GOSICK

2011年07月05日

たゆんたゆん(GOSICKとか青の祓魔師とか)

【GOSICK−ゴシック− 第24話(最終話)】
いろいろあったけど、二人は元気です…な最終話。
なんかあっさり終わった第二次世界大戦ですが、ヴィクトリカさんと久城くんが結ばれてハッピーエンドなのはちょっと意外でしたね。
ヴィクトリカさんの故郷での予言のくだりがあったので、てっきり“心は繋がっているけど、二人は二度と会うことがないエンド”だと思い、そのバッドエンド的な終わりをどう処理してまとめるのか期待していたので、正直この安直なハッピーエンドにはがっかりでした。
(つか、第二次世界大戦を匂わせる描写がなければ、このラストもすんなり受け入れられたのかもしれませんが、実際の第二次世界大戦直後の混乱を考えると「こんなご都合展開、ありえないから」という思いの方が先に立っちゃうんですよね。)
しかし、焼け野原で久城くんと共に歩くヴィクトリカさんですが、周囲の人達は彼女に賞賛の声を上げていましたが、戦後直後の異人を見る日本人の反応としては、さすがにありえない気がしましたねえ。
作品総評としては…。
う〜ん、いろいろ厳しいアニメでしたね。
一応、ミステリーアニメとしての形式はとっているものの、推理で楽しめる部分はほとんど無かったですし、ストーリーもジェットコースター的で主人公二人はほとんど流されてばかりでしたし…。
良かった点は、それこそ「ヴィクトリカちゃん可愛い!」の1点だけだった気がしましたね。
個人的には、ヴィクトリカさんや久城くん、アブリルさんやセシル先生など、キャラクター自体は概ね嫌いじゃなかったので、灰色狼のくだりなんかバッサリ削除し、もっと純粋に推理を楽しめる作品にしてほかったですね。


【海賊戦隊ゴーカイジャー 第19話】
ハカセが鎧くんに嫉妬するお話。
事前に話題になっていたゴーカイシルバーのゴールドモードがお披露目されましたが……やはり、格好良いとは御世辞にも言えませんでしたね。
ネット上では、キン肉マンをマスク狩りを連想する人が多いみたいでですが、僕は「デビルマン」(漫画版)のジンメンを連想しちゃいましたね。
つか、6人目戦士の力が15人分も使えるんだったら、「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」状態な気がしますが…w
ラストで、みんなの体調を考えてレシピを作っていることが判明するハカセですが……前々から思っていたのですが、この作品でのハカセのキャラ立てについては、すごく下手糞に思えるんですよねえ。
ハカセの名の通りに科学的活躍をするわけでもなし、戦闘で活躍するわけではもちろんなし(むしろお荷物)、温和な性格を活かしてチーム内のクッション役をするわけでもなし…と、いつ見ても彼がメンバーの一人である必然性がまったく見当たらないんですよね。
今回明かされた「みんなの体調を考えてレシピを作っている」という設定についても、だからどうしたってレベルですし。
ハカセの立ち位置はシンケンジャーでいう千明あたりに近いと思いますが、千明と違って「向上心がある(成長していく)未熟者」という訳でもないですしね。
個人的には、ハカセについてはもうちょっとキャラ描写にテコ入れしてほしいですね。(もしくは、近年の戦隊シリーズではほとんど見なくなった“戦死”をさせて、早々にキャラ交代を…)


【青の祓魔師 第12話】
しえみさんのオッパイ回、と思いきや、新たなオッパイキャラ登場の回。
しえみさんは、普段の和服姿からは想像も出来なくらいないのナイスバディでしたね。(でも、スレンダーだけど出るとこ出てる系ではなくて、全体的にふっくらしているムチムチ系でしたが)
つか、“出雲さんが意地悪して、ブラ付けることを教えなかったのか?”ってぐらい、たゆんたゆん揺れてましたねw
アマイモンさんと燐さんの闘いと、しえみさんとゴーストの交流に関しては、どっちも中途半端に終わった感じが否めませんでしたね〜。
アマイモンさんと燐さんの闘いについては、今回は顔見せ程度なのでしょうから、これぐらいのボリームでいいと思いますが、しえみさんとゴーストの交流はどう見ても描写が不足しているので、こっちは決着を来週あたりに回しても良かった気がしましたね。


【日常 第14話】
新OP&EDのお披露目と、なのさん学校へ行くの巻。
前回から引き続き、なのさんのウキウキ加減は可愛らしかったですね。
ただ、ゆっこさんらとの絡みが思ってたほど無かったのは残念でした。(初回から、ゆっこさんあたりがガンガン絡んでくると思っていたので)
新OP&EDは、どちらも旧バージョンの方が良かったですね。
いや、もちろん新OP&EDがそれほど悪いってわけでもないんですけどね…。


【異国迷路のクロワーゼ 第1話(新番組)】
フランスの鉄工芸店で働くことになった、大和撫子の奮闘記。
う〜ん、これはヒロインの湯音さんを好きになるかならないかで、評価がまっぷたつに割れる類の作品ですね。
で、この1話を見る限り、僕はちょっと湯音さんが好きになれそうにないですねえ。
(こういう風な、あからさまな可愛い系キャラを見てると、どうしても「可愛ければなんでも許されると思うなよ!」って思ってしまうんですよねw)
湯音さんの土下座交渉術は「笑う犬」の関東土下座組組長を連想させて面白かったですが………。
雰囲気アニメっぽい感じもありますが、その実はキャラアニメになりそうな気がするので、これは1話で切っちゃってもいいかな。


【SUPER 8(映画)】
う〜ん、なんというか、「E.T.」+「エイリアン」+「マクロスF」みたいな作品でしたねえw
「E.T.」なところは、最後エイリアン(?)が宇宙に帰っちゃうところ。「マクロスF」なところはそのエイリアンの扱いが、終始定まらずふらついているとこですw
内容的には、フツーのSFサスペンスでしたね。
最終的にエイリアンは宇宙に帰ってしまうわけですが、最後ブチ殺しても終わりでもよかったと思うんですけどね。(つか、あれだけ人を殺しておいて、エイリアンに同情的になれって方が無理w)
スタッフロールで、主人公陣が製作していた自作映画の完成版を流したところは良かったです。


【隻眼の少女/麻耶雄嵩(小説)】
いきなりのネタバレですが、この作品はいわゆる“探偵役が実は犯人”というラストに物語全体をひっくり返すタイプのものだったりします。
で、僕の持論としては、その手の作品は“フェア(公平)感”というのが大事だと思うのですよ。
ここでいう“フェア(公平)感”というのは、読者が「衝撃の結末だったけど、我々にも推理できるよう、作者は途中で充分な手がかりを描いてくれた。フェア(公平)に勝負をしてくれた」と感じるか否か?というものです。(もちろん実際は、書き手と読み手はフェアなんかではありませんが、要はラストで読み手がどう思うかってことです。)
その“フェア(公平)感”があればあるほど、結末が判明した際、読者は「ああ、あの伏線はこの一点に繋がるのか〜!!」と驚くことができるんだと思うんです。
で、この「隻眼の少女」に話を戻すのですが、この作品は最後に物語をひっくり返す作品なのに、その“フェア(公平)感”が薄いように思いました。
第一部を読んでも不明点や解消されない伏線などは多々ありましたが、犯人に到るまでの手がかりがまったく描かれていません。
なので、作品ラストの展開は意外には思いましたが、上手いとはまったく思わなかったし、どちらかというと「これでいいの?」という感想しか抱けませんでしたね。
また、終盤で明かされる犯人の真の人格についても、「すべてがFになる」あたりを読んだ時も感じたことなんですが、“他人の遥かに凌駕する明晰さ、頭脳を持つ”ことと、“目的のために無関係の人を何人殺しても良心の呵責をまったく抱かない異常性格”はまったくの別物で、決してイコールにはならないと思うんですよね。
この作品では犯人はある一人を殺すため、数多くの無関係な人物をなんの躊躇もなく計画的に殺したわけですが、その理由を、上記のように知性とインモラルさをイコールにしてしまって、“絶対に自分が捕まらない”という自信が故の隠蔽工作にしてしまったのは、ちょっと納得いかないところでしたねえ。
個人的には、あのラストなら、第一部の方で犯人の知性ばかりではなく、同時にインモラルさ、残忍さ、異常さをどこかで伏線として描いてほしかったし、そうすれば最初に記した“フェア(公平)感”も解消されて、作品の完成度も劇的に上がったと思うのですがね…。


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2011年06月28日

抜け目ない(青の祓魔師とか神のみぞ知るセカイとか)

【GOSICK−ゴシック− 第23話】
ラス前…なんですが、もう今回で物語終わっちゃってる気がしますね…w
内容としては、相変わらずのジェットコースター展開で、いつも間にか話が終わっていた…という感じでしたし。
ブロア侯爵もこれまで散々ラスボスっぽい感じで出ていたのだから、コルデリアさんを返り討ちにして高笑いをするぐらいの意地は見せて欲しかったですねえ。
ただ、アブリルさん一人になった教室で、最後の授業をするセシル先生の姿は切なかったですねえ…。


【TIGER&BUNNY 第13話】
ジェイクさんによるセルゲーム終了の巻。
虎徹さんによる「高周波発生装置…と見せかけた閃光弾」というフェイクでジェイクさん勝つ展開は、素直に上手いと思いましたね〜。
ぶっちゃけ、虎徹さんは抜けていることが多く、素で“相手のもうひとつの能力は超聴力”って勘違いしてそうな感じなので、見ているこっちもそこに騙されてしまいましたよ。
ただ、勝負が決まった後、あっさり落下するヘリコプターに巻き込まれてジェイクさんがお亡くなりになっちゃったのは、ちょっと物足りなかったですね。(いやまあ、生きてるかもしれませんけどねw)
せっかくの藤原啓治さんのゲスキャラで、しかも2話あたりからずっと伏線を張っていたキャラなので、もうちょっとしぶとくても(強くても)良かったような気がしたんですけどねぇ…。


【海賊戦隊ゴーカイジャー 第18話】
ゴーカイシルバーこと伊狩鎧くんがメンバーに加わる回&アバレンジャーの当番回。
アバレンジャーからの登場キャラが仲代先生ってのは、なかなかいいチョイスだったと思います。
ただ、やはりレギュラーメンバー出て欲しかったですが…。(それどころか「恐竜や」のマスターにも出て欲しかったんですが…ってwiki見たら、マスターの人、既にお亡くなりになってるみたいですね…。)
仲代先生と共にドラゴンレンジャー、タイムファイヤーも出ていましたが、これでジュウレンジャーとタイムレンジャーの当番はお終いでしょうか? だったらちょっと勿体無かったような…。
新メカの豪獣ドリルですが、3段変形とはちびっ子大喜びですね。これで組み換えナシの変形なら、大きなお友達も大喜びしたレベルのものだったと思いますが、そこは仕方がないですね。
鎧くんはシンケンジャーの源太あたりと似た様なキャラですが、いまのままだと源太のような独自の立ち位置をキープできるか微妙ですねえ。単なる“6人目”で終わらなきゃいいのですが…。


【青の祓魔師 第11話】
海水浴回で、出雲さんの主役回。
むむ、せっかくの海水浴回(水着回)なのに、しえみさんをお休みさせるとは…制作者(原作通りなら原作者)は、まったくもって分かってないですね!
内容は、出雲さんと漁師の息子にフラグが立ったかと思われたが、そんなことはなかったぜ!ってな回でしたね。
ただ、単純なギャグ回としてはちょっと微妙でしたし、出雲さんのキャラ萌え回として見ても、いまいちプッシュが足りてない気がするんですよね。
結局のところ、出雲さんと漁師の息子の交流も、最後ギャグで落としていましたしね…。
こういう話も悪くないといえば悪くないのですが、1話かけてやるような内容だったかというと…ちょっと微妙な気がしましたねえ。


【日常 第13話】
学校へ行けると知ったなのさんの感激っぷりは、ちょっと萌えましたね。
しかし、なのさんが学校に行くとなると、はかせと阪本さんの出番が大幅に減ってしまうような…。
(つか、なのさんが学校へいくための身元保証人(保護者)は? とか、学費はどこから出てるの? とかは考えちゃいけないんでしょうねw)
次回予告のナレーションは緒方恵美さんでしたが、声質から山田栄子さんかと一瞬勘違いしてしまいましたよ。


【神のみぞ知るセカイII 第12話(最終話)】
第二期〆の特別編。
相も変わらずギャルゲーに没頭する桂馬くんですが、冒頭の告白シーンでのキャラは小林ゆうさんで、全編出ずっぱりの四葉さんは丹下桜さんと、中の人が無駄に豪華でしたね〜。(四葉さんの丹下桜さんはまだわかるものの、小林ゆうさんは本編でもキャラとして出ていないのにホント何で?って感じですね。)
つか、声優さんの力は相変わらず凄いですなあ。丹下桜さんの力によって、四葉さんもそれなり(あくまで“それなりに”レベルですがw)に可愛く見えてきてしまうところがさすがです。
本編の内容としては、ガンダムパロとかの再現度は良かったんですが、パロディの内容自体それほど面白くなかったのでちょっといまいちでしたね(ガンダムネタだと同じ曜日の「銀魂」と、どうしても比べてしまいますのでw)
ただ、ほぼ全キャラ一人で演じた下野紘さんの演技力は、ちょっと感心しましたよ。
今期の最終話ラストは、1期の最終話ラストに比べるとずいぶんまともな終わり方でしたが…。
……1期ラストの時は既に2期制作が決定しているからあれだけハジけることができたが、今回は3期制作の見通しが経っていないのでまともに終わらせた…とか邪推してしまいますね。(とはいえ、エンディングで新女性キャラを見せて、続編製作の布石を打っているあたりは抜け目ないと思いましたが)
作品総評としては…。
1期の流れそのままに、丁寧に作られていた作品でしたね〜。
美少女攻略という作品基本ラインに変に手を入れず、そのまま2期に持ち込んでいたのは正解だったと思いますが、ただその分2期ならでは、という部分がなく、新鮮味に欠けていたのは否めないところでしたね。
原作未読なので、その“2期ならでは”の部分は、ハクアさんの登場によっておぎなわれるんじゃないかと期待していたのですが、彼女の出番が思っていたほどなかったのは残念でした。(桂馬くんへのサポートがハクアさんとエルシィさんの2人体勢になる…ぐらいの変化があってもよかったと思うのですが…)
とはいえ、攻略対象の女の子をぞんざいに扱わず、キッチリ描写を積み重ねて話を展開していたのは相変わらず好感を抱きましたし、1期の女の子たちがちょこちょこと出ていたのもファンサービスとしてよかったと思います。
ちなみに、僕が一番好きな話はちひろ編でしたね。


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2011年06月21日

さすがギャルゲ界のビッテンフェルト(俺たちに翼はないとか神のみぞ知るセカイとか)

【GOSICK−ゴシック− 第22話】
プレゼントのお返しを買いに行った久城くんが下手を打ち、ヴィクトリカさんが再びブロア侯爵のもとへ召し出されることになってしまう回。
えっと、ブロア侯爵はこんなに頻繁にヴィクトリカさんを呼び出すのだったら、もう彼女を手元においておけばいいんじゃね?とか思ってしまいましたが…w
久城くんが最初に頼るべき人の人選は間違っていなかったと思いますが、その頼った人の人選が悪かったですね〜。
最終的にグレヴィールさんに行き着いたのは、久城くんのせいではないでしょうが、後ろに黒服がいるってのに無邪気に手を振っていたのはさすがにどうかと…。
ちなみに、久城くんからプレゼントを預かったアブリルさんが、ヴィクトリカさんに素直に渡していたってのはちょっと意外でしたね〜。少女漫画なんかだと、嫉妬心から渡せず、そのため久城くんとヴィクトリカさんの間に溝が…みたいな展開は良くあると思うので。


【青の祓魔師 第10話】
マスコットキャラ登場の巻。
獅郎さんの姿と燐くんの姿を重ねた、ケット・シーの説得シーンはセオリーながら良かったですね。
しかし、この作品のいいところの一つは、どんな話でも燐くんがきっちり主人公の座にいるところですよね。
“燐くんだからこそできること”をちゃんと描いているので、たとえ彼が強くなくても主人公として光っていますし、見ていて安定感(安心感)があるんですよねえ。
(ここらへんは、時代劇の主人公のそれに感覚に近い感じ…かな? 正反対なのが、ちょっと前まで流行っていた“セカイ系”の主人公あたりだと思いますが)
獅郎さんから託された聖水がマタタビ酒だと知り安心してケット・シーに与える雪男くんですが、ちょっと待ってください! 相手の好物に毒物を混ぜるのは毒殺の常套手段ですよ!!w


【俺たちに翼はない 第12話(最終話)】
図らずしもハーレム環境を手に入れた鷹志くんの大団円。
鷲介くん、隼人くん、鷹志くんらの物語&伏線を全て回収し、ほかにするべきことがなくなったとはいえ、鷹志くんが案外あっさり表に出てきた展開は、ちょっと拍子抜けでした。
後半15分はほとんどエピローグでしたが、そちらを削っても、鷹志くんが表に出てくる話をもうちょっと長くしおても良かった気がしましたねえ。
また、鷹志くんが表に出る決意をさせるファクターが、妹さんと彼の過去ばかりで、これまで展開してきた鷲介くん、隼人くん、鷹志くんらの物語がほとんど活用されていなかったのも、かなり残念なところでした。(3人の物語をここで活かさないと、これまでの11話がほぼ無駄になってしまう気が…。)
エピローグで、鷲介くん、隼人くん、鷹志くんらの話の登場人物らが、鷹志くんと普通に接しているのはさすがにちょっと違和感ありましたねえ。
意味的には、鷹志くんは彼ら3人を内包している…ってことなんでしょうが、ちょっとそうは見えませんでしたからねえ。
作品総評としては…。
物語で主に活躍していた鷲介くん、隼人くん、鷹志くんらが、実はある多重人格者のそれぞれの人格…という仕掛けは非常に面白かったですし、種明かしの仕方、タイミングなども良かったと思います。
ただ上記したように、この3人のそれぞれの物語が、鷹志くんの復活という物語の主題にほとんど繋がっていないところは、致命的なまでに残念なところでした。(逆にそこができていれば、ラストはもっと盛り上がったと思いますし、もっと評価が上がる作品だと思います。)
鷲介くん、隼人くん、鷹志くんのうち、見ていてツマラナイ鷹志くんの物語を大幅に削り、その分を鷲介くん、隼人くんに回したのはナイス判断だったと思いますし、同時にそれが物語を一定以上シリアスにならないような効果を生んでいたように感じました。
キャラデザに関しては、さすが原案が判子絵師…といったところでしょうかw タイプと髪の毛の色が違うキャラは判別が付きましたが、似た様なキャラで髪の毛の色が同じキャラは、視聴当初なかなか見分けがつかなかったですw(鳴さんと小鳩さんとか、鳳翔くんと隼人とか)


【神のみぞ知るセカイII 第11話】
長瀬先生攻略の後編。
長瀬先生と一緒にプロレス鑑賞をした桂馬くんですが、これで彼がプレイするゲームに「レッスルエンジェルス」が加わることが確定しましたねw(でも、あれは女の子を落とすというタイプのギャルゲーじゃないんだよなあ、確か)
じわじわと長瀬先生の古傷をえぐっていくあたり、さすが守勢はダメでも攻勢時には無類の強さを誇る“ギャルゲ界のビッテンフェルト”こと桂馬くんでしたねえ。
桂馬くんの「理想を押し付けたらいい!」という助言は意外でしたし、教師ルートをあれだけ嫌がっていた彼が、あえて彼女に「教師なんだから」という言葉を送るあたりも良かったです。(バスケ部部室で長瀬先生と喧嘩した時点で、桂馬くんはすでに彼女にとって一生徒ではなく、二階堂先生あたりと同じ立ち位置になったんでしょうね)
ただラストの、長瀬先生と生徒たちの関係修繕と、駆け魂を出すくだりは、あっさりし過ぎていて、思っていたよりも見ごたえがなく、ちょっと残念でした。
桂馬くんが長瀬先生に言いたかったのは「理想を単純に周囲に押し付けるのではなく、“教師として”自ら理想を実践して見せることで“押し付ける”」という意味だった思うのですが、そこら辺のことが明確に分かるにはちょっと描写不足な気がしましたし、長瀬先生の桂馬くんへの感情もあまり丁寧に描かれているとは言えず、最後のキスもやはり強引さを感じてしまいましたしね。
今回の長瀬先生編は、彼女による桂馬くん攻略である前半部分と、彼女のトラウマ克服の後半部分でザックリ二つに分けられていて、全体としてちょっと散漫な感じがしました。ぶっちゃけ長瀬先生の桂馬くん攻略部分はもっと少なくして、彼女のトラウマの描写を1話目の後半あたりからメインに持ってくるぐらいにしても良かったように感じられましたね。
あと、今回も二階堂先生がちょこちょこっと出てきたので、もうちょっと出番や台詞があるかと思ったのですが…ほとんど無くて残念!


【陽だまりの彼女/越谷オサム(小説)】
まあ、たまには毛色が違う作品に触れてみようと思い、読んでみました。
ん〜、読後感としては、ラストのオチが唐突すぎて、何だかなあ…という感じでしたね。
いやもちろん、ヒロインの真緒さんが普通の人とはちょっと違うという伏線はそれなりに張られていましたが、でもあのファンタジー展開に説得力を持たせるまでに至ってませんでした。
おそらく、作者が一番描きたかったところは、物語の整合性などの“ストーリー”ではなく、中盤での主人公と真緒さんのイチャイチャっぷりや終盤の愛するものに去られた主人公の悲しみ、落胆ぶりといった“シュチュエーション”なんでしょうね。
つか、男視線からすると、13年ほどしか生きられないと分かってる真緒さんが、中途半端に主人公の人生に関わり、結婚までしてしまうってのはどうかとは思いましたけどねえ…。
そんなことをしたら、いなくなった後、相手に癒えない傷、喪失感を与えるのは分かりきってることじゃないですか。
あと、読んでいて、東野圭吾の「パラレルワールド・ラブストーリー」を思い出しました。今の東野圭吾はこの作者のピュア度(バカ正直さ)が足りない。で、この作者は東野圭吾が持つ緻密性と毒が足りない…んなことを考えてしまいました。(東野圭吾の方が、作家としての実力も名声もずっと上ですけどね)


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2011年06月14日

Sばっかり(神のみぞ知るセカイとか劇場版戦国BASARAとか)

【GOSICK−ゴシック− 第21話】
ココ・ローズ事件の完結編。ブライアン・ロスコーはやっぱり双子だったの巻。
替え玉殺人の種明かしはおおよそ予想通りでしたが、生首の劣化を悟らせないため、首を爆破しちゃうってのは、なんとも破天荒な隠蔽工作ですなw
最後のココ・ローズさんとの邂逅は出来すぎな感がありましたし、お付きのメイドが犠牲になっているのに、そこにまったくフォローもしないでハッピーエンドは無いだろ…と思いました。
(逆に、青年に付き添っていたのが、お付きのメイドさんで、ココ・ローズの代わりに彼女の息子を育てていた(つまり育ての親になっていた)…というのなら、ハッピーエンドとして“アリ”だと思いますが)


【TIGER&BUNNY 第11話】
折紙サイクロン、一世一代の大仕事で絶体絶命になるの巻。
藤原啓治さんと根谷美智子さんのペアは、さすがに見ていて安定感ありますね〜。
今回は殆どアクションは無かった回でしたが、折紙サイクロンが変身する対象がジェイクさんではなく、クリームさんの部下の男だったのは、ちょっと予想外でしたね。
皆が待機している中、バーナビーさんが部屋を出て行った際に虎徹の言ったことを真に受けるブルーローズさんと、その場を誤魔化すための嘘だと見抜くファイアーエムブレムさんとで、さりげなく人生経験の差を描いていたところ良かったです。


【海賊戦隊ゴーカイジャー 第17話】
6人目の戦士の登場回。
冒頭で今回が劇場版後の話であることがさりげなく語られてましたが、こういうふうに劇場版での出来事の時系列がハッキリしているのは、昨今の戦隊ものやライダーシリーズなんかでは珍しいですね。
劇場版はまだ見に行っていませんが、何か大量に大いなる力をゲットしちゃったみたいですが、もしかしたら今後TVの方では旧戦隊の当番回はないのでしょうかね? だとしたら、かなり残念なんですが…。
さて、今回登場の6人目の戦士ですが、シンケンジャーの源太を連想させるキャラクターですね。ああいう風に顔芸ができるキャラは嫌いじゃないので今後に期待ですね。
あと、銀色のトレーニングウェアーを着た太った人の繰り返しネタは、ちょっと笑いました。
また、倒れていた子供を助けなかったマーヴェラスさんでしたが、太った人が再度登場した際、その彼をザンギャックの攻撃から身を呈して守っていたあたりの描写は細かなところながら良かったですね。


【青の祓魔師 第9話】
しみえさん、祓魔師になろうと決意するの巻。
今回は、しえみさんと雪男さんの出会いの回想シーンやイゴールさんの過去などが明らかにされた回でしたが、イマイチどこに集中して見ればいいのか分かりませんでした。
ラストを見て、ようやく「あ、今回はしえみさんの回だったのか」と思ったぐらいでしたが…。
たしかに、しえみさんがクラスメイトに溶けこんでいく描写も多かったですが、だったらもっと彼女中心に話を回した方がよかった気がしましたね。
ぶっちゃけ、本来しえみさんが主役の回なのに、話の山場がイゴールさんと燐さんのエピソードなので、全体として散漫な感じがしちゃってるんですよね。イゴールさんとのお話は、もっと後に取っておいても良かった気がしましたが…。


【俺たちに翼はない 第11話】
鷲介くん、隼人くんに引き続き、鷹志くんと明日香さんの物語も終焉を迎える回。
正直、鷲介くん、隼人くんに比べると鷹志くんは出番も少なく、キャラとしての面白味にも欠けるので、物語も終焉にそれほど感慨も感じませんでした。
しかし一方で、明日香さんが誰でもない鷹志くんを必要としている描写がちゃんと積み重ねてきていたので、それほど白けた感じもなかったですね。
明日香さんに鷲介くん、隼人くん、そして伽楼羅さんがボコボコにされていたあたりはちょっと面白かったですw


【神のみぞ知るセカイII 第10話】
長瀬先生攻略の中編。
桂馬くんの“教師ルートに入るとゴールは卒業式”という主張は、物凄く納得してしまいましたw
確かに学園ギャルゲーでは、卒業式でハッピーエンドってパターンは多いですよねw
嫌われるため反抗的な態度を取る桂馬くんでしたが、そんな態度を取れば取るほど長瀬先生の庇護欲をかきたてるだけだと分かりそうなものですが……やはり守勢に弱い桂馬くんが故に気づかないことなんでしょうね。
直接攻撃では埒があかないと気づいた桂馬くんは、搦め手を使おうと二階堂先生に接近を計りますが、中の人である田中敦子さん好きのオレにとっては彼女の出番増量は嬉しい展開でした。(しかしまあ、少佐にフリーザ様と、この学校の教員はSばっかりですねw)
ジャイアントロボ(しかも特撮版の方)ネタも、タイトルの出方なんかがちゃんと忠実に再現されていてなかなか良かったです。
(YouTubeで特撮板ジャイアントロボOP映像をちらっと見てきたのですが、横山光輝先生による原作はサンデー連載だったんですね。それでこのネタって訳ですねw)
ラストでようやく長瀬先生の攻略の糸口が見つかりましたね。今回でも徐々に彼女の性格の欠点が描写されていたので、彼女が抱える心のスキマがどういったものかはある程度予想が付きますが、逆に桂馬くんがそれをどう料理して彼女を落としちゃうのかはちょっと楽しみですね。


【劇場版 戦国BASARA -The Last Party-】
正直あまり期待していなかったのですが、予想以上に面白かったです。
史実や原作ゲームでのような、シリーズの登場人物が東西に別れて戦ったりすることや、公式ページなんかの煽り文句にある政宗と幸村の最終決戦なんかを期待すると肩透かしを食らう内容ですが、戦闘シーンの迫力とか派手さとか終盤の盛り上がりなど、きっちり劇場で見せるべき内容に仕上がっていましたね。
また、終盤で某お方(一応ネタバレしないための配慮。でも、ゲームの3をやってた人やテレビ2期を見ていた人にはバレバレだと思いますがw)が復活するのですが、CMや公式ページなんかでそれについて一切触れていないため、個人的には軽く(そして嬉しい)サプライズでしたね〜。(ただ、彼が復活するのに、アニメ2期で彼の復活に関わっているような素振りを見せていた松永久秀の出番がまったくなかったのは、ちょっとどうかと思いましたが…。)
また、主人公格は、政宗、幸村、家康、三成の4人ですが、そのなかでも三成の復讐と成長を物語の軸にしていたのも成功していたと思います。
総評としては、活躍キャラをかなり絞っているため、ファンサービスよりも、話の完成度や盛り上げに徹したような内容だったと思います。
それが良いか悪いかは別として、そのため女性ファンより男性ファンの方が満足できるようなデキになっているような気がしましたね。(とはいえ、視聴者は女性の方が圧倒的に多かったですがw)


【密室の鍵貸します/東川篤哉(小説)】
この作家さんの作品は初めてですが、読んでいて「あ〜、これは女性ウケしそうな文体だなあ」と思ってしまいました。
軽薄、というわけでもなければ、硬い、重い、というわけではない。名文、美文だとは決して思いませんが、軽薄さと重たさの中間を行く“上手い”文章だなあと感心しましたよ。(まあ悪意的に見れば、文章のヘタさをテンポの良さと語り口調でごまかした…とも取れますが、僕としてはこの一冊のみを読んだ印象はやはり“上手い”の方が強いですね。)
ただ、ストーリーとしては推理や物語の面白さはそこそこでしかありませんでしたね。ユーモアミステリーとして見れば、この“そこそこ”のお手軽さ良いのかもしれませんが、僕個人としては推理として面白さはもうちょっと欲しかった気がしましたね〜。
あと、この作家さんの作品全般に言えることですが作品タイトルが秀逸ですね。書店などで文庫本の表紙を見た時、ちょっと軽く読んでみようという気にさせるネーミングなんですよね。


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