voicevoice2のブログ

声についてボイスセラピーで気づいたこと、ちょっとしたアドバイス、絵本や詩についてのカウンセリングについて、スピリチュアルなメッセージを書いていきます。ボイスセラピーの情報もお知らせします。

スピリチュアル

『歌う石』Q.R.メリング作 井辻朱美訳 講談社

11月頃から読み始めた。
時間をあけると、地名や人名、部族の名前があやふやになり、何度も前に戻って、記憶をつなげた。
主人公ケイと旅先で出会ったアエーンという幼い少女の冒険物語。
その中には部族間の争いと統合、旅先で何度も困難に遭いながら突破していく2人の少女の勇敢で聡明な道筋。
その中で前世、過去、未来が入り混じる。
それぞれの部族の光景が壮大で色彩豊かで美しい。
これは訳者の力量もあると感じた。
終わりに近づくにつれ、アエーンとケイの正体がだんだん明らかになって目を見張った。
最後は息もつかずに読み終えた。

ケイはスピリチュアルな力を持ち、時間と空間を広げて景色や状況を見ることができ、人の心に入ることができる。
それが当たり前のように描かれている。
精霊の国アイルランドとはこういうところなのだと思った。
2人の姿に励まされ、勇気をもらい、今この本に出会ったことが嬉しかった。
ラジオ配信のstand.fmのゴールディーさんの配信https://stand.fm/channels/5f6020aef04555115dd7c28cで教えていただいた本。
彼女が描いた『石の歌う森』https://note.com/satsuki_era3362/n/n93c676c96db1
も素晴らしい。
ずっと本を読んで堪能したかった。
それが叶った。
私も自分の力を信じて生きようと思った。

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第3回はるにれスピリチュアルマーケット古民家in川原神社

10月27日(日)10:30〜15:30
名古屋市昭和区川名本町4-4-11
地下鉄鶴舞線「川名駅」①出口徒歩8分 🅿️有

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川原神社の清々しい気の中で、精鋭のスピリチュアル鑑定師やヒーラーたち 8名が様々なメニューで来てくださった方のお悩みにお答えして、癒します。
30分2000円
手作りの物販も、楽しんでいただけます。

チラシが出来上がりました。
1ヶ月後に開催されます。
ぜひお越しください。

金粉

昨日の朝、ユニコーンカードを引いたら「surprise」のカードが出て、「驚きは人生を新鮮で楽しいものに保ち続けます…今日はユニコーンが、あなたに予期せぬものをたくらんでいるということを示しています」とあった。
階下へ降りていくと、畳の上にピカッと光るものがあって、よく見ると金粉だった。
これがsurpriseかな?と思い、おでこの第3の目のところにくっつけた。
昨日は鑑定の日だったけれど、お客様たちは誰も気づかなかった。

以前カウンセリングの最中に、シートに金粉がつくことがあった。
またお客様の話すことがとてもいいことだったり、一生懸命何かに向かっている方だったりすると、頬に金粉が急についたりした。
今回も、わ、何か高次からのプレゼントだわ、と勝手に思い、時々鏡を見て喜ぶ変な人になった。

surpriseはきっと、こんなふうに小さな楽しみなのかもしれない。

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ゴールディ/恵良五月さん作『石の歌う森』を読んで

1話目を思い切って読み始めたら、ハマってしまって、どんどん読み進めてしまった。
人が手間や時間をかけて、食べることを中心に体で感じることを手放したイシアスの世界。
これは人が行き着くもう一つの未来なのだろうか。
とてもつらいと思った。
そして正反対の森の世界。
縄文時代を思わせる狩猟を中心にした、自然と一つになる生き方。
その描写一つ一つが繊細で美しく、やがて変化していかなくてはならない人々の、前へ向いていこうとする痛みと決意。

私は登場人物のセシルとすっかり同化してしまい、一緒になって森を走り、ウサギを解体し、自然からいただいた恩恵に浴した。
中でも好きだったのが、風と一つになる、水と一つになる描写。

ミオはそう言うと、背負いかごから網を取り、水の中へ歩いていった。そして、水深が膝辺りのところで立ち止まり、静かに膝をついて頭を垂れた。
…ミオの体が透明な水になり、その体が噴水の終わりのようにパシャンと崩れて湖の中に消えたのだ。
…風が吹いて森の木の葉がざわめき、湖面にさざ波を立てる。岸辺に寄せる波がたぷんたぷんと音をたてている。何分待っただろう。セシルは、今この世界に自分しか存在していないような心細い気持ちになった。
 そのとき、少し離れた岸辺に大きな大きな水柱が立った。もうもうと湯気が立ち昇っている。セシルが呆然とその光景を眺めていると、
「間欠泉だよ」
とすぐそばでミオの声がした。大きさも種類もさまざまな魚たちでいっぱいの網を手にして、ミオが立っている。ずぶ濡れで湖から上がってくると思っていたのに、つゆほども濡れていない。
「ねえ、どうなってるの?」
『石の歌う森』第7話より

人がもう何千年も前に手放してしまった感覚がここに描かれている。
自然と一つになること。
また、ここに出てくる黒曜石の矢じりが、なんとセラピールームのテーブルにここ1ヶ月置いてあったことの偶然。
私も石の声を聞くことを、始めたいと思った。

私はこの中で、小学生の頃『赤毛のアン』のご馳走の場面を嬉しく読んだこと、ターシャ・テューダーの生活にとても憧れながら、こんなに衣食住に時間と手間がかけられないと感じたことを思い出した。
丁寧に生きるってどういうことなのだろう…。

ゴールディさんの描写力と、大地・空・地球と一体になれる感覚。
暑くてエネルギーが無くなっていた私に、新しい命を吹き込むような作品だと思いました。


 https://www.google.com/url?q=https://note.com/satsuki_era3362/n/n93c676c96db1&sa=U&ved=2ahUKEwi0lZrUm-mHAxX-bvUHHQwVC0UQFnoECBMQAQ&usg=AOvVaw1RPyT8cbeCuw5mWdoB4-fG

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メーテルリンク「青い鳥」を読んで

メーテル・リンク「青い鳥」を読んで

声の配信stand.fmのゴールディさん(https://stand.fm/channels5f6020aef04555115dd7c28c)のお話を聞いてすぐにこの本を購入した。
この作品が戯曲とは初めて知った。確かに舞台装置から、それぞれの役の服装まで細かに描かれている。

貧しい家に生まれた男の子のチルチルと妹ミチルは、クリスマスの夜、妖女の病気の娘のために、青い鳥を探す旅に出る。
妖女からもらった帽子のダイアモンドを回すと、本当は在るけれど見えないものが見えてくる。
そして、パンや砂糖、イヌ、ネコ、光とともに、思い出の国、夜の御殿、森、墓地、幸福の花園、未来の王国、そして最後にもとの家に戻ってくる。

「思い出の国」には亡くなったおじいさんとおばあさんがいる。
おばあさんの言葉:もう随分長いこと、みんなわたしたちのこと忘れているねえ。その間わたしたちはだれにも会えないのだよ…わたしたちのことを思い出してくれるだけでいいのだよ。そうすれば、いつでもわたしたちは目がさめて、お前たちに会うことができるのだよ。

「幸福の花園」にたくさんの幸福がいる。お金持ちである幸福、ひもじくないのに食べる幸福、なにもしない幸福、もののわからない幸福…という「ふとりかえった幸福」たち。
でもそれらがいなくなると、子供の幸福、健康である幸福、清い空気の幸福、星の光り出すのを見る幸福、無邪気な考えの幸福などが姿をあらわす。
そして幸福は、「大きな喜び」たちのことを教えてくれる。
「正義である喜び」「ものを考える喜び」「美しいものを見る喜び」「ものを愛する喜び」そして1番純粋な「くらべもののない母の愛の喜び」…。
「幸福」は「ぼくたちはいつだってあなたのまわりにいるんですよ。そして、あなたといっしょに食べたり、飲んだり、目をさましたり、息をしたりして暮らしてるんですよ」と言う。
光が「人が1番幸福なのは、笑っているときじゃないのよ」とも言う。

1番興味深かったのは「未来の王国」。
ここには、生まれるときを待っている子供たちがいるところ。
庭師、太陽系の遊星の総同盟を作る子、地球に純粋な喜びを持ってくる子、死を征服する子…。みんなそれぞれの役割を持っている。
恋人たちはずっと抱き合っている。
オパールの扉が開いて、「時」が出て行く子供たちを導く時には、まだ生まれる時ではないのに行きたがる子供たち…。
時:だめだ。それぞれ出て行くときは決まっているのだ。お前たちのいうことをいちいち聞いていた日にはきりがない。ひとりは行きたいというし、ひとりは行きたくないという。一方は早すぎるし、もう一方はおそすきるのだ…。
ととても苦労をしている。
子供たちを乗せた船が遠ざかっていき、

(子供たちの叫び声「地球だ。地球だ。見えるよ。きれいだなあ。明るいなあ。それに大きいねえ」すると深淵の底からわき上がるような喜びと希望の歌が、遠い遠いかなたから聞こえてくる)
光が言う。「あれはあの子たちを迎えにきたお母さんたちの歌声ですよ」

最後にもとの家に2人は戻ってくる。
子どもの頃読んだ「青い鳥」は、実はこんなに素晴らしい世界だったことを初めて知った。
そしてこの本の中に、人が生きることの真実が、深い言葉とともに描かれている。
メーテルリンクは1991年にノーベル文学賞を受賞しているし、訳者は詩人の堀口大學。
もっともっと前に読んでおきたかったと思わせる素晴らしい本でした。

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アースシード

アースシード
地球の魂を持つ人々
足が濡れている
土に埋まって
植物の茎が絡みついている
地球の悲しみを吸い取って
みずからも傷みながら
成長してきた
心無いこの世の掟に
翻弄されながら
安息の地を探し続けてきた

引き継がれて
引き継がれて
やがて乾いた土に裸足で立つ
もう時間からも
お金からも
解き放たれたい
家族とともに
人々と動物と
境なく生きる
土から命をはぐくみ
水を清めながら
地球の富を
いただいて
返して
いただいて
育てて

アースシード
宇宙から来た魂が
地球に降り立ち
生き延びていく
身震いを繰り返す地球
受け止めて
いたわって

どうか
みずからのよろこびを犠牲にしないで
あなたの足を軽やかに
地につけて
高く飛び上がって
大きな笑い声を響かせて
あなたの幸せと
地球の願いが
ひとつにつながるように

朗読配信させていただきました。
よろしければお聞きください。

https://stand.fm/episodes/65cdc6df2b052c5955acda9c
地球

サイキックアタックについて

宮崎駿監督の「もののけ姫」はよくできたアニメだと思う。
あの中で、最初に出てくる猪の祟り神は、体中からミミズのようなものを吹き出して走ってくる。
「かつてシシ神の森に住むナゴの守という名の有る猪神が、エボシ御前(砂鉄から鉄を作るタタラ場のトップの女性)との生存戦争に敗れ、走り回る内にその痛みと死への恐怖、そして人間への憎しみによって、山野に満ちる邪気を集めて変じたものである。」ということらしい。

サイキックアタックを受けている方の中には、この猪のような状態になっている方もいる。
体中の、おそらく無数のチャクラから邪気が入っている状態。
気持ちも落ちている。
ただ祓えば、必ずよくなっていく。
そしてサイキックアタックを受ける方は、よりよく生きたい思いが強く、使命がある。

アニメの「鬼滅の刃」では、鬼になるまでの悲しい経過が描かれる。
サイキックアタックを飛ばす相手が、鬼や動物霊になっていることがある。

人は弱い存在だから、そのような精神状態になってしまうこともあると思うけれど、いつも自分を客観的に見て、言葉と声と行動を整えることが必要なのかもしれない。
乱暴な言葉や強すぎる声、物を破壊する行為は、相手も傷つけるし、それを聞き、見て、感じている自分をも傷つけてしまう。
繰り返すうちに無意識の中に入ってしまうから、そうなるとコントロールか難しくなる。
いつも自分を意識して見る必要があるのだなと思う。

もうすぐ節分、そして新年。そんなことを考えた。
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第2回はるにれスピリチュアルマーケット古民家in川原神社

第2回はるにれスピリチュアルマーケット古民家in川原神社

お陰様で、大盛況のうちに終えることができました。
途切れることなくお客様が来てくださり、満席の中、お待ちくださる方もいらして、嬉しい限りでした。
川原神社の清々しい気の満ちた場所で、9名の鑑定師、3名のハンドメイドの方たち、お手伝いの方、みんな笑顔いっぱいの1日でした!

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けんしんさん

あなたの「未来絵図を描く」ための アファメーションカウンセリング

あったかい、優しい、お友達になりたい…前回大人気だったけんしんさん。
彼のアファメーションカウンセリングは「度重なる苦境もアファメーションとの出会いで自分を最も変えてくれた」 
まず自分自身の実感から磨かれてきたスキルです。

・第2回はるにれスピリチュアルマーケット古民家in川原神社
11月11日(土)10時30分〜15時30分

皆様のご来場お待ちしております♪
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まざぁー あぁす ともこさん

”るな・ほ〜る・わ〜るど”
産まれた時の月ルナ・ほ〜るが教えてくれる 今のあなたのからだからのメッセージ

どこまでも伸びる声の持ち主。
氏神様の祭礼では、子どもたちに巫女舞いを教える係で、今年も立派に終えられました。
「なんちゃって保育士」と名乗る楽しい方です。
身体からの声を聴く技術を伝えます。

・第2回はるにれスピリチュアルマーケット古民家in川原神社
11月11日(土)10時30分〜15時30分

皆様のご来場お待ちしております♪

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