最初、stand.fmのもなみさんの丁寧な朗読で、この物語を聴いてとても感動し、その後もう一度黙読した。
なめとこ山の厳しく美しい自然。その中で猟師の小十郎は、熊を仕留めては、まちへ売りにいく。
荒物屋の俗っぽい主人は、小十郎をうまく丸め込んで格安の値段でクマの毛皮を買い取る。
小十郎は九十歳の母と子供ばかりの7人家族を養わなければならなかったから、文句は言えなかった。
その前の月夜、小十郎は熊の母子が、山の上に座って話している姿を、まるで後光が射しているような美しい光景として眺め、何もせずに戻っていった。
また、ある年の夏には、銃を構えた小十郎に「もう二年だけ待ってくれ…二年後にはおれもおまえの家の前でちゃんと死んでいてやるから」と熊が言い、それが現実になったりした。
最後に小十郎は大きな熊に襲われて亡くなる。
その後、小十郎の死骸は半分座ったような姿で置かれて、その周りをたくさんの熊が集まって、雪の中をひれ伏していた。
まるでお葬式のように。
初めの場面で、「なめとこ山のあたりの熊は小十郎がすきなのだ。…まったく熊どもは小十郎の犬さえすきなようだった」と描かれていた。
生きるために熊を捕る小十郎。それを熊は半分認め、半分抵抗しながら命を差し出したり、奪ったりする。
最後の場面は、アイヌの熊祭りを思い出した。
最近の熊の事件。
もし近くに住んでいたら、やっぱり怖いし、人間のテリトリーに入ってきて欲しくないと思う。
でも、山には熊の食べ物はなくなり、人里に降りてきて冬眠しなくなった熊たち…。その原因は、自分も含めて人間たちにもあるのだろう。
やるせなく、物語の中の母子の姿が思い浮かんで、なんとも言えない気持ちになった。
この作品も、いたどり、あざみ、ひきざくら、きささげ、まゆみ…たくさんの野山の花が出てきました。
それを一つ一つ調べて写真を見るのも楽しかったです。
もなみさんの朗読
https://stand.fm/episodes/6943678377e83efdb0b13940
なめとこ山の厳しく美しい自然。その中で猟師の小十郎は、熊を仕留めては、まちへ売りにいく。
荒物屋の俗っぽい主人は、小十郎をうまく丸め込んで格安の値段でクマの毛皮を買い取る。
小十郎は九十歳の母と子供ばかりの7人家族を養わなければならなかったから、文句は言えなかった。
その前の月夜、小十郎は熊の母子が、山の上に座って話している姿を、まるで後光が射しているような美しい光景として眺め、何もせずに戻っていった。
また、ある年の夏には、銃を構えた小十郎に「もう二年だけ待ってくれ…二年後にはおれもおまえの家の前でちゃんと死んでいてやるから」と熊が言い、それが現実になったりした。
最後に小十郎は大きな熊に襲われて亡くなる。
その後、小十郎の死骸は半分座ったような姿で置かれて、その周りをたくさんの熊が集まって、雪の中をひれ伏していた。
まるでお葬式のように。
初めの場面で、「なめとこ山のあたりの熊は小十郎がすきなのだ。…まったく熊どもは小十郎の犬さえすきなようだった」と描かれていた。
生きるために熊を捕る小十郎。それを熊は半分認め、半分抵抗しながら命を差し出したり、奪ったりする。
最後の場面は、アイヌの熊祭りを思い出した。
最近の熊の事件。
もし近くに住んでいたら、やっぱり怖いし、人間のテリトリーに入ってきて欲しくないと思う。
でも、山には熊の食べ物はなくなり、人里に降りてきて冬眠しなくなった熊たち…。その原因は、自分も含めて人間たちにもあるのだろう。
やるせなく、物語の中の母子の姿が思い浮かんで、なんとも言えない気持ちになった。
この作品も、いたどり、あざみ、ひきざくら、きささげ、まゆみ…たくさんの野山の花が出てきました。
それを一つ一つ調べて写真を見るのも楽しかったです。
もなみさんの朗読
https://stand.fm/episodes/6943678377e83efdb0b13940































