2016年08月

2016年08月31日 14:33

 今日(30日)は、トルコでは「戦勝記念日」のために休日で、マクロ経済指標に関連する記事はありませんでした(なお、「戦勝記念日」については、去年や2012年などの8月30日に詳しく書いていますので、関心のある方はそちらを参照してください)。その他の経済関係の記事としては、エネルギーに関するものが2つ出ていました。1つは、相変わらず、トルコはエネルギー(流通の)中心地になるという内容で、もう1つはトラキア地方(イスタンブル以西のヨーロッパに属する地域)で本格的は天然ガス田が発見される可能性が高まったという記事が出ていました(以前から、この地域では小さな天然ガス田は発見されています)。

 経済記事以外では、8月20日にガーズィアンテプ市の学校の庭で行われていた結婚式会場で発生した爆弾テロによる死者が56人に増加したという記事が出ていました。治療中であった6歳の子供が亡くなったそうです。また、PKK/KCKの青年部に対してイスタンブルで行われた捜査の結果、21人が拘束され、内16人が逮捕され、5人は司法観察とされたという記事が出ていました。
 昨日も紹介しましたように、大量の受刑者が釈放されているなど、クーデター未遂事件に関する逮捕はまだ一息ついたという状況にはないと思うのですが、今日は、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事としては、それほど多くありませんでした。
 今日は「戦勝記念日」特集という趣旨ではありませんが、「新たな戦争」である、24日に開始された「ユーフラテスの盾」作戦の1週間の成果に関する記事を紹介します。


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 今日紹介する記事は、上でも紹介しましたように、「ユーフラテスの盾」作戦の1週間の成果に関する記事で、今日(30日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 なお、「新たな戦争」と紹介しましまたが、PKKやDEAŞ(IS)などの「テロ組織」との戦いはずっと以前から続いており、特にPKKに対しては北イラクでのトルコ軍による攻撃をしばしば行っているため、それを「戦争」と呼ばないのであれば、今回も「戦争」ではなく、これまでと同じように(単なる)「テロ組織掃討作戦」ということになるものと思われます。
 また、これも昨日紹介しましたが、戦闘主体は自由シリア軍(OSO/FSA)とされており、トルコ軍は OSOを支援する連合軍の一部という扱いになっています。
 見出しは「OSOによるシリア作戦の1週間のバランスシート」です。
 自由シリア軍(OSO/FSA)は、シリアのトルコ国境に所在するアゼズ(最西端)〜ジェラブルス(最東端)線(地域)で継続している作戦で、テロリストたちが支配していた400平方キロ以上の地域を開放しました。
 OSOが8月23日にハレップの北側に位置するトルコ国境のゼズ−ジェラブルス線(地域)でDEAŞ(IS)に対して開始した作戦の1週間目が終わります。
 トルコ軍特別任務部隊と連合軍空軍は、「ユーフラテスの盾」作戦の中で、OSOがジェラブルス地域を解放するために、テロリストに対する攻撃を支援しています。
 OSOは、現時点までにDEAŞ(IS)及びPYD/PKKの手から、38の村を解放しました。
 同作戦では、現在までに達成された成果によれば、OSOは大部分はDEAŞから、一部はPYD/PKKから、合計400平方キロ以上の地域を解放しました。
 シリアのトルコ国境に所在するジェラブルスから開始した作戦で、最南端としてはユーフラテス川の支流であるサジュ川に達しました。その結果、同作戦の活動範囲は24キロメートルの幅が確保されました。
 反政府軍はトルコ・シリア国境でガーズィアンテプ県カルカムシュ市の向かいに位置するジェラブルス市のほか、キリス県の向かいに位置するチョバンベイ郡でも前進しました。解放された38村の内、ハッタバト、モッラ、ヤクップ及びカルサンルの各村は同郡内に位置しています。
 その結果、アザズ−チョバンベイ郡からジェラブルス市までの間で、DEAŞの支配地域が存在しているために途切れているのは、52キロから25キロに減少しました(管理者注:この地域のシリア・トルコ国境線の25kmは未だにDEAŞの支配地域となっているという意味です)。
 アメリカの空軍機と特別部隊の支援により、ユーフラテス川の西に位置するミュンビチ郡を、2016年8月12日にDEAŞから奪取したPYD/PKKの作戦のためにアメリカ政府の約束は宙に浮いてしまいました。
 テロ組織(管理者注:PYD/PKK)が何人かのアラブ人の協力を得てシリア民主軍(SDG)の名のもとに行っている戦いの中で実施した作戦のために、アメリカ政府は、トルコ政府に対して、これらの作戦はサジュ川を超えないとの保証を行いました。
 アメリカ政府は、ミュンビチ郡を奪取したことによりPYD/PKKが川の東側に進攻方向を変えるという保証も行っていました。
 アメリカ政府はこの2つの保証を守らず、テロ組織はさらに進攻しました。「ユーフラテスの盾」作戦の最中に、DEAŞの撤退をチャンスとして、テロ組織はサジュ川を超えて支配地位を拡大しました。
 PYD/PKKが新たに獲得した地域から排除し、また、サジュガワの南側に押し返すことは、OSOの活動によって可能となりました。(管理者注:PYD/PKKとの戦闘が起こったのは、アメリカ政府の保証を守らなかったPYD/PKKが原因であり、しかも戦っているのはトルコ軍ではなくOSOである、というトルコ側の主張(言い訳?)と思われます。)



 いつもどおり最後は市況です。
 と言っても、今日(30日)は戦勝記念日のため、取引所イスタンブルは休場でした。

 休日のため、為替相場もどれほど信頼できるか不明ですが、今日もこの時間帯は、為替はリラ安傾向となっています(日本時間8月31日午前1時20分頃)。
  ユーロは0.09%リラ安の、  1ユーロ=3.3043リラ、
  ドルは0.42%リラ安の、    1ドル=2,9630リラ、
となっています。



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 今日はトルコ関係の書籍を紹介します。やはり歴史の理解が大切です。
ちょっと厚いのですが、お勧めの1冊です。

この本もお勧めです。




















2016年08月30日 14:19

 今日(29日)は、マクロ経済指標に関連する記事としては、2016年8月の経済信頼感指数と6月の固形燃料統計に関する記事が出ていました。

 経済記事以外では、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事としては、特別部隊司令部の77人の軍人が例の1ドル札を持っていたという記事、これは直接関係あるかどうかは明示的ではありませんが、非常事態宣言が出された後、重大な犯罪ではない罪を犯した受刑者を釈放するという決定が出されていましたが、実際に3万1,000人の受刑者が釈放されたという記事も出ていました。これほど大量の受刑者を早期に釈放したのは、FETO捜査の結果それに相当する数の逮捕者が出ることが想定されているためと言われています。
 また、「ユーフラテスの盾」作戦に関しては、24日に開始された同作戦により29日までにトルコ国境に接する400平方キロの地域からテロリストが一掃されたという記事が出ていました。市民にも被害が出ているという報道があるためか、少しトーンダウン(?)して、戦闘主体は自由シリア軍(OSO/FSA)になり、トルコ軍は OSOを支援する連合軍の一部という扱いになっています。更に、アカル・トルコ軍参謀総長の、明日(30日)の「戦勝記念日」及び「トルコ軍の日」(管理者注:正式にはそうだったのかもしれませんが、初めて見ました)のメッセージとして、「クーデター未遂事件後でも、『ユーフラテスの盾作戦』を実施し、同時に、軍用艦により青い国土を守り、航空機により空にトルコ共和国の署名を行うトルコ軍はその力を全く失っていないことを、そして、内部の裏切者を排除するごとにより強力になることを示している。」という言葉を紹介しています。

 今日は、経済信頼感指数とFETOに関する記事を紹介します。

 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「急落+横ばい+急落」となりました。
 寄付きは先週終値から約400ポイント低い、76,750ポイント水準で、その直後に今日の最高値をつけました。そこからは急落し午前11時過ぎには今日の2番底を付けました。その後少し回復して、正午前から午後5時前までは76,400ポイント前後で横ばいとなりました。午後5時前からは再び急落し、大引け直前に今日の最安値を付け、結局、先週終値から1.30%、約1,000ポイント下落して76,000ポイント台前半で今週最初の取引を終了しました。


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 今日最初に紹介する記事は、2016年8月の経済信頼感指数に関するものです。今日(29日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。非常に短くなっています。
 見出しは「経済信頼感指数が発表された」です。
 8月の経済信頼感指数は、先月と比べて24.1%低下して72.66ポイントになりました。
 トルコ統計庁(TUIK/ TUİK)は、今年8月の経済信頼感指数を発表しました。
 それによれば、8月の経済信頼感指数は先月と比べて24.1%低下して、95.73ポイントから72.66ポイントに下落しました。経済信頼感指数この低下には、サービス業、建設業、実体経済(製造業)及び小売業の各信頼感指数における低下が大きく影響しました。
 8月のサービス業信頼感指数は、前月と比べて9.7%低下して100.86ポイントから91.06ポイントに下落しました。小売業信頼感指数は2.3%低下して101.19ポイントに下落しました。
 建設業信頼感指数も4.1%低下して79.43ポイントとなりました。実体経済信頼感指数は3.1%低下して106.3ポイントから103ポイントに下落しました。
 一方、消費者信頼感指数は前月と比べて11.1%上昇して、74.44ポイント達しました。


 次に紹介するのは、上でも少し言及しましたが、FETO 捜査の一環として取調べが行われていた特別部隊司令部の軍人77人が「1ドル札」を持っていたという記事(ただし、詳しいことは出ていません)で、これも今日付けのAAの記事です。
 見出しは「特別部隊の軍人77人が『1ドル札』を持っていた」です。
 フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)による7月15日のクーデター未遂事件に関して行っている捜査の中で、ギョルバシュ検察庁は逮捕した軍人77人の特別部隊司令部(OKK)の部屋を捜査しました。
 AA記者が得た情報によれば、OKKで行われた捜査の結果、いくつか出電子データと「1ドル札」が押収されました。下士官のオメル・ハリスデミル氏を殉職させた軍人たちが使用していた武器も含まれた約200丁の拳銃と歩兵銃も差し押さえられました。押収された武器はライフルマーク(線条痕)検査に回されました。
 OKKでは、クーデター未遂事件に関与した軍人を明らかにする目的で「委員会」が設置されました。
 OKKでは、防犯カメラの映像と身分証明書によって行われた出入構記録に関する宇佐が行われ、容疑者に関する取調べが行われています。
 ここでの取り調べ後、クーデター未遂事件に関与したことが明らかになった軍人はギョルバシュ警察署に移送されています。
 FETOによる7月15日のクーデター未遂事件の際、FETO側のセミヒ・テルズィ准将の指揮下にあるグループがOKKを制圧しようとしたときに、同准将は下士官のオメル・ハリスデミル氏による銃撃を頭部に受けて死亡しました。
 OKK制圧が成功していた場合には、そこをクーデター派の司令部にすることを計画していたクーデター派は、ゼカイ・アクサカルOKK司令官(中将)の命令により司令部からクーデター派を排除しようとした特殊部隊員たちと何時間にもわたり戦闘を行いました。
 一方、ギョルバシュ検察庁が行っているクーデター未遂事件の捜査の一環で、これまでに警察関係者3人、民間人5人、判事1人、軍人115人の合計124人が逮捕されました。
 逮捕された軍人の大多数は、OKK関係者となっています。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「急落+横ばい+急落」となりました。寄付きは先週終値から約400ポイント低い、76,750ポイント水準で、その直後に今日の最高値(76,950ポイント水準)をつけました。そこからは急落し午前11時過ぎには今日の2番底(76,150ポイント水準)を付けました。その後少し回復して、正午前から午後5時前までは76,400ポイント前後で横ばいとなりました。午後5時前からは再び急落し、大引け直前に今日の最安値(76,080ポイント水準)を付け、結局、先週終値から1.30%、約1,000ポイント下落して76,000ポイント台前半の、76,119ポイントで今週最初の取引を終了しました。
 なお、明日(30日)は戦勝記念日のため、取引所イスタンブルは休場となります。

 今日もこの時間帯は、為替はまちまちとなっています(日本時間8月30日午前1時30分頃)。
  ユーロは0.15%リラ高の、  1ユーロ=3.3031リラ、
  ドルは0.06%リラ安の、    1ドル=2,9552リラ、
となっています。



 なお、2014年11月からほぼ毎回お知らせしていますが、未だに私のブログの海賊版(コピー・ブログ)は増加中のようです。「楽天」と「ライブドア」の「トルコとイスタンブール、ちょっと投資」が正規版ですので、こちらへのアクセスをよろしくお願いします。


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 次は、トルコの「国家・国民酒(?)」のラクを紹介します。ギリシャやフランスなどにも、名前は違っても同じお酒があるそうですが、トルコが発祥の地と思われます。





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2016年08月29日 06:12

 今日(28日)は日曜日でしたので、マクロ経済指標に関連する記事はありませんでしたが、経済関係では2016年上半期のトルコ国民の貯蓄の増加に関する記事が出ていましたので、こちらを紹介します。

 いきなり貧困に関する雑感です。これまでトルコに関する記事でも「貧困」、「貧富の差」に関する記事をしばしば紹介してきました。つい最近でも、毎月、トルコ労働組合連合が発表している「飢餓限界」と「貧困限界」に関する記事も紹介しました(ただし、労働組合の発表ですので、貧困、飢餓水準が必要以上に高い水準に設定されているように感じます)。貧困限界以下の水準で生活しているトルコ人がまだまだ多い中で、今日の経済面の記事では、犠牲祭の9日間の連休(いつもどおり、公務員等一部の人だけです)で予約率がほぼ100%に達した地域も出ているといった内容や、大学生の寮でも「5つ星」(基本的には、私立大学に行っている人ようだと思います)クラスの、映画館やプール、フィットネス、サウナ、トルコ風呂などを備えた寮では、月間5,347リラ(最低賃金の名目で3倍、手取りでは4倍)の料金となっているという記事が出ていました。お金がある人はお金を使って経済を回す、あるいは、ゆっくりと休暇を過ごしたいという考え方はある意味では正しいと思うのですが、一方で、自分では殆ど稼がない、まだ勉強中の学生に、本当5つ星の寮は必要だろうかという気はします。トルコではまだまだ本当に絶対的貧困、飢餓状態で生活している地域があり、テロや犯罪の温床にもなっています。そして、戦争・内乱、テロが引き起こしたものとはいえ、シリア、イラク、アフガニスタンなどでは「本当の難民・避難民」(経済的利益ではなく、生命の危険から逃れるための難民・国内避難民)が何千万人単位で存在しています。ヨーロッパでは最初は気軽に「受け入れる」と言っていた国も、押し寄せる難民の数のあまりの多さに悲鳴を上げて、以前以上に厳しい対応を取ったり、果ては、反難民・外国人排斥感情やイスラムフォビアを引き起こしたりしている状況です。ただ、これもヨーロッパの貧困問題とつながっており、「外国人が、取り分け貧しい難民が大量に流入すれば、難民ために大量の税金が投入される、そして、最終的には自分の仕事も危うくなる」という「貧困への恐怖」が相当あるのではないかと思います。(「ブルキニ」については、また別の機会に書きたいと思います)
 一方で、日本でも貧困問題が深刻化しています。「子供の6分の1」が貧困に苦しんでいると言われています。貧しい子供が成長した結果かどうかはわかりませんが、20代、30代の若い人、特に女性も貧困に苦しんでいる人が多いそうです。世界だけではなく、日本でも「助け合いの精神」だけではなく、「社会的な保護機能」も失われているように思います。つまり、貧困問題は世界だけではなく、足元の問題でもあります。そして、政治による、制度による対策が第一に必要ではあります。が、残念ながら、人間(政治家、官僚)の智恵にも限界がありますので、結局、人の心の中に「分け合う、支えあう」という気持ちがあってこそ、制度も悪用されず、過剰な干渉や管理の必要もなくなるわけですから、まず、自分ができるところから始めることが大切なように思います。いつかも書きましたが、「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりを点けましょう」の精神で行くか、更にエコライフを進めて、晴耕雨読で行くかしかないように思います。なお、「絶対貧困と相対貧困」に関しては、全てが正しいというつもりはありません(例えば、極めて例外的とはいえ、餓死する人がいるという事実も忘れられません)が、それでも全体としてかなり納得のいく記事が出ていましたので、紹介します。

  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160828-00010001-bfj-soci&p=3  
「NHK「貧困女子高生」報道へのバッシングは、問題の恐るべき本質を覆い隠した」

 説教臭くなってしまい申し訳ありませんが、管理者も「一日一善」を心がけたいと思います。


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 雑感が非常に長くなってしまいましたが、経済記事以外では、日付が変わった直後、ディヤルバクル空港にロケット砲による攻撃がありました。PKKによるテロ事件とみられています。また、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事も、昨日と比べて増えているように思います。例えば、行政最高裁判所、民事・刑事最高裁判所の職員102人が逮捕の許可を求めて司法会館に移送されたと記事が出ていました。更に、ユーフラテスの盾」作戦に関しては、トルコ軍に対する攻撃を行ったことが判明したテロ組織に対する連合軍による空爆の結果、PKK/PYDのテロリスト25人が「無効化」されたという記事が出ていました。



 今日紹介する記事は、上でも言及しましたが、今年上半期におけるトルコ国民の貯蓄の増加に関するもので、今日(27日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「今年上半期で貯蓄を最も増加させたのはトゥンジェリ県」です。
 AA記者が銀行規制監査委員会(BDDK)の発表から導き出した情報によれば、国外貯蓄分を除いた場合、2015年末には銀行預金口座残高は7,026億6,698万リラでしたが、2016年6月末には7,460億3,376万リラに増加しました。
 銀行における預金総残高は、今年上半期で433億6,678万リラ増加して、一人当たりの貯蓄高の増加率が最も高かったのはトゥンジェリ県(管理者注:トルコ東部の県ですが、クルド系住民の割合が高いと言われています)でした。
 トゥンジェリ県では、一人当たりの貯蓄高は2015年末には8,431リラ30クルシュでしたが、2016年6月末には9,157リラ50クルシュに上昇しました。
 その結果、トゥンジェリ県民は今年上半期には銀行の預金残高が平均で726リラ20クルシュ増加したことになり、1ヶ月の平均では121リラの貯蓄をしたことになります。
 今年上半期の「貯蓄増加幅チャンピョン」がトゥンジェリ県であったリストの2番目はアンカラ県でした。
 公務員の都市であるアンカラにおける一人当たりの貯蓄高は2015年末には1万3,318リラ10クルシュと計算されましたが、それが、2016年6月末には1万4,027リラ10クルシュに増加しました。
 その結果、アンカラ県民は、銀行預金の残高を今年上半期に平均で709リラ増加させました。
 アンカラが2位となったリストで、イズミルは704リラ10クルシュで3位となりました。昨年末の一人当たりの貯蓄高は1万2,162リラでしたが、2016年6月末には1万2,866リラ10クルシュとなりました。
 イスタンブル県民は、今年上半期で貯蓄高を平均で588リラ10クルシュ増加させました。
 イスタンブル県民の外には、チャナッカレ県民が634リラ50クルシュ、エスキシェヒール県民は616リラ20クルシュ、キリス県民は602リラ10クルシュ、エディルネ県民は576リラ40クルシュ、クックカレ県民は562リラ50クルシュ増加させて、今年上半期に貯蓄を県民一人当たりの平均で500リラ以上増加させた県となりました。9県で、一人当たりの貯蓄の増加幅が500リラ以上となりました。
 反対に、同時期に一人当たりの貯蓄高の増加幅が最も小さかった県はアルダハン県でした。
 同期間で、アルダハン県民は貯蓄額を平均で47リラ10クルシュ増加させることができました。アルダハン県に次いで増加幅が少なかったのは、50リラ50クルシュのギュムシュハーネ県、68リラ80クルシュでムシュ県が続きました。
 また、現時点で、一人当たりの貯蓄総額が最も多いのは、2万2,126リラ40クルシュのイスタンブル県でした。次いで、1万4,027リラ10クルシュのアンカラ県、1万3,248リラ80クルシュのムーラ県、1万2,866リラ10クルシュのイズミル県でした。
 反対に、一人当たりの貯蓄総額が最も少ないのは1,041ルラ10クルシュのムシュ県でした。ムシュ県に次いで最も少ないのは1,098リラ60クシュのハッキャーリ県、1,136リラ30クルシュのシュルナク県、1,168リラ80クルシュのアール県となりました。



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2016年08月28日 17:31

 今日(27日)は土曜日でしたので、マクロ経済指標に関連する記事はありませんでしたが、経済関係では時差の関係で26日の記事でしたがフィッチ・レーティングス社がトルコの銀行15行の格付けを引下げたという記事、また、今年上半期の電力輸入量が昨年同期と比べて減少したという記事が出ていましたので、今日はこちらを紹介します。

 一方、経済記事以外では、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事も少し数が少なくなったようですが、トルコ全土のいろいろな場所で、警察官16人を含む52人が逮捕されたという記事などが出ていました。また、「ユーフラテスの盾」作戦に関しては、国境のトルコ領側では戦車などの装甲車が待機しているという記事のほか、攻撃目標となっていたジェラブルス市の制圧が終わったためか、トルコから見ればさらにシリア領に奥深く入ることになる同市南側のDEAŞ(IS)の戦線及び司令部として使われていた建物を攻撃したという記事も出ていました。
 しかし、今日は比較的穏やかなニュースが多かったように思います。日本風に言えば「今日は好天に恵まれ、、、、、、」といった感じで、いきなり観光日和だったというようなニュースが流れている感じにさえ思えます。が、そのための努力も継続しているということで、アンカラの昔からの繁華街(一方、最近では郊外にショッピングモール(AVM)がたくさんできています)であるクルライ地区のサカリヤ通りで600人の警官が出て身分証明書の確認を行う「安寧作戦」が行われたり、マルディン県のオメルリ郡(とヌサイビン市の間の)ドゥイグル地区の外れでPKKの武器庫として使われている洞穴が発見され、中には140袋、7トンの硝酸アンモニウムが発見され、処理されたりしたとのニュースもありました。
 なお、PKKは、以前は主にC-4と呼ばれるプラスチック爆薬を使っていて、アル・カーイダなどの過激イスラム系のテロ組織が硝酸アンモニウムから爆薬を生成して使っていましたが、このところPKKも硝酸アンモニウム爆弾を多用しているように思います。プラスチック爆弾の入手が困難になっている(外部からの支援が減っている)のかもしれません。7トンの硝酸アンモニウムから生成される爆薬は、管理者は専門家ではありませんが、70キロのプラスチック爆弾と同程度の破壊力しかないのではないかと想像します。したがって、硝酸アンモニウムはそれだけ目立ち、使いにくいのではないかと思われます。そのため、簡単に(?)隠していた洞穴や爆薬を積んだ車両も発見されていまうのではないかと思います。(今年5月にはディヤルバクル市で、硝酸アンモニウムを運んでいたと思われるトラックが自爆して1地区が消滅してしまったという記事を紹介したことがあります)


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 今日最初に紹介する記事は、フィッチ・レーティングス社によるトルコの銀行15行の格付けの引下げに関するもので、昨日(26日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「フィッチ社はトルコの銀行15行の信用格付けを引き下げた」です。
 国際信用格付会社フィッチ・レーティングス社は、トルコの銀行に対する信用格付けの引下げの決定が、トルコの自国通貨に関する信用格付けが審査方法の変更によって「BBB」から「BBB−」に引下げられたことに連動するものであることを明らかにしました。
 同社は、ズィラアト(農業)・バンカス(管理者注:元々は農家向け)、ハルク(人民)・バンカス(元々は中小企業向け)、ヴァクフ・バンク、トルコ開発銀行、決裁銀行、トルコ工業開発銀行及びトルコ輸出信用銀行(Eximbank)のトルコ・リラ建て長期信用債券の格付けを「BBB」から「BBB−」に引下げました。
 また、外国資本の銀行に関してもクエート・トルコ、トルコ・フィナンス、ブルガン・バンク、INGバンク、フィナンスバンク、アルターナティフ・バンク、ICBCトルコ及びトルコ経済銀行のトルコ・リラ建て長期債券の信用格付けを「BBB+」から「BBB」に引下げました。
 フィッチ社は、これらの銀行の外貨建て信用格付けに関しては変更を行わず、格付け見通しも「安定的」としました。
 同社は、8月19日に行った発表で、トルコの「BBB−」で「投資適格」となっている信用格付けの水準を維持しましたが、格付け見通しは「安定的」から「ネガティヴ」に引下げました。 
 同社は、トルコを含む23ヶ国に関する審査方法の変更を7月22日に発表していました。


 次に紹介するのは、2016年上半期のトルコの電力輸入量が前年同期と比べて46%減少したという記事で、これは今日(27日)付けのAAの記事です。
 見出しは「トルコの電力輸入は46%減少した」です。
 電力輸入量の減少には、最近の発電における国内資源及び再生可能エネルギーを重視したことが影響を与えました。
 AA記者が貿易統計から導き出した情報によれば、昨年上半期にはギリシャ、ブルガリア、ジョージア及びイランから34億8,661万キロワット時の電力を購入しました。今年の上半期の電力輸入量は46%減少して18億8,374万キロワット時に低下しました。
 昨年上半期にはトルコが電力輸入のために支払った総額は2億3,196万ドルでしたが、今年同期には近隣諸国から購入する電力のために支払った総額は61%減少して8,910万ドルとなりました。その結果、この期間には1億4,286万ドルが国内に残ったことになります。
 今年最も多くの電力は1月に輸入されました。同月にはブルガリアとギリシャから3億5,905万キロワット時の輸入が行われました。その電力の輸入のために1,894万ドルが支払われました。
 今年上半期でトルコが最も多くの電力を輸入した国はブルガリアでした。この期間にブルガリアから輸入された電力量は14億5,781万キロワット時に達しました。この電力を輸入するために6,686万ドルをブルガリアに支払いました。
 ブルガリアに次いで、ギリシャ、アゼルバイジャン及びジョージアとなりました。



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2016年08月27日 17:37

 今日(26日)は、マクロ経済指標に関連する記事としては、2016年第2四半期の工業労働力投入量指数に関する記事が出ていました。経済関係ではめぼしい(?)記事はこれだけでした。

 経済記事以外では、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事としては、特別部隊司令部を占拠しようとしていたクーデター部隊のセミヒ・テルズィ准将を射殺して司令部を守った下士官のオメル・ハリスデミル氏を射殺したとして捕まっていたミヒラーリ・アトマジュ海兵隊中尉を含む、アンカラで逮捕された関係者による逮捕決定に対する抗告が上級裁判所で棄却されたという記事が出ていました。そのほか、ビジネスマン、政治家(議会外野党)、軍内の判事・検事が8人逮捕されたというニュースも多数ありました。また、「ユーフラテスの盾」作戦に関しては、国境のトルコ領側では戦車などの装甲車が追加配置されているという記事があり、明日(27日)、トルコ政府から記者証を得ている国内外の記者を、作戦地域を見下ろすことができる安全な丘に招待し、そこから生放送をすることを許すことも発表されています。さらには、トルコ内のDEAŞ(IS)の捜査も進められており、アンカラ市 (2012年から、大アンカラ市(25区)の行政地域は、大イスタンブル市(39区、2004年から)同様、「県内全て」となっています) では6区の20ヶ所に対する一斉捜査が行われ、17人が拘束されました。

 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「横ばい+急騰」となりました。
 寄付きは昨日終値から約50ポイント低い、76,730ポイント水準で、そこから午後2時前まではほぼ横ばいとなりました。正午頃からは下げ始め、午後2時前から下げ足を速め、午後2時半頃には今日の最安値を付けました。そこから午後5時頃までは底を形成しましたが、午後5時頃から急騰して大引け直前に今日の最高値に達しました。結局、昨日終値から0.43%、約330ポイント更に上昇して77,000ポイント台を回復して今週最後の取引を終了しました。


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 今日最初に紹介する記事は、2016年第2四半期の工業労働力投入量指数に関するものです。今日(26日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「工業労働力投入量指数が発表された」です。
 トルコ統計庁(TUIK/ TUİK)は、今年第2四半期の工業労働力投入量指数を発表しました。
 それによれば、季節及び暦調整後の工業雇用指数は、今年第2四半期では第1四半期と比べて0.5%低下して177.7ポイントとりました。暦調整後の工業雇用指数も、昨年同期と比べて1.1%低下しました。
 季節及び暦調整後の工業労働時間指数は、前期と比べて0.5%低下しました。暦調整後の工業労働時間指数も、昨年同期と比べて0.9%低下しました。
 季節及び暦調整後の工業名目賃金指数は、今年第2四半期には第1四半期と比べて2.7%上昇して232.4ポイントとなりました。暦調整後の工業名目賃金指数は昨年同期と比べて17.1%上昇して231.3ポイントとなりました。(管理者注:念のためですが、インフレ率も約8%ありますので、その分の上昇はあくまで「表面的」に過ぎません。)


 次に紹介するのは、ボスポラス海峡にかかる3本目の橋としてヤヴズ・スルタン・セリム大橋が開通したという記事で、これも今日付けのAAの記事です。
 見出しは「ヤヴズ・スルタン・セリム大橋が開通した」です。
 ボスポラス海峡に建設された「世界で最も幅の広い橋」であるヤヴズ・スルタン・セリム大橋は、メフメット・ギョルメズ宗務庁長官による集団祈祷により開通しました(日本風に言えば、「伊勢神宮の大宮司による祈祷・お祓い」というところでしょうか?)
 様々な観点から、トルコ及び世界の技術史において大きな一里塚(マイルストーン)となる橋と道路の開通式のために、イスタンブル市サルイェル区のガリプチェでトルコ国民も参加して開通式が行われました。
 式典にはレジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領夫妻、イスマイル・カフラマン国会議長、ビナーリ・ユルドゥルム首相夫妻、フルスィ・アカル・トルコ軍参謀総長を始めとする多数のトルコ人政治家や、招待客が参加しました。
 また、外国からも、バハレーン国王、ボスニア・ヘルツェゴビナ大統領、マケドニア大統領、北キプロス大統領、アゼルバイジャン国会議長、ブルガリア首相なども参加しました。
 エルドーアン大統領の演説の後、招待客をステージ上に招き、ギョルメズ宗務庁長官による集団祈祷の後で、リボン・カットによりヤヴズ・スルタン・セリム大橋は開通しました。
 同大橋の最初の通過は、エルドーアン大統領、ユルドィルム首相及び来賓を載せた大統領府のバスで行われました。
 27日から一般通行に供される同大橋は、8月31日まで通行料は無料でだと、同大塗料は述べました。
 北マルマラ高速道路計画の一環として建設された同大橋は、アジアとヨーロッパを結ぶ3番目の橋になります。世界で最も幅広い橋という称号を持つヤヴズ・スルタン・セリム大橋は、全長148kmのオダイェリ〜パシャキョイ区間の1部を構成しています。大橋の双方向4車線と中央には鉄道の複線が存在する形で、合計10レーン存在しています。
 幅は59mで、タワーの高さは322mの同大橋は、タワー間の長さは1,408mで、全長2,164m。
 総投資額は30億ドルとなった同大橋はBOT方式で建設され、経営も民間企業が行います。1日3万5,000台(乗用車換算)の通行量の保証もされています。(管理者注:第3空港のオープンなど、追加的な需要がなければ結構大変なのではと想像します)
 同大橋は、年間で約13億5,000万ドルのエネルギーと、3億3,500万ドルの労働力の損失を始めとして、合計17億8,500万ドルの経済損失を防ぐことを目標としています。
 通行料は、ヨーロッパ側からアジア側への通過は乗用車が9リラ90クルシュで、トラックなどはサイズ・積載量などにより13リラ20クルシュから始まる料金となります。また、アジア側からヨーロッパ側へは無料となります。同橋に続く高速道路の通行料は1km当たり8セント(24クルシュ)と決められました。これらの料金は2017年1月2日まで有効です。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「横ばい+急騰」となりました。寄付きは昨日終値から約50ポイント低い、76,730ポイント水準で、そこから午後2時前まではほぼ横ばいとなりました。正午頃からは下げ始め、午後2時前から下げ足を速め、午後2時半頃には今日の最安値(76,300ポイント水準)を付けました。そこから午後5時頃までは底を形成しましたが、午後5時頃から急騰して大引け直前に今日の最高値(77,150ポイント水準)に達しました。結局、昨日終値から0.43%、約330ポイント更に上昇して77,000ポイント台を回復して、77,120ポイントで今週最後の取引を終了しました。

 今日もこの時間帯は、為替はまちまちとなっています(日本時間8月27日午前1時50分頃)。
  ユーロは0.10%リラ高の、  1ユーロ=3.3108リラ、
  ドルは0.40%リラ安の、    1ドル=2,9464リラ、
となっています。



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 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
 トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。






今日はトルコ・コーヒーも紹介します。




ここからはブレスレッドです。




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2016年08月26日 14:37

 今日(25日)は、マクロ経済指標に関連する記事としては、2015年のトルコの空港料収入と2016年8月の「4人家族の飢餓限界と貧困限界」に関するものが出ていました。また、ドル/TL相場に関する記事もありました。

 経済記事以外では、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事が相変わらずたくさん出ています。EU省、環境・都市計画省及び開発省の3省で合計29人が拘束されたという記事、外務省では2010〜2013年に行われた入省試験(領事候補試験、専門職試験、総合職試験)に関する捜査が開始されたという記事もありました(約2,000人が参加し、面接には302人が呼ばれました)。PKK関連としては、アルトゥヴィン県(ジョージアとの国境の県)を訪問していたクルチダルオールCHP党首一行の車列が銃撃され、警護に当たっていたジャンアルマ兵士(警護車運転手)が殉職したという記事もありました。

 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「N字型」となりました。
 寄付きは昨日終値から約350ポイント高い、76,460ポイント水準で、そこが今日の最安値でした。ここから午後2時過ぎまでは基本的に上昇し、午後2時過ぎに今日の最高値に達しました。その後は急回復して午後3時過ぎには2番底を付けました。その後は再び上昇に転じ、結局、昨日終値から0.88%、約670ポイント上昇して76,000ポイント台後半で今日の取引を終了しました。


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 今日最初に紹介する記事は、トルコ労働組合連合が発表した2016年8月のトルコの期外限界・貧困限界に関するものです。今日(25日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「トルコ労働組合連合は、飢餓限界と貧困限界を発表した」です。
 トルコ労働組合連合(Turk-İş、テュルク−イシ)は、同同社の生活状況を明らかにし、また、基本的な必需品の価格変化が家計予算にどのように反映されているかを明らかにするために毎月行っている「飢餓限界と貧困限界調査」の8月の調査結果を発表しました。
 同調査によれば、4人家族が健康で、均衡があり、十分な栄養を摂取することでできるように必要な食費支出の合計額を意味する「飢餓限界」は1,361リラ60クルシュで、食品支出の外に、衣料、住居、交通、教育、保健・医療及びその他の必要性のために行わなければならない支出の合計額を意味する「貧困限界」は4,435リラ19クルシュでした。
 8月には、独身の労働者の生活コストは1,690リラ35クルシュと計算されました。
 今月は、アンカラで生活する4人家族の食品支出の最低額は、先月と比べて0.60%減少しました。
 食品インフレ率は、対前年比で1.27%となり、年間平均で7.80%となりました。

 次に紹介するのは、昨年2015年のトルコの空港料収入に関する記事で、これも今日付けのAAの記事です。
 見出しは「国家空港管理総局(DHMİ)に『空から』11億リラの収入」です。なお、「空・空気から」という表現は「濡れ手に粟」というような意味合いにもなります。
 航空機の管制分野ではヨーロッパにいて6番目の大きさを誇るトルコの、この分野での収入は、昨年11億3,200万リラとなり、記録的水準に達しました。この数値は、2021年には33億リラに上昇するものと予測されています。
 国家空港管理総局(DHMİ)が作成した2015年の航空機管制サービス年間報告書において、技術が急速に進歩している現代では、航空交通が最高水準の安全性で管理されることは、日々その重要性を増していることが指摘されています。
 急速な交通量の増加が昨年も継続したトルコは、ヨーロッパにおける航空交通に最も大きな貢献をしている国であることが強調された同報告書では、2015年にトルコ領空で180万回以上の航空交通に対するサービスが提供されたことが指摘されています。
 トルコは航空管制に対する国内的及び国際的な協力を積極的に行っていることが強調された報告書において、2015年に航空管制に関する国別コストの点で、トルコの収入は11億3,200万リラとなり、記録的水準に上昇しました。航空管制分野から得られた収入は、EUROCONTROLから回収され、トルコの国家経済に貢献していることを指摘した同報告書は、5年計画の中で2021年の目標が32億6,300万リラの航空管制周流を得ることとなっていると指摘されています。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「N字型」となりました。寄付きは昨日終値から約350ポイント高い、76,460ポイント水準で、そこが今日の最安値でした。ここから午後2時過ぎまでは基本的に上昇し、午後2時過ぎに今日の最高値(77,000ポイント水準)に達しました。その後は急回復して午後3時過ぎには2番底(76,500ポイント水準)を付けました。その後は再び上昇に転じ、結局、昨日終値から0.88%、約670ポイント上昇して76,000ポイント台後半の、76,790ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日もこの時間帯は、為替はリラ高傾向となっています(日本時間8月26日午前2時頃)。
  ユーロは0.37%リラ高の、  1ユーロ=3.3128リラ、
  ドルは0.53%リラ高の、    1ドル=2,9360リラ、
となっています。



 なお、2014年11月からほぼ毎回お知らせしていますが、未だに私のブログの海賊版(コピー・ブログ)は増加中のようです。「楽天」と「ライブドア」の「トルコとイスタンブール、ちょっと投資」が正規版ですので、こちらへのアクセスをよろしくお願いします。


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 FX初心者でも出来る両建運用の考え方と実際のポジション運用状況を公開しているそうです。FXに興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
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2016年08月25日 14:13

 今日(24日)も、マクロ経済指標に関する記事としては2016年7月の住宅販売数に関する統計が出ていました。また、その他の経済関係の記事としては、トルコ・ロシア間の自由貿易協定締結交渉が再開したという記事が出ていましたし、2週間ぶりのドル安に関する記事もありました。

 経済記事以外では、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事が相変わらずたくさん出ています。昨日紹介したビデオ・テープに関して逮捕状が出されたとのことです。その他、判事検事高等評議会(HSYK。管理者注:判事と検事に関する人事などに関する最高の権限を持つ機関)は、FETO捜査に関連して解任していた2,847人の判事と検事の資格をはく奪する決定を下しました。また、先日何回か紹介しましたが、ディヤルバクル県の山間部でのPKKとの戦闘が激しくなっているようで、ディヤルバクル県リジェ郡の14の村で今日(24日)12:30から再び外出禁止令が出されました。また、ガーズィアンテプ県南東部のカルカムシュ郡のシリア国境を挟んで向かい側に位置するジェラブルス氏周辺を中心にトルコ軍が展開してDEAŞ(IS) 及び YPG(クルド人組織)を含むすべてのテロ組織を国境から排除するために「ユーフラテスの盾」作戦が開始されたという報道もありました。

 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「急落+低地横ばい」となりました。
 寄付きは昨日終値から約1,000ポイント低い、76,290ポイント水準で、そこが今日の最高値でした。寄り付き後に更に急落して今日の最安値を付けました。その後は急回復して午前10時頃には75,900ポイントを回復しました。そして、大引けまで、その水準を挟んでの狭い範囲での取引が続きました。結局、昨日終値から1.57%、約1,220ポイント更に下落して76,000ポイント台前半で今日の取引を終了しました。


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 今日紹介する記事は、2016年7月のトルコの住宅販売数に関するものです。今日(24日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「7月には、トルコ全土で8万1,343戸の住宅が販売された」です。
 トルコ統計庁(TUIK/ TUİK)は、今年7月の住宅販売統計を発表しました。
 それによれば、7月には、トルコ全土で販売された住宅数は、前月と比べて23.4%、昨年同月と比べて15.8%減少して、8万1,343戸となりました(管理者注:言わずもがなだと思いますが、6月末にはイスタンブル・アタテュルク空港でのテロ事件もあり、また、6月にも既に住宅販売数は減少し始めていたため、クーデター未遂事件の影響だけではないと思われますが、それでも、これだけ大幅な下落にはやはりクーデター未遂事件の影響が大きかったのではないかと想像され、かつ、そのために「住宅ローン金利の引下げ」声高に叫ばれていた可能性が大です)。住宅販売数では、イスタンブル県が1万1,903戸(管理者注:先月と比べて半減に近い状況)で、最も多くの割合(全体の14.6%)を占めました。住宅販売数では、イスタンブルに次いで、7,955戸のアンカラ県(9.8%)、4,810戸のイズミル県(5.9%)となりました(管理者注:住宅販売に占める3大都市圏の割合が大幅に減少しています)。反対に、住宅販売数が少なかった県は、3戸のアルダハン県(注:グルジア、アルメニアとの国境)、5戸のハッキャーリ県(管理者注:イラク、イランとの国境)、及び21戸のシュルナク県(注:南東部地方、シリア、イラクとの国境)でした。
 7月にトルコ全土で住宅ローンを使用しての販売は、昨年同月と比べて22.8%減少して2万3,756戸となりました。全体の住宅販売に住宅ローンを利用しての販売が占める割合は29.2%となりました。住宅ローンを利用しての販売では、イスタンブル県は4,073戸で、ローン利用販売の17.1%を占め、最も大きな割合を占めました。県別の合計住宅販売の中で住宅ローンの利用率が最も高い県は、39.8%のバルトゥン県(注:黒海沿岸の県)となりました。
 7月にトルコ全土でその他の方法で販売された住宅の数は、昨年同月と比べて12.5%減少して5万7,587戸となりました。
 トルコ全土における7月の新築住宅販売数は、前年同月と比べて13.3%減少して3万7,829戸となりました。総住宅販売数に占める新築住宅の割合は46.5%となりました。新築住宅販売では、イスタンブル県が5,420戸で、最も大きな割合(全体の14.3%)を占めました。次いで、3,072戸のアンカラ県、1,958戸のイズミル県となりました。
 一方、中古住宅販売は昨年同月と比べて17.8%減少して4万3,514戸となりました。
(ここからは記事ではなく、グラフから紹介します)
 7月の外国人に対する住宅販売は、昨年同月と比べて48.5%減少して1,044戸となりました(管理者注:2ヶ月連続の大幅減少です)。外国人に対する販売が一番多かった県は300戸のイスタンブル県でした。イスタンブル県に次いで、281戸のアンタリヤ県、72戸のアイドゥン県(注:エーゲ海岸(クシュアダスなど))、63戸のトラブゾン県(注:東黒海沿岸の県)、及び60戸のブルサ県(注;マルマラ海南岸+山岳地帯)となりました。
 先月、イラク人はトルコで153戸の住宅を購入しました。イラク人に次いで、111戸のクウェート人、92戸のサウジアラビア人、71戸のイギリス人、64人のロシア人となりました(注:3位までは先月と全く同じです)。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「急落+低地横ばい」となりました。寄付きは昨日終値から約1,000ポイント低い、76,290ポイント水準で、そこが今日の最高値でした。寄り付き後に更に急落して今日の最安値(75,100ポイント水準)を付けました。その後は急回復して午前10時頃には75,800ポイントを回復しました。そして、大引けまで、その水準を挟んでの狭い範囲での取引が続きました。結局、昨日終値から1.57%、約1,220ポイント更に下落して76,000ポイント台前半の、76,116ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日、この時間帯は、為替はリラ高傾向となっています(日本時間8月25日午前1時30分頃)。
  ユーロは0.43%リラ高の、  1ユーロ=3.3246リラ、
  ドルは0.02%リラ安の、    1ドル=2,9524リラ、
となっています。



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 今日はトルコで最もポピュラーな飲み物であるお茶(チャイ)とその他食品を紹介します。








ココからは食品です。






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ここからはブレスレッドです。














2016年08月24日 14:22

 今日(23日)も、マクロ経済指標に関する記事は出ていませんでした。経済関係では2016年8月期のトルコ中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)会合が開催され、その結果に関する記事が出ていますので、今日はこちらを紹介します。その他、橋と高速道路の通行料収入に関する記事もありました。

 経済記事以外では、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事が相変わらずたくさん出ています。特に、以前にフェトフッラー・ギュレン氏の「真の目的」について指摘したことがありましたが、そのビデオ・テープに関する捜査も開始されたとのことです。その他、出席者の変更など、新しい制度になって初めての、そして、今年の夏としては2回目の高等軍事評議会(YAŞ)が行われ、大佐階級の軍人に関する任期延長と退役などの決定が行われました。

 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「高原+右肩下がり」となりました。
 寄付きは昨日終値から約300ポイント高い、78,200ポイント水準でした。寄り付き後から午後5時直ぐまでは高原状態で、その間の午前10時半頃には今日の最高値を付け、正午過ぎには2番底を付けました。午後3時過ぎからは右肩下がりとなり、午後5時前からは下げ足を速め、結局、終値が今日の最安値となり、昨日終値から0.79%、約620ポイント更に下落して77,000ポイント台前半で今日の取引を終了しました。


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 今日紹介する記事は、2016年8月のトルコ中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)会合の決定に関するものです。今日(23日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「中央銀行による金利の引下げ」です。
 トルコ中央銀行(TCMB)金融政策委員会(PPK)は、1週間物レポ入札金利は7.50%で維持しましたが、 (オーバーナイト・)マージナル資本供給金利を8.75%から8.50%に引下げました。
 PPKは、 (オーバーナイト・)マージナル資本供給金利(金利回廊の上限)を8.75%から8.50%に引下げました。一方、中央銀行(オーバーナイト)借入金利(金利回廊の下限金利)を7.25%で、1週間物レポ入札金利(政策金利)も7.50%で維持しました。
 TCMBから行われた発表では、引き締め気味の金融政策スタンスと取られたマクロ経済対策の影響により、年間ローン増加率も合理的な水準で維持されていることを指摘しつつ、「観光業における進展が短期的には経常収支の改善に悪影響を与えることが予測されている一方、貿易における好展開の遅行効果と消費者ローンの緩やかな推移が、経常収支の改善を支えている。」と記述されています。
 また、同発表では、内需が一定程度減速していると共に、成長に好影響を与えており、EU加盟国の需要増加が輸出に対して好影響を与え続けていることを指摘しつつ、次のように記述されています。
「この枠組み内で、経済活動は緩やか、かつ、安定的な成長傾向を守っている。当委員会は、構造改革が実施されることにより、潜在的成長可能性が大幅に上昇するであろうと分析している。7月中旬に発生した国内の進展が各市場に対して与えた悪影響は、国際的なリスク選好性の上昇と取られた対策の影響で、かなりの部分は回復した。更に、引き締め気味の金融政策スタンス、慎重なマクロ経済対策の枠組みと、2015年8月に発表したロード・マップで明らかにされた政策手段を有効に使用することにより、ショックに対するトルコ経済の耐久性が上昇した。当委員会は、金融政策の効果に対して得られた効果にも注意を払いながら、単純化の方向に、合理的かつ慎重な行動を取ることを決定した。」
 同発表では、過去数ヶ月間で明確な上昇を示している未加工食品価格が、短期間で下落方向への修正が行われる可能性があることを予測していることを指摘して、核インフレ率は段階的な低下を継続すると予測しているとしています。
 インフレ率見通しの進展は、流動性政策における引き締め気味のスタンスを継続させることを必要とさせていると指摘している同発表において、「今後、金融政策の決定は、インフレ見通しに依存する。インフレ見通しが、価格付け行動及びインフレ率に影響を与えるその他の要素における進展に注意を払いながら、金融政策における引締め気味のスタンスを継続させる。発表されるあらゆる種類の新しい統計とニュースは、当委員会による金融政策スタンスを将来に向けて変更する原因となり得ることは、特に強調されるべきである。」との分析が行われました。

 最後に、記事にはありませんが、いつもどおり、過去約1年間の金利の推移を紹介します。
 TCMBが2015年8月以降に発表した政策金利は次のとおりです。
2015年
 8月18日  7.50
 9月22日  7.50
10月21日  7.50
11月24日  7.50
12月22日  7.50
2016年
 1月19日  7.50
 2月23日  7.50
 3月24日  7.50
 4月20日  7.50
 5月24日  7.50
 6月21日  7.50
 7月19日  7.50
 8月23日  7.50

 同じく、TCMBが2015年8月以降に適用してきた短期金利は次のとおりです。
          オーバーナイト
        借入金利   貸出金利
2015年
 8月18日  7.25   10.75
 9月22日  7.25   10.75
10月21日  7.25   10.75
11月24日  7.25   10.75
12月22日  7.25   10.75
2016年
 1月19日  7.25   10.75
 2月23日  7.25   10.75
 3月24日  7.25   10.50
 4月20日  7.25   10.00
 5月24日  7.25   09.50
 6月21日  7.25   09.00
 7月19日  7.25   08.75
 8月23日  7.25   08.50


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「高原+右肩下がり」となりました。寄付きは昨日終値から約300ポイント高い、78,200ポイント水準でした。寄り付き後から午後5時直ぐまでは高原状態で、その間の午前10時半頃には今日の最高値(78,290ポイント水準)を付け、正午過ぎには2番底(77,800ポイント水準)を付けました。午後3時過ぎからは右肩下がりとなり、午後5時前からは下げ足を速め、結局、終値が今日の最安値となり、昨日終値から0.79%、約620ポイント更に下落して77,000ポイント台前半の、77,334ポイントで今日の取引を終了しました。

 今日、この時間帯は、為替はほとんど動いていません(日本時間8月24日午前1時30分頃)。
  ユーロは0.09%リラ高の、  1ユーロ=3.3280リラ、
  ドルは0.01%リラ安の、    1ドル=2,9422リラ、
となっています。



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おこづかいがドンドンたまる”おトク貯金箱”ポイントボックス

















2016年08月23日 14:25

 今日(22日)も、マクロ経済指標に関する記事は出ていませんでした。経済関係で面白そうなものとしては、あえて言えば為替の状況に関する記事だけでしたので、今日はこちらを紹介します。

 経済記事以外では、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事が相変わらずたくさん出ていますので、こちらもいくつか紹介します。
 一方、20日によるに発生したガーズィアンテプ市における爆弾テロ事件で被害者は、治療中だった方3人が新たに亡くなり、死者数は54人に増加しました。

 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「右肩上がり+横ばい」となりました。
 寄付きは先週終値から約400ポイント低い、77,500ポイント水準でした。寄り付き後に下落し、午前10時過ぎには今日の最安値を付けました。その後は右肩上がりとなり、正午過ぎには今日の最高値に達しました。そこからはやや下げた後、ほぼ77,700~77,900で横ばいとなりました。結局、先週終値から0.25%、約190ポイント下落して78,000ポイント台を再び割り込んで今週最初の取引を終了しました。


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 今日最初に紹介するのは、上でも言及しましたが、為替相場に関する記事で、リラ安傾向になっていると言う者です。今日(22日)付けのAA(アナトリア通信)の記事です。
 見出しは「ドル/TL相場は、1ドル=2.95TL超えを試した」です。
 今週、上昇(リラ安)傾向で取引が始まったドル/TL相場は、最高値(リラ安)で1ドル=2.9505TLを付けた後、10時10分現在、先週終値と比べて0.7%上昇して1ドル=2.9490TL水準で均衡しています。同時間帯には、ユーロ/TL相場は0.3%高(リラ安)の1ユーロ=3.3290TL、ポンドは0.5%高(リラ安)の1ポンド=3.8500TLで買い手が見つかっています。
 先週、アメリカの中央銀行に当たるFRBの公開市場委員会(FOMC)会合の議事録が公開されてから1ドル=2.9141TLまで下落(リラ高)していたドル/TL相場は、フィッシャーFRB副議長が経済における回復を指摘した発表を行ったことにより金利引上げの期待が高まったことで、ドル高に転じていました。ドル指数は、金曜日に始まった上昇傾向を今日も継続させて、95近くまで上昇しました。(新興国)通貨の外に、国際商品もドルに対して価値を下落させていることが注目されます。現在、金(1オンス)価格は0.6%、ブレント原油(1バレル)価格1.8%低下した水準で取引されています。
 アナリストたちは、今週木曜日にアメリカとイギリスで成長率が発表され、金曜日に始まるジャクソン・ホール会合からもたらされるニュースや発表が市場の方向性に影響を与えるであろうと指摘しています。国内では、明日(23日)に開催されるトルコ中央銀行金融政策委員会の金利決定が注目されると指摘しているアナリストたちは、テクニカルの観点からは、ドル/TL相場が1ドル=2.9580TL水準以上に留まった場合には、上昇傾向(リラ安傾向)が継続すること、反対に下落(リラ高)した場合には1ドル=2.9260TL水準で支持線が形成されると指摘しています。


 今日2番目に紹介するのは、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)関連に関するもので、イスタンブル県警における幹部を含む警察官の解任に関するものです。これも今日付けのAAの記事です。
 見出しは「イスタンブル県警で95人が解任された」です。
 警察内のFETO関係者に対する捜査の一環として、イスタンブル県警で勤務する95人の警察官が解任されました。
 得られた情報によれば、イスタンブル県警本部が行った捜査の結果、イスタンブル県警で勤務する高位の警察官38人を含む95人の警察官が解任されました。
 解任された警察官の内の5人は、第3及び第4階級の管理職(管理者注:トルコと日本で警察の階級制度は違うと思われますが、部長、課長(警視長、警視正)クラスと想像されます)、33人の中間管理職(注:課長、課長補佐(警視、警部))及び57人の警察官(注:巡査部長、巡査)であることが分かりました。
 ここからは一言解説です。先日も、「トルコにおける信頼できる組織」として、クーデター未遂事件後は圧倒的に「警察」>「トルコ軍」となっているというアンケート結果もあるとしょうかいしましたが、実際に市民を攻撃したのは軍の一部であり、また、テレビなどでその軍と戦う警察官というイメージが出来上がっているのですが、FETOが巣くっていたのは決して軍だけではなく、警察、そして検察・判事も同様ですので、イメージ先行の感は免れません。FETOとしても、国家権力の完全掌握を考えるのであれば、最終的には「軍」と「検察官・裁判官」への浸透を狙っていたものと考えられます。


 いつもどおり最後は市況です。
 今日のBIST100指数は、大雑把に言えば「右肩上がり+横ばい」となりました。寄付きは先週終値から約400ポイント低い、77,500ポイント水準でした。寄り付き後に下落し、午前10時過ぎには今日の最安値(77,440ポイント水準)を付けました。その後は右肩上がりとなり、正午過ぎには今日の最高値(78,100ポイント水準)に達しました。そこからはやや下げた後、ほぼ77,700~77,900で横ばいとなりました。結局、先週終値から0.25%、約190ポイント下落して78,000ポイント台を再び割り込み、77,953ポイントで今週最初の取引を終了しました。4取引日連続で、ほぼ同じ水準となりました。

 今日は、この時間帯も、上でも記事を紹介しましたが、為替もリラ安傾向となっています(日本時間8月23日午前1時頃)。
  ユーロは0.44%リラ安の、  1ユーロ=3.3327リラ、
  ドルは0.52%リラ安の、    1ドル=2,9444リラ、
となっています。



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 今日は絨毯ではなく、キリムを紹介します。










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2016年08月22日 14:14

 今日(21日)は既にガーズィアンテプ市における爆弾テロに関する記事をまとめて紹介しています。その後、さらに状況が変わり、トルコ時刻で21日午後には、死者数が51人に増加しました。そして、69人が治療中で、その内、生命の危険がある人を含む17人が重傷となっています。


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 今日1つ目のブログでも紹介しましたが、今日はフェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)に関する記事が多く出ていました。特にトルコ軍の状況に関する包括的な記事が出ていましたので、こちらを紹介します。
 一方、昨日の夜に起こったガーズィアンテプ市における爆弾テロはDEAŞ(IŞİD、IS)の犯行が疑われていますが、DEAŞとトルコの関係を疑う発言に対してボズダー法務大臣が激しく反応していますので、少し紹介します。トルコ人の大好きな「謀略説」ですが、本質を突いている部分もあるように思いますし、望んだものか、売られたケンカかは、別として、トルコは「少なくとも3つの敵(IŞİD (DEAŞ、IS)、FETO及びPKK)と対峙し、欧米諸国には後ろから(短剣で)刺されている状態」ということを強調したものとなっています。
 今日(21日)付けのAA(アナトリア通信)記事で、見出しは「ボズダー法務大臣は『トルコがDEAŞを支援したと言う者は、トルコの敵であるということを知るべきである』と発言」です。長い記事ですので、さわりだけ紹介します。
 ベキル・ボズダー法務大臣は、「DEAŞを作り、作らせて、人間の、イスラム教徒の厄病となっている卑劣で、邪悪な国際的な力は、トルコに対しても、DEAŞを支援したとの言いがかりをつけて、その言いがかりを全ての人に信じ込ませるためにもイメージ作戦を展開している。誰であろうと、『トルコはDEAŞを支援した、している』との言いがかりをつけているならば、それは、トルコの敵であるということを知るべきである。」と述べました。
 同大臣は、DEAŞは国際的な計画で作られたテロ組織であると指摘しました。
 DEAŞの目的は、人々に、イスラム教を、コーランを、宗教的伝統を、預言者ムハンマドを、そしてイスラム教徒を憎ませ、敵対させ、そして、イスラム教徒自体に対しても『イスラムがこのようなものであるならば、私はイスラム教徒を止める』と言って、イスラム教の信仰を捨てさせ、イスラム教から遠ざけるためであると強調した同大臣は、この計画が、テロ組織を作ったもう一つの目的が中東とトルコ周辺地域における政治目的を実現させるために適切な環境と基盤を形成するためであると述べました。



 いきなり話がDEAŞに飛んでしまいましたが、ここからは上でも言及しました、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)によるクーデター未遂事件後のトルコ軍の最新状況に関する包括的な記事を紹介します。今日付けのAAの記事です。
 見出しは「FETOの残滓はトルコ軍から消されていく」です。
 FETOによるクーデター未遂事件後、トルコ軍(TSK)から3,725人の軍人が不名誉除隊となり、その中には大将2人、中将9人、少将26人、海軍少将4人、准将91人、海軍准将28人、士官2,195人と下士官774人も含まれています。人定事項が特定されている逃亡中の9人の将官と137人の兵士を拘束するための作業も続けられています。
 AA記者が得た情報によれあ、非常事態の枠内で交付された法律の効力を持つ決定(KHK)により、国家の安全に対する危険を形成していることが判明したFETOと関係がある、統一性がある、あるいは連絡を行っていた3,725人の軍人がTSKから不名誉除隊となりました。
 それによれば、7月27日に公布された第668号KHKにより、陸軍からは将官87人、士官726人、下士官256人、そして海軍からは将官32人、士官59人、下士官63人、さらに空軍からは将官30人、士官314人、下士官117人の、合計1,684人の軍人がTSKから不名誉除隊となりました。この中には、アクン・オズテュルク元空軍司令官、アーデム・フドゥティ第2軍司令官も含まれています。
 第669号KHKにおいて、トルコ軍内で国家の安全に対する危険を形成すると判断されたFETOと関係がある、統一性がある、あるいは連絡を行っていた軍人389人が除隊させられました。その中には、アリ・ヤズジュ大統領筆頭軍事顧問(大佐)、アカル参謀総長連絡担当官であったレヴェント・テュルクカン中佐及びオルハン・ユクルカン筆頭補佐官(大佐)、元秘書官のラマザン・ギョズエル大佐、そして、ウシュック国防大臣の秘書官であったテヴフィック・ギョク大佐も含まれています。
 その他のKHKでトルコ軍から除隊させられた軍人の数は3,725人に達しました。
 陸軍、海軍、空軍及びジャンアルマ本部で、大将2人、中将9人、少将26人、海軍少将4人、准将91人、海軍准将28人、士官2,195人、下士官774人、及び職業軍曹56人がトルコ軍から除隊させられました。沿岸警備隊からの除隊者を含めれば、合計で3,725人となりました。
 FETOに対する捜査及び裁判が原因となって逃亡している容疑者の中には軍人も含まれています。
 逃亡している軍人の数は137人で、その中の9人は将官です。トルコ軍から除隊させられ、逃亡している将官の名前は次のとおりです。
 ゼキー・ウーウルル海軍少将、メフメット・ナイル・イーイット准将、アリ・カリヨンジュ少将、アイハン・ベイ海軍准将、ナズミ・エキジ海軍准将、イルファン・アラバジュ海軍准将、アリ・スアット・アクテュルク海軍准将、ハイレッティン・イムレン海軍准将及びメフメット・ゼキー・クラルプ准将
 FETOによるクーデター未遂兼の際に準備された任命リストの中で、第28機械化旅団司令部に任命されたアリ・カリヨンジュ准将は、クーデター未遂事件があった夜、旅団に来ました。同准将は、戦車と装甲車をアンカラ中心部に出動させる命令を出したことが明らかになっています。クーデターが未遂に終わった後、同准将は逃亡している将官の一人となりました。
 イズミルにおける軍スパイ捜査において、違法な方法により情報を漏えいさせた事件に関する捜査により見つかった証拠書類により、「FETO/PDYのトルコ軍内部への侵入」に関する捜査が開始されました。その結果、拘束の決定が出されたムスタファ・ゼキー・ウーウルル海軍少将とアリ・スアット・アクテュルク海軍准将は逃亡しました。
 7月15日のクーデター未遂事件後に、トルコ軍から除隊させる決定が出された軍人の中の一人であるムスタファ・ゼキー・ウーウルル元海軍准将は、アメリカへの亡命を希望しました。
 アメリカのヴァージニア州にあるNATO司令部で勤務していた同准将は、クーデター未遂事件後に、トルコに帰国せず、アメリカへの亡命を希望しました。ノーフォークにあるNATO基地で任務に就いていた逃亡中の同准将は、7月22日に職場を出てから音信不通となっていることが判明しました。
 クーデター未遂の際に、イスタンブルで戦車を出動させたメフメット・ナイル・イーイット元第66機械化歩兵旅団司令官(少将)とメフメット・ゼキー・クラルプGATAハイダルパシャ軍事教育病院内科部長(准将)も逃亡しています。



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