voicevoice2のブログ

声についてボイスセラピーで気づいたこと、ちょっとしたアドバイス、絵本や詩についてのカウンセリングについて、スピリチュアルなメッセージを書いていきます。ボイスセラピーの情報もお知らせします。

神事

久高島の思い出

今日カウンセリングにいらしたお客様の祖先が沖縄のノロ(祭祀を行う人)だったというお話を聞きました。
その話を聞いて私は数年前、沖縄の久高島を旅したことを思い出しました。

1日サイクリングをしただけですが、この島はとても綺麗で不思議な魅力を持った島でした。
久高島では明治の頃から神事ばかりが行われていたと言われています。
その神事を行う中心は女性で、沖縄では女性が守護するもの、男性は守護されるものという風に言われています。

3箇所ぐらい祈りの場があって、それは民家の離れにありました。
小さな部屋で、神棚のようなものがあって、いつも天井の近くには扇型の不思議な鳥のようなものの絵が、どこも飾られていました。

沖縄の歴史と言うか神話です。昔アマミヤ(女神)とシラミキヨ(男神)が東方の海の彼方(ミラーハラー)から久高島に来ました。
ところが久高島は、東の波は西に越え、西の波は東に越え、海水の中にたゆたい、まだ島の形はなかったそうです。
そこでアマミヤが持参のシマグシナーと言われる棒を立て、神に頼んで天から、土、石、草、木をおろしてもらった、それで久高島ができたというお話です。
これはまるで『古事記』の中のイザナギイザナミが、天沼矛を塩こおろこおろと海水に立てて回して、そしてそれを引き上げた時に、ポタポタ落ちる海水が積み重なってできたおのころ島、そこで二人が結婚したというお話になんだか似ています。

久高島を歩いていた時に一人の高齢の女性にお会いしました。
「とても綺麗な島ですね」と言ったら、その女性は「そうですか。ありがとうございます」と言われました。
「綺麗な場所ですね」と言って、お礼を言われたのは初めてでした。
もう一度行ってみたい。
久高島が沖縄の旅の中で一番いい旅でした。
それを思い出しました。

IMG_9105

日本の神様とひらがな50音ワークショップー天宇受売命(あめのうずめのみこと)

2月は岩戸開きの段をみなさんと一緒に勉強した。
須佐之男命(すさのおのみこと)のあまりの悪行に、いたたまれなくなった天照大御神は岩屋戸の中にこもってしまい、世界は闇の世界になってしまった。
天照大御神を岩屋戸から引き出すために行われた大がかりな神事。
そこで足を踏みとどろかし、半ば裸になって踊った天宇受売命(あめのうずめのみこと)。

セラピールームで、「ら」の音を声を出しながら皆で天宇受売命(あめのうずめのみこと)になって踊ってみた。神話の中では踊って踊ってやっと戸が開いて、天照大御神が現れる。
悩みに悩んで、悲しんだり怒ったり反省したり…岩屋戸の中で心の禊(みそぎ)を繰り返し生まれ変わった天照大御神は、自分の姿を鏡に見せられても、自分とは気づかなかった。
また、天宇受売命(あめのうずめのみこと)は、ひたすら体を動かして、思考でいっぱいになった頭を外していく。
私たちはいつもなんて頭でいっぱいなのだろう。


岩戸開きは、死と再生の儀式。人生の中でそれは何度も繰り返される。
私たちの「岩戸開き」とは?

3月は桜の季節。木花佐久夜姫(このはなさくやひめ)とさ行の声の予定です。

IMG_8559
ギャラリー
  • ☆ひらがな50音ワークショップ ま行ー自分を愛する音 光と影を はらむ音
  • ☆ひらがな50音ワークショップ ま行ー自分を愛する音 光と影を はらむ音
  • 昨日今日と神社へ行った
  • 昨日今日と神社へ行った
  • 昨日今日と神社へ行った
  • 昨日今日と神社へ行った
  • 嚥下カフェKamYom(カムヨム)その2
  • 嚥下カフェKamYom(カムヨム)その2
  • 嚥下カフェKamYom(カムヨム)その2
アーカイブ
カテゴリー
  • ライブドアブログ