2016年10月16日 17:13

トルコ経済ニュース(科学・工業・技術大臣によるトルコ経済状況に関する発言)と、エルドーアン大統領による対イラク関係(バシカ基地問題)発言

 今日(15日)は土曜日でしたのでマクロ経済に関する記事はほとんどありませんでした。
 一方、フェトフッラー派テロ組織/並行国家構造(FETO/PDY)、DEAŞ、「ユーフラテスの盾」作戦に関する記事は今日もかなりの数が出ています。
 また、イスタンブル県に近い西黒海沿岸(約100キロ沖合の、深さ25キロの地点)で、14日午前11時18分頃にマグニチュード4.8の地震があったという記事も出ていました。
 今日は、オズリュ科学・工業・技術大臣のトルコ経済に関する発言と、エルドーアン大統領のイラクとの関係に関する初発言についての記事を、いずれも抜粋して紹介します。

 
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 今日最初に紹介するのは、オズリュ科学・工業・技術大臣のトルコ経済ついての発言に関する記事です。今日(14日)付けのAAの記事です。上でも言及しましたが、抜粋です。
 見出しは「オズリュ科学・工業・技術大臣は、『第3四半期は、少し停滞があっても、成長するものと予測している』と発言」です。
 ファールク・オズリュ科学・工業・技術大臣は、ある起工式で、トルコは成長を続けていると述べました。
「トルコは、今年第1四半期に4.8%成長した。第2四半期にも3.1%成長した。第3四半期の結果はまだ出ていない。」と述べた同大臣は、第3四半期には、少し停滞があっても、成長すると予測していることを強調しました。
 失業率を引き下げるために最も大切なことは、人材がより挑戦精神を持つこと及びトルコでより多くの投資が行われることを確保することであることを明らかにした同大臣は次のとおり述べました。
「この観点からは、トルコは良い方向に進んでいる。トルコで開業した企業の数は増加している。外国人投資家のトルコに対する関心も継続している。先週、日本を訪問した。多くの日本企業関係者と会った。トルコから来たと言えば、『我々はトルコに投資をしたいと考えている。しかし、何に投資をすればよいのか』と聞いてくる。投資意思が明らかに存在する。我々がしなければならないことはプロジェクトを持っていくことであり、プロジェクトに基づく提案を行うことである。」
ここで一言解説です。大臣の最後の発言は、日本企業関係者の口から出たとは思えませんが、、、、それとも、今や、日本企業関係者の考えも、「何であれ、エルドーアン大統領の保証のある安全投資にだけ投資する」というものになっているのでしょうか。


 次に紹介する記事は、エルドーアン大統領のよるイラクとの関係について発言に関する記事です。2つありますので、続けて紹介します、いずれも今日付けのAAの記事で、抜粋して紹介します。
 見出しは「エルドーアン大統領は、『モスル問題が解決するまで、トルコはそこにいる』と発言」です。
 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、レジェップ・タイイップ・エルドーアン大学の新年度開講式に参加しました。
 大統領は、自分が大統領と首相であった時期に、トルコではインフラ(地価の建造物)でも、地上の建造物でも、何であれ全てを変えたことを、また、共和国史上それまでになかった安価を実施したことを指摘して、「問題は、単にこれだけではない。7月15日にクーデター未遂事件が発生したが、それはなぜか。つまり、我々は考え方を変えていなかったということである。」と述べました。そして、「問題は何か。物理的な場所が存在することの先に、志を解決することである。この頭の中の構造を解決することである。そのためには、文化改革の必要性がある。真の変革は文化で行う必要がある。」と述べました。
 「モスルの住民を、トルコは放置することができるだろうか。」と述べた大統領は、モスルの歴史にはトルコであった時代も存在していることを指摘しました。モスルを(元々の)モスル住民から奪ってほかの勢力に与えようという計画が存在していることを指摘した大統領は、「それに対してはNOと言った」こと、そして、モスルでは(元々の)モスル住民が生活する必要があると述べました。(管理者注:トルコの主張は、「元々モスルでは、トルコ系のテュルクメン人が多数派であった、少なくとも相当大きな割合でを占めていた」というものです。)
 大統領は、モスルでは、アラブ人、テュルクメン人及びクルド人が生活していたと指摘し、次のとおり述べました。
「しかし、そこにDEAŞが入り込んだ。今、そこではDEAŞとの戦いが行われている。この戦いで、残念ながらコアリション軍は『トルコはここではイラク中央政府からの許可を取るべきである』と言っている。私がコアリション軍のトップに言っているのは、『コアリション軍には申し訳ないが』。我々がバシカ基地を建設するとき、その中央政府は私自身のとこに来た。そして、『トルコがバシカで基地を作ることは、我々にとっても良い考えである』と述べた。その時のトルコ首相はダヴトゥオール首相であったが、同首相ともイラク政府関係者は会談した。その後、トルコはバシカ基地を建設した。現在、トルコ軍はバシカ基地に駐屯している。今になって言っていることは何か、『バシカからトルコは出て行く必要がある』。申し訳ないが、トルコはバシカから出ていくつもりはない。モスル問題が解決するまでは、そこに居続ける。タルアファルでも同様である。約40万人が住んでいる。全てがテュルクメン人で、その半分はシーア派であり、残りの半分はスンニー派である。そこでも平和が実現するまではトルコは撤退しない。このことも全ての人は知っておくべきである。我々はあらゆる外交的手段で使って、全てを解決しようとしているし、今後もそうし続ける。」

 次の記事の見出しは「エルドーアン大統領は『バシカ基地はそこで維持される』と発言」です。かなり長い記事の一部分を紹介します。
 今日、コアリション軍に対して、トルコ外務大臣がローザンヌで提案を行う。我々はコアリション軍と共にDEAŞテロ組織及びその他のテロ組織と闘っている。バシカ基地については、誰も何も言うべきではない。この基地は、そこで維持される。今後もそこに存在する。なぜならば、バシカは同時にトルコに対するテロ攻撃を防ぐための保険でもあるからである。我々と連絡を持っている真摯な同盟国に呼びかける。イラク中央政府が私を訪ねてきた時、イバーディ首相、君はそんなことは行っていなかった。トルコにそこで基地を建設するよう求めたのは、君の方だった。その後、イラク国防大臣もバシカ基地を訪問した。今になって何が変わってのか。誰の命令で、考えが変わったのか。そのように我々に対して挑発的、敵対的態度を取るな。この道は異なった道である。必要な話し合いを行っている。」



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