私の地元・群馬には、昭和29年の開園以来61年もの間、地元民に愛され続ける遊園地がある。

32

もとは『前橋市中央児童遊園』という硬派な名だったけど、平成16年に『るなぱあく」に改名(ちなみに私の家族や友人は「児童公園」とか呼んでるので、正式名称は今も昔も馴染んでないっぽい……)。 

 

過去に遊んだ記憶はすっかり抜け落ちてるけれど、久々に郷愁を味わうのもいいかもなぁと、友人とその子ども・S君(1歳半)とともに、いざ『るなぱあく』へ!

 

入口のすぐそば、ひっそりとたたずむのが5体の木馬が並んだ「もくば館」。実はこの木馬、開園から61年間ずっと稼働している日本最古の現役遊具で、いつの間にか国の登録有形文化財に登録されていたらしい。何だか急に木馬が大層なものに見えてくる……。料金も1回10円(!)と昭和のままなのがすごい。群馬県民の通過儀礼として早速S君に乗ってもらおうとしたものの、ぎゃーーーっ!! と大泣き。さすがに1歳半の子には怖かったよう(ごめんよ)。 

 

その他にも、14.5mの高さから前橋が一望できる飛行機や、子ども向けのジェットコースターなど、50円で乗れる乗り物が8種類。どれも派手さやスリルはないけれど、見た目や乗り心地のほのぼの感に癒される。

 

「大きな乗り物はだいたい20年ごとにリニューアルしてるから、今あるのは3代目が多いよ」

 

と係のおじさんが教えてくれた。乗り物もそれに乗る人も3代に渡ってるのねと、友人としみじみ。夏休み、お金をかけずに“昭和感”が味わえる良いスポットですよ。    

55

シリーズ初期の「ひらけ!ポンキッキ」のロゴが入った飛行機の遊具。今とは違うガチャピンとムックの姿にキュンとなる……。


04

いきなり木馬に乗せられそうになり、恐怖に怯えるS君……。この木馬、10円入れると自動で上下にバウンドするので、手綱を持って乗るとけっこうサマになる。ちなみに小学生以下限定。

 

12

ピエロの車体が味わい深い(つか、ちょっとコワい)、子ども向けのジェットコースター。加速するたびに「キャー!」と本気で叫ぶ女児たちがかわいかった! ほかにも、開園時から現役の滑り台も! 急な角度も然ることながら、60年以上多くの子どもの尻で磨き上げられたことにより、斜面がツルッツル!!「ものすごく良くすべります。2歳以下は危険ですから、使用禁止です」の看板も。

 

※本記事は毎月25日頃、各店舗で配布している『VVマガジン』最新号からお届けしております