この絵本を読むと、胸が温かくなる。自分はどんな仕事が向いているのか?を自然とわからせてくれる絵本。
農場で豚や牛やニワトリや羊を世話していた農夫は、干ばつのため動物も農場も失ってしまう。
でも、ある日生け垣を見ていたら、動物たちの形に刈り込みたくなって刈り込んで行く。赤ちゃんから大人になるまで、季節が変わるたびに生け垣の動物たちを育てていく。
3人の息子たちがそれぞれ巣立つ年齢になった時、息子一人一人に生け垣を刈り込ませ、その形で、息子たちは、御者、船乗り、バイオリン弾きの仕事に就いていく。

(むすこたち)「いけがきは、どうやって、ぼくらにぴったりの仕事をおしえたくれたのでしょうか」
(おとうさん)「ばしゃも、はんせんも、バイオリンひきも、地面から生えてきたわけじゃない。ここには、ふつうのいけがきがあっただけ、ただ枝をのばしていただけなんだよ」むすこたちはびっくりして、おたがいに顔を見あわせました。…じぶんたちに見えたものは、心の底にあった願いだったということが…

自分の本当にしたい仕事は、自分の魂がわかっているということでしょうか?
仕事カウンセリングでは、その胸の奥深い願いを照らしていきます。私たちが常識やルールや親たちから受け継いだ言葉にグルグル巻きにされて、隠れてしまったかすかな光を見つけるために。

『おとうさんの庭』
ポール・フライシュマン文
ハグラム…イバトゥリーン絵
岩波書店

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