2009年01月

2009年01月31日 01:31

 今日も経済ニュースを中心に紹介します。

最初は、経常収支に関するニュースです。といっても、ほとんど乱しに近い状態で、12月の貿易趣旨の赤字が36億ドルに縮小した、とだけ書かれています。詳しくは明日紹介することになると思います。

 これは知らなかったのですが、イスタンブルの西側にあるテキルダー県のSE自動車テクノジー社という会社は、日本企業が買収していたそうですが、労働コスト高で競争力が無いために閉鎖されるそうです。745人の労働者が職を失うことになるそうです。

 明日の朝刊の国際面には多分載ると思いますが、ダボスの世界経済フォーラムで、トルコのエルドアン首相とイスラエルのシモン・ペレス大統領が口論となり、エルドアン主張が会場から出て行ったということです。
 トルコとイスラエルはいろいろな面で共通の利益を持っている反面、イスラム教徒が90%以上を占め、さらに、エルドアン首相が党首を努める与党AKPは親イスラム党であり、イスラエルのガザ地区攻撃に関しては、トルコ国内でも避難の声が強く上がっていました。
 決定的に関係が悪化することがないよう、様々なルートから関係改善が図られているようですが、しばらく尾を引く可能性が高いと思われます。

 最後はいつもどおり市況です。
 今日のIMKB-100は一日中、昨日終値よりも低い水準での取引となりました。前場終わり頃に一段や酢となりましたが、後場はやや持ち直し、最終的に昨日終値よりも228ポイント、率にして0.87%低い、25,934ポイントで今日の取引を終了しました。

 為替はまちまちです。
  ドルに対しては0.99%リラ安の、   1ドル=1.6360リラ水準、
  ユーロに対しては0.75%リラ高の、 1ユーロ=2.1040リラ水準、
  ポンドに対しては0.90%リラ安の、 1ポンド=2.3540リラ水準、
  フランに対しては0.57%リラ高の、 1フラン=1.4060リラ水準、
となっています。


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今日は「雑貨」を紹介します。















2009年01月30日 01:00

 今日は観光に関するニュースを紹介します。

 2008年第4四半期の観光収入は、経済危機が深刻化し、不況の足音がひしひしと迫ってきていた時期にもかかわらず、上昇しました。前年同期と比べて、15.2%上昇して、44億ドルに上昇しました。
 トルコ統計庁(TUIK)の発表した報告書によれば、2008年には、トルコに3,092万9,192人が入国し、一人当たり708ドルの支出を行いました。観光収入は219億1,096万ドルと計算されています。2007年にはトルコに2,721万4,988人が入国し、観光収入は184億8,700万ドルで、一人当たり679ドルの支出を行ったものと計算されています。
 反対に、2008年の観光支出は、2007年から7.5%上昇して、35億644万ドルに上昇しています。今年は一人当たり717ドルの市中酢を行ったことになります。また、2007年の観光支出は32億5,962万ドルで、一人当たり658ドルの支出を行っていました。

 今日はここで速報ニュースを紹介します。
 楽しいニュースではありませんが、場合によっては大きなニュースとして扱われるかもしれませんので、念のために紹介します。
 イスタンブルで郵便局強盗があり、イスタンブル県知事(注:官選で、普通は内務省の役人です)の発表によれば、警察と銃撃戦になり、犯人のうち1人が射殺され、1人が負傷し、2人が逮捕されました。これだけでれば、ある意味で普通のニュース(?)だと思いますが、犯人がテロ組織「アル・カーイダ」の関係者であると見られている点が大事になる可能性を表しています。
 確か2003年だったと思いますが、イスタンブルでアル・カーイダと関係のある人物による連続テロが起こり、60人以上が死亡し、700以上が負傷するという大惨事になったことがあります。現時点では、事件の背景などに関する解説記事は出ていませんが、最近の中東情勢や、トルコの国内事情(3月の統一地方選挙実施)など、政治に動きがでてきたところを狙った犯行である可能性は否定できません。
 ただ、現時点では事件の背景が分からないだけに、パニックに陥る必要はない、というより変な記事に踊らされて、パニックに陥らないようにする必要があります。続報があれば、必要な限りにおいて、紹介していきたいと思います。

 最後はいつもどおり市況です。
 今日は一転、IMKB-100は下落しました。朝はやや下げて寄り付き、その後次第に下げ足は止めましたが、大引けにかけては少し戻しました。しかし、昨日終値よりも542ポイント、率にして2.03%下げて、26,162ポイントで今日の取引を終了しました。
 
 一方、為替はまちまちですが、ややリラ安気味といっても間違いないないようです。
  ドルに対しては0.25%リラ安の、   1ドル=1.6200リラ水準、
  ユーロに対しては0.75%リラ高の、 1ユーロ=2.1200リラ水準、
  ポンドに関しては0.27%リラ安の、 1ポンド=2.3040リラ水準、
  フランに対しては1.00%リラ安の、 1フラン=1.4090リラ水準、
となっています。


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今日はトルコ絨毯(絹糸、羊毛糸を縦糸に結んだもの)トキリム(羊毛糸、綿糸で編んだもの)を紹介します。















2009年01月29日 00:58

 今日もトルコ経済に関するニュースを紹介します。
 
 最初のニュースは今日からスイスのダヴォスで始まっている世界経済フォーラムの会長であるクラウス・シュワブ氏のトルコについての見方です。
 現時点では、まだ、経済危機の発生理由を分析し、近い将来における影響を見極めようとしている段階であるが、経済危機を克服した後に世界がどうなるのかについても十分検討する必要があることを指摘しています。
 また、世界経済危機を克服するためには、世界規模での協力を実現する必要があることも強調しつつ、このチャンスを利用して、より健全で、より長く継続できる条件を有する経済を築くことも可能であると述べました。
 トルコについても述べています(というより、トルコ人記者の質問に答えています)。
 トルコは地域のリーダー国であり、経済の観点だけではなく、外交の観点からも成功している国であると述べました。トルコは政教分離が行われたイスラム教国であり、東西すべての国と良い関係を築くことのできる国で、また、地政学的見地からは「橋」の役割を果たしている国であることから、強い影響力を持った国であると述べています。
 トルコは、アジアとヨーロッパを結ぶエネルギーと貿易の通路上にあり、地域諸国とも良好な関係を築くことが可能であるとも指摘しています。

 次は、トルコの2番目の財閥であるサバンジュ財閥当主の発言です。
 今日からダヴォスで始まっている世界経済フォーラムにはトルコからも多数の人が参加しています。その中の、サバンジュ財閥当主のインタビューを紹介します。
 世界的な不透明さは、まだ減少していない。深刻なレベルで、世界中で不況に向かっていることは共通の認識となっている。新しい時代が始まる。2009年はこれまでの年とはまったく異なった年となるであろう。
 リーマン・ブラザーズが破綻した後、アメリカやヨーロッパ、そしてトルコで新たな対策が採られなかったならば、現在は、より深刻な状況となっているであろう。
 トルコにとっても、2009年は困難な年となるであろう。そのつもりで、対策を立てる必要がある。過去3ヶ月間で様々な対策が採られた。トルコ中央銀行の金融政策は非常に良いものであった。世界とトルコが協力して取る行動も重要である。トルコ政府が経済対策パッケージを提示してくれることを期待している。今後のために、市場活性化対策が採られることを望んでいる。

 最後はいつもどおり市況です。
 今日のIMKB-100は、寄付きから高くなり、1日中昨日終値よりも高い水準で推移しました。終値は907ポイント、率にして3.52%上昇して、26,705ポイントとなりました。
 
 為替もリラ高傾向です。
  ドルに対しては1.10%リラ高の、  1ドル=1.6150リラ水準、
  ユーロに対しては0.56%リラ高の、1ユーロ=2.1360リラ水準、
  ポンドに対しては0.04%リラ安の、1ポンド=2.3070リラ水準、
  フランに対しては1.47%リラ高の、1ポンド=1.4070リラ水準、
となっています。


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今日は、今やトルコ資本となったゴディヴァのチョコレートを紹介します。
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バラエティ豊かなゴディバの中で人気の15粒GODIVA ゴールドコレクション15P(15粒入り)バラエティ豊かなゴディバの中で人気の15粒GODIVA ゴールドコレクション15P(15粒入り)
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2009年01月28日 00:58

 IMFとの交渉が、10日間中断されることになりました。エルドアン首相によれば、IMF副専務理事とダヴォス経済会議で会談することとなっているそうです。IMFとのこれまでの交渉過程で、トルコ側の主張が受け入れられた点と受け入れられなかった点があることを明らかにしました。
 これまでの交渉で合意に達していない部分について、IMF及びトルコはそれぞれの内部で約10日間検討を行った上で、交渉を再開することになっていることを、エルドアン首相は明らかにしました。
 ロイター通信によれば、経済成長率と財政問題に関する相違点は解決のめどが付いていますが、対立点は予算関連ではなく、制度改革に関してであると見られています。

 トルコ労働組合総連合(テキュルク・イシ)によれば、1月における、4人家族にとっての飢餓水準(=健康を維持できる最低限の食事水準)は736リラ(約4万円)で、また、貧困水準(=文化的最低水準)は2,396リラ(約13万2千円)となっているそうです。
 また、公的統計によれば、働く個人の半分近くは最低金銀で雇われている労働者であり、最低賃金の手取り額は月額527リラ(約2万9千円)に過ぎないと、労働者が置かれている現状を、強く批判しています。特に、現在進行中の世界的経済危機と、今年のインフレ率が下がることが予想されること口実にして、労走者の賃上げが低く抑えられている点について、厳しい批判を行っています。

 次は、メリルリンチによる予測です。キャリーなので、手短に紹介します。
 メリルリンチ投資関連会社によれば、ここしばらくは金の価格が上昇する見込みだそうです。
 2009年は年間を通して経済が弱含み、金利も低いままとなることを予測しています。財政の出動額は大きくなる一方、税収は減ると予測してます。
 これまではインフレの高進を心配してきましたが、これからは世界的なデフレの危険があることも指摘しています。
 ドルは短期的には強含むが、1、2年の期間で見た場合は、暴落の危険があることも指摘しています。また、ユーロも急落する可能性があるとも述べています。一方、長期的観点からは「商品」、特に「金」の価格が上昇する可能性があると指摘しています。

最後はいつもどおり市況です。
 今日のIMKB-100は、朝高の後、前場の終わりから後場にかけて急落しました。その後は昨日終値水準まで戻しましたが、結局、171ポイント、率にして0.66%下落して、25,798ポイントで今日の取引を終了しました。

 為替はリラ安傾向です。
  ドルに対しては1.24%リラ安の、   1ドル=1.6360リラ水準、
  ユーロに対しては1.27%リラ安の、 1ユーロ=2.1500リラ水準、
  ポンドに対しては1.23%リラ安の、 1ポンド=2.2980リラ水準、
  フランに対しては0.49%リラ安の、 1フラン=1.4320リラ水準、
となっています。


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今日はトルコのお酒を紹介します。
トルコでポピュラーな銘柄のひとつです。

トルコの「白」の代名詞

この「白」はいけます。

トルコの「赤」の代名詞!




2009年01月27日 01:05

 あまり突飛な(?)想像で、大げさなことを言うは好きではありませんが、3月29日に予定されている統一地方選挙を前に、いくつかの政治的な動きが見られますので、少し解説してみたいと思います。
 以前、このブログでも紹介しましたが、最新の(?)クーデター計画ではないか、といわれている「エルゲネコン事件」について、検察・警察が継続的に捜査して、新たな証拠(?)もいろいろと見つかっています。一定の真実も含んでいるのですが、この状況を極端に単純化して説明すると、「イスラム政党(=与党AKP)VSトルコ軍」ということになろうかと思います。それに、思想・宗教の違いというよりは、ライバル意識、勢力争いの面もかなり含まれていると思われる「軍VS警察」という構図も含みながら、「軍寄り派」、「自由派」、「親宗教派」など、様々な勢力、マスメディア、団体などが入り乱れて、トルコ国内の勢力争いをしているという図式が見えているのではないかと思います。
 中期的には、3月29日の統一地方選挙に向けて、いろいろな変化があるかもしれません。一方、長期的には、現在世界で発生している世界経済危機がトルコに対してどのような影響を及ぼすかが、重要な要素になるのではないでしょうか。トルコ1国のダイナミズムの観点からは、今後2ヶ月間は、面白い期間になる可能性が高いと思われます。

 次は、昨日に引き続き、トルコ中央銀行のニュースです。
 トルコ中央銀行は、今年最初のインフレ率の予測を発表しました。年率で6.8%です。この数字は中央銀行の目標である7.5%をも下回っています。
 その上で、予定より低いインフレ率は、より少ない生産と、折多く名失業を意味しており、消して手放しで喜べる状況にはない。
 2009年末のインフレ予測については、70%以上の確率で6.8%となる。平均で6.8%となることを前提に、市場では年間インフレ率は5.4%から8.2%の予想となっている。なお、中央銀行総裁の予測では、2010年には平均で5.8%、幅は4%から7.6%との予想となっています。

 最後はいつもどおり、市況の紹介です。
 今日のIMKB-100は、寄付きから大引けまで、多少の上げ下げはありましたが、傾向としては右肩上がり状態でした。最終的には、先週終値よりも1,188ポイント、率にして4.79%上昇して、25,970ポイントで引けました。

 為替もリラ高傾向です。
  ドルに対しては2.18%リラ高の、   1ドル=1.6180リラ水準、
  ユーロに対しては1.03%リラ高の、 1ユーロ=2.1230リラ水準、
  ポンドに対しては1.79%リラ高の、 1ポンド=2.2540リラ水準、
  フランに対しては2.15%リラ高の、 1フラン=1.4100リラ水準、
となっています。


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「天災は忘れた頃にやってくる」ということで、急落・暴騰を忘れやすいというに関する自戒の念をこめて、地震・防災関連の本を紹介します。













2009年01月26日 00:01

 最初は、エネルギー、環境問題に関するニュースを紹介します。
 エネルギー天然資源大臣が、2020年までに、トルコの風力発電量を2万メガワット増加させることを目標とすることを発表しました。
 イスタンブルにある私立大学で行った講演の中で、トルコでも太陽エネルギーの分野でも活動が活発化していること、そして、ほかの国のモデルになることすらできるレベルであることを紹介しました。
 また、現時点におけるトルコの風力発電の可能性は4万8千メガワットですが、さらに2万メガワット増やす子をと目標としています。新しい法律により、500キロワットまでの風力発電のためには許可を取得する必要がなくなったため、これまで電力の消費者であったところも、電力の生産者となる可能性もでてきたと説明しました。
 また、カスピ海からヨーロッパに天然ガスを運ぶパイプライン計画のひとつで、トルコも強く関与しているNabucco会議のために、25日ハンガリーを訪問することも明らかにしました。

 次は、IMFとの協定に関するトルコ中央銀行総裁の発言を紹介します。
 トルコ中央銀行総裁と2人の副総裁が集まって、トルコ経済に関する議論を行いました。その中で、現在トルコを訪問しているIMF一行との話し合いについても紹介され、2009年におけるインフレの目標についてもIMFから質問があったことも紹介されました。議論の中で、2009年の経済成長率予測、インフレ率予測は、急激な経済環境の変化があったあとでも修正されていないが、それは、IMFとの協定内容に大きく影響を受けることは疑いなく、協定内容が分かるまでは修正することは不可能であるとの考え方であることも分かりました。
 記者からの質問に答え、IMFとトルコ政府の協定は、協定内容に関するトルコ政府の保証所は、3月29日に実施される統一地方選挙以前に提出すべきであると話しました。
 また、IMFから融資が受けられた場合の使用方法について問われたのに対しては、中央銀行には様々な金融手段を取る余力があるため、IMFからの融資は、財政繰りがより難しい状況になっている国庫に直接入るほうが良いと考えていると、述べました。

 トルコ経済だけではなく、世界のニュースも紹介されています。ロイターのニュースなので、詳しくは紹介しません。
イギリスが18年ぶりにリセッションとなり、株価も23年ぶりの低さにあり、2009年代4四半期もマイナス成長になる可能性があります。
日本については、実質セロ金利でありながら、融資を受けることが困難になっていると日銀が警告していること、13年半ぶりの円高になっており、日銀が介入する可能性があること、アメリカでオバマ大統領誕生のひとつの要因が経済問題であったんのと同様、今年行われる衆議院選挙で政権交代がありえることを紹介しています。
ドイツについては、戦後70年、1回も1%以上のマイナス成長になったことは無かったが、2009年はマイナス2.25%になるとドイツ政府は予測しています。輸出に頼って経済であるドイツは、11月、12月に、それぞれ10%以上の輸出減少を経験していることからも、かなり深刻な状況であると認識されています。

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今日はトルコ石を中心に紹介します。















とることはまったく関係ありませんが、(少なくとも個人的には)面白いものがありましたので、スペースもあるので紹介します。


2009年01月25日 00:50

 今日も経済ニュースを紹介します。

 世界的な景気後退、経済危機により、トルコもいろいろと苦しい問題に直面し、特に失業率の悪化が重くのしかかっていますが、一方で、3大問題点のうちの残りの2点、経常収支の赤字と高いインフレ率は改善が見られるようです。ただし、経済活動が減速していることと表裏一体の面が強く、喜んでばかり入られませんが、暗い面ばかりを強調するのもいかがかと思い、「明るい話題」風に書いてみました。
 
 今日紹介するニュースは、トルコ経済とインフレ率に関する財務大臣の発言です。
 財務大臣は、トルコにおいても利率が低下し始めている点を指摘しつつ、「インフレ率も低下する。今年のインフレ率目標は達成できる。それどころか、当初の予測よりも低下することもありえる。」と述べています。
 エスキシェヒールというアンカラとイスタンブルの間にある地方都市で講演した財務大臣は、次のとおり述べました。
 世界的に、大規模な経済危機が発生している。経済専門家たちは、現在、世界は「100年に1度あるかないか」という深刻な経済危機に直面しているということで、意見が一致している。この経済危機は、トルコにも影響をもたらしている。この(経済)危機は、世界的な危機である。
 100年に1度あるかないかというほどの深刻な、世界レベルの経済危機の1つである。トルコも深刻な影響を受けているが、世界ではトルコ以上に深刻な影響を受けている。あまりかの需要減少は、ヨーロッパを始め、日本、中国を含めて世界中に影響を及ぼしている。トルコにも影響を及ぼしている。しかし、トルコはこれまでに10年ごとに一度、トルコ国内の経済危機に直面してきた。さらに、トルコの銀行業界は、状況の良い時期にこの経済危機に直面した。2001年にトルコを襲った経済危機の経験から学んだ教訓が生かされていた。サブプライムローン関連の債券はトルコにはほとんどない。トルコの銀行が保有していないので、サブプライムローン関連の損害も発生せず、したがって、倒産する銀行も出ていない。
 世界各国では緊急経済対策が次々と採られているのだから、トルコでも実施すべきであるという意見が出されている。各国が行っている経済対策の多くは、倒産しそうな銀行を救済するための対策であるが、トルコではその必要性はない。トルコの問題は、世界的な需要の減少がトルコの実体経済にも影響を与え始めていることである。さらに、銀行が貸し出しを絞り、さらには回収を始めていることが問題である。晴れたときには傘を貸して、雨が降ってきたら貸した傘を回収するというような行動は許されない。
 IMFとの協議は継続している。IMFとの合意を地方選挙簿に引き延ばすというつもりはない。IMFとの交渉と選挙日程とはなんらの関係もない。IMFとの協議は通常の形で進んでいる。近い将来合意に達することを期待している。

 失業率に関する予測記事が出ていました。要点だけ紹介意します。
 11月、12月に、ハローワークに職探しに来た人の数は、10月よりもさらに多く(20%以上の増加と)なっているそうで、11月、12月は失業率が一層上がるものとおもわれています。去年の11月は一昨年の11月よりも失業率は1.2%低下しましたが、今年は急激な上昇が懸念されています。

 最後は(土曜日の)為替レートを紹介します。
  ドルに対しては0.60%リラ高の、   1ドル=1.6540リラ水準、
  ユーロに対しては0.61%リラ安の、 1ユーロ=2.1450リラ水準、
  ポンドに対しては変わらずの、   1ポンド=2.2950リラ水準、
  フランに対しては0.07%リラ安の、 1フラン=1.4410リラ水準、
となっています。


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2009年01月24日 01:42

 昨日はアップロード・ミスで、情報提供が遅れてしまいました。今日は、いつもどおりの時間にアップするよう努力しました。
 でも、アップしない日のアクセス数の減り方は劇的で、寂しいような、反対に、毎日真剣に(?)読んでいただいている読者が多いという証拠のようで、勇気付けられた気もする、不思議な経験でした。

 今日も、トルコ経済ニュースを続けます。
 最初のニュースは、トルコとIMFの関係に関するニュースです。これまでに何回もこの関連のニュースは紹介しました。トルコ経済界は、「IMFのお墨付きが欲しい」ので、IMFとの協定を1日でも早く結ぶことを望んでいるといっても良いと思いますが、一方、トルコ政府は「面子」と「選挙対策」のために、「慌てて、IMFの言いなりに協定を結ぶ」という気はまったく無いようです。本当は早く協定を結ぶほうが、経済面ではいろいろとメリットがあると分かっているものと思われますが、「内政」面の事情から、簡単には妥協しないかもしれません。
 
 IMFとのスタンドバイ協定の締結が、統一地方選挙後になるという報道がなされた後で、トルコ製不の経済関係責任者は、「IMFとの間で、何の問題もない。協定は、近い将来締結される」という声明を出しました。そのために、市場関係者は安心しました。
 風評では「トルコ政府は、IMFとの協定締結を統一地方選挙後に延期し、2009年後半には所得増加のための政策を実施する」とのことであったため、市場に不安が広がりましたが、ロイターのニュースは、その懸念を打ち消す結果となりました。
 IMFの調査団は1月8日からアンカラに滞在中であり、2週間以内に、3年間で250億ドルのクレジットを供与されるのではないかという期待が市場関係者の間に広がっていました。

 次は、エネルギーに関するニュースです。
 アゼルバイジャンからグルジアを経由してトルコまで石油を輸送しているBTC(バクー-トビシリ−ジェイハン)パイプラインは、2008年に28万4,100トンのカザフスタン原油を輸送しました。
 カザフスタンの石油は、現在、船によりカスピ海を渡ってアゼルバイジャンに輸送され、そこからパイプラインによりトルコまで輸送されています。2008年10月から、試験的に石油の輸送を行っているそうです。10月には1万7,400トン、11月には11万9,300トン、そして12月には14万7,400トンのカザフスタン原油をパイプラインで輸送しました。
 また、BTCパイプラインによる全石油の輸送量は3,280万トンで、2007年よりも15.3%増加したそうです。

 最後はいつもどおり市況です。
 今日のIMKB-100は、寄付きから前場、そして後場の前半は昨日終値よりも低い水準での取引が続きましたが、後場の後半になって上昇し始め、今週の終値は昨日終値よりも139ポイント、率にして0.57%上昇して、24,781ポイントとなりました。

 為替はリラ高傾向です。ただし、ドルに対しては弱含んでいます。
  ドルに対しては0.73%リラ安の、  1ドル=1.6640リラ水準、
  ユーロに対しては0.42%リラ高の、1ユーロ=2.1320リラ水準、
  ポンドに対しては0.61%リラ高の、1ポンド=2.2740リラ水準、
  フランに対しては0.84%リラ高の、1フラン=1.4170リラ水準、
となっています。


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2009年01月23日 01:24

 今日最初に紹介するニュースは、小売業界の状況に関するものです。
 経済危機が小売業界に影響を及ぼしています。12月は、犠牲祭と年末年始のおかげで、11月よりも売り上げが上がりました。しかし、1年前と比べると、売上高の減少には歯止めがかからず、対前年同期比でマイナス4%になりました。
 12月の総合売上指数は、犠牲祭と年末年始の需要増加のおかげで、11月から13%伸びました。しかし、前年同月比では、4%のマイナスとなりました。食品及び日食品に関する消費傾向でも、同じ状況です。11月よりは売り上げは増加していますが、昨年と比べると減っています。特に大幅な値引きが行われた食料品以外の消費財については、11月と比べて20%も売り上げが伸びましたが、去年と比べると2%のマイナスとなりました。

 ポルトガルの銀行が、トルコ法人の売却を検討していることを明らかにしました。株式を公開しているポルトガル最大手のMillennium BCPは、トルコ法人であるMillennium Bank  A.S.を売却しようとしています。Millennium BCPは、トルコのほかには、ポーランド、ギリシャ、ルーマニア、アンゴラ、モザンビークにも銀行を持っているそうです。

 世界的な信用収縮と経済危機の現状では、どこまで本当か分かりませんが、ドバイ(アラブ首長国連邦)の不動産会社が、トルコとインドで不動産投資を活発化させることを検討しているというニュースが出ていました。
 アメリカだけでなく、イギリスやアイルランドなどでも「不動産バブル崩壊」が顕著に現れているようですが、一端底入れすれば、人口、経済の成長が見込まれている国では、再び不動産価格が上昇に転じることは十分考えられます。さらには、ドバイからは、ブラジルやロシア、中国よりは、インド、トルコのほうが地理的にも感情的にも近いのかもしれません。

 最後はいつもどおり、市況です。
 今日のIMKB-100は、前場は昨日終値よりも高い水準での取引が続きましたが、後場に入って値を消し、終値は、結局、昨日おっ割り値よりも0.38%低い、24,642ポイントで取引を終了しました。

 為替(トルコ・リラ)は今日もマチマチです。
  ドルに対しては0.12%リラ高の、   1ドル=1.6520リラ水準、
  ユーロに対しては0.42%リラ安の、 1ユーロ=2.1410リラ水準、
  ポンドに対しては0.70%リラ高の、 1ポンド=2.2720リラ水準、
  フランに対しては0.77%リラ安の、 1フラン=1.4320リラ水準、
となっています。


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2009年01月22日 03:08

 今日は、トルコのマイクロ(ミクロ)経済に関するニュースを紹介します。

 2009年に関する期待がそれほど明るいものでないにしても、トルコ企業家たちは「良いと考えよう、良くなることを期待しよう」という態度をトルコとに決めたように見受けられる。「今日は、お互いに非難しあう日ではなく、協力し合う火である」表現した(トルコの4大民間銀行の一つである)AKbank(アクバンク)会長は、「今後7,8ヶ月は非常にこんな日々が続くと思うが、意気消沈すべきではない。」という声援を送りました。
 そして、「トルコ経済界は、2009年に関してはあまり明るい見通しを立てていないが、2010年には再び上昇を始める。がっかりする必要なない。今後、7、8ヶ月は歯を食いしばって耐える必要があるが、その後は再び経済活動が活発化し始めものと期待している。
 また、IMFとの協定は、一刻も早く締結することが望ましい。そして、IMFから受ける融資は、トルコの実体経済の活発化に資するものとなることを期待している。」と述べました。
 なお、トルコ経済の成長率に関しては、2008年が1.5%、2009年が0.5%と予測しています。
 
 今日は遅くなったので、ここで市況を紹介します。
 今日はIMKB-100は、結果的に、まったく動きませんでした。朝から下げて調子で始まり、昼にかけて大きく下げました(24,100ポイント水準)が、大引けにかけて一気に上昇して、結局21ポイント、率にして0.09%上昇して、24,736ポイントで今日の取引を終了しました。
 
 為替は一転してリラ高傾向です。
  ドルに対しては0.54%リラ高の、  1ドル=1.6540リラ水準、
  ユーロに対しては0.74%リラ高の、1ユーロ=2.1320リラ水準、
  ポンドに対しては1.77%リラ高の、1ポンド=2.2800リラ水準、
  フランに対しては1.03%リラ高の、1フラン=1.4380リラ水準、
となっています。


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