2017年02月23日

トルコ経済ニュース(今日のドル/TL相場の状況、2017年2月の消費者信頼感指数と業界別信頼感)、7月15日のクーデター未遂事件のイスタンブルにおける起訴など

 今日(22日)も、経済関係の記事が多く出ていました。まず、今日もリラ高が継続しているということで、1月6日以降で初めてドル/TL相場は1ドル=3.60TLを下回ったという記事が出ていました。昨日も指摘しましたが、とりあえず、これで一旦急激なリラ安は止まったと考えてよいのかもしれません。ただ、より長期的な視点からは、1ドル=3.0TLを下回るようなFETO/PDYによる7月15日のクーデター未遂事件前の状況にまで、いつ改善するのかは、まだまだ紆余曲折があって、明言することは難しそうです。
 リラ相場以外では、2017年2月の業界別信頼感指数に関する記事が出ていました。

 経済関係の記事以外では、今日もDEAŞ、PKK/PYD及びFETO/PDYに関する記事が出ています。
 今日は、FETO/PDYに関する記事として、上記でも一言言及しましたが、7月15日のクーデター未遂事件の内のイスタンブルで起こった部分に関する最も基本的な部分に関する捜査が終了し、FETO/PDY首領のフェトフッラー・ギュレン氏、将官6人及び士官17人について、逃亡中の9人、逮捕されている15人の、合計24人の容疑者に関する起訴状が作成されて、イスタンブル第14重罪裁判所に送付されたという記事が出ていました。なお、フェトフッラー・ギュレン氏と、少将、准将、大佐など何人かの軍人については、重罰化された終身刑を92回と禁固56年から174年の刑罰を科すよう求刑されています。
 また、DEAŞに関する記事としては、ユーフラテスの盾作戦の183日目の戦果として、トルコ空軍機によるDEAŞに属する標的21所に対する空爆とトルコ軍(TSK)と自由シリア軍(OSO、FSA)による地上戦による標的89ヶ所に対する砲撃で、DEAŞに属する合計標的110ヶ所に対する攻撃が行われ、DEAŞ構成員14人が無効化されたという記事が出ていました。

 今日は、今日のトルコ・リラ相場に関する記事のほか、先日紹介できなかったし2017年2月の消費者信頼感指数に関する記事と、今日出ていた2017年2月の業界別信頼感指数に関する記事を紹介します。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば、「低地横ばい」あるいは「極めて緩やかな右肩下がり」となりました。
 寄付きは昨日終値から約130ポイント低い、88,830ポイント水準でした。その後ほんの少し上昇して、午前10時半前に今日の最安値を付けました。その後は午後5時半過ぎまで88,500~89,000の間で、やや右肩下がりとなりながら推移しました。しかし、午後5時40分過ぎに起こった「誤注文」により、一瞬、88,740ポイント水準から87,467ポイント(今日の最安値)まで急落し、その直後に大幅に回復しましたが、結局、昨日終値から0.49%、約430ポイント下落して、88,000ポイント台半ばで今日の取引を終了しました。


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 今日紹介するのは、今日のドル/TL相場に関する記事で、今日(22日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「ドル/TL相場は、1ドル=3.60TLを下回った」です。
 ドル/TL相場は下落傾向を継続させ、アナリストたちが重要な支持線と指摘している1ドル=3.60TLを下回りました。
 国際市場で減少するドル需要とトルコ中央銀行(TCMB)のリラ安対策により、2月初めから現在まで下落傾向で推移しているドル/TL相場は、今日、アナリストたちが重要な支持線と指摘している1ドル=3.60TLを下回りました。
 ドル/TL相場は1月6日以降現在までで、初めて1ドル=3.5977TLまで低下した後、16:00現在、前日終値よりも0.57%低い、1ドル=3.5995TL水準で取引されています。
 同時間帯には、ユーロ/TL相場は0.86%低下して1ユーロ=3.7855TLで取引され、外貨バスケット(管理者注:(1ユーロ+1ドル)÷2)は1月5日以降現在までで最も低い、3.6914に低下しました。
 アナリストたちは、TCMBによるTLの流動性を引き締めと外貨流動性の拡大は1月11日から現在まで継続しており、これに対して国際市場で上昇するリスク選好性の影響もあり、TLは他の通貨に対して価値を高め続けていると指摘しています。
 2月始めから現在までを見た場合、トルコと同様の新興国の中で最も高いパフォーマンスを示したトルコ・リラであったことを強調したアナリストたちは、テクニカル分析では、ドル/TL相場が1ドル=3.60TLを下回った状態が継続すれば、順番に、1ドル=3.5720TL、3.5500TL、3.400TL水準に注目が集まると指摘しています。
 アナリストたちは、今晩、アメリカの中央銀行に当たるFRB/FEDが1月31日と2月1日に実施した会合の議事録が発表されるのを待っています。議事録で、FRBが今年前半の金利引上げに関する予測に影響を与える詳細が、外貨相場の方向性明らかにすると指摘したアナリストたちは、今週末までは経済統計に関心が集まる取引が続くと指摘しています。


 次に紹介するのは、2017年2月の消費者信頼感指数に関する記事で、20日付けのAAの記事です。
 見出しは「消費者信頼感指数が低下した」です。
 2月の消費者信頼感指数は、先月と比べて1.8%低下しました。
 トルコ統計庁(TUİK)は、2017年2月の消費者信頼感指数を発表しました。
 TUİKとTCMBの協力で実施されているアンケート結果に基づいて計算されている消費者信頼感指数は、2月には前月と比べて1.8%低下しました。2017年1月の66.9ポイントから2017年2月には65.7ポイントに低下しました。
 家計の経済状況予測指数も2月には2.2%低下して、今月は85.9ポイントに低下しました。この低下には、今後12ヶ月間で家計の経済状況がより良くなると予測する人の割合が低下したことから生じています。
 一般経済状態予測も、今月には0.7%低下して88.6ポイントから88ポイントに低下しました。この低下は、今後12ヶ月間で一般経済状況がより良くなると予測している消費者の数が前月と比べて少なくなっていることを示しています。
 失業者数予測指数も、今月には1.4%悪化して、2月には67.9ポイントとなりました。この低下は、今後12ヶ月間で失業者数が減少することを予測している消費者の数が前月と比べて少なくなっていることが影響しています。
 貯蓄可能性指数は、5.9%上昇しました。2017年1月には22.4ポイントであった同指数は、今月には21ポイントに低下しました。この低下は、今後12ヶ月間で貯蓄をすることができる可能性が高まっていると予測している人が先月よりも少なくなっていることを示しています。


 今日3番目に紹介するのは2017年2月の業界別信頼感指数に関する記事で、今日付けのAAの記事です。
 見出しは「業種別信頼感指数は上昇した」です。
 2017年2月のサービス業信頼感指数は6.1%、建設業信頼感指数は2.1%、、それぞれ上昇しました。
 トルコ統計庁(TUİK)は、2017年2月の業界別の信頼感指数を発表しました。
 それによれば、今年2月には、今年1月には87.5ポイントであった季節調整後のサービス業信頼感指数は6.1%上昇して、92.9ポイント上昇しました。このサービス業信頼感指数の上昇は、過去3ヶ月間でビジネス環境が改善し、サービスに対する需要が増加したと考え、また、今後3ヶ月間のサービスに対する需要が増加する予測している経営者の数が増加したことから生じました。
 サービス業界では、1ヶ月前と比べた場合、ビジネス環境指数は5%、サービスに対する需要指数は6.5%、そしてサービスに対する需要予測指数は6.8%、それぞれ上昇しました。
 季節調整後の2月の小売業信頼感指数は2.1%上昇して97.9ポイントとなりました。小売業信頼感指数におけるこの上昇は、過去3ヶ月間で取引高・売上高が増加したと分析している、そして今後3ヶ月間で取引高・売上高が増加すると予測している経営者の数が上昇したことから生じました。
 一方、現在の在庫水準が季節的な平均水準を下回っていると感じている経営者の数は減少しました。
 小売業界では、1ヶ月前と比べて、取引高・売上高指数は2.1%、また、取引高・売上高予測指数は4.9%、それぞれ上昇しましたが、在庫水準指数は0.6%低下しました。
 季節調整後の2月の建設業信頼感指数は2.1%上昇して、74.8ポイントから76.4ポイントに上昇しました。建設業信頼感指数におけるこの上昇は、今後3ヶ月間における総労働者数が増加すると予測している経営者の数が増加したことから生じました。
 一方、受注残高水準が季節的な平均水準を上回っていると感じている経営者の数は減少しました。
 建設業界では、1ヶ月前と比べて、総労働者数予測は7.2%上昇しましたが、受注水準指数は4.8%低下しました。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば、「低地横ばい」あるいは「極めて緩やかな右肩下がり」となりました。寄付きは昨日終値から約130ポイント低い、88,830ポイント水準でした。その後ほんの少し上昇して、午前10時半前に今日の最安値(89,040ポイント水準)を付けました。その後は午後5時半過ぎまで88,500~89,000の間で、やや右肩下がりとなりながら推移しました。しかし、午後5時40分過ぎに起こったテュルクセル株とコチ・ホールディング株に対する「誤注文」により、一瞬、88,740ポイント水準から87,467ポイント(今日の最安値)まで急落し、午後5時50分までには88,500ポイント水準を回復しましたが、結局、昨日終値から0.49%、約430ポイント下落して、88,000ポイント台半ばの、88,531ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日この時間帯は、上でも記事を紹介しましたが、為替相場はリラ高傾向となっています。 (日本時間2月23日午前2時40分頃)。
  ユーロは0.40%リラ高の、  1ユーロ=3.8000リラ、
  ドルは0.59%リラ安の、    1ドル=3.5992リラ、
となっています。



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2017年02月22日

トルコ経済ニュース(最近のリラ高傾向)、HDP共同党首に対する判決と国会議員資格の喪失、カルダック岩礁におけるトルコ・ギリシャ一発触発目前の状況

 今日(21日)も昨日に引き続き、経済関係の記事が盛り沢山でした。まず、今日のドル/TL相場の寄付き状況に関する記事が出ていました1ドル=3.63TL水準で寄り付き、昨日からややリラ安で展開しています。昨日は紹介できませんでしたが、トルコ中央銀行がリラ安対策を取っているという長い記事がありましたが、今日は財務庁が18億リラの国債を発行したという記事が出ていました。リラ安対策目的かどうかは分かりませんが、リラ安対策にもなるものと思われます。また、2月のTLのパフォーマンスは、他の新興国通貨や国際商品価格と比べても良い状況にあるという記事も出ていました。つまり、昨日に引き続き、「TLを守るための対策は取られており、効果も発揮し始めている」という記事が多数出ている状況だと思います。これで一旦急激なリラ安は止まったと考えてよいのかもしれませんが、シリア情勢や憲法改正国民投票など、「不測の事態」が起こる可能性がまだ多分にあり、リラ相場も完全に落ち着いたという状況にはなさそうです。
 リラ相場以外では、EUの貿易相手として、トルコの重要性は変わっていないという記事も出ていました。EU全体のトルコとの貿易量は、日本との貿易量を少し上回った水準であり、EU外の貿易相手としては、アメリカ、中国に次いで3番目(日本は4位)となったという記事が出ていました。

 経済関係の記事以外では、今日もDEAŞ、PKK/PYD及びFETO/PDYに関する記事が出ています。しかし、今日は、特にPKK/PYDに関する記事が多くなっています。
 PKK/KCKに関する記事としては、昨日、一昨日とは、北イラクでPKK本拠地などに対する空爆が行われていることを紹介していますが、今日も北イラクのザプ地域とトルコのハッキャーリ県の10の標的に対して、05:45~07:35に空爆を行ったという記事が出ていました。
 また、クルド系政党であるHDPの2人の共同党首に関する記事も出ていました。去年秋からHDPへの締め付けも強化して、多数の国会議員、市町村長を逮捕していましたが、最長140年にも及ぶ禁固刑を求刑されていたデミルタシュ共同党首に対して、何と「禁固5ヶ月」の判決が下されたという記事が出ていました。
 極めて政治的な判決と思われます。つまり、PKK対策を強化しているということをトルコ国民に示す観点からは有罪としなければなりませんが、余りにも長期間の禁固刑となった場合は、対EUで問題が生じかねませんので、「1年未満の禁固刑」という落としどころにたどり着いた、ということではないかと想像します。その他のトルコを巡るいろいろな状況を考えてみると、「トルコの竹島・尖閣諸島」ともいえるカルダック危機が現在も続いていることなど、全て「内憂外患」の演出ではないかという気がしてきました。
 さらに、もう一人のHDP共同党首であるフィゲン・ユクケキダー党首については、「テロ組織のプロパガンダを行った罪」に関して、2013年に1審判決が出て、2016年9月22日に民事刑事最高裁判所で刑が確定したため、昨日、国会で、同党首の国会議員資格が喪失したことが発表されました。
 対DEAŞの成果として、ロンドンに本部のある過激化政治的暴力国際研究センター(ICSR)とErnst &Young(EY)が作成したDEAŞの収入等に関する報告書によれば、ユーフラテスの盾作戦によってジェラブルス市が解放されたことなどにより、DEAŞの収入が大きく減ったという記事が出ていました。
 また、上でも少し言及しましたが、カルダック岩礁を巡るトルコとギリシャのにらみ合いは継続しており、今日は一発触発の状況にまで発展したという記事が出ていました。記事によれば、夕刻、高速でカルダック岩礁に接近するギリシャの海上保安艇を発見したトルコの海上保安艇がそれを阻止しようとしたところ、ギリシャ海軍の艦艇とトルコ海軍の艦艇も同海域に到着し、両艦艇が異常に接近したので、間にトルコ海上保安艇が割って入ったという事件が起こりました。

 今日は、2月にはトルコ・リラが他の新興国通貨や国際商品よりも良いパフォーマンスを示しているという記事を紹介します。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば、「狭い範囲での三尊型」となりました。
 寄付きは昨日終値から約240ポイント低い、88,590ポイント水準で、そのあたりが今日の最安値でした。午前11時過ぎに1つ目の山頂となり、正午前に1つ目の谷を作り、午後2時過ぎに今日の最高値を付けました。その後下落し、午後3時過ぎに2つ目の谷を付け、午後5時前に3つ目の山頂となりました。その後は、再び右肩下がりとなり、結局、昨日終値から0.43%、約380ポイント上昇して、89,000ポイント台目前で今日の取引を終了しました。


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 今日紹介するのは、2月にはトルコ・リラが他の新興国通貨や国際商品よりも良いパフォーマンスを示しているという記事ドで、今日(21日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「2月には、TLは国際商品に差を付けた」です。
 約11ヶ月後に初めて、ドルに対して3週間連続で価値を高めたトルコ・リラは、2月の始めから昨日終値までで約3.83%の上昇となり、他の新興国の通貨と比べて最も高いパフォーマンスを示しました。
 今年、1ドル=3.52TL水準で始まったドル/TL相場は、国際市場で上昇するドル需要と並行して、1月11日には1ドル=3.9422TL水準まで上昇し、トルコ中央銀行(TCMB)が市場に介入したことにより、2016年3月14日以来初めて、3週間連続でドルはTLに対して価値を失いました。
 ドル/TL相場の下落傾向は今週も継続し、今週最初の取引日に過去1ヶ月半でもっとおも低い水準である1ドル=3.6132TL水準まで下落しました。
 ドル/TL相場が1ドル=3.80TL水準であった1月30日に公表した報告書において、オランダのラボ・バンクは、1ドル=3.59TL水準までドル安が進むことを予測していました。
 今月、新興国通貨の中で最も良いパフォーマンスを示したのはTLでした。TLは、2月初めから昨日取引終了までに3.83%、ドルに対して価値を高めました。
 ラボ・バンクの新興国相場戦略家は、AA記者に対して、TLは新興国通貨の中で、今月最も高いパフォーマンスを示した通貨となったと述べました。
 同戦略家は、テクニカルにリラ安修正が加速するためには、1ドル=3.58〜3.60TLの支持線を割ることが重要であり、それが実現した場合には、1ドル=3.40〜3.55TLという広い幅の間で推移する可能性があることを指摘して、「時々起るであろうドル高により、1ドル=3.65〜3.67TLに達した場合には、1ドル=3.70〜3.75TLが需要な抵抗線となる」と述べました。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば、「狭い範囲での三尊型」となりました。寄付きは昨日終値から約240ポイント低い、88,590ポイント水準で、そのあたりが今日の最安値でした。午前11時過ぎに1つ目の山頂となり、正午前に1つ目の谷を作り、午後2時過ぎに今日の最高値(89,280ポイント水準)を付けました。その後下落し、午後3時過ぎに2つ目の谷を付け、午後5時前に3つ目の山頂となりました。その後は、再び右肩下がりとなり、結局、昨日終値から0.43%、約380ポイント上昇して、89,000ポイント台目前の、88,965ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日この時間帯は、為替相場はまちまちとなっています。 (日本時間2月22日午前4時10分頃)。
  ユーロは0.55%リラ高の、  1ユーロ=3.8263リラ、
  ドルは0.10%リラ安の、    1ドル=3.6281リラ、
となっています。



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2017年02月21日

トルコ経済ニュース(過去1ヶ月半における最もリラ高、2016年1月の国外生産者物価指数)、裁判官・検事の新たな罷免、北イラクにおける空爆

 今日(20日)はここ数日間と全く逆になり、経済関係の記事が盛り沢山でした。まず、最近のリラの対ドル相場の上昇に関する喜寿がいくつか出ていました。その中でも1月12日からトルコ中央銀行が執り始めたリラ安対策に関する約4ページにわたる詳しい記事が出ていました(このブログで紹介している記事は、1ページ強のものが多いです)。このほか、投資専門家の分析の記事も出ていて、1ドル=3.6TLを下回れば、1ドル=3.55TLまでドル安が進む可能性あると予測しています。そして、今日、過去1ヶ月半で、ドルの対リラ相場刃最も低い水準に下がったという記事も出ていました。
 ドル/TL相場以外の記事では、2月の消費者信頼感指数に関する記事、1月の国外生産者物価指数に関する記事も出ていました。

 経済関係の記事以外では、今日もDEAŞ、PKK/PYD及びFETO/PDYに関する記事が出ています。しかし、ここ1週間余りとは状況が変わり、今日は、FETO/PDYに関する記事が多くなっています。
 判事検事高等委員会(HSYK)第2法廷は、FETO/PDYがあったことが判明した227人の判事と検事を罷免し、その結果、罷免された判事と検事の数はこれまでの合計で3,886人に達したという記事が出ていました。一方で、同じ記事の中では、KHK(法律の効力を持つ閣議決定)により罷免されていた200人の判事と検事は、詳細な捜査の結果、復職が許され、たこと、その一方で、FETO関係が作ったといわれている暗号化メッセージ交換システムの1つであるByLockアプリを使っていたことが明らかになっている全ての判事と検事を罷免したという第2法廷裁判長の発言が紹介されています。
 PKK/KCKに関する記事としては、ここ数日間、シリア北部におけるYPDに対する作戦だけではなく、北イラクのPKK本拠地に対する空爆が行われていることを紹介していますが、今日も北イラクのサプで、作戦の準備をしていたPKK構成員23人を10:10〜12:40に行った空爆により無効化したという記事が出ていました。
 対DEAŞの成果として象徴的なのはアル・バブ奪取であり、また、対PKKではここ数日間実施している北イラクの本拠地に対する空爆がPKK早々作戦の成果として宣伝されていると思われます。さらには、対DEAŞ、対PKK/KCKなど、テロ対策、治安維持対策としても、このところしばしばルコ全土で行っている一斉捜査による指名手配犯の拘束が行われていますが、これらは全て一定の成果が上がっていますが、その成果以上に、憲法改正の国民投票における賛成の呼びかけの宣伝に使われているように思われます。

 今日は、ドル/TL相場は、ここ1ヶ月半で最もリラ高水準に達したとう記事と、2017年1月の国外生産者物価指数に関する記事を紹介します。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば、「右肩下がり+横ばい」となりました。
 寄付きは先週終値から約630ポイント高い、89,460ポイント水準でした。午前10時半前に今日の最高値を付けた後は、右肩下がりとなりました。午後2時過ぎには今日の最安値に達しました。その後はほぼ横ばいとなり、結局、先週終値から0.27%、約240ポイント下落して、88,000ポイント台半ばで今週最初の取引を終了しました。


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 今日最初紹介するのは、ドル/TL相場は、ここ1ヶ月半で最もリラ高水準に達したとう記事で、今日(20日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 今週最初の取引で価値を失って始まったドル/TL相場は、過去1ヶ月半で最も低い水準となる1ドル=3.6132TLを付けました。
 1ドル=3.6304TLで寄り付いたドル/TL相場は、1月6日以降現在までで最も低い水準である1ドル=3.6132TLまで低下した後で起こった反発買いにより、1ドル=3.6350TL水準で均衡しました。ドル/TL相場は、13:45現在、1ドル=3.6345TL水準で買い手が見つかっています。ユーロ/TL相場は1ユーロ=3.8615TL、ポンド/TL相場は1ポンド=4.5305TL水準で取引されています。
 アナリストたちは、金曜日に、トルコ中央銀行が再割引による貸し付けの返済をTL建てで行うことができるという発表を行った後、ドル/TL相場は下落傾向を加速させ、国外で継続しているリスク選好性の上昇にも支援されて、1ドル=3.60TL水準までリラ高が進む可能性があると指摘しています。
 今週、水曜日に発表になるアメリカの中央銀行に当たるFRB/FEDのFOMC(公開市場委員会)会合の議事録と、今週全般で行われるFRB委員の発言が市場の方向性に影響を与えると指摘したアナリストたちは、トランプ大統領の発言も注目されると指摘しています。

 
 今日2番目に紹介するのは、2017年1月の国外生産者物価指数(YD-UFE)に関する記事で、今日(20日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 なお、国内生産者物価は国内で生産活動を行う業者に影響を与え、間接的に消費者物価に影響を与えますが、国外生産者物価は主に輸出価格に影響を与え、外国で生産を行う企業に影響を与えるようです。
 見出しは「1月には国外生産者物価指数は上昇した」です。
 1月の国外生産者物価指数(YD-UFE)は、前月と比べて7.25%上昇しました。
 トルコ統計庁(TUİK)は、2017年1月のYD-UFE 統計を発表しました。
 それによれば、国内で生産されて、国外に輸出されている製品の生産者価格の変化を計るYD-UFE は、前月と比べて7.25%、前年同月と比べて24.34%、そして、過去12ヶ月間の平均で7.62%、それぞれ上昇しました。
 工業の2つの分野では、前月と比べて、鉱業・石材業では7.94%、製造業では7.24%、それぞれ上昇しました。
 同指数で月間で最も高い上昇率を示した詳細分野は、1月には前月と比べて11.99%上昇した宝飾品・貴金属製品、10.08%上昇した石炭・精製石油製品、9.28%のその他輸送機器となりました。
 基本工業グループでは、1月に月間ベースでも、年間ベースでも、最も価格が上昇したのはエネルギー財となりました。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば、先週金曜日とは逆に「右肩下がり+横ばい」となりました。寄付きは先週終値から約630ポイント高い、89,460ポイント水準でした。午前10時半前に今日の最高値(89,580ポイント水準)を付けた後は、右肩下がりとなりました。午後2時過ぎには今日の最安値(88,480ポイント水準)に達しました。その後はほぼ横ばいとなり、結局、先週終値から0.27%、約240ポイント下落して、88,000ポイント台半ばの、88,588ポイントで今週最初の取引を終了しました。

 今日この時間帯は、為替相場はややリラ高傾向となっています。 (日本時間2月21日午前3時50分頃)。
  ユーロは0.30%リラ高の、  1ユーロ=3.8425リラ、
  ドルは0.29%リラ高の、    1ドル=3.6205リラ、
となっています。




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2017年02月20日

高速鉄道網のトルコ全土への拡大と、独自技術による生産・輸出の目標に関するアルスラン交通・海事・通信大臣の発言、PKK/PYD及びDEAŞに関する今日の記事

 今日(19日)は日曜日であったこともありも、重要そうなトルコ経済関係の記事は見つかりませんでした。強いて挙げれば、「2016年には生野菜・果物の輸出は前年と比べて約5%減少しましたが、生野菜・果物を加工した缶詰、ジュース及びトマト・ペーストと言った加工食品の輸出は前年と比べて1,100万ドル増加して13億2,300万ドルに増加した」とう記事が出ていました。
 もう一つ、経済関係というのかどうか判断がつきかねるところはありますが、トルコ独自の鉄道技術で車両を生産し、将来は輸出したいという運輸大臣の発言に関する記事も出ていましたので、今日はこちらを紹介します。なお、どこかで聞いたような話だと思いましたが、C国のことだと思い当たりました。どう見てもD国やN国の基本技術に、ほんのちょっと何かを加えただけで「C国独自技術」として輸出しているのと極めてよく似ているように思います(「鉄道(車両)」は日本の技術ではありませんが、「新幹線」はそれまでの鉄道車両にはない新しい高速化の仕組み(機関車のみではなく、各車両に動力を搭載するなど)が含まれている「日本の技術」と言えます。新幹線に何を加えれば、新しい技術と言えるのかは難しい問題だとは思いますが、少なくとも「確な何か」がないと「新技術」ではなく、単なる『改善・改善』に過ぎないと思います。)

 経済関係の記事以外では、今日もDEAŞ、PKK/PYD及びFETO/PDYに関する記事が出ていますが、今は、北イラクにおける対PKK作戦、ユーフラテスの盾作戦の180日目の状況及びカルダック岩礁周辺のトルコ・ギリシャにらみ合いに関する記事を紹介します。


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 今日最初紹介するのは、高速鉄道車両の生産と輸出に関するアルスラン交通・海事・通信大臣の発言に関する記事で、今日(19日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。憲法改正のための国民投票に向けた宣伝も含んだ長い記事ですので、高速鉄道関連部分だけ抜粋して紹介します。
 アフメット・アルスラン交通・海事・通信大臣は、「YHT(高速鉄道)を国民(技術)化し、国産化し、我々トルコ人自らが作る。トルコ国内で使用するだけではない。トルコから始まって、トルコ周辺国へ、それどころか世界中へ輸出する」と述べました。
 トルコは、ヨーロッパで6番目、世界では8番目にYHTを使っている国(管理者注:営業距離ではなく、営業開始時期のことと思われますが、アジアでは日本、韓国、台湾、中国があるので、中台よりも早かったということはないのではないかと思いますが、、、、)であることを強調した同大臣は、次のような考えを述べました。
「しかし、我々はこれだけで満足していない。」この鉄道の総動員の枠内で、トルコ全土で、東西南北の幹線にしたいと考えている。エスキシェヒールを中心として、ビレジキ、コジェエリ、イスタンブルに伸びている。しかし、これだけで止まらず、カプクレ(管理者注:トルコ・ブルガリア国境)まで延長することができる。また、アンカラからは、スィヴァス、エルズルム、エルズィンジャン、カルス(管理者注:トルコとアルメニア国境)まで延長することができる(管理者注:東北新幹線などのような雪対策の技術があるのかどうか不明ですが、、、、)。これは基幹である。しかし、ここからブルサへの延長、アフィヨン・カラヒサールからアンタリヤに、黒海地方に、ズミルへの延長、つまり、トルコの南にも、北にも炎著するべく、関係の作業を継続させている。しかし、単に線路を延長するだけではなく、この線路で使用するYHT車両もトルコで生産できるようになりたいと考えている。トルコは、YHTも、自動車も、航空機も、独自の技術で、独自のブランドとして作れるようになることを目標としている。」


 今日2番目に紹介するのは、トルコ軍(TSK)が北イラクのPKKキャンプに対する空爆を行ったという記事で、これも今日付けのAAの記事です。
 見出しは「TSKによる北イラクでの航空作戦」です。
 TSKは、北イラクのアヴァシン〜バスィヤン及びザプ地域に展開する分離独立テロ組織に属する標的に対して行った航空作戦で、洞穴と隠れ家が存在する4つの目標を破壊し、最初の確認では8人のテロリストを無効化しました。

 今日3番目に紹介するのは、アール県(イランと国境を接している)におけるPKK掃討策に関する記事で、これも今日付けのAAの記事です。
 見出しは「アール県におけるテロ対策捜査で、12人の容疑者を拘束」です。
 アール県パトノス郡におけるテロ組織PKK/KCKに対する捜査で、12人の容疑者が拘束されました。
 県庁から行われた発表によれば、アール県警テロ対策課チームがテロ組織PKK/KCK内で活動している容疑者に対して、パトノス郡で捜査を実施しました。
 捜査で12人の容疑者が拘束され、容疑者の住宅からは拳銃1丁、拳銃用弾倉1個、猟銃1丁(管理者注:いずれも、登録すれば合法的に所持できるものです)及びテロ組織の様々な文書が押収されました。


 最後に、今日もユーフラテスの盾作戦に関する記事を紹介します。これも今日付けのAAの記事です。
 TSKの支援を受けたOSOは、アル・バブの大部分を管理下に置くことができており、DEAŞの残存勢力の捜索・掃討作戦が現在も行われています。
 ユーフラテスの盾作戦の180日目の戦果は、トルコ空軍機によるDEAŞに属する標的11所に対する空爆とトルコ軍(TSK)と自由シリア軍(OSO、FSA)による地上戦による標的41ヶ所に対する砲撃で、DEAŞに属する合計標的52ヶ所に対する攻撃が行われ、DEAŞ構成員12人が無効化されました。
 また、コアリション軍による空爆も実施され、DEAŞ構成員4人が無効化されました。



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社会問題 | 経済問題

2017年02月19日

メルケル・ドイツ首相との会談と、ラッカ問題に関するアメリカとの関係に関するユルドゥルム首相の発言、PKK/PYD及びDEAŞに関する今日の記事

 今日(18日)も、重要そうなトルコ経済関係の記事は見つかりませんでした。強いて挙げれば、「1日当たりの天然ガス消費量の新記録が更新された」という記事です。
 これまでの最高記録は2016年1月25日及び26日の2億3,500万立方メートルでしたが、2月14日には2億4,300万立方メートルとなりました。これは、トルコを寒波が襲っていることと、石炭、薪による暖房から、天然ガス及び電気(以前は50%近くが天然ガスを使った発電でしたが、現在は再生可能エネルギーの活用が進んだことなどから発電に占める天然ガスの割合は40%を下回っています)を使った暖房に切り替えが進んでいることが原因ではないかと思います。

 昨日(17日)は、シャンルウルファで再び爆弾テロ事件が発生したという記事を紹介しましたが、続報と言いますか、現地を視察したボズダー法務大臣の発言が出ていました。その発言から、爆弾テロが発生した場所は、やはり「検事などの司法関係者向けの団地」であり、その近くには司法会館(裁判所と検察庁が入っている施設)があったことが分かりました。そして、同大臣は、テロリストたちを、「このテロ事件は住宅街で発生しており、国家施設を狙ったものとは言えず、11歳の、何の罪もない少年の命を奪い、一般市民を巻き込んだ大量殺人行為に過ぎない」と非難しています

 今日もFETO/PDY、PKK/PYD及びDEAŞに関する記事が出ていますが、今日はG20会合への出席とその機会を活用してドイツへの訪問で、ペンス・アメリカ副大統領、メルケル・ドイツ首相などと会談を行ったユルドゥルム首相の発言を中心に、PKKの大幹部ムラート・カラユランの側近が無効化されたという記事、ユーフラテスの盾作戦の179日目の状況関する記事を紹介します。


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 今日最初紹介するのは、ペンス・アメリカ副大統領、メルケル・ドイツ首相などと会談を行ったユルドゥルム首相の発言に関する記事で、今日(18日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。長い記事ですので、抜粋して紹介します。
 ビナーリ・ユルドゥルム首相は、機中で同行記者団の質問に答えました。
 宗務庁トルコ・イスラム協会(DİTİB)に属するモスクで勤務するイマムの事件(管理者注:事件に関する詳細はこの記事では出ていませんが、DİTİB所属のイマムがスパイ容疑で拘束されたものと思われます。)について、メルケル首相と話したのかと質問されて、同首相は「話した。この問題はこれ以上、問題化すべきではない。誤解があり、問題が発生した。我々の観点からはこの問題は終わった。この問題はこれ以上引きずるべきではない。DİTİBは、過激思想を防止し、イスラム教を世界に正しく紹介する、トルコ共和国の公式イマムが勤務している格の高い組織である。『スパイ』などと言った罪で告発さえることとは正しい方向ではない。
 メルケル首相は、一般論として、(憲法改正の)国民投票を含め、トルコの国内問題をドイツに持ち込むべきではないという点で非常に敏感である。我々にもそのような目的はない。これまでもなかったし、そのような必要も全くない。」と答えました。
(管理者注:第2世界大戦後から石油ショックが起こるまでの間、ドイツは労働力不足の解消を目的として、トルコを中心に、ギリシャや旧ユーゴスラビアなどから大量の労働者を受け入れました。そして、働きに行ったトルコ人の中心は、トルコの東部から、つまり、クルド系トルコ人が圧倒的に多かったといわれており、現在でもトルコ国籍を有しているトルコ系1世、2世は300万人以上で、全体としてドイツ人からは差別を受けるとともに、トルコ人同士でもPKKと非PKKの対立が深刻だといわれています。したがって、ドイツに住む有権者の数も100万人を超えているはずで、国民投票の結果に大きな影響を与える可能性があります。)
 
 「メルケル首相とシリア問題について何を話したのか。ペンス・アメリカ副大統領と解散する予定で、ラッカも話題に上っているが、副大統領とは何を話すのか。」との質問に対して、同首相は次のとおり答えました。
「メルケル首相とは、ユーフラテスの盾作戦の最新状況について説明した。アル・バブの後には、ラッカをDEAŞから解放することに関して、トルコ側から提案を行った。PKKの関連組織であるPYD-YPGと行動を共にすることは正しいことではなく、あるテロ組織を別のテロ組織に対抗するために利用することはできないと指摘した。これは(トルコに対する)友好に反することである。アメリカの新政権は、この分析に敬意を払ってくれるものと考えている。ペンス副大統領にも、この点をもう一度説明する。メルケル首相に対しても、ドイツがこの作戦に参加することに賛成することを伝えた。」
 「トルコのラッカにおける役割な何か。アル・バブ・モデルを使うのか。TSK(トルコ軍)も参戦するのか。」との質問に対し、同首相は「アメリカとトルコは一緒に、地元勢力、民間抵抗勢力、自由シリア軍(OSO、FSA)及びその他の反政府勢力とともに、彼らを先頭にして、我々は後方から軍事的に存在する。アメリカも、トルコも、直接的には作戦に参加しない。戦略的な支援を行う、勿論、この原則で合意できればだが、可能性と能力も検討される (管理者注:発言の意思が不明確ですが、アル・バブの時のように、必要が生じれば、最終的にはアメリカ軍やTSKの直接参戦もあり得るという趣旨だと思います)。」と述べました。
 アメリカがラッカ奪還作戦に参加しなかった場合の対応について質問されたことに対して、同首相は「アメリカには、何らかの作戦計画がある。その作戦をどのように実施するかを話している。」と回答しました。
 そして、「アメリカがYPGとラッカに入った場合には、トルコの対応はどうなるのか」との質問に対して、同首相は「そのような決定を行わないことを期待している。そのようなことが起こった場合には、アメリカとの関係で被所言うに深刻な問題となる。」との表現を使いました。


 今日2番目に紹介するのは、PKKの大幹部ムラート・カラユランの側近が無効化されたという記事で、これも今日付けのAAの記事です。これも抜粋です。
 見出しは「ムラート・カラユランの側近が無効化された」です。
 マルディン県ヌサイビン市でテロ組織PKKに対する掃討作戦で無効化されたテロリストたちは西側の県で行われたテロ攻撃を指揮し、軍・警察に対して偵察活動を行っていたことが判明しました。
 2月11日からヌサイビン市の各地域で始まったPKKに対する掃討作戦が計測されています。ヌサイビン市クルキョイで無効化されたテロリスト2人はPKKの幹部であり、トルコ西部各県で行われたテロ攻撃を指揮していたことが判明しました。
 ベフザトというコード・ネームを持つテロリストは、PKK大幹部のムラート・カラユランのボディーガードも行ったことがあり、カラユランが最も信頼し、重要視している人物であることが判明しました。


 最後に、今日もユーフラテスの盾作戦に関する記事を紹介します。これも今日付けのAAの記事です。
 TSKの支援を受けたOSOは、アル・バブの大部分を管理下に置くことができており、DEAŞの残存勢力の捜索・掃討作戦が現在も行われています。
 ユーフラテスの盾作戦の179日目の戦果は、トルコ空軍機によるDEAŞに属する標的9ヶ所に対する空爆とトルコ軍(TSK)と自由シリア軍(OSO、FSA)による地上戦による標的95ヶ所に対する砲撃で、DEAŞに属する合計標的104ヶ所に対する攻撃が行われ、DEAŞ構成員16人が無効化されました。
 また、コアリション軍による空爆も実施され、DEAŞ構成員5人が無効化されました。



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 今日はゴディヴァ(Godiva)チョコレートを紹介します。
 かなり前に紹介しましたが、元々ベルギー資本であったゴディヴァ・チョコレートは、現在、ユルケル(Ulker)というトルコのお菓子の会社の兄弟会社となっています。









今日はスイーツです。
















volkan1992 at 19:07コメント(0)トラックバック(0) 
社会問題 | 経済問題

2017年02月18日

シャンルウルファにおけるテロ事件の発生と、中央銀行による新しいリラ安対策の発表、アル・バブ奪取作戦完了後に関するエルドーアン大統領の発言など

 今日(17日)も、重要そうなトルコ経済関係の記事は見つかりませんでした。強いて挙げれば、「リラ安対策」と思われる、新しい制度をまた一つ導入したという記事がありました。
 トルコ中央銀行(TCMB)は輸出及び外貨を獲得できるサービスに関する手形割引に関して新しい発表を行いました。2017年1月1日以前に手形割引を実施し、2017年5月31日以前に返済する外貨の債務について、2017年1月2日にTCMBが発表した替え早生相場によるTL建てでの返済を認めることとしました。

 今日(17日)は、再び爆弾テロ事件が発生しています。シャンウルファで発生したテロ事件に関する記事を紹介します。また、エルドーアン大統領が先日訪問していたサウジアラビアで、アル・アラビアTVのインタビューに答えていましたので、その内のアル・バブ奪取作戦とその後に関する部分を紹介します。また、ユーフラテスの盾作戦の状況に関する記事も紹介します。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「横ばい+右肩上がり」となりました。
 寄付きは昨日終値から約50ポイント高い、88,130ポイント水準でした。寄り付きから午後1時過ぎまではほぼ横ばいで、その間の午前11時半過ぎに今日の最安値を付けました。午後1時過ぎからは基本的に右肩上がりとなり、今日の最高値は大引け直前の午後6時頃に記録されました。結局、昨日終値から0.73%、約640ポイント上昇して、88,000ポイント台後半で今週最後の取引を終了しました。


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 今日最初紹介するのは、シャンウルファで発生したテロ事件に関する記事で、今日(17日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です(ただし、一部は18日付の記事から紹介します)。
 シャンルウルファ県ヴィランシェヒール郡(管理者注:東のマルディン県との県境の郡)の集合住宅で、17日20:45頃に爆発が発生しました。最初の捜索の段階では、3歳の少年が死亡し、15人が負傷したことが判明しました(管理者注:その後の捜索で、少年は3歳ではなく11歳のアフメット・オクタイ・ギュンアク君であること、また、その地域の管理人であるイブラーヒム・ケテ氏も死亡していたことが判明して、この事件の死者は2人になりました)。
 ヴィランシェヒール郡イェニシェヒール地区の検事(サブジュラル)集合住宅(管理者注:本当に検事向けの住宅なのかどうかは不明です)で爆発が1回発生しました。事件現場に派遣された警察は、周辺を立ち入り禁止としました。負傷者は救急車で病院に搬送されました。
 ギュンギョル・アズィム・トゥナ・シャンルウルファ県知事は、この事件は爆弾搭載車両により起こされたもので、3歳の少年が死亡し、15人が負傷したと述べました。

 (18日午前11時頃、)同知事は、2人死亡し、15人が負傷した今回の事件は、(東隣の)マルディン県デリッキ郡から持ち込まれた車両によりもので、PKKが実行したものと考えられており、現在までに容疑者26人を拘束したと発表しました。
 ここからは一言解説です。写真だけで判断すれば、普通の団地であり、PKKというよりは、一般のクルド人を狙ってテロ事件を起こしてきたDEAŞの犯行のように思えます。唯一、PKKの犯行とすれば、この団地が本当に「検事などの司法関係者向け」の公務員住宅である場合ですが、それでも、これまでの「軍・警察、少なくとも外国人観光客を狙う」という路線からは大きく外れているように思えます。
 なお、事件現場の写真はAAなどで見ることができますが、大げさに言えば、一瞬、シリアのハレップか、と思えるほど破壊されており、相当な量の爆薬が搭載されていたと思われます。典型的な地方都市の住宅地域の風景であり、NKの指導者親族の暗殺ではないのですが、特定の人物を狙ったものでもない限り、このような場所で爆弾テロを起こす理由が良く分かりません。


 今日2番目に紹介するのは、サウジアラビアで、アル・アラビアTVのインタビューに答えてエルドーアン大統領がアル・バブ奪取作戦とその後に関して述べている部分に関するもので、これも今日付けのAAの記事です。当然ながら、抜粋です。
 見出しは「エルドーアン大統領は、『アル・バブを掃討した後の目標はミュンビチである』と発言」です。
 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は記者質問に答えて、「トルコとDEAŞといわれるテロ組織との戦いは、どこから始まったのか。この過程は、DEAŞがジェラブルスからガーズィアンテプに侵入し、結婚披露宴を行っていた56人の老若男女を爆弾テロ事件で殺害したことによって加速した。この事件後、トルコ軍(TSK)は自由シリア軍(OSO、FSA)と共にジェラブルスに入った。」と説明しました。
 ユーフラテスの盾作戦の詳細については、エルドーアン大統領は次のとおり述べました。
「そして、南にはダブク集落がある。この段階でダブクからDEAŞを排除する必要があると我々は考えた。DEAŞは少し抵抗したが、ダブクも解放された。今はアル・バブに到達している。アル・バブでは激しい戦いが行われている。ここ数日間で、アル・バブからDEAŞを掃討することができると考えている。アル・バブの掃討作戦が終了した後の目標は、ミュンビチである。なぜならば、ミュンビチはアラブ人の土地である。そこにはYPGが展開している、そこにはPYDが存在している。これらの勢力はミュンビチから排除される必要がある。」
 この点で、サウジアラビアと湾岸諸国からの支持が必要であると述べたエルドーアン大統領は、「勿論、ここでは、特にサウジアラビアを始めとする湾岸諸国からのトルコに対する真摯な支持が必要である。このことをなぜ発言するのかと尋ねられれば、まず、非常に大きな難民危機が存在しているからである。これらの難民はどこにいるのか。これらの難問な大きな部分はトルコにいる。現在、280万人のシリアの兄弟たちがトルコにいる。テント村で、コンテナ型簡易住宅で、あるいは市内で。トルコの様々な県で、現在、トルコの客として迎えている。勿論、我々はこれで十分だと考えているわけではない。そのため、シリア北部で、ジェラブルスとアル・ライの間の南側に30,40kmの範囲の地域を、テロ組織をは維持した前地帯として宣言しようではないか。」


 最後に、今日もユーフラテスの盾作戦に関する記事を2つ紹介します。これも今日付けのAAの記事です。
 TSKの支援を受けたOSOは、アザズ〜ジェラブルス間で229の居住地域と1,910平方キロメートルの地域を管理しており、2016年12月9日から始まったアル・バブ奪取作戦では、西、東そして北からの包囲を完了し、南側を管理するハレップ〜ミュンビチ間の幹線道路も有効勢力の管理下に入ったと発表されました。そして、アル・バブ中心部に到達し、同士の大部分を管理下に置くことができているが、残存勢力の捜索・掃討作戦が現在も行われていると発表されました。
 2月9〜15日には、PKK構成員19人、DEAŞ構成員166人、合計185人のテロリストを無効化しました。

 ユーフラテスの盾作戦の178日目の戦果は、トルコ空軍機によるDEAŞに属する標的7ヶ所に対する空爆とトルコ軍(TSK)と自由シリア軍(OSO、FSA)による地上戦による標的63ヶ所に対する砲撃で、DEAŞに属する合計標的70ヶ所に対する攻撃が行われ、DEAŞ構成員13人が無効化されました。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「横ばい+右肩上がり」となりました。寄付きは昨日終値から約50ポイント高い、88,130ポイント水準でした。寄り付きから午後1時過ぎまではほぼ横ばいで、その間の午前11時半過ぎに今日の最安値(88,070ポイント水準)を付けました。午後1時過ぎからは基本的に右肩上がりとなり、今日の最高値(88,900ポイント水準)は大引け直前の午後6時頃に記録されました。結局、昨日終値から0.73%、約640ポイント上昇して、88,000ポイント台後半の、88,830ポイントで今週最後の取引を終了しました。

 今日この時間帯は、為替相場も大幅なリラ高となっています。 (日本時間2月18日午前3時50分頃)。
  ユーロは1.36%リラ高の、  1ユーロ=3.8627リラ、
  ドルは0.72%リラ高の、    1ドル=3.6410リラ、
となっています。



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 今日はFXに関する本を紹介します。
 最初は、個人的には非常に感動した(?)1冊です。精神論+技術。

スイング派は一読の価値があるかも?

かなり詳細にテクニックが紹介されています。信じてやってみる?!







 日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。














volkan1992 at 19:13コメント(0)トラックバック(0) 
社会問題 | 投資

2017年02月17日

ウシュック国防大臣のアル・バブ奪取作戦に関する発言と、ボスポラス大学カンディルリ地震研究所における地震分析・対策会議の開催について

 今日(16日)は、重要そうなトルコ経済関係の記事は見つかりませんでした。

 今日は、G20外務大臣会合に出席し、ティラーソン米国務長官と会談を行ったメヴリュット・チャヴシュオール外務大臣が会談後に実施した記者会見におけるキプロス問題を中心として、DEAŞ及びFETO/PDYについての発言に関する記事のほか、NATO国防大臣会議に出席しているフィキリ・ウシュック国防大臣のシリア及びPKKなどに関する発言、このところトルコ全土で地震が発生していることを受けて、イスタンブルのボスポラス大学カンディルリ地震観測所で、学者や様々な行政庁の職員が集まった対策会議が開かれたという記事、そして、再びチャナッカレで地震が発生したという記事などが出ていました。
 今日は、フィキリ・ウシュック国防大臣のシリア及びPKKなどに関する発言、ボスポラス大学カンディルリ地震観測所で行われた対策会議に関する記事を中心に紹介します。

 今日のBIST-100指数は、ほぼ88,000〜88,400の比較的狭い範囲での取引となり、強いて言えば「N字型」となりました。
 寄付きは昨日終値から約360ポイント高い、88,250ポイント水準でした。ここから上昇し、午前10時過ぎに今日の最高値に達しました。午前11時過ぎから下落に転じ、午後0時半頃に2番底を付けました。そこからは上昇に転じ、午後3時過ぎには88,300ポイントを回復しましたが、再び下落に転じ、午後4時半頃に今日の最安値を付けました。結局、昨日終値から0.35%、約300ポイント上昇して、88,000ポイント台を回復してで今日の取引を終了しました。


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 今日最初紹介するのは、再びチャナッカレで地震が発生したという記事で、今日(16日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 チャナッカレ県アイバジュク郡で、16日03:19にマグニチュード4.6の地震が発生しました。震源の深さは約12kmでした。

 今日2番目に紹介するのは、ボスポラス大学カンディルリ地震観測所で行われた対策会議に関する記事で、これも今日付けのAAの記事です。長い記事ですので、抜粋して紹介します。
 見出しは「カンディルリ地震観測所で地震分析会議の開催」です。
 ハルク・オゼネル・ボスポラス大学カンディルリ地震観測所所長は、マルマラ海で発生し、イスタンブルに影響を及ぼす地震が将来発生することは全く疑いのない事実であることを指摘しつつ、「いつ発生するかを予測することは不可能である」と述べました。
 ボスポラス大学カンディルリ地震観測所で開催された地震分析・対策会議には、オゼネル所長のほか、ハリル・セルダル・ジェヴヘルオール・イスタンブル県副知事、メフメッド・オズカン・ボスポラス大学学長、天然災害緊急事態対応総局(AFAD)幹部及び研究者が参加しました。
 「今月6日から発生しているチャナッカレ県における一連の地震は、前震なのか、あるいは余震なのかは、わかっているのか」との新聞記者からの質問に値して、同所長は「前震なのか、あるいは余震なのかは、残念ながら、我々にはわからない。」と述べました。
 また、チャナッカレでの地震がイスタンブルでの地震に影響を与える可能性があるのかないのかとの質問に対して、同所長は次のとおり答えました。」
「影響与えない。前に述べたとおり、それぞれ別々の断層が存在しており、別々の場所である。イスタンブルで発生することが想定されている地震は、マルマラ海で発生し、イスタンブルに影響を与える地震が将来発生することには全く疑いの予定はない。しかし、発生する時期を予測することは不可能である。したがって、発生時時期を予測することは科学的ではない。マルマラ海を横断する断層が存在しており、この断層は有史以来継続的に自信を発生させてきたこと、そして、地震エネルギーが継続的に溜まっており、どこかで地震が発生し続けることが分かっている。いつその地震が発生するかは、残念ながら我々にはわからない。分かっているのは、イスタンブルに影響を与えるマグニチュード7以上の地震が発生することだけであって、発生時期については絶対に明らかにすることはない。」


 次に紹介するのは、フィキリ・ウシュック国防大臣のシリア及びPKKなどについての発言に関する記事で、これも今日付けのAAの記事です。これも長い記事ですので、抜粋して紹介します。
 見出しは「ウシュック国防大臣は『アル・バブで真剣な掃討作戦が実施されている』と発言」です。
 フィキリ・ウシュック国防大臣は、NATO国防大臣会合に出席するために訪問中のブリュッセルで記者会見を開き、アル・バブ奪取作戦に関して「現在、アル・バブ氏を完全に包囲した状態である。市内で真剣な掃討作戦が展開されている。アル・バブの市中心部でDEAŞ構成員を掃討するために非常に濃密な作戦が行われている。この作戦は自由シリア軍(OSO、FSA)とトルコ軍(TSK)が協力して実施している。」と述べました。
 アル・バブ奪取作戦が終了するまでに、PKKのシリアにおける支部であるPYD/YPG勢力がミュンビチから撤退するよう求めたことを明らかにした同大臣は、「この点に関して、アメリカと交渉している。現時点までには、我々が望んでいる結果は得られていない。しかし、アル・バブ奪取作戦終了後の、トルコにとっての2つの主要目標がある。それらの内の1つはミュンビチであり、もう1つはラッカである。」とのべました。
 アメリカはラッカ攻略を重視していないと述べた同大臣は、イギリス、フランス及びコアリション軍はこの作戦を重視しているとのべました。この作戦を誤った主体と共に行われないことがトルコの優先事項であることを明らかにして同大臣は、「トルコは、あるテロ組織に対して他のテロ組織を使うことは、この地域で大惨事を引き起こす原因となる非常に危険な動きであると見ている。」と述べました。
 明日(17日)、ダンフォード・アメリカ統合参謀本部議長がトルコを訪問することを明らかにした同大臣は、次のとおり述べました。
「トルコ軍参謀総長と会談する。この会談は非常に重要な会談となる。軍事面から、ラッカ攻略作戦を一緒に実施するかどうかの点について、重要な分析を含んでいる。したがって、技術的な作業も行われた後、決定を行う。しかし、私が見るところ、アメリカはまで明確な決定を行っていない。つまり、『我々はこの作戦を絶対にPYDと共に実施する』という決定を行っているわけではない。今後の会談は、アメリカの最終的な決定に影響を与えると考えてる。」

 最後に、今日もユーフラテスの盾作戦に関する記事を紹介します。これも今日付けのAAの記事です。
 ユーフラテスの盾作戦の177日目の戦果は、トルコ空軍機によるDEAŞに属する標的20ヶ所に対する空爆と、トルコ軍(TSK)と自由シリア軍(OSO、FSA)による地上戦によるDEAŞに属する標的258ヶ所に対する砲撃による合計278ヶ所に対する攻撃で、DEAŞ構成員15人が無効化されました。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST-100指数は、ほぼ88,000〜88,400の比較的狭い範囲での取引となり、強いて言えば「N字型」となりました。寄付きは昨日終値から約360ポイント高い、88,250ポイント水準でした。ここから上昇し、午前10時過ぎに今日の最高値(88,460ポイント水準)に達しました。午前11時過ぎにもほぼ同じ水準に達した後から下落に転じ、午後0時半頃に2番底を付けました。そこからは上昇に転じ、午後3時過ぎには88,300ポイントを回復しましたが、再び下落に転じ、午後4時半頃に今日の最安値(88,000ポイント水準)を付けました。そこから急回復して88,250ポイントを回復してからはほぼ横ばいとなり、結局、昨日終値から0.35%、約300ポイント上昇して、88,000ポイント台を回復して、88,187ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日この時間帯は、為替相場はまちまちとなっています。 (日本時間2月17日午前4時10分頃)。
  ユーロは0.57%リラ安の、  1ユーロ=3.9031リラ、
  ドルは0.11%リラ高の、    1ドル=3.6560リラ、
となっています。



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2017年02月16日

トルコ経済ニュース(2016年11月期の失業率)と、DEAŞ及びFETO/PDYに関する今日の記事

 今日(15日)は、トルコ経済関係の記事としては、2016年11月期の失業率、今年1月には財政収支が114億リラの黒字となったとアーバル財務大臣が発言したいう記事(毎月15日に財政収支も発表されます)、今年1月にはエーゲ地方から極東地域15ヶ国(管理者注:日本人感覚で言えば「東南アジアから極東にかけて(の東アジア)」になると思います)に対する輸出が昨年同月と比べて63%増加して7,500万ドルに達したという記事、先日も紹介しました3階建てのボスポラス海峡横断とネルを建設する大イスタンブル・トンネル計画の設計と資金手当ての入札に、事前審査に残った6社・グループの内4社・グループ(管理者注:社名から判断する限り、基本的にトルコの企業と思われます)から応札があったという記事などが出ていました。
 今日は、2016年11月期の失業率に関する記事を紹介します。

 一方、経済関係以外の記事としては、今日もDEAŞ、FETO/PDY及びPKK/PYDに関する記事は出ていますが、最近では少ない方だと思えます。
 まず、ユーフラテスの盾作戦に関する記事として、176日目の戦果に関する記事が出ていました。トルコ空軍機によるDEAŞに属する標的30ヶ所に対する空爆と、トルコ軍(TSK)と自由シリア軍(OSO、FSA)による地上戦によるDEAŞに属する標的194ヶ所に対する砲撃による合計224ヶ所に対する攻撃で、DEAŞ構成員17人が無効化されたという記事が出ていました。
 また、アル・バブ奪取作戦において、15日09:10頃、同市南部の暫定基地周辺でDEAŞ構成員2名が乗車した爆弾搭載車両による自爆攻撃が発生してOSO兵士7人が死亡した一方、同攻撃と同時に、自爆ベストを着用して徒歩で攻撃してきた8人のDEAŞ構成員を射殺したという記事も出ていました。なお、この攻撃ではTSKには被害が発生しなかったとのことです。
 更に、1月1日未明にイスタンブル市のオルタキョイのナイトクラブで発生した銃撃テロ事件に関連して、更に5人(名前から判断すると、4人は外国人)が更に逮捕され、この事件に関連して逮捕された容疑者は40人になったという記事が出ていました。
 また、FETO/PDYに関しては、いったん釈放されていた大統領府筆頭軍事顧問が、検事の異議申立てにより、逮捕されたという記事が出ていました。同顧問は、他の7人の大佐とともに1月16日に北キプロスで拘束されていました。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「急落、急騰、高原、下落」となりました。
 寄付きは昨日終値から約210ポイント高い、88,290ポイント水準でした。ここから急落し、午前10時半前には今日の最安値を付けました。そこから急騰し、午前11時前には88,300ポイントを回復し、午後4時半頃まではほぼ88,150〜88,450の範囲で推移し、その間の午後3時半過ぎに今日の最高値を付けました。その後は下落に転じ、結局、昨日終値から0.23%、約200ポイント下落して、88,000ポイント台を割り込んで今日の取引を終了しました。


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 今日紹介するのは、2016年11月期の失業率に関する記事で、今日(15日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「失業率が発表された」です。
  2016年11月のトルコにおける失業率は、2015年同月と比べて1.6ポイント上昇して12.1%水準となりました。失業者数も59万人増加して、371万5,000人となりました。
 トルコ統計庁(TUIK/ TUİK)は2016年11月の労働力統計を発表しました。
 それによれば、2016年11月にはトルコ全体で15歳以上の失業者数は、昨年同期と比べて59万人増加して、371万5,000人となりました。失業率は、前年同月と比べて1.6ポイント上昇して12.1%になりました。
 失業率は対前月比では0.3ポイント上昇しました。2016年10月には、失業率は11.8%でした。
 同時期の非農業部門の失業率は1.9ポイント上昇して14.3%と予測されています。15〜24歳グループの若年失業率は3.5ポイント上昇して22.6%となり、また、15〜64歳グループの失業率も1.6ポイント上昇して12.3%となりました。
 同統計によれば、今年11月にトルコにおいて雇用されている人の数は、2015年11月と比べて39万1,000人増加して2,706万7,000人となりましたが、一方、雇用率は変化がなく、45.8%となりました。
 同期の農業部門の労働者数は10万1,000人減少しましたが、非農業部門の労働者数は49万1,000人増加しました。雇用されている人の内、18.7%は農業部門で、19.6%は工業部門で、7.4%は建設業部門で、54.2%はサービス業部門で雇用されていました。
 2015年同期と比べた場合、農業部門で雇用されている人の割合は0.6ポイント、工業部門では0.5ポイント、建設業部門では0.1ポイント、それぞれ低下しましたが、サービス業部門で雇用されている人の割合は1.1ポイント上昇しました。
 2016年11月の労働力は、昨年同月と比べて98万人増加して、3,078万1,000人となり、労動参加率は0.9ポイント上昇して52.1%となりました。同期の男性の労働参加率は0.6ポイント増加して71.9%、女性は1.1ポイント上昇して32.7%となりました。
 2016年9月にいずれの社会保障制度にも加入していない労働者(闇就労(違法労働))の割合は、昨年同期と比べて0.2ポイント低下して34.6%と計算されました。
 雇用されている2,706万7,000人の内の、1,842万3,000人は給与所得者で、総被雇用者の内の68.1%となりました。雇用されている人の456万1,000人(16.9%)は自営業、288万4,000人(10.7%)は無給の家族労働者、及び119万8,000人(4.4%)は経営者でした。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「急落、急騰、高原、下落」となりました。寄付きは昨日終値から約210ポイント高い、88,290ポイント水準でした。ここから急落し、午前10時半前には今日の最安値(87,740ポイント水準)を付けました。そこから急騰し、午前11時前には88,300ポイントを回復し、午後4時半頃まではほぼ88,150〜88,450の範囲で推移し、その間の午後3時半過ぎに今日の最高値(88,520ポイント水準)を付けました。その後は下落に転じ、結局、昨日終値から0.23%、約200ポイント下落して、88,000ポイント台を割り込み、87,882ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日この時間帯は、為替相場はリラ安傾向に転じています。 (日本時間2月16日午前4時40分頃)。
  ユーロは0.36%リラ安の、  1ユーロ=3.8770リラ、
  ドルは0.30%リラ安の、    1ドル=3.6623リラ、
となっています。



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2017年02月15日

トルコ経済ニュース(最近のドル/TL相場の状況と、2016年の経常収支)と、PKK/PYD及びDEAŞに関する今日の記事

 今日(14日)は、トルコ経済関係の記事としては、ドル/TL相場が最近1ヶ月間で一番のドル安になっているという記事、今日のリラ相場に関する記事、2016年12月にはトルコに流入した直接外国投資の水準が過去17ヶ月間で最大となったという記事、2016年12月及び2016年通年の経常収支に関する記事などが出ていました。
  今日は、ドル/TL相場に関する記事と、2016年12月及び2016年通年の経常収支に関する記事を紹介します。

 一方、経済関係以外の記事としては、やはり今日もDEAŞ FETO/PDY及びPKK/PYDに関する記事がたくさん出ていました。
 まず、ユーフラテスの盾作戦に関する記事として、175日目の戦果に関する記事が出ていました。トルコ空軍機によるDEAŞに属する標的43ヶ所に対する空爆とトルコ軍(TSK)と自由シリア軍(OSO、FSA)による地上戦によってDEAŞに属する標的178ヶ所が攻撃され、DEAŞ構成員30人が無効化されましたという記事が出ていました。
 また、昨日は1月1日未明にイスタンブル市のオルタキョイで発生した銃撃テロ事件に関して、実行犯アブドゥルガディル・マシャリポフが判事の質問に対して答えた内容に関して紹介しましたが、今日はこのテロ事件を計画した血統的にはトルコ人で、フランス国籍の22歳のDEAŞ構成員が、ブルドゥル県におけるDEAŞ捜査で拘束されたという記事が出ていました。
 今日はPKK/PYDに関する記事重要な記事も出ていました。トルコ全土でPKK/KCK掃討作戦が実施され、PKKの大幹部スッル・サクックの甥を含む容疑者が、12県(アンカラ、アンタリヤ、メルスィン、アダナ、ヴァン、ムシュ、アール県など)で合計134人拘束されたという記事が出ていました。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「鍋底型」となりました。
 寄付きは昨日終値から約270ポイント高い、88,850ポイント水準で、ここが今日の最高値でした。そこから下落し、午前11時半頃から午後5時前まで、底(87,600〜87,800ポイント水準)を形成しました。その間の午後3時前に今日の最安値を付けました。午後5時前からは上昇に転じましたが、結局、昨日終値から0.56%、約500ポイント下落して、88,000ポイント台ギリギリで今日の取引を終了しました。


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 今日紹介するのは、最近のドル/TL相場に関する記事2本で、今日(14日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「ドル/TL相場は過去1ヶ月の最低水準で」と「ドルは1ドル=3.64TLを下回った」です。
 下落して寄り付き、1ドル=3.6510TLまで低下したドル/TL相場は、過去1ヶ月間の最低(リラ高)水準で推移しています。
 昨日(13日)、1ドル=3.70TL水準から始まった下落傾向を1日中継続させたドル/TL相場は、昨日、0.65%低下して、1ドル=3.6691TLで取引を終了しました。
 国際市場で減少するドル需要の影響による下落傾向を、今日も継続させて、ドル/TL相場は、1月9日以降現在までで最も低い水準である1ドル=3.6510TLまで低下しました。ドル/TL相場は、1ドル=3.65TL水準で起こった反発買いにより09:45現在、1ドル=3.6620TL水準で買い手が見つかり、同時間帯には、ユーロ/TL相場は変化がなく、1ユーロ=3.8900TL、ポンド/TL相場は0.1%低下して1ポンド=4.5940TLで取引されています。
 アナリストたちは、アメリカの中央銀行に当たるFRB/FEDのイエレン議長が今日と明日行う予定の説明と質疑応答が市場にとって重大な関心事となることを指摘して、同議長の出すメッセージが公開市場委員会(FOMC)の3月会合前の金利引上げ予測に関する重要な指針になると指摘しました。
 今日(14日)、国内では経常赤字が、国外ではドイツとユーロ圏の成長率、及びFRB委員の発言が市場に方向性に影響を与える可能性があることを指摘したアナリストたちは、ドル/TL相場は、1ドル=3.70TL水準が抵抗線、1ドル=3.65TLと3.61TLが支持線となると指摘しています。
 AAフィナンスの実施したアンケート結果によれば、経常赤字は、2016年12月が43億ドル、2016年通年で331億ドルとなっています。

 下落して寄り付いたドル/TL相場は、国際市場でドルが他の通貨に対して価値を失ったことにより、1月9日以降現在までで最も低い水準となる1ドル=3.6388TLまで下落しました。
 この水準から来た反発買いにより上昇傾向に転じて、14:45現在、ドル/TL相場は、前日終値よりも0.6%低下して1ドル=3.6470TL水準で取引されています。同時間帯には、ユーロ/TL相場は0.3%低下して、1ユーロ=3.8790TL、ポンド/TL相場は1.0%低下して1ポンド=4.5520TLで買い手が見つかっています。
 アナリストたちは、今日の18:00に行われるイエレン議長の上院での説明がドル相場の方向性を決める可能性があると指摘しています。
 ドルは、FRBが金利引上げを行う可能性が低下したことにより、その他の通貨に対して下落していることを強調したアナリストたちは、南アフリカ・ランド、ロシア・ルーブル、韓国ウォンに対するドルの下落率が1%を超えたと指摘しました。
 アナリストたちは、テクニカルの観点から、ドル/TL相場は、1ドル=3.65TLを下回って推移した場合には1ドル=3.61TLが支持線となり、上昇した場合には1ドル=3.67TLが抵抗線となると指摘しています。


 次に紹介するのは、2016年12月及び2016年通年の経常収支に関する記事で、これも今日付けのAAの記事です。
 見出しは「経常収支が発表された」です。
 トルコ中央銀行(TCMB)は、2016年12月の経常収支統計を発表しました。
 2016年12月の経常収支は、2015年同月よりも7億8,400万ドル減少して、42億6,800万ドルの赤字となりました。その結果、2016年の経常赤字は326億500万ドルとなりました。
 昨年12月の経常収支の中の貿易赤字は2015年同月と比べて8億3,400万ドル減少して42億1,300万ドルに低下し、また、サービス収支の黒字が2,300万ドル増加して6億2,400万ドルになりました。そして、
 金融事項ではない金(Gold)の項目では、2015年12月には2億9,200万ドルの純輸入でしたが、2016年同月には12億6,400万ドルに増加しました。
 サービス収支の中の観光収入は、2015年12月と比べて1億8,600万ドル減少して9億7,200万ドルに低下しました。一方、観光支出も1億9,600万ドル減少して2億7,200万ドルとなりました。
 第1所得の赤字は、2015年12月と比べて8,700万ドル増加して9億3,300万ドルに上昇しました。同項目の中の投資収支の純流出は、6,000万ドル増加して8億6,300万ドルとなりました。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「鍋底型」となりました。寄付きは昨日終値から約270ポイント高い、88,850ポイント水準で、ここが今日の最高値でした。そこから下落し、午前11時半頃から午後5時前まで、底(87,600〜87,800ポイント水準)を形成しました。その間の午後3時前に今日の最安値(87,500ポイント水準)を付けました。午後5時前からは上昇に転じましたが、結局、昨日終値から0.56%、約500ポイント下落して、88,000ポイント台ギリギリの、88,082ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日この時間帯は、為替相場はリラ高傾向が継続しています。 (日本時間2月15日午前2時10分頃)。
  ユーロは0.22%リラ高の、  1ユーロ=3.8837リラ、
  ドルは0.03%リラ高の、    1ドル=3.6712リラ、
となっています。





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2017年02月14日

トルコ経済ニュース(EUによるトルコ経済に関する予測)と、PKK/PYD及びDEAŞに関する今日の記事

 今日(13日)は、トルコ経済関係の記事としては、EUが2017年冬季経済予測報告書を発表して、その中でトルコに関する予測も行っているという記事のほか、THY(トルコ航空)が2017年1月には昨年同月と比べて12%減少して410万人の旅客を輸送したという記事、また、現在、ボスポラス海峡を横断する方法としては3本の橋(自動車及び一部鉄道)、マルマライ(地下鉄)及びユーラシアトンネル(自動車)が存在しているのですが、それに加えて3階建てのトンネルを建設しようという「大イスタンブル・トンネル計画」の入札に6社が応札した(2016年11月30日の第1段階の能力審査で7社から6社に限定されていました)などが出ていました。
 今日は、EUが2017年冬季経済予測報告書に関する記事を紹介します。

 一方、経済関係以外の記事としては、やはり今日もユーフラテスの盾作戦、とりわけここ数日連続でしているアル・バブ奪取作戦の進展状況に関して、詳しい記事が出ていました。
 それ以外でも、DEAŞ FETO/PDY及びPKK/PYDに関する記事がたくさん出ていました。トルコ軍(TSK)と自由シリア軍(OSO、FSA)がアル・バブ中心部へ西側と南側から進攻し、都市中心部の40%を確保したという内容になっています。
 例えば、ユーフラテスの盾作戦の174日目の戦果に関する記事として、トルコ空軍機による空爆と地上戦によってDEAŞに属する標的143ヶ所が攻撃され、特に41カ所の標的に対する空爆でDEAŞ構成員30人が無効化されましたという記事が出ていました。
 また、1月1日未明にイスタンブル市のオルタキョイで発生した銃撃テロ事件の実行犯アブドゥルガディル・マシャリポフが、判事の質問に対して答えた内容が詳しく紹介されていました。その中で、自分はDEAŞの構成員であり、トルコ政府に対する不満があるのではなく、キリスト教徒がイスラム教徒に対して行っていることに対する復讐を行ったと発言(管理者注:犠牲者の宗教に関しては特定されていませんでしたが、国籍だけから予測すれば、37人中最低でも30人くらいはイスラム教徒で、2人はヒンズー教徒の可能性があり、最大でも5人しかキリスト教徒はいなかったと思われます)、12月31日にタクスィム広場で犯行を行おうとしたが、警戒が厳重であったために標的を変更した、やったことに後悔はないと発言しています。
 PKK/PYDに関する記事としては、ムシュ県とスィイルト県でPKK/KCK掃討作戦が実施され、ムシュ県では37人、スィイルト県では13人、合計50人の容疑者が拘束されたという記事が出ていました。
 また、昨年11月24日にアダナ県庁の駐車場で発生し、2人が犠牲になった、TAK(クルド自由の鷹)が犯行声明を行った爆弾テロ事件に関して、これまで拘束した容疑者の証言に基づき、更に1人を拘束したという記事が出ていました(実行犯の女性テロしリストはシリアに逃亡したとされています)。
 また、スィイルト県のギョクチェバー町のDBP所属の町長が「PKK/KCKの構成員となり、PKK/KCKに協力した罪」で逮捕されたという記事も出ていました。

 今日のBIST-100指数は、大雑把に言えば「右肩上がり」となりました。
 寄付きは昨日終値から約260ポイント高い、87,730ポイント水準でした。その直後の午前10時頃に今日の最安値を付けました。そこからは基本的に1日中右肩上がりとなり、午後5時過ぎに今日の最高値)に達しました。結局、先週終値から1.26%、約1,100ポイント上昇して、88,000ポイント台半ばで今週最初の取引を終了しました。


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 今日紹介するのは、EUの冬季経済予測報告書に関する記事で、今日(13日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「EUによるトルコに関する新しい成長予測」です。
 EUは、トルコが、今年は2.8%、来年は3.2%、経済成長すると予測しました。
 欧州委員会は、「2017年冬季経済予測報告書」を公表しました。
 同報告によれば、経済成長は、ユーロ圏では今年1.6%、来年は1.8%、EU全体では今年と来年は1.8%となると予測されています。
 インフレ率は、ユーロ圏では、今年1.7%、来年は1.4%、EU全体では今年は1.8%、来年は1.7%になると予測されています。
 失業率は、ユーロ圏では今年9.6%、来年は9.1%、EU全体では今年8.1%、来年は7.8%になると予測されています。
 EU28ヶ国の中で、今年最も高い経済成長率はルーマニアで記録されると予測されています。ルーマニアの今年の経済成長率予測は4.4%、ルクセンブルクは4%、ハンガリーは3.5%の成長率となると予測されています。
 今年、ドイツは1.6%、フランスは1.4%、EUから離脱する決定を行ったイギリスは1.5%、イタリアは0.9%、経済成長すると予測されています。経済危機と闘っているギリシャは、今年は2.7%、来年は3.1%成長すると予測されています。
 EU内で最も高い失業率は、経済危機と闘っているギリシャで記録されることが予測されています。同報告書によれば、今年の失業率は、ギリシャでは22%、スペインでは17.7%、ギリシャ系キプロスでは12%となると予測されています。
 同報告書によれば、トルコの経済成長に関して、トルコ統計庁(TUİK)が12月に経済状況を国際及び欧州基準に適合して分析できるようにするために、新しい計算方法に移行したことを指摘されています。
 トルコ経済は、新しい計算方法によれば、旧計算方法と比べて約20%大きくなっていることを明らかにした同報告書は、トルコの競争力の観点から、いくつかのリスクと脆弱性が存在していることが指摘されています。
 同報告書では、トルコの憲法改正に関する国民投票の後、今年後半には政治的不透明性が減少し、内需も緩やかに回復し始めることが予測されています。
 同報告書によれば、トルコ経済は2017年には2.8%、来年には3.2%の経済成長となり、失業率は、2017年には11.2%、来年には11.5%となり、消費者物価指数(TUFE)は2017年には8%、来年には7.6%となると予測されています。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST-100指数は、先週金曜日とは反対に、大雑把に言えば「右肩上がり」となりました。寄付きは昨日終値から約260ポイント高い、87,730ポイント水準でした。その直後の午前10時頃に今日の最安値(87,530ポイント水準)を付けました。そこからは基本的に1日中右肩上がりとなり、午後5時過ぎに今日の最高値(88,790ポイント水準)に達しました。結局、先週終値から1.26%、約1,100ポイント上昇して、88,000ポイント台半ばの、88,587ポイントで今週最初の取引を終了しました。

 今日この時間帯は、為替相場もリラ高となっています。 (日本時間2月14日午前3時10分頃)。
  ユーロは1.14%リラ高の、  1ユーロ=3.8895リラ、
  ドルは0.78%リラ高の、    1ドル=3.6688リラ、
となっています。



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 今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。




 次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。





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