2010年07月

2010年07月31日 01:24

 今日も経済関係のニュースを紹介します。

 最初の記事は経常収支の赤字に関するものです。
 見出しは「貿易収支の赤字は、6ヶ月間で2倍に膨らんだ」です。
 6月の貿易収支の赤字は(対前年同月比で)34.9%増加して、56億ドルになりました。
 トルコ統計庁(TUIK)は、6月の貿易赤字が昨年同期よりも34.9%増加して56億2,000万ドルになり、今年前半では94.6%増加して285億になったことを明らかにしました。
 CNBC-eのアンケートによれば、6月の貿易赤字は59億ドルになると予測されていました。
 統計によれば、6月の輸出は14.8%増加して95億7,000万ドルに、また、今年前半では14.9%増加して548億2,000万ドルになりましたが、一方で、6月の輸入は21.5%上昇して141億9,000万ドル、今年前半では33.6%増加して833億2,000万ドルになりました。
 トルコ統計庁(TUIK)によれば、2009年6月には66.7%でああった輸出/輸入比率は、2010年6月には63%に減少しました。2009年6月には47.8%であったEU諸国への輸出割合は2010年6月には43.8%に低下しました。EU諸国への湯移出割合は、今年前半としては45.9%になりました。2010年6月にはEU諸国に対して行われた輸出は、昨年同期比で5.1%上昇して、41億9,000万ドルになりました。今年前半でみた場合、EU諸国に対する輸出は20.8%増加して251億7,000万ドルになりました。
 6月に、トルコからの輸出が最も多かったのはドイツで、2009年6月に行われた輸出よりも7.5%増加して8億5,500万ドルになりました。2番目はイギリスで5億6,700万ドル、3位はイタリアで5億4,900万ドル、4位は4億8,000万ドルでイラクとなっています。今年前半でみた場合には、ドイツへの輸出が51億9,000万ドル、イギリスへは32億ドルになりました。
 一方、輸入については、TUIKの発表では、ロシアが1位でした。輸入額は昨年と比べて9.7%増加して、17億9,500万ドルとなりました。2位は中国で、13億8,300万ドル、3位はドイツとアメリカで10億9,800万ドルでした。
 品目別にみてみると、2010年6月に最も輸出が多かったのは11億600万ドルでエンジン付き陸上輸送機器でした。これに次いで8億7,000万ドルの鉄鋼でした。今年前半の輸出では、エンジン付き陸上輸送機器は昨年同期比で29.8%増加して70億1,000万ドルになりました。また、同期間の鉄鋼の輸出は7.4%増加して、41億5,000万ドルになりました。

 最後はいつもどおり市況です。
 今日のIMKB-100は昨日までと一転して、昨日終値を割り込んで寄り付いた後、前場は右肩下がり、後場は横ばい後、大引け前の急落といった値動きとなりました。最終的には、60,000ポイント台を維持できずに、昨日比1.43%マイナスの59,866ポイントで、今週の取り引きを終えました。

 今日の為替はリラ高傾向です。
  ドルに対しては0.13%リラ高の、    1ドル=1.5080〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.61%リラ高の、  1ユーロ=1.9630〜40リラ水準、
  ポンドに対しては0.10%リラ安の、  1ポンド=2.3544〜603リラ水準、
  フランに対しては0.50%リラ高の、  1フラン=1.4418〜54リラ水準、
  円に対しては0.42%リラ安の、     100円=1.7375〜418リラ水準、
となっています。 


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今日はトルコ石と陶器を紹介します。
















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2010年07月30日 01:29

 今日も経済関係のニュースを紹介します。

 最初のニュースは久々に「トルコ観光業」に関する記事を紹介します。
 見出しは「今年前半の観光収入は70億ドル」です。
 観光収入は、今年第2四半期で7.4%上昇して45億ドルになりました。今年前半の観光収入は70億ドルになりました。
 トルコ統計庁(TUIK)によれば、今年第2四半期で観光収入は昨年同期比で7.4%上昇して45億6,000万ドルになり、今年前半では69億7,000万ドルに達しました。
 統計によれば、出国した訪問者の数は今年前半で、1,213万人になり、一人当たりの平均消費額は575ドルになりました。
 観光客の数は今年前半に1,075万になり、同時期のトルコから外国に出たトルコ人の数も138万人になりました。観光客は今年前半にトルコを訪れた観光客一人当たりの消費額は503ドルでしたが、同時期の海外に出たトルコ人の一人当たりの消費額は1,135ドルでした。
 観光大臣は、今年始めのロイターとのインタビューで、「2010年には、3,000万人の観光客が訪問することを期待している。国際経済危機が発生しなかったならば、2009年には2,800万人、2010年には3,000万人の訪問客があったことを個人的には信じている。少なくとも、1年間の遅れが発生している。2010年の目標は、2,800万人から3,000万人であるが、それは必然的な目標である。」と述べました。

 次は、トルコ中央銀行の市場への介入についての記事を紹介します。
 見出しは「中央銀行は市場から7億1,900万ドルを回収した」です。
 トルコの銀行業界の外貨預金について、中央銀行に預け入れなければならない義務的預金額のパーセンテージを引き下ました。その結果、市中銀行から中央銀行に7億1,960万ドルが回収されました。
 中央銀行は、トルコ・リラ預金に関して銀行の支払い準備率を5%で維持しましたが、外貨預金についての支払い準備率を9.5%から10%に引き上げました。
 中央銀行は、このオペレーションによって、トルコ・リラが他の通貨に対してきり上がるのを抑制する効果があります。

 最後はいつもどおり市況です。
 今日のIMKB-100は、今日も終値及びざら場での最高値を更新しました。小高く寄り付いた後は61,000ポイントを1日中何度も試しましたが、超えることができなかったようですが、終値は昨日よりも0.55%高い、60,737ポイントで今日の取引を終わりました。
 
  次は為替です。今日はまちまちです。
  ドルに対しては0.13%リラ高の、   1ドル=1.5100〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.31%リラ安の、 1ユーロ=1.9730〜40リラ水準、
  ポンドに対しては0.01%リラ高の、 1ポンド=2.3566〜625リラ水準、
  フランに対しては1.27%リラ安の、 1フラン=1.4472〜508リラ水準、
  円に対しては0.28%リラ安の、    100円=1.7283〜326リラ水準、
となっています。


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 今日は2008年以降に出版されたFXに関する本を紹介します。
 勿論、新しければ良いという話しではないのですが、2007年から始まったサブプライムローン問題以降、特に2008年のリーマンショック後は環境が激変しているため、新しく出版された本を集めてみました。
 最初は、個人的には非常に感動した(?)1冊です。精神論+技術。

スイング派は一読の価値があるかも?

かなり詳細にテクニックが紹介されています。信じてやってみる?!










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2010年07月29日 01:27

 今日も経済関係の記事を紹介します。

 このところイスタンブール証券取引所(IMKB)は、しばしば史上最高値を更新していますが、今日もまた記録を更新しました。
 見出しは「証券取引所は、再び新高値で取引を終えた」です。
 イスタンブール証券取引所(IMKB)総合指数は終値ベースで0.12%上昇して60,404ポイントに達し、史上最高値で取引を終えました。
 また、ドルの売値は1ドル=1.5140リラ、ユーロの売値は1ユーロ=1.9670リラに上昇しています。
 IMKB-100は、後場で15ポイント下落して、60,404ポイントで取り引きを終えました。後場の、株価の平均下落率は0.02%になりました。
 前場で90ポイント上昇していたことを考えると、IMKBは今日1日で75ポイント、0.12%上昇して今日の取引を終了しました。
 後場は前場終値よりも142ポイント下落して、60,277ポイントで始まりました。この段階で株式相場は0.24%の下落となりました。
 
 次は中央銀行がインフレ予測値を引き下げたというニュースです。
 見出しは「中央銀行は、予測インフレ率を7.5%に引き下げた」です。
 中央銀行は、年末時点での予測インフレ率を0.9%引き下げて、7.5%としました。
 中央銀行総裁は、インフレ報告書に関する記者会見を行いました。記者会見で、総裁は次のとおり述べました。
 「基本的インフレ指標は、中期目標に沿った状態が継続するであろう。外需の回復は継続する。特別消費需要は、今年第2四半期に、経済危機前の水準を回復する。融資の活発化は、景気回復の下支えとなっている。投資は経済危機前と比べると、著しく低い水準に留まっている。ユーロ地域の問題は、第2四半期の外需が予測よりも弱かったことの理由となっている。
 労働市場は、確実によくなっている。失業率は明確に下落している。先行指標とも言える非農業部門の雇用もゆっくりではあるが、確実に改善していることを示している。ここしばらくは労働力のコストが明確な逼迫は感じられないであろう。総需要の条件は、インフレ率を低下させるための影響力について、限定的ではあるが上昇している。
 2010年に関するインフレ率の調節が行われた。食品価格の上昇率は9%から7.5%に、食品については2010年、2011年にはインフレ率の予測は7%で変更はない。年末の予測インフレ率は、0.4%引き下げられる見込みです。」

イスタンブール証券取引所(IMKB)のニュースは、既に上で紹介しましたので、最後はいつもどおり為替です。今日はリラ安蛍光となっています。
  ドルに対しては変わらずの、     1ドル=1.5120〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.15%リラ安の、 1ユーロ=1.9650〜5リラ水準、
  ポンドに対しては0.44%リラ安の、 1ポンド=2.3579〜638リラ水準、
  フランに対しては0.51%リラ安の、 1フラン=1.4279〜4314リラ水準、
  円に対しては0.18%リラ安の、     100円=1.7211〜314リラ水準、
となっています。


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今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。




次は、トルコのビールと「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。








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2010年07月28日 01:09

 今日も経済関係のニュースを紹介します。

 今日は、毎年恒例になった「トルコ大企業500」に関する記事を紹介します。

 見出しは「工業の『巨人リーグ』のトップは、今年もテュプラシュ(Tupras)」です。
 テュプラシュ(Tupras)は、2005年から続けてきたように、イスタンブール工業会議所(ISO)500で、再び1位となり、発電公社(EUAS)が2位、OYAKルノー(軍の互助組合とルノーの合弁会社)が3位となりました。
 トルコで最も大きな工業会社500社の結果が、イスタンブール工業会議所(ISO)がおこなった記者会見で発表されました。
 ISOが42年間、途切れることなく毎年発表している「トルコの大企業500社」の2009年度調査結果によれば、売上税を除いた実質的な生産からなる販売額について、154億9,560万リラでテュプラシュ(Tupras)が1位となり、65億2,742万リラで発電公社(EUAS)が2位、54億7,380万リラでOYAKルノーが3位となりました。
 テュプラシュは2009年も1位となりましたが、500社の売り上げに占める割合は11.4%から7.4%に減少しました。調査結果では、2009年は特に世界的に商品価格と原油価格が低下した影響が、調査結果に大きな影響を与えました。
 ISO500のトップ10の中で公共企業は、EUASだけでした。また、2008年には7位であったアルチェリッキ(Arcelik、こり財閥の家電メーカー)は2009年には4位に、また、5位にはトファシュ(TOFAS、コチ財閥とフィアットの合弁企業)が入りました。
 2008年に3位につけていたFORD(トルコでは、コチ財閥との合弁)は6位に後退し、7位にはエレーリ製鉄、8位にはアイガス(Aygaz、コチ財閥のLPG・家電メーカー)、9位にはヴェステル(Vestel、家電メーカー)、10位にはハバシュ(Habas)、11位にはイチダシュ(ICDAS)、12位にはイスケンデルン製鉄、13位にはToyota(トヨタ)、14位にはペトキム(Petkim、石油化学)、そして15位にはトルコ精糖が付けました。
 この結果、トップ15社には、公営企業が2社、民間企業が13社入りました。
 2008年には6億5,240万リラの赤字を出していたEUASは、2009年には14億2,373万リラの利益で、最も大きな利益を上げた会社になりました。2位は7億7,693万リラでテュプラシュ、6億7,394万リラでフィルサ・フィリップモリス(タバコ、サバンジュ財閥との合弁)が入りました。
 最も輸出額が大きかったのは、30億1,243万ドルでOYAKルノー、2位は20億3,870万ドルでFORD、3位は20億426万ドルでトファシュとなりました(注:3社とも自動車生産会社)。

 最後はいつもどおり、市況です。
 今日のIMKB-100は、朝から昨日終値を大きく終えて寄り付き、そのまま1日中高地安定した取引となり、ついに史上初、60,000ポイント台で1日の終値となりました。最終的に、昨日終値よりも1.75%高い、60,335ポイントで今日の取引を終了しました。

 為替はまちまちです。
  ドルに対しては0.40%リラ高の、   1ドル=1.5120〜30リラ水準、
  ユーロに対しては変わらずの、   1ユーロ=1.9620〜30リラ水準、
  ポンドに対しては0.20%リラ安の、 1ポンド=2.3476〜535リラ水準、
  フランに対しては1.70%リラ高の、 1フラン=1.4207〜43リラ水準、
  円に対しては1.05%リラ高の、    100円=1.7180〜223リラ水準、
となっています。



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今日はガイドブックを紹介します。










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2010年07月27日 00:40

 今日も経済関係のニュースを紹介します。

 一つ目は設備稼働率に関する記事を紹介します。
 見出しは「設備稼働率が上昇した」です。
 製造業一般の設備稼働率は、7月には昨年同月比で7.3ポイント上昇して、74.7%になりました。設備稼働率は、6月と比べれば1.1%の上昇となりました。
 中央銀行が準備し、製造業で活動している1,930社の参加で作成した7月の『経済動向アンケート』の結果は発表になりました。
 その結果によれば、昨年6月には67.4%であった設備稼働率は、2010年7月には74.7%に上昇しました。設備稼働率は、5月には73.6%でした。
 製造業の設備稼働率の調査は、製造業で活動している企業がアンケート期間中に実際に使用可能な設備に対する実施に使用している割合を性格に把握するために行われています。

 次は信頼指数に関する記事を紹介します。
見出しは、「実業部門の信頼が上昇した」です。
 中央銀行の実業界の信頼指数について、7月には6月と比べて1ポイント上昇して、112.7ポイント水準になりました。
 中央銀行の発表によれば、指数を算出するための質問に関するアンケートを調査すれば、現在受けている注文の残高、今後3ヶ月以内に実施する輸出注文、過去3ヶ月間の受注高、一般的な未来の見通しなどが、指数の上昇に貢献しました。
 一方、今後3ヶ月間の総合雇用数の予測と今後3ヶ月の生産量に関する評価は、指数を低下させる方向で影響が出ています。
 指数は3ヶ月ごとの総合雇用期待と、今後3ヶ月間の生産量に関する期待は指数を低下させる方向で影響が出ています。

 最後はいつもどおり市況です。
 今日のIMKB-100は、先週終値をはさんで一進一退が続きましたが、59,000ポイントを割ったともあります。結局、先週終値よりも0.35%上昇して、59,507ポイントで今日の取り引きを終了しました。

 為替はリラ安傾向です。
  ドルに対しては0.07%リラ高の、   1ドル=1.5200〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.15%リラ安の、 1ユーロ=1.9600〜5リラ水準、
  ポンドに対しては0.47%リラ安の、 1ポンド=2.3517〜76リラ水準、
  フランに対しては0.16%リラ安の、 1フラン=1.4445〜81リラ水準、
  円に対しては0.25%リラ安の、   100円=1.7453〜96リラ水準、
となっています。


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今日はトルコ・コーヒーを紹介します。











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ここからはブレスレッドです。
















2010年07月26日 00:05

 今日も経済関係の記事を紹介します。

 今日は違法就労、未登録労働者の問題に関する記事を紹介します。
 違法就労、未登録労働は、労働者から言えば、あらゆる社会保障から排除されることを意味するので、労働組合は強い反発を示しているのですが、高い失業率が継続しており、未登録労働でも働きたいという労働者が多いために、なかなか無くならないようです。
 見出しは「DISK(注:かなり戦闘的な労働組合連合会です)は、約1,000万人の未登録動労者がいる、と発表」です。
 DISKが作成した報告書では、未登録労働者の数は昨年よりも増加していることが示され、政府の未登録労働者問題への取組についての成績表に「不可」を付けたことが明らかにされています。
 アナトリア通信社(AA。国営通信社)が得た情報よれば、DISK調査開発部門は、未登録就労及び雇用の分野に関する最新の状況を評価した報告書を作成しました。
 トルコ統計庁(TUIK)が発表した数値を元に、失業率が昨年4月と比べて2.9%低下したことを指摘しつつ、失業率の低下は、未登録就労と保障なし就労の拡大の影に隠れてしまったと記述されています(注:失業率が低下したことは、未登録就労が拡大したことの重大さによって帳消しとなっているとの主張と思われます)。
 報告書では、2008年の同時期には約233万3,000人の失業者が存在しましたが、最近の公的数値では300万人になっていることが強調され、失業者の数は2年間で32%増加したことが指摘されています。
 「政府の未登録就労問題への取組姿勢は、非常に低い評価となった」との評価を下した報告書では、以下のとおりの記述もあります。
 「未登録就労問題への取組姿勢は、処罰の実施の面で、老荘組合の利益になる方向ではなく、使用者(雇用主)の違法行為を助長する方向になっている。『税金をできるだけ少なく徴税するほど、雇用コストを低くすればするほど、使用者(雇用主)もその分だけ未登録労働者を使うことを止める』という考え方によって、未登録労働者問題は最初から横道にそれている。本当は、未登録労働者問題の積極的な解決のためには、労働組合の組織化を促進し、厳しい観察と罰則の厳格な適用が重要である。
 トルコの癒えない傷の状態になった未登録就労を加速させる適用は、非常に懸念される事態である。2010年4月の雇用に関する統計数値は、未登録就労者の数は前年同期よりも90万5,000人増加して、884万2,000人から974万7,000人に達している。(注:「働いている」と申告した人の数と「雇用いている」と労働監督所に届けられている労働者の数の差などから計算しているものと思われます。)
 この数値は4月としては、これまでで最大の数値となっています。2005年4月に、未登録就労者の数が968万9,000人に達したのがこれまでの最大値であった。」

 もうひとつ、中央銀行総裁の鉱工業生産高に関する発言を紹介します。
 見出しは「生産は、経済危機の水準を、今年中に回復する」です。
 中央銀行総裁は「(鉱工業)生産(高)は、経済危機の水準を。今年中に回復する。雇用の回復にはもう少し長い期間が必要となる。」という評価を行いました。
 中央銀行総裁は、トルコは、国際経済危機の影響を最も早く脱出した国の1つであることを述べつつ、2つの重要な経済状況についても、次のように指摘しました。
 「(鉱工業生産高は、)現時点では経済危機前の水準を回復していないが、2010年中にこの水準を超えるものと予測している。一方、労働市場の回復については、より長い期間が必要になると予測している。
 ヨーロッパ経済が再び減速傾向に陥ったとみられることは、先進国の債務問題が完全には解決していないこと及び世界の危機に落としいれかねない失業問題が、トルコにとってもリスクとなっている。
 トルコ・リラの相場水準は乱高下しているものの、ほぼ適正な状況であり、政策金利は、今後も一桁台に留まるであろう。」




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今日は絵皿を紹介します。

























2010年07月25日 00:28

 今日も経済関係の記事を紹介します。

 毎月2回行われている中央銀行のアンケート調査結果に関する記事です。
 見出しは「期待インフレ率は、7.69%に低下した」です。
 中央銀行のアンケートによれば、2010年末の期待インフレ率は、7月後半のアンケートでは、7.69%に低下しました。
 中央銀行は、7月後半のアンケート結果を発表しました。
 それによれば、2010年7月前半のアンケートでは7.73%となっていた今年末の期待インフレ率は、7.69%に低下しました。
 8月の消費者物価指数(TUFE)は0.15%から0.18%に、2ヶ月後(9月)のTUFEの予測は0.64%から0.65%に上昇しました。
 7月前半のアンケートでは7.73%あった今年末のインフレ率の予測は、7月後半のアンケート結果では7.69%に、1年後のインフレ率(TUFE)の予測は7.24%から7.20%に低下しました。7月前半のアンケートでは6.86%であった2年後の年間消費者物価指数(TUFE)は変化がありませんでした。
 今月の為替相場の予測は、1ドル=1.5600リラから1ドル=1.5400リラに上昇しました。また、今年末の予測は1ドル=1.5700リラから変化ありませんでした。さらに、1年後の為替レート予測は、1ドル=1.5900リラから1ドル=1.5700リラ水準に上昇しました。
 今年末の経常収支に現れる赤字幅の予測は、7月前半のアンケート調査結果の317億1,220万ドルから、今回の調査では319億460万ドルに増加しました。
 7月前半のアンケートでは5.4%の予測であった今年末の成長成長率(GDP成長率)の予測は、今回も5.4%で変化はあしませんでした。また、来年末の経済成長率の予測は4.7%これまた変化がありませんでした。


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今日はトルコで最もポピュラーな飲み物であるお茶(チャイ)とその他食品を紹介します。







ココからは食品です。







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ここからはブレスレッドです。
















2010年07月24日 01:04

 今日も経済関係のニュースを続けます。

 今日紹介する記事は、世界における投資先としてのトルコの状況について解説したものです。
 見出しは「『世界投資リーグ』において、地位が低下している」です。
 トルコは、「世界投資リーグ」において、地位を低下させています。2009年には、最も外国投資が多い国の中で、12位順位を落としました。昨年、トルコには外国人投資家から76億ドルの投資をひきつけました。今年も、トルコは70億ドルの直接投資をひきつけることが期待さえています。
 経済危機の年であった2009年には、トルコに投資された外国資本は58%減少し得て、76億ドルになりました。その結果、トルコは世界の順位で32位に後退しました。
 2008年には、トルコに対する外国からの直接投資は、順位の観点からは、20位となっていました。
 2009年には、世界中で行われた直接外国投資に関して、総額としては1兆1,000億ドルになっていました。経済危機の影響で、世界における外国からの直接投資は37%減少しました。
 世界の中で、最も多くの外国投資を贔屓付けている国は、アメリカと中国です。反対に、最も多くの外国投資を行っている国は、アメリカとフランスです。
 現在までに、世界で合計17兆7,000億ドルの外国投資が行われたことを明らかにした国際投資家協会(YASED)は、トルコがこれまでに受け入れた外国投資の総額としては770億ドルに達したことを強調しています。
 YASEDの予測では、2010年にトルコが受け入れる外国投資の総額は、昨年とほぼ同様に70億ドル内外になるのでは墓とされています。
 
 最後はいつもどおり市況です。
 今日のIMKB-100は、昨年終値よりも高い、60,000ポイント超えで寄り付きましたが、前場の後半までは一進一退といった感じでしたが、前場の後半からは、一本調子で下げて、結局、昨日終値よりも1.03%低い、59,299ポイントで取引を終了しました。

 今日の為替はまちまちです。
  ドルに対しては0.40%リラ安の、   1ドル=1.5180〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.36%リラ高の、 1ユーロ=1.9510〜20リラ水準、
  ポンドに対しては1.02%リラ安の、 1ポンド=2.3364〜423リラ水準、
  フランに対しては0.61%リラ高の、 1フラン=1.4457〜89リラ水準、
  円に対しては0.26%リラ安の、    100円=1.7432〜76リラ水準、
となっています。


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今日は絨毯を紹介します。











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2010年07月23日 00:16

 今日も経済関係の記事を紹介します。

 最初は景気の良い話で、イスタンブール証券取引所が史上最高値を更新したというニュースです。
 日本ではインドネシアのジャカルタ証券取引所でも史上最高値を更新したというニュースが流れていましたが、トルコのIMKBも更新しました。
 見出しは「インデックスは60,000ポイントを超えた」です。
 IMKB総合指数(-100)は、およそ3ヵ月半振りにざら場での史上最高値を更新して、史上初の60,000ポイントの大台に乗りました。
 昨日(21日)、59,495ポイントで、終値としては史上最高値で取り引きを終了した総合指数(-100)は、今日は前場の寄り付きが191ポイント、率にして0.32%下落して、59,304ポイントまで下がりました。そのしばらくは、方向性がありませんでしたが、前場の終わりにかけて上昇に転じ、ざら場としての最高値を更新する59,826ポイントでまで上昇しました。
 その後も上昇傾向は継続し、ついに史上初めて60,000ポイントの大台に乗りました。そして、ざら場の史上最高値である60,112ポイントをつけました。
 これまでの、ざら場での最高値は、2010年4月15日に付けた59,772ポイントでした。また、1日の終値としての史上最高値は昨日(21日)に付けた59,495ポイントです。

 次も経済関係のニュースですが、今度は中央銀行総裁の発言内容についてです。
 見出しは「中央銀行総裁は、トルコ経済は耐久力を示した、と述べた」です。
 中央銀行総裁は、「トルコ経済は、2001年からこれまでに行われた構造改革と政策実行により、過去に起こった経済危機とは全く逆に、国際経済危機に対して大きな耐久力を示すことに成功した。」と述べました。(注:これまで世界が1の危機が起これば、トルコは何倍もの大きさである5,6の影響を受けていたが、今回は世界が3,4の経済危機でもトルコは、比較的軽微な1,2の影響しか受けなかったことを差します。)
 中央銀行総裁は、次のとおり述べました。
 国際経済危機の経済への影響は、3つのルートで表に出ていることが分かる。それたは、貿易、外国資本の流動性、そして期待であると要約することができる。トルコ経済は、構造上の特徴として、3つのルーとすべてから悪影響を受けることになる。トルコ経済の慢性的問題として国内資本貯蓄不足、主な輸出先が先進国となっていること、そして輸出品目が景気敏感商品に偏っていること、そして、民間経済に関して悲観的見方が急速に広がったこと、しかし、これらの悪状況は長くは続かない見込みとなっている。そして、トルコ経済は国際経済危機の悪影響を最も早く脱出した国のひとつとなっている。」

 最後は、いつもどおり市況です。
 今日のIMKB-100は、上で紹介しましたとおり、下げて始まりましたが、直ぐに上昇に転じて、史上最高値を付けました。後場には再び昨日終値を割り込む場面がありましたが、その後大引けにかけて再び上昇に転じて、結局、昨日終値よりも0.71%高い、1日の終値としては史上最高値を更新する59,919ポイントで今日の取引を終了しました。

 為替はまちまちです。
  ドルに対しては0.59%リラ高の、   1ドル=1.5190〜5リラ水準、
  ユーロに対しては変わらずの、   1ユーロ=1.9580〜5リラ水準、
  ポンドに対しては0.11%リラ高の、 1ポンド=2.3164〜222リラ水準、
  フランに対しては0.33%リラ安の、 1フラン=1.4558〜95リラ水準、
  円に対しては0.58%リラ高の、   100円=1.7390〜434リラ水準、
となっています。


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今日はトルコのガラス製品を紹介します。
トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。












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2010年07月22日 01:42

 今日も経済関係のニュースを紹介します。

 一つ目は銀行預金の増加についてです。
 見出しは「銀行預金が増加した」です。
 トルコ銀行業界の総預金残高は、6月末現在で5,862億6,400万リラ(約35兆1,000億円)に増加しました。
 トルコ銀行協会(TBB)事務局長は、銀行監督監視機構(BDDK)から発表されている日々の報告書に基づいて作成したトルコ銀行業界に関する2010年前半の進展について記述した報告書を、記者会見で公表しました。
 その報告書によれば、2009年12月31日現在で5,314億7,500万リラ(約31兆8,000億円)であったトルコ銀行業界の総預金残高から、2010年6月30日現在には総預金残高5,862億6,400万リラ(約35兆1,000億円)に増加しました。
 トルコ銀行業界におけるトルコ・リラ建て貸付金は、2009年末の2,898億2,400万リラ(約17兆3,000億円)から、6月末には3,356億2,600万ドル(約20兆1,000億円)に増加しました。
 銀行業界では2009年末には39億2,900万トルコ・リラ(約2,300応援)の要注意債権は、2010年6月30日には30億200万ドルに、監視中の債権は216億9,800万ドルから207億9,200円に減少しました。

 次は物価に関する記事を紹介します。
 見出しは「パンとピデ(平たくて、やや固いパン)の価格は上昇するのか」です。
 断食月に入る前に、パンとピデの価格が上昇するのか、否か、注目を集めているなか、最重要関係者からの発言がありました。一人は、トルコ小規模・零細商人組合連合会会長で、「価格が上がると、投機家は期待すべきではない」と発言し、トルコ・パン屋連合会会長も、「断食月には、パンもピデも価格の非唯上げはない」と発言しています。

 最後はいつもどおり、市況です。
 今日のIMKB−100は、昨日終値よりも高く寄り付き、前場はほぼ横ばいでしたが、後場に入って大きく上昇し、大引けにかけてはやや下落しましたが、結局、昨日終値よりも2.18%上昇して、59,494ポイトで今日の年引きを終了しました。

 為替はリラ高傾向です。
  ドルに対しては0.39%リラ高の、   1ドル=1.5280〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.91%リラ高の、 1ユーロ=1.9580〜5リラ水準、
  ポンドに対しては0.63%リラ高の、 1ポンド=2.36190〜248リラ水準、
  フランに対しては0.68%リラ高の、 1フラン=1.4510〜47リラ水準、
  円に対しては0.53%リラ高の、   100円=1.7491〜535リラ水準、
となっています。



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今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。
ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。

この本もお勧めです。




本を読まないトルコ人にも多いに売れた2006年のベストセラー。ただし、「通」向けです。



















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