いて頂く皆さんだけではなく読む私達も一緒に楽しむ事が大切だと、皆さんの唄う笑顔を見て、そう思いました。(Nさん記)
5月24日 千種区在宅サービスにて
『一眼国(いちがんこくー落語絵本』の絵本の読み聞かせの時に、前列に認知症の方がいました。
始めに内容紹介をしていると、紙芝居は嫌!とその方がいいました。
「紙芝居ではなく絵本の読み聞かせをしますね」とお伝えして、『一眼国』の紹介を始めると皆さん興味津々で聞いてくださっていました。
終わった時には、紙芝居は嫌!と言われた方が、「楽しかった、また来てね」と言ってくれました。
他の方も、「また来てね。」と笑顔で言って貰えた事がとても嬉しかったです。(Aさん記)
6月22日 千種区在宅サービスにて
『どんなにきみが好きだかあててごらん』という絵本を用意しました。
三人で、デカウサギ、チビウサギ、ナレーターと分かれ、1回目の読み聞かせで知り合ったSさんがお面をつくってくれたので、それをつけておこないました。
Aさんがナレーション、Sさんがチビウサギ、3人の中で1番小さい私がデカウサギで、お話に合わせて絵本と同じように動作しながら読み聞かせをしました。
たまに高齢者の人達の笑い声が聞こえて、楽しく出来ました。
その日はデイサービス内で、他の催しもあり、次の時間の方がスタンバイをされていて、読んだ後の感想などお聞きしたかったのですが、何も聞けずに断念して終わりました。
絵本を読んだ後に、皆さんにどう感じられたのか、回想などしてもらいたかったので、次回からはその時間がとれるよう、工夫したいと思います。
次回は9月になります。
活動を続けて行く事で、施設の方に覚えていただき、楽しみにして貰えたら嬉しいなと思います。
(Aさん、Nさん記)
この活動に参加されたい方は、Voice therapy(info@voicetherapy.info)まで、ご連絡ください。
心よりお待ちしています。