2013年05月

2013年05月31日 08:30

 今日も経済関係の記事をいくつか紹介します。
 今日は昨日とは全く逆に、日本だけが大幅に下落士し、その他はほぼ世界中で株価が上昇士しました。トルコは今日の終値は昨日終値とほとんど変化がありませんでした。昨日終値から更に0.00%、約4ポイン下落して、87,000台ポイントぎりぎりで張り付いています。

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 今日も経済関係の記事がいくつか出ています。明日は月末ですので、今後1週間くらいは毎日重要な経済統計が発表になると思われますが、今日もいくつかの経済統計に関する記事を紹介します。最初に紹介するのは、OECDによる2013年のトルコの経済成長予測についての記事です。
 見出しは「OECDは、トルコの経済成長率予測を発表した」です。
 OECDは、トルコの2013年の経済成長率を3.1%であると発表しました。

 グリアOECD事務総長は、加盟国に関する「経済予測」報告書をパリで行った記者会見で発表しました。
 OECDは、2014年に国際経済が改善することにより、トルコも同年には経済成長率は4.6%に達すると予測しました。
 報告書では、「経常収支赤字とインフレ率は受け入れ可能な水準」を超えているとの分析が行われました。
 トルコで指導者が2013年と2014年には、財政は引き締められることを予測していることを指摘した報告書は、「それにより、政府は明らかにされた目標を達成するために、経済を活性化するために必要な対策を採り、それを実践するために時々自動調整の可能性を与える必要がある。」との表現が行われました。
 OECD報告書において、金融政策が経済成長に、競争に悪影響を及ぼすまでに、為替レートを過剰な圧力にさらすことなく、インフレ率を引下げる必要性があるとの警告を行いました。
 「デフレーションは、そこから抜け出すための経費を限定的にする」との表現を行った報告書では、「効率を上げることは、継続的で、力強い経済成長のためには必要な条件である」と強調されました。

 2つ目に紹介する記事は、インフレ率予測に関する記事です。
 見出しは、「5月のインフレ率予測は0.46%」です。
 AA(アナトリア通信社)ファイナンス予測アンケートの結果によれば、エコノミストは5月のインフレ率を0.46%上昇すると予測しています。

 AAファイナンスは、トルコ統計庁(TUIK)が6月3日(月)に発表するインフレ率に関する予測アンケートの結果を発表しました。
 16人のエコノミストが参加して実施されたアンケート調査結果によれば、エコノミスト達による5月のインフレ率予測の平均は0.46%となりました。
 アンケートに参加したエコノミスト達の5月のインフレ率予測では、最高値が0.60%で、最低値が0.15%となりました。
 一方、アンケートに参加した16人のエコノミストが明らかにした今年末のインフレ率予測の平均は6.65%でした。
 アンケートに参加したエコノミスト達の今年末のインフレ率予測では、最高値が7.30%で、最安値が6.06%となりました。
 先月(4月)に行われたAAフィナンス「インフレ率予想アンケート」の結果では、年末のインフレ率予想の平均は6.76%でした。
 TUIKの発表によれば、4月のインフレ率は、3月と比べて0.42%、昨年同月と比べれば6.13%の、それぞれ上昇となっていました。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100は、前場は昨日終値よりも約200ポイント高い、87,400ポイント水準で推移する場面が続きました(最高値は87,663ポイント)が、前場終了前に一度下落しました。後場は2時頃に今日の最安値(86,655ポイント)まで下げたあとは上昇に転じ、2回、87,400ポイントを上回る場面もありましたが、結局、昨日終値から更に0.00%、約4ポイント下落して87,170ポイントで今日の取引を終えました。

 今日も株安はとりあえず止まりましたが、為替は一層大幅にリラ安でした。
  ドルに対しては0.70%リラ安の、  1ドル=1.8740〜5リラ水準、
  ユーロに対しては1.45%リラ安の、1ユーロ=2.4450〜60リラ水準、
  ポンドに対しては1.21%リラ安の、1ポンド=2.8436〜507リラ水準、
  フランに対しては1.51%リラ安の、1フラン=1.9593〜642リラ水準、
  円に対しては0.92%リラ安の、   100円=1.8531〜77リラ水準、
となっています。



 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日は絨毯を紹介します。





おこづかいがドンドンたまる”おトク貯金箱”ポイントボックス

ここからはブレスレッドです。



















2013年05月30日 08:30

 今日は経済関係の記事を紹介します。
 今日は日本だけがほんの少し上昇し、その他はほぼ世界中で株価が下落し、トルコも今年最大幅で、大幅下落しました。今日のBIST100はほぼ完全に「右肩下がり型」となりました。昨日終値から更に3.05%、約2,740ポイン急落して、87,000台ポイントぎりぎりまで下落しました。

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 今日は雇用とエネルギーに関する記事を紹介します。最初に紹介するのは、工業(製造業)分野における雇用の増加に関するものです。
 見出しは「工業(製造業)で雇用が増加した」です。
 2013年第1四半期の工業(製造業)分野の常用雇用指数は昨年同期よりも3.7%、総実労働時間指数は2%、税込み賃金指数は12.6%、それぞれ増加しました。

 トルコ統計庁(TUIK)は、今年第1四半期の工業労働投入量指数を、基準年における変更によって発表しました。
 それによれば、2005年=100を基準年として発表し工業分野の労働投入量指数(常用雇用指数、総実労働時間指数、税込み賃金指数)が経済の発展により時代に合わなくなってしまったり、産業分野の均衡が変わってしまったために、2010年=100を基準年として計算されました。
 比較可能性を持たせるために、2010年を基準年とする指数は、2005年まで遡りました。
 新しい基準年を考慮にいれて行われた計算によれば、工業分野常用雇用指数(2010年=100)は2013年第1四半期に前年同期と比較して3.7%、前期と比較して0.3%、それぞれ上昇しました。3ヶ月間の工業分野常用雇用指数は113.3となりました。
 工業分野総実労働時間指数は今年第1四半期には前年同期と比較して2%上昇し、前期と比較して変わりませんでした。3ヶ月間の工業分野総実労働時間指数は111.8となりました。
 工業分野税込み賃金指数は2013年第1四半期には前年同期と比較して12.6%、前期と比較して0.3%、それぞれ増加しました。3ヶ月間の工業分野税込み賃金指数は141.6となりました。

 次に紹介するのはトルコで建設される予定の3番目の原子力発電所とイラクにおけるトルコ企業の進出状況についての記事です。
 見出しは、「3番目の原子力発電所の建設場所は未定」です。
 タネル・ユルドゥズ・エネルギー天然資源大臣は、3番目の原子力発電所のために、建設場所は未だ決定していないと述べました。

 トルコ大国民会議(TBMM,トルコ国会)本会議で、基本法として取り扱われているトルコ石油法案の第1部に関して審議が継続しています。
 同大臣は、バルバロス・ハイレッティン提督船がコスト高であるとの理由での批判に対して、「9,000万ドルで、同じ条件の船ができるなら、2番目の船として購入することができる。(そのような船の存在を)知っている人は通報することができる。直ぐにでも購入手続きをとることができる。購入した船は世界でも10指に入るハイテク船の1つである。」と述べました。
 イラク中央政府は、過去3年間、サービス協定の名の下で行われた一連の入札があったことを指摘した同大臣は、世界から35社近くがここに参入していること、トルコからは5つの別々のコンソーシアムが250億ドルの仕事を受注したと述べました。
 同大臣は、イラクの南部でも仕事を受注したことを指摘し、共同出資者とともに投資を継続していると述べました。
 同大臣は、3番目の原子力発電所の建設場所をどこにするかに関する問いに対して、「まだ適当と判断された場所はない。2番目の原子力発電所の協定に署名した日本と、3番目の原子力発電所をどこに建設するかに関する調査を行っている。そのためには、約2年必要となる。この2年間に何らかの場所が決まったことを聞いたならば、それは少し主観的で、投機的な地名であるということを、躊躇なく指摘することができる。」と応じました。
 同大臣は、エネルギー問題で、イスラエル政府に対して何らの提案をしたこともなく、また、公式な会談も行われていないことを明らかにしました。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100は、1日中「未が肩下がり型」となりました。しかも寄り付きが昨日終値よりも約800ポイント低く、しかも、今日の最高値でした。そして大引けもほぼ今日の最安値となりました。最終的には昨日終値から更に3.05%、約2,740ポイント大幅下落して87,175ポイントで今日の取引を終えました。

 今日も株安が一気に進みましたが、為替も大幅にリラ安でした。
  ドルに対しては0.27%リラ安の、  1ドル=1.8610〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.92%リラ安の、1ユーロ=2.4100〜10リラ水準、
  ポンドに対しては0.74%リラ安の、1ポンド=2.8109〜80リラ水準、
  フランに対しては1.60%リラ安の、1フラン=1.9325〜73リラ水準、
  円に対しては1.46%リラ安の、   100円=1.8406〜52リラ水準、
となっています。



 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

今日はトルコ石のストラップを紹介します。




トルコ石ではありませんが、、、


ココからはブレスレッドです。























2013年05月29日 09:30

 今日はトルコ輸出企業ラインキングの記事を紹介します。
 今日は日本を含む世界中で株価が上昇しましたが、トルコでは下落しました。昨日とは逆に、BIST100は基本的に「高地安定型」となりましが、後場に入って下落しました。昨日終値から更に0.70%、約630ポイン下落して、90,000ポイント台を割り込みました。

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 今日は年間の定番記事とも言えるトルコの輸出企業ランキングが発表になっていますので、これに関する記事を紹介します。
 見出しは「2012年の輸出チャンピョン(トップ企業)はTUPRAS(テュプラシュ)」です。
 2012年の輸出チャンピョン(トップ企業)はTUPRAS(テュプラシュ)でした。54億ドルの輸出によりトップに立ったテュプラシュをフォードとルノーが追いました。

 トルコ輸出業者会議(TIM)は、2012年に最も多くの輸出を行った企業1000社の実績に関する分析を発表しました。
 提供された情報に寄れば、2012年に最も多くの輸出を行った企業は50億4,200万ドル(注:上記の数値とずれています)でTUPRAS(テュプラシュ)となりました。そして、2位は31億9,800万ドルでフォード、3位は31億5,200万ドルでルノーとなりました。
 2012年に最も多くの輸出を行った企業を発表したTIMの発表の中で自分の見解を述べたメフメット・ビュユックエキシTIM会長は、企業の実績に付いて分析を行って、2012年に実現した1,525億ドルの輸出の57.9%がトップ1000社によって実現されたものであることを明らかにしました。
 トップ1000社が行った輸出は一昨年と比べて1%増加したことを指摘した同会長は、「一般的な輸出実績と比べた場合、トップ1000社に入れなかった企業の輸出がより多くなったことが分かる。この増加は、輸出が末端の企業にまで広がっていることを示している。」と述べました。
 同会長は、トルコの輸出はトップ1000社が合計で882億ドルを実現したことを明らかにしつつ、この輸出の85.4%はトップ500社が実施し、14.6%の部分を501〜1000番目の企業が実施したと述べました。
 トルコが実施した合計1525億ドルの輸出の内の49.9%はトップ500の企業が実施し、8.5%は501〜1000番目の企業が実施し、42.1%はその他の企業が実施したことを明らかにした同会長は、トップ500社が輸出のほぼ半分を実施していることを強調しました。
 TIMが輸出を重視していることを再度指摘した同会長は、「2012年には10億ドルの壁を12社が破った。9社もこの数値に極めて近い輸出を行った。産業別、地域別で見た場合には、10億ドルの境界を我々は重視している。企業単位で見た場合には、12社が10億ドル以上の輸出を行ったことが判明している。この数値は非常に重要である。2023年の目標は、50社が年間10億ドルの壁を破ることである。10億ドルの境界に近い9社とその他の29社もこの数値を超えることにより、10年以内に50社が10億ドル以上の輸出を行うようになることを目標としている。」との表現を使いました。
 発表された情報では、業界と企業の規模も研究されています。
 それによれば、輸出企業の67.9%は製造業でした。輸出の86.6%は工業製品。11.6%が農業製品で、1.8%が鉱業製品からなりました。
 一昨年と比べた場合、工業製品と農業製品はそれぞれ1%増加しました。企業の産業別分布を見た場合、最大の分野は19.7%を占めた自動車産業でした。
 輸出企業トップ1000社の中の158社は既製服関係で、それに113社の鉄鋼関係、92社の化学薬品関係が続きました。自動車産業は76社、穀物・植物油製造は72社がトップ100社の中に入りました。

 国別に見た場合、一般輸出と同様に、トップ1000社のドイツへの輸出は9.8%であり、最も多く輸出を行った国となりました。ドイツに次いで6.8%のイギリス、6.5%のイラク、5.4%のイタリアとなりました。
 輸出企業の立地地域分布を見た場合、マルマラ地方が595社で1位となりました。しかし、2011年にはこの数値は614社であったことを考えると、その他の地域の重要性が上昇したことが分かります。
 マルマラ地方に次いで、123社でエーゲ地方、89社で中央アナトリア地方、81社で南東ナナトリア地方、そして、66社の地中海地方となりました。
 県別で見た場合、トップ1000社に入った分布は、イスタンブル県が464社でトップとなり、71社のガーズィアンテプ県、61社のイズミル県、56社のコジャエリ県、44社のブルサ県が続きました。
 輸出額を見た場合、トルコのトップ5県はイスタンブルの389億ドルでトップ1000社の内の44%を占めました。イスタンブルに次いで、118億ドルのコジャエリ県、63億ドルのブルサ県となりました。イズミル県は52億ドルで4位、ガーズィアンテプ県は40億ドルで5位となりました。

 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100は、前場は、91,000ポイント前後で「高地安定型」となりました。しかし、後場に入って一旦昨日終値を割り込みました。その後は急上昇して午後4時前に再び昨日終値を回復しました。しかしその直後から再び一気に下落して、最終的には90,000ポイント台も割り込み、昨日終値から更に0.70%、約630ポイント下落して89,916ポイントで今日の取引を終えました。

 今日も株安が続きましたが、為替はまちまちでした。
  ドルに対しては0.60%リラ安の、  1ドル=1.8560〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.08%リラ安の、1ユーロ=2.3880〜90リラ水準、
  ポンドに対しては0.24%リラ安の、1ポンド=2.7903〜73リラ水準、
  フランに対しては0.50%リラ高の、1フラン=1.9029〜76リラ水準、
  円に対しては0.40%リラ高の、   100円=1.8149〜94リラ水準、
となっています。


 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。
ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。

この本もお勧めです。




本を読まないトルコ人にも多いに売れた2006年のベストセラー。ただし、「通」向けです。



















2013年05月28日 09:00

 今日はIMFによる世界各国のGDP予測に関する記事を紹介します。
 今日もトルコを含む世界中で、株価の乱高下がありました。先週金曜日とは逆に、日経平均は400円以上下げ、ダントツ(?)の値下がり率となりました。BIST100も更に下落しました。今日のBIST100は日経平均とほとんど同じ下落幅となり、先週終値から0.52%、約470ポイン下落して、91,000を割り込みました。

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 今日は月曜日なので、いくつか週間の定番記事もありましたが、上記のようにIMFによる世界各国の今年のGDP予測に関する記事を紹介します。
 見出しは「GDPは8,510億ドルとなる」です。
 IMFの予測によれば、トルコの2013年のGDPは8,518億1,700万ドルになります。

 AA(アナトリア通信社)記者がIMFの発表から導き出したトルコのGDPは、今年、8,518億1,700万ドルに増加します。
 IMFの予測が実現した場合には、トルコの昨年の名目価格で7,862億9,300万ドルであったGDPは、1年間で655億2,400万ドル増加することになります。
 同時期に、「スーパー・パワー」と呼ばれているアメリカのGDPは、16兆2,377億4,600万ドルであり、また、「生産工場」として知られている中国は9兆203億900万ドルに増加することが予想されています。
 IMFの予想によれば、GDPが1兆ドルを超える国のリストには、「工業巨人」のドイツを始め、ブラジル、インド、イギリス、スペイン、イタリア、日本、カナダ、韓国、メキシコ及びロシアが載っています(注:トルコ語国名のアルファベット順。かつ、フランスが抜けていると思われます)。
 IMFの予想では、今年ドイツ経済の規模は3兆5,979億6,500万ドル、ブラジルは2兆4,566億6,300万ドル、インドは1兆9,728億4,400万ドルになります。
 予想では、イギリスの経済規模は2兆4,339億2,100万ドル、スペインは1兆3,878億7,100万ドル、イタリアは2兆760億600万ドル、日本は5兆1,498億9,700万ドル、カナダは1兆8,437億5,000万ドル、韓国は1兆2,585億8,600万ドル、メキシコが1兆2,749億6,600万ドル、ロシアは2兆2,135億6,700万ドルになります。
 IMFの予想では、2013年にGDPが1兆ドル以下になる国々は、アルゼンチン、オーストラリア、デンマーク、インドネシア、フィリピン、フィンランド、アイルランド、イスラエル、スウェーデン、コロンビア、ルクセンブルグ、ハンガリー、マレーシア、エジプト、ペルー、ポーランド、スリ・ランカ、チリ、タイ、トルコ及びギリシャです。
 BRICsとして知られているブラジル、中国、インド及びロシアのGDP合計額は15兆6,633億8,300万ドルになります。その結果、BRICs諸国のGDP合計額は経済規模が16兆2,372億3,700万ドルとなると見込まれているアメリカの経済規模とほぼ同じになります。
 国名   2013年GDP予測(億ドル)
アメリカ  162,377.46
中国     90,203.09
日本     51,498.97
ドイツ    33,979.65
ブラジル   24,566.63
イギリス   24,229.21
ロシア    22,135.67
イタリア   20,760.06
インド    19,728.44
カナダ    18,437.50
スペイン   13,878.71
メキシコ   12,749.66
韓国     12,585.86
トルコ     8,518.17

 ここからは解説です。日本がバブルの頃(1980年代後半)は、日本の経済成長率も10%を越える瞬間もありました。そこまでではないにしても5%成長は珍しくありませんでした。その当時のトルコは日本の20分の1のGDPしかなく、「日本が1年間で5%経済成長すれば、毎年トルコが1つ生まれることになる」状況でした。それが今では日本の約6分の1のサイズになっています。中国は当然もっと高い成長で、今や日本の2倍近くなっています。経済規模だけでいえば、この20年間で日本はほとんど変わっていませんが、中国やトルコなどの新興国では大きく成長が見られました。
 一方で、人口を比べた場合には、中国は日本の約10倍、トルコは日本の約0.6倍ですので、一人当たりのGDPでみれば中国は日本の約5分の1、トルコは日本の約3.5分の1ということになります。

 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100は、ほぼ一日中「低地安定型」となりました。先週日終値より約100ポイント低い90,900ポイント付近で寄り付いた後、ほんの一瞬、先週終値を超えました。その後は90,400ポイント辺りまで一気に下げ、その後は少し戻した後90,700ポイント前後で横ばいでした。午後3時頃に再び一瞬、先週終値を回復しましたが、その後急落し、90,400ポイントを割り込み、今日の最安値を付けました。そこからは再び少し回復し、最終的に先週終値から更に0.52%、約470ポイント下落して91,000ポイント台を割り込み、90,547ポイントで今週最初の取引を終えました。

 今日も株安が続きましたが、為替は本の少しリラ高でした。
  ドルに対しては0.14%リラ高の、  1ドル=1.8450〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.08%リラ高の、1ユーロ=2.3860〜5リラ水準、
  ポンドに対しては0.24%リラ高の、1ポンド=2.7818〜88リラ水準、
  フランに対しては0.29%リラ高の、1フラン=1.9117〜65リラ水準、
  円に対しては0.08%リラ高の、   100円=1.8219〜64リラ水準、
となっています。


 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はFXに関する本を紹介します。
 最初は、個人的には非常に感動した(?)1冊です。精神論+技術。

スイング派は一読の価値があるかも?

かなり詳細にテクニックが紹介されています。信じてやってみる?!







 日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。














2013年05月27日 09:00

 今日も昨日に引き続き、ガランティ・バンカスに関連する記事を紹介します。

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 昨日は、国際信用格付け会社によるトルコの信用格付け引き上げのトルコ経済への影響や、2013年第1四半期のトルコ銀行業界の状況などに関するガランティ銀行頭取の発言について紹介しましたが、今日はガランティ・バンカス自体が主役です。

 見出しは「最大の法人税額を、ガランティ・バンカスが納付した」です。
 テュルキエ・ガランティ・バンカスAS(ガランティ銀行の正式名で、ASは株式会社の略です。)は、11億8,063万リラ(約649億円)を納税し、2012年に最も多く法人税を納付した法人となりました。

 歳入庁は、2012年の法人税納税トップ100のリストを発表しました。
 それによれば、テュルキエ・ガランティ・バンカスASは昨年11億8,065万リラを納税して、2012年の法人税最高額納付記録保有法人となりました。
 昨年、最大額の法人税を納付した法人のリストにおいて、ガランティ銀行の次には、11億5,115万リラ(約633億円)を納税したテュルキエ・イシ・バンカスASが2位となりました。Akbank TAS(Tはテュルクで、実質的にはテュルキエとして頭に付くか、テュルクとしてASの前に着くかの違いです)は11億1,249万リラ(約612億円)を納税して3位となりました。
 2011年には14億4,847万リラ(約797億円)を納税して法人税最高額納付記録保有法人であったトルコ共和国中央銀行ASは、2012年には7億4,335万リラ(約409億円)を納税して7位となりました。
 2012年の法人税高額納税法人リストのトップ10には、アンカラに本社がある4法人が、、また、イスタンブルに本社がある6法人が入りました。
 また、2012年の法人税高額納税法人リストのトップ100には、イスタンブルに本社がある54法人が、アンカラからは18法人、イズミルからは4法人、コジェエリからは2法人、そして、マニサ、ムーラ、カスタモヌ、リゼ、アンタリヤ、アダナ、サムスン、コンヤ、カラビュク、カフラマンマラシュ、サカリヤ、ブルサ、デニズリ及びエスキシェヒールからはそれぞれ1法人が入りました。このうちの25法人は1億リラ(約55億円)以上の法人税を支払い、100番目の法人は2,793万リラ(約15億4,000万円)を納税します。

 もうひとつ、今度は昨日の記事ですが、ババジャン副首相の発言に関する記事を紹介します。C大臣とは全く逆で、いつもながら安心感のあるコメントだと思います。
 見出しは「ババジャン副首相から『構造改革』の強調」です。
 ババジャン副首相は、トルコは構造改革を集中的に進めて行く必要があることを明らかにして、「この点に関して詳細な作業を行った。エルドーアン首相と一緒に、この計画を最終的に仕上げる。」と述べました。

 同副首相は、「キャピタルとエコノミスト」誌が主催したCEOクラブ会合で、「2013年のトルコ経済」というテーマで講演を行いました。
 エネルギー(輸入代金)を除けば、トルコの経常収支は黒字となっていることを説明した同副首相は、経常赤字を理由に貸出が拡大することに最も注意を払う必要があると述べました。もしも対策をとらなかったならば、ギリシャの財政状況と似た状況がトルコでも起こる可能性があることを指摘した同副首相は、「トルコも地中海沿岸諸国であるため、(悪い)慣習は直ぐにうつってしまう可能性がある。」と述べました。
 決定を行うことができる力と意思があることが重要であると強調した同副首相は、問題を認識できなかった多くの政府は助からなかったと述べました。

 ババジャン副首相は、トルコは今後、構造改革を集中的に進めていく必要があると強調しました。同副首相は構造的な意味において、何を行う必要があるかとの点で宿題の長いリストが存在していることを明らかにして、「貯蓄から税金の問題まで、、、、これら全ての問題に関連する、現時点で検討を行っている5年計画が存在している。10番目の我々の計画はこれである。」と述べました。
 非常に詳細な分析作業を行ったとの情報を提供した同副首相は、来週、エルドーアン首相と一緒にこの計画を最終的に仕上げ、その後国会に提出すると述べました。
 同副首相は、公的財政におけるマクロ予防対策では状況は非常に良いこと、しかし、構造改革では緊急を要する問題が存在していること、また、その問題の解決に傾倒していくことを指摘しました。
 与党として、過去10年間で守ることができない約束はしなかったことを明らかにした同副首相は、「約束したならば、必ずそれを守ってきた。たとえ難しくても、正しいことを主張して来た。このことは、政治の世界では常に実現できることではないかもしれない。」と述べました。


 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はゴディヴァ(Godiva)チョコレートを紹介します。
 かなり前に紹介しましたが、元々ベルギー資本であったゴディヴァ・チョコレートは、現在、ユルケル(Ulker)というトルコのお菓子の会社の兄弟会社となっています。












今日はスイーツです。


















2013年05月26日 08:30

 今日は久しぶりにNTVから記事を紹介します。このところ「トルコの信用格付けの引き上げ」についての記事をたくさん紹介しましたが、今日は、「その結果、どうなるか」についての発言を紹介します。

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 以前にもいくつかの政治家の発言を紹介しましたが、今日は経済人、しかも大手銀行頭取の発言を紹介します。NTVの記事ですので、ご存知の方は予想されていると思いますが、Garanti Bankasi(ガランティ・バンカス)頭取のエルグン・オゼン氏の発言です。
 見出しは、「オゼン頭取は、『信用格付け引き上げが、投資を加速する』と発言」です。
 エルグン・オゼン・ガランティ・バンカス頭取は、経済及び銀行業界における現在の状況に関して分析を行いました。

 同頭取は、現在、トルコにとって晴れの日々であると指摘し、「しかし、少し雲もある。この雲からも逃れなければならないと自分は考えている。それは効率性の追求によって実現する。生産性を向上させる必要がある。」と述べました。
 同頭取は、経済における総合的な生産性を上昇させることができれば、晴れの日は長く続くことになると述べました。
 一人の銀行家として利益額については遠慮しながら話してきたと述べた同頭取は、より詳細な分析を行い、銀行がどこで利益を得ているかを良く調べる必要があることを指摘し、この数値では重要な前兆も存在していることを強調しました。
 金利収入は、2012年第4四半期と2013年第1四半期の間で何らの差もないことを指摘した同頭取は、次のとおり続けました。
「増加するはずであったが、増加しなかった。私はこれを非常に重要な前兆であると考えている。特に重視すべき出来事である。貸出で一定の拡大がある。しかし、預金では、貸出よりも相対的に小さな拡大となっている。つまり、年間貸出増加率は23%水準で継続している。預金増加率を年率にした場合には8,9%水準になる。そおそも、トルコ銀行業界の貸出/預金割合を見た場合、100%を超えている状態にある。この調子で進めば、さらに割合が高くなる。125%、135%水準まで上昇するものと考えている。その水準までは、機動作戦地域内に入っていると考える。しかし、この水準を超えて150%に達してしまうのではないかとの懸念がある。その水準では注意を要することになる。
 トルコ銀行業界は、今年の第1四半期で成長することができた。良い第1四半期となったと考えている。第1四半期で達成した数値を、その他の四半期で達成することは困難であると考えている。なぜならば、第1四半期の利益の中には多くの証券取引の利益、配当が含まれている。証券取引利益はいつまでも継続させることができるものではない。過去8,9四半期では、これを継続させることができた。なぜならばトルコでは非常に良い金利の低下傾向が存在した。」

 同頭取は、S&P社がトルコの信用格付けを引き上げる最初の兆候は、6月の会議で出る可能性があると述べました。
 トルコ銀行業界における拡大は、資金へのアクセスが容易になったことによって加速したことを説明した同頭取は、トルコの信用格付けの引き上げにともない、銀行業界が大きく拡大していくであろうとの予想を述べました。
 トルコの信用格付けの引き上げが外国直接投資を加速させたと述べた同頭取は、格付けの引き上げに伴い、巨大なファンドから資金の流入が始まるであろうとの予測を明らかにしました。

 トルコ中央銀行による金利の低下は最終段階に来ていること、しかし、もう少し引下げ余地は残っていることを指摘した同頭取は、トルコ中央銀行は現時点まで成功していると述べました。
 低金利環境で活動している銀行で、手数料収入が増加することは避けられないことであることを強調した同頭取は、銀行業界は手数料を引き上げざるを得ないと自己弁護しました。
 同頭取は、「提供しているサービスの、また、顧客を喜ばせたことの対価を我々が求めていることは非常に自然なことである。」と述べました。
 同頭取は、手数料について透明性を確保することが重要であるとも付け加えました。


 ここからは解説です。トルコも昔と比べるとかなり低金利になっており、以前も紹介しましたが、国債金利も史上最低になっているという状況であり、「いくら貸付を増やしても、金利収入はあまり増えない」という状況になっているようです。インフレ率が40〜100%の間で動いていた2003年以前には、それ以上に金利が高く、しかも「危険な国」ということで、実質金利が7%以上もありました。単純化して言えば、もらえる金利がインフレ率よりも7%高いので、例えば「国債を買っておくこと」だけでお金持ちは更にお金持ちになることができるという状況で、銀行も「ぼろ儲け」だった時代が長く続きましたが、今やトルコの銀行業界もそれではすまなくなったということのようです。
「手数料収入を増やす」、あるいは「収入の柱にする」というフレーズは日本の銀行でも一時期流行ましたが、日本は今も低金利ですが、手数料収入がすっかり定着したためか、日本ではほとんど聞かないように思います(各種のアンケートでは、「時間外や、コンビニなどでの引き出し手数料が高い」と多くの人が感じているとの結果がしばしば紹介されていますが、、、、、)。


 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はオリーブ・オイルを紹介します。日本への売り込みにも力を入れ始めたそうです。




 次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。





おこづかいがドンドンたまる”おトク貯金箱”ポイントボックス















2013年05月25日 09:30

 今日もトルコに関する信用格付けの引き上げなどに関する経済記事を紹介します。
 今日もトルコを含む世界中で、株価の乱高下がありました。日経平均は100円少し上げましたが、BIST100は下落しました。今日のBIST100は昨日終値から0.37%、約340ポイン下落して、91,000すれすれまで下落しました。
(昨日のこの項で、更新ミスによる重大な誤りがありました。お詫びして訂正します(昨日分を訂正しました)。)

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 今日はスタンダード・アンド・プアーズ社によるトルコ経済に関する説明の記事と、トルコの信用格付けを「投資適格」に引き上げた4つ目の国際信用格付け会社に関する記事を紹介します(注:3つはフィッチ社、ムーディーズ社及び昨日紹介したJCRです。)。

 今日一つ目は、S&P社に関する記事です。
 見出しは「スタンダード・アンド・プアーズ社からトルコの説明」です。
 スタンダード・アンド・プアーズ社は、「トルコ経済は、資本流動の潜在的可能性に対してより耐久性を得た。トルコ企業はより強い競争力を持った状況に上昇した」と述べました。

 国際信用格付け会社であるS&P社がトルコ企業を調査した「投資家はトルコに参入する一方、トルコ企業は海外に進出する」という題名の報告書において、「トルコ企業が始めて社債を発行して、低金利の面でも成功を示して、ヨーロッパにおいて注目を集めている。そして、これらの企業は買収、共同投資(出資)、あるいは自然成長の道によりローカル市場以外でも成長することを目標としている。低コストで、拡大し発展する市場において活動を行うことである。トルコ企業に対して、その他のヨーロッパの周辺国における企業と一緒に競争を行っているときに、有利な状況を獲得している。」との表現が使われました。
 S&P社の4人のアナリストと、S&P社のトルコ支社長であるゼイネップ・ホルメス女史が作成した報告書では、S&P社の調査・研究したトルコ企業のほとんどは家族企業であったが、これらの企業が「投資適格」を獲得するための障害とはならなかったと表明しました。
 トルコ企業の成長目標に基づき、特に新興国に対する投資を継続していることを強調した報告書では、「トルコ経済が成長を継続しているとき、企業は伝統的な銀行からの借入のほかに、資本市場を通じて債券を発行している。トルコ企業は経済がより耐久性を得た状態になったことにより、より容易に借入を行うことができている。」との表現が使われました。
 同報告書では、S&P社がトルコにおいて内需が今後上昇するであろう、また、輸出も同様に増加するであろうとの予想をしていることを示しています。
 同報告書では、トルコ企業がロシアやアフリカなどの新興国に対して投資を行っていることは、ある種の政治的、経済的及び経営リスクが現実のものとなる危険性が存在するにもかかわらず、これらの地域での投資を同時に低コストとより競争力のある利益率を提供していることを強調しています。

 2つ目に紹介する記事は、トルコに「投資適格」の信用格付けを与えた国際信用格付け会社に関するものです。
 見出しは「トルコに対する4番目の『投資適格』の格付け」です。
 アリ・ババジャン副首相は、DBRS社がトルコの信用格付けをBBB−「投資」水準として発表したことを明らかにしました。

 同副首相は、カナダの国際信用格付け会社であるDominion Bond Rating Services (DBRS)社が、トルコの長期外貨建て借入の信用格付けをBBB−「投資」水準(Investmentgrade)として発表したことを明らかにしました。
 同副首相は、行った文書による発表で、この格付けは市場から注目を持って観察されているDBRS社がトルコに対して与えた最初の信用格付けであることも明らかにしました。
 同社が行った決定には、トルコの力強い経済は、肯定的な経済成長の期待、安定した公的財政政策、肯定的な債務指標、力強く、深化した金融制度が影響力を持っていることが強調されていると表現した同副首相は、「先週にはムーディーズ社が、今日はJCRから『投資適格』の信用格付けが与えられたトルコの信用格付けがDBRS社からも『投資適格』の格付けが発表されたことは、我々が実施して来た経済政策の成功を再確認するものである。」と述べました。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100は、前場は「やや高値安定型」で、後場は「やや安値安定型」となりました。昨日終値より約600ポインほど高値で寄り付いた後、直後に昨日終値近くまで下げましたが、そこから急速に戻して正午前には92,000ポイントを越えました(今日の最高値)。後場は急落して始まり、91,000ポイントを一時的割り込みました(今日の最安値)。その後は昨日終値を可福島下が、午後4時前には再び昨日終値を割り込み、以後ほとんど昨日終値よりも低い水準での取引となりました。最終的に昨日終値から更に0.37%、約340ポイント下落して91,000ポイントすれすれに接近し、91,016ポイントで今週の取引を終えました。

 今日は株安が続きましたが、為替はまちまちでした。
  ドルに対しては0.16%リラ高の、  1ドル=1.8460〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.04%リラ高の、1ユーロ=2.3860〜5リラ水準、
  ポンドに対しては0.28%リラ安の、1ポンド=2.7879〜948リラ水準、
  フランに対しては0.92%リラ安の、1フラン=1.9166〜214リラ水準、
  円に対しては0.93%リラ安の、   100円=1.8248〜94リラ水準、
となっています。


 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想









トルコワインANTIK(アンティ...

トルコワインANTIK(アンティ...
価格:2,100円(税込、送料別)




















2013年05月24日 08:30

 今日はトルコに関する信用格付けの引き上げに関する経済記事を紹介します。
 一説では、中国の景況感指数の悪化が引き金となった日本株の急落が、全世界で株安を引き起こし、トルコの株式指数の急落の原因にもなったようですが、今日のBIST100は一転、急落しました。昨日終値から1.96%、約1,830ポイント急落して、91,000ポイントに接近しました。

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 今日紹介するのは、日本格付研究所(JCR)によるトルコの信用格付け引き上げに関する記事です。
 「石橋をたたいても渡らない」日本の会社にありがちなことですが、ようやく格付けを引き上げたのが、一歩間違えれば「長期株安の初日」になるかも知れない日であったことは全く皮肉です。ただ、そうはならないのではないかと想像していますが、、、
 見出しは「JCRはトルコの信用格付けを2段階引き上げた」です。
 日本の信用格付け会社である日本格付研究所(JCR)はトルコの信用格付けを「BB」から「BBB−」に、「投資適格」国の水準に引き上げました。

 格付け見通しは「安定的」とされました。
 JCRから行われた書面による発表では、トルコが国際経済危機の影響から肯定的な形で脱出することに成功したことを指摘しつつ、「トルコは純輸出を増加させ、2012年には失業率を低下させ、成長の潜在力を強化したを示した。トルコの国民所得水準は新興国であるアジア諸国よりも高くなった。トルコの国際的地位は、ヨーロッパ、アジア及び中東において次第に大きくなっている。」との評価が記載されました。
 発表では、トルコで現時点でも一定の経常赤字、高いインフレ率、低い外貨準備高といった不安が存在していることを明らかにしつつ、「革新的な対策を採ったお陰で、マクロ経済の問題では進展が見られた。金融制度でも脆弱性はない。」とも記述されました。

 アリ・ババジャン副首相は書面の発表において、JCRがトルコの長期外貨借入の信用格付けを2段階引き上げて「BBB−」に引き上げたことを強調しました。
 トルコの信用付けが、フィッチ社とムーディーズ社の後からJCRによっても「投資適格」水準に引き上げられたことを指摘した同副首相は、今日行われた格付けの引き上げは、トルコが日本を始めとする多くの国際市場へのアクセスを容易にすること、また、トルコに対する投資家の関心を高めることを強調しました。
 同副首相は、最近行われた信用格付けの引き上げが、先見性があり、かつ、総合的な経済政策の実行の結果であることを強調しつつ、「実現した構造改革、財政及び金融政策における堅固な立場、適切な時期に適用したマクロ経済に関する予防的対策は国際経済危機に際して、成功裏に運営することに成功した。3つの国際信用格付け機関がトルコに対して「投資適格」水準の評価を行ったことは、経済成長と雇用問題に関するトルコの実績が、到達したより強力で、均衡の取れた経済構造が世界からどれだけ広く賞賛されているのかを示している。」との表現を使いました。

 ここからは解説です。昨日と同様に、管理者の感想・雑感です。
 昨日は、たまたま「トルコ経済でバブルが発生する危険性」と、「日本発のバブル」についての雑感を紹介したところでしたが、今日は日本を含むほとんど世界中の国々で「株価急落」が発生しました。このまま「株価急落の継続」となるのか、一時的なものになるのかは分かりませんが、個人的には「短期的なもの」になるのではないかと予測しています。
が、それは今後も未来永劫株価の上昇が続くことを意味しません。急激な上昇が、より合理的な、より緩やかな上昇に収束して行くのではないかと考えています。しかし、その緩やかな成長も、長期的に見れば、いつかは行きすぎて調整が入るのではないかとは想像しています。つまり、「答えは早ければ2,3年後、遅くとも5~10年後には出ていると思います、、、、、」という期間で見た場合、今日は「押し目」ですが、そのうち、天井を打つときも来ると考えています。根拠は、歴史と経験であり、テクニカル分析ではありません。
 短期的になるのか、長期的になるのかはまだ分かりませんが、いずれにしてもここしばらくは不安定な状況が続くかもしれません。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100は昨日と一転、前日終値を一度も超えませんでした。それどころか、1,000ポイント以上下げたままでした。今日は完璧な(?)「低地安定型」となりました。昨日終値より約2,000ポイン安で寄り付いた後、直後に一段安となり、そこから急速に戻して91,800ポイント前後に達しました。その後はもう一度下げましたが、午後3時頃まではほぼその水準での取引となりました。しかし、その後は午後5時頃まで真っ逆さまに下落して今日の最安値である90,600ポイント水準に達しました。そこからは反転急上昇して91,500ポイントを回復しました。大引けに掛けて少し下落して、最終的に昨日終値から1.96%、約1,830ポイント急落して91,000ポイントに接近し、91,351ポイントで今日の取引を終えました。昨日上昇した分を、今日は全て吐き出した感じになりました。

 今日は株安で、かつ、為替もリラ安でした。
  ドルに対しては0.22%リラ安の、  1ドル=1.8490〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.42%リラ安の、1ユーロ=2.3870〜5リラ水準、
  ポンドに対しては0.33%リラ安の、1ポンド=2.7835〜905リラ水準、
  フランに対しては0.91%リラ安の、1フラン=1.9034〜81リラ水準、
  円に対しては1.17%リラ安の、   100円=1.8143〜89リラ水準、
となっています。



 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想



トルコ ビールエフエス EFES PILSENER BE...

トルコ ビールエフエス EFES PILSENER BE...
価格:8,380円(税込、送料別)

















2013年05月23日 08:30

 今日はあまり面白そうな経済記事が出ていませんでしたので、昨日の経済記事を紹介します。
 今日のBIST100はザラ場でも、終値でも、史上最高値を更新したものと思われます。昨日終値から2.18%、約1,990ポイン急騰して、93,000ポイント台に乗りました。

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 今日紹介するのは、金利低下と住宅販売に関する記事です。
 見出しは「低金利は住宅(販売)に好影響を及ぼす」です。
 ヤプ・クレディ銀行リーテール銀行業務部マーケティング・住宅金融課長のイスメット・エルデム氏は、低金利は住宅需要を増加させると指摘しました。

 同課長は、住宅業界に関してAA(アナトリア通信社)記者に行った説明で、今日0.70〜0.80%の間で推移している住宅ローン金利(注:月利です!)が、2013年第2四半期に下降傾向を継続すると予想していることを指摘しつつ、エルデム・バシュチュ中央銀行総裁による「低金利環境に順応する(なれる)必要がある」という発言に関して同課長は、「住宅業界が低金利環境から好影響を受けると我々は考えている。住宅需要が増加するものと考えている。」と述べました。
 同課長は、ヤプ・クレディ銀行として、顧客の必要性に対して特別に用意した各種ローンにより顧客を住宅所有者に変え続けていることを説明しつつ、次のとおり述べました。
「その意味では、当行の顧客に勧めている『住宅買換えローン』により、新しい住宅を購入するために現在所有している住宅が売却されるのを待っている顧客は、現在所有する住宅が売却される前でも、(新しい)住宅の所有者となることができる。そして、現在所有する住宅が売却された後で、借りている住宅ローンの1部を直ぐに返済したいと望んでいる顧客からは、この手続きをおおなうための前倒し返済手数料も請求しない。
 顧客は所有する住宅を友人、親戚、あるいは配偶者と一緒に購入し、住宅ローンも共同で支払うことができる『住宅共同購入ローン』商品も、重大な必要性が存在し、そして、最も多くの需要がある商品となっていると言うことができる。
 このほかに、住宅を購入したいと考えている人々に対して提供しているバーゲン・ローン・キャンペーンも継続している。このキャンペーンによって、住宅を購入することを希望する顧客のために金利を引下げた。わが社は、有利な金利水準の住宅ローンを提供することができる。」
 同課長は、昨年第3四半期以降、中央銀行が支持的金融政策を適用し、その後需要が増加していることを指摘しつつ、11月に住宅ローン金利が低下して、需要増加の加速が見られたこと、低金利環境が継続することによっても住宅ローンに対する需要増加が継続することを予想していると述べました。
 金利水準の低下と平行して、特に中古住宅の需要が増加している状況が見られると説明した同課長は、建設業界において新しい建設許可と住宅ローン販売で活性化が見られいることを指摘しつつ、それに加えて、外国人に対する住宅販売、及び都市化計画の需要と供給の方向性として、建設業界の成長に影響を与えていることを説明しました。
 同課長は、金利が低下したことにより顧客のローン使用コストが低下していることを、ローンの毎回の支払額が減少することを指摘しつつ、「住宅価格が相対的にあまり上昇していない現段階において、住宅需要が増加するとわが社は考えている。今後、定期預金と投資信託のように、住宅購入も消費者にとって投資手段の選択肢の一つとなり得る。」と述べました。
 住宅ローンに対する需要の増加が、対策を取る必要があるほどの水準に達しているのかいないのかとの質問に対しては、同課長は、住宅ローン市場を対GDP比で見た場合、需要はまだまだ小規模に留まっている、つまり4%水準から5%水準に上昇しただけであることを指摘しつつ、「低金利環境が重要を増加させると予測している。」と述べました。
 トルコ統計庁(TUIK)の発表によれば、過去6年間の住宅ローン市場の対GDP比は次のとおりです。
   年    GDP(百万TL)   ローン市場(百万TL)   (%)
2007     856,387     30,823     4
2008     950,098     37,538     4
2009     952,559     42,554     4
2010   1,105,101     57,256     5
2011   1,297,713     69,564     5
2012   1,416,817     77,716     5

 ここからは解説です。より正確には、管理者の感想、雑感です。
 一定年齢以上の日本人なら直ぐに感じるところだと思いますが、1980年代の日本と同じようなことを言っています。いつかも書いたと思いますが、人間は何百年間も「今度の経済成長は、これまでとは違う。決してバブルではない。」と言い続けてきました。ごく最近ではPIIGSと呼ばれた国々の内、PIS、つまりポルトガル、アイルランド、スペインは、明らかに住宅(不動産)バブルだったようです。これら3カ国の人たちも、「我々は違う」と思って、不動産投機にのめり込んで行ったのでしょう。バブルが膨らむ時には、必ず「それらしい理由」提示され、欲の皮の突っ張った、あるいは、自分だけ取り残されることを恐れた人々が、バブルに巻き込まれ、そしてひどい目に遭ってきました。
 前回、私がトルコでバブル発生の危険を指摘した直後に、リーマンショックが起こり、バブルの芽がつまれました。日本では1985年のプラザ合意後の超円高への対策として超低金利が続き、余ったお金は、トルコなどの新興国ではないので日常製品に対してではなく、資産(不動産、株等)に向かい、資産高、つまり、バブルを引き起こしました。今度は反対に日本がインフレを起こすためにお金を大量に流しているのですが、リラ高、など、各国通貨高を防ぐために各国で超低金利が始まりました。「これまでの常識」で行けば、「世界中でインフレか、バブルが生じる」ということになるのであろうと想像しますが、さて、どうなりますでしょうか。答えは早ければ2,3年後、遅くとも5~10年後には出ていると思います、、、、、

 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100も昨日同様に、前日終値を一度も割りませんでした。昨日との違いは、今日は「右肩上がり型」となったことです。昨日終値より約200ポイン高で寄り付いた後、直後に昨日終値水準まで急落した後、急騰して、前場は約91,900ポイント前後で、後場は一段高の92,500ポイント水準で高原状態となりました。最後は、大引けに掛けて更に上昇して、昨日終値から2.18%、約1,990ポイント更に上昇して93,000ポイント台に達し、93,179ポイントで今日の取引を終えました。
 ザラ場でも、終値でも、史上最高値を更新したものと思われます。

 今日は、為替はリラ高でした。
  ドルに対しては0.16%リラ高の、  1ドル=1.8460〜5リラ水準、
  ユーロに対しては変わらずの、  1ユーロ=2.3770〜5リラ水準、
  ポンドに対しては0.54%リラ高の、1ポンド=2.7710〜80リラ水準、
  フランに対しては0.79%リラ高の、1フラン=1.8806〜53リラ水準、
  円に対しては0.76%リラ高の、   100円=1.7797〜841リラ水準、
となっています。



 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想









トルコワインANTIK(アンティ...

トルコワインANTIK(アンティ...
価格:2,100円(税込、送料別)




















2013年05月22日 08:30

 今日も引き続き経済記事が出ています。が、先週いくつかの経済記事を紹介できませんでしたので、これらの記事を紹介します。
 今日のBIST100は午前11時前と、午後5時頃の2回天井(91,400ポイント水準)を付けて、昨日終値から1.14%、約1,030ポイン急騰して、91,000ポイント台を回復しました。

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 外国株へ
にほんブログ村 為替ブログへ
にほんブログ村


 今日最初に紹介するのは、起業数・廃業数に関する記事です。17日の記事ですが、かいつまんで紹介します。
 見出しは「4月には4,000社が起業し、1,000社が廃業した」です。
 トルコ商工会議所連合会(TOBB)の発表によれば、2013年4月には4,487社が起業し、1,000社が廃業しました。

 4月には、昨年同月と比べて起業数は40.17%、廃業数は30.38%、それぞれ増加しました。
 TOBBは、「2013年4月の起業・廃業」統計を発表しました。
 2013年1〜4月期には、17,327社が起業し、5,899社が廃業しました。この期間の年間起業数は9.49%、廃業数は27.49%、それぞれ増加しました。
 4月には、昨年同月と比べて、設立された会社の数は40.17%、設立された組合の数は25.35%、設立された個人商店の数は0.98%、それぞれ増加しました。
 同期間に廃業した会社の数は30.38%増加しましたが、閉鎖された組合の数は19.13%、閉鎖された個人商店の数は13.01%、それぞれ減少しました。
 今年4月には、4,487社、89組合、6,199の個人商店が設立され、1,000社、93組合、1,926の個人商店が閉鎖されました。


 次は4月のBIST100、つまり、「取引所イスタンブル指数-100社」のパフォーマンスに関する記事を紹介します。更に古くなって16日の記事です。
 見出しは「4月には、BIST-100インデックスが最も稼がせた(のパフォーマンスが最も高かった)」です。
 4月には、消費者物価指数(TUFE)で調整後でも、生産者物価指数(UFE)で調整後でも、最も高い実質利益をもたらしたのは取引所イスタンブル(BIST)-100指数でした。

 トルコ統計庁(TUIK)は、4月に関する「金融投資手段実質利益割合」の結果を発表し増した。
 それによれば、月間ベースで最も高い実質利益をもたらした投資手段は、UFEで調整後には2.46%、TUFEで調整後には1.51%の利益をもたらしたBIST-100指数でした。
 UFEで調整後、定期金利預金は0.96%、ユーロは0.25%、投資家に実質利益をもたらしました。これに対して、金地金は5.81%、ドルは0.15%、実質的な損害をもたらしました。
 TUFEで調整後には、定期預金金利は0.03%、投資家に実質利益をもたらしましたが、金地金は6.68%、ドルは1.08%、ユーロは0.68%、実質的な損害をもたらしました。
 3ヶ月間で評価した場合には、BIST-100は、UFEで調整後には2.24%、TUFEで調整後には1.01%の、最も高い実質的利益を投資家にもたらした投資手段となりましたが、金地金はUFEで調整後には8.94%、TUFEで調整後には10.04%の実質的損失をもたらした、最もパフォーマンスの低い投資手段となりました。
 6ヶ月間で評価した場合には、BIST-100は、UFEで調整後には19.93%、TUFEで調整後には17.26%の、最も高い実質的利益を投資家にもたらした投資手段となりました。同期間には、金地金はUFEで調整後には15.59%、TUFEで調整後には17.47%の実質的損失をもたらした、最もパフォーマンスの低い投資手段となりました。
 金融投資手段を年間で評価した場合にも、最も高い実質的利益をもたらしたのは、BIST-100指数でした。
 同指数は、UFEで調整後には36.21%、TUFEで調整後には30.53%の実質的利益を投資家にもたらしました。同期間には、金地金はUFEで調整後には9.80%、TUFEで調整後には13.57%の実質的損害を投資家にもたらしました。
 
 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100は、昨日終値を一度も割りませんでした。昨日終値より約400ポイン高で寄り付いた後、午前11時前に今日の最高値である91,400ポイント水準に達しました。そこから午後3時前まで下落し、今日の最安値を付けました。そこから再び上昇に転じ後と5時過ぎには再び今日の最高値水準である91,400ポイントに達しましたが、大引けに掛けて下落しました。最終的には昨日終値から1.14%、約1,030ポイント上昇して91,000ポ台を回復し、91,191ポイントで今日の取引を終えました。

 今日は、為替はまちまちした。
  ドルに対しては0.16%リラ安の、  1ドル=1.8490〜5リラ水準、
  ユーロに対しては0.17%リラ安の、1ユーロ=2.3770〜5リラ水準、
  ポンドに対しては0.61%リラ高の、1ポンド=2.7851〜921リラ水準、
  フランに対しては0.31%リラ高の、1フラン=1.8941〜89リラ水準、
  円に対しては0.21%リラ高の、   100円=1.7919〜64リラ水準、
となっています。



 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
FX初心者両建道場

 トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコ・コーヒーを紹介します。









おこづかいがドンドンたまる”おトク貯金箱”ポイントボックス

ここからはブレスレッドです。














月別アーカイブ