2010年02月

<五輪招致>活動報告書 収入不足7億円、電通から借り入れ(毎日新聞)

 東京都と東京オリンピック・パラリンピック招致委員会は24日、16年夏季五輪招致活動報告書を公表した。招致委への寄付・協賛金が予測を下回ったために生じた収入不足は6億9000万円で、民間からの借り入れで穴埋めすることを明記。招致委は記者会見で、借入先について大手広告代理店の電通であることを明らかにした。招致委は今後も存続し、スポーツ振興事業などの収入を返済に充てるという。

 借入金は電通との間で「基本的な合意」に至っているという。電通は五輪招致事業の最大の委託先で、都・招致委と結んだ契約は計67億円にのぼる。20年五輪への都の再挑戦は未定で、招致委が継続して収入を得られるかははっきりしていない。武市敬・招致委事務次長は「スポーツの普及啓発を通じて賛同金などを集める努力をする」と述べた。

 報告書によると、最終的な招致活動経費は約149億円。うち招致活動への直接の経費は65億円、五輪招致の機運を盛り上げるための「ムーブメント推進経費」が84億円を占めた。【鮎川耕史、江畑佳明】

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<忘れ物>列車に実弾入り拳銃、巡査部長を処分 鹿児島県警(毎日新聞)

 鹿児島県警は22日、特急列車の車内に実弾入りの拳銃を置き忘れた鉄道警察隊所属の巡査部長(46)を、停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 処分理由は、09年12月4日午後2時過ぎ、JR鹿児島中央発宮崎行き特急「きりしま8号」で乗車警ら中、宮崎駅のトイレに行こうとしてウエストポーチに拳銃(実弾5発入り)を移し替えた際、車内の床に置き忘れた。さらに、紛失に気付いてから約40分間報告しなかった、としている。拳銃は車内清掃員が見つけ、通報を受けた宮崎県警が駅に捜査員を出す騒ぎになった。

 また、監督責任で地域課長を本部長訓戒、地域課理事官を本部長注意、鉄道警察隊長を所属長注意とした。再発防止策で、鉄道警察隊にポーチの使用禁止と警察施設のトイレを原則使うよう指導したという。【川島紘一】

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「おらがまちに嫁を!」地方の“婚活”最前線 (産経新聞)

【記者は見た!】

 今やすっかり定着した観のある「結婚活動」、いわゆる“婚活”。都会からは、セレブパーティーなど華やかな話も聞こえてくるが、地方ではちょっと事情が違う。地域の未来の大切な担い手でありながら、異性と接する機会の少ない若者たちに出会いの場を提供しようと、自治体や業界団体が積極的に婚活をサポートしているのだ。とはいえ、現実は厳しく、期待するほどの効果を上げられないパーティーも多いようで、主催者側もあの手この手と工夫を凝らす。記者も飛び入り参加して、「おらがまちに嫁を!」と奮闘する地方の婚活事情を探った。(松岡朋枝)

  [フォト]真剣!地方の“婚活”最前線

■「男の魅力アップセミナー」 狙いはバレンタイン

 1月30日午後、栃木県鹿沼市のコミュニティーセンターの会議室。ホワイトボードを取り囲むように、不安そうな表情の18人の男性がいすに腰掛けた。平均年齢33歳。目下、結婚相手募集中の婚活男子たちだ。

 彼らの目的は2週間後の2月14日、バレンタインデーに開かれるカップリングパーティーで女性を射止めること。この日は、主催者側が開いた「男の魅力アップセミナー」に参加したのだ。

 講師を務めるのはイメージコンサルティング会社「SHINBI」(宇都宮市)のちとせさん。スラリとした美人講師の登場に、圧倒されたように静まりかえる会場。やはり話題の“草食系男子”が多いのだろうか。

 セミナーの目的は、ずばり女性に好感を持たれる「見た目」と「立ち居振る舞い」を身につけること。人は中身だというけれど、「初対面の相手の印象は目からの情報が55%。第一印象で悪い印象を持たれると、8回良い印象を与えない限り、挽回できない」とちとせさん。

 この先制攻撃に、男性陣も気後れがちだが、徐々にやる気を見せ始めた。

 まずは、自己紹介。みんなの前であいさつするだけなのだが、これが難しい。

 簡単なように見えるが、ささいな仕草にも、プロは“女性が好感を持たないであろう”というダメ出しポイントをいくつも見つけ出す。

 「お辞儀は一度でOK。話しながら何度もお辞儀するとコメツキバッタみたい!」

 「手は後ろではなく、前で組むか、体の横に!」

 ファッションと身だしなみのチェックに至っては、頭の先からつま先まで。

 「スーツのボタンは全部とめない!」

 「靴下はスーツよりも濃い色。白はもってのほか!」

 「人は先端を見ますから、つめの先や靴のつま先はきれいに!」

 直すばかりではない。女性に好感を持たれるための“奥の手”も伝授された。

 「ピンク色を身につけると女性が親近感を抱きますよ」

 そして、ちとせさんはセミナーの終盤にこう切り出した。

 「女性は自分をよく見せようと目いっぱいおしゃれをしてきます。でも、男性が何の努力もしてなければどうでしょう? 女性は『この人真剣じゃない』と思いますよね」

■ジャージー姿に内輪受け 苦い思い出が…

 実は、カップリングパーティーに参加する男性は、セミナーへの参加が必須というのがパーティーを主催した鹿沼市菊沢地区コミュニティー推進協議会の決めたルール。

 というのも、協議会が昨年開いたカップリングパーティーで苦い経験があったからだ。

 昨年のパーティーは男性29人、女性26人が参加して盛大に行われたが、男性はカジュアルな普段着での参加者が多く、中にはジャージー姿も…。

 フリータイムには、男性ばかりで輪を作り、女性に話しかけないという事態に。それでも何とか4組のカップルが誕生したが、菊沢コミュニティーセンターの田中正雄所長は「パーティーに参加するとはどういうことか、そして女性にどう接するべきなのかということを、男性が分かっていなかった」と話す。

 「今年こそは」の思いで実施したのが、「男の魅力アップセミナー」だったのだ。

 田中所長はセミナー修了後に「服装はジャケット着用のセミフォーマルで。そして女性には積極的に話しかけて」と念を押した。

 男性陣に、ちとせさんと田中所長の言葉が響いたのだろうか。

 35歳という男性会社員は「新しいスーツを買いに行きます」と、パーティーまでの2週間で自分を磨くことを誓い、セミナー会場を後にした。

■まずは出会いから 酪農男子も奮闘

 宇都宮市のイメージコンサルティング会社「SHINBI」は、昨年だけで7件の魅力アップセミナーを開催した。今年に入ってからも、自治体などからのセミナー依頼が舞い込んでいる。床井正之社長は「口コミだけでセミナーの依頼がきている」と、ニーズの高さに驚く。

 今年、新たにセミナーを開いたのが、酪農業界団体「酪農とちぎ農業協同組合青年部」だ。青年部240人のうち、独身者は70人ほどもおり、酪農業の維持のためにも若手の婚活サポートは急務だった。

 平成15年からカップリングパーティーを始め、酪農体験やバーベキューなど、年に1度のペースでイベントを実施するが、結婚までたどり着いたのはたった2組ということ。

 参加者の多くは、酪農業を自営しており、家が職場。当然のことながら、女性との出会いも少なく、家族や仕事仲間以外の女性と接する機会も少ない。

 パーティーの企画などを担当する酪農とちぎ酪農部指導係長の相馬信高さんは「女性とのコミュニケーションが苦手な人も多く、会場でも男性だけで固まってしまう」と困った表情を浮かべる。

 そんな奥手な男性のためにと、今年はボウリング場でのパーティーを企画した。「誰でも簡単に参加できるうえ、初対面でも会話ができる」と期待を込めるが、その前に「女性とのコミュニケーションや第一印象を良くする方法をもう一度考えてもらおう」とセミナーを開くことにした。

 参加した男性からは「勉強になった」と評判は上々。セミナーの効果は2月27日と3月6日のパーティーで試される。

■いよいよ運命の日が! 記者も飛び入りで…

 鹿沼でのセミナーから2週間。ついに決戦の日、バレンタインデーがやってきた。

 会場に入った記者の目に飛び込んできたのは、スーツでパリッと決めた男性陣の姿。なかには、髪を切ってイメージチェンジした人も。

 大半の男性が、ちとせさんのアドバイス通り、ネクタイやシャツ、ハンカチーフなどにピンクを取り入れている。

 見違えるほどの劇的な変化にびっくり。やはり、セミナーの効果は絶大だ。

 まずは、1対1の自己紹介タイム。事前に書いた自己紹介カードをもとに、全員と3分ずつ話をする。男女同数のパーティーのはずだったが、ドタキャンした女性がいたため、男性18人に対し、女性14人。これでは男性が手持ちぶさたになってしまう。

 スタッフに頼まれて、26歳、独身女性の記者が自己紹介タイム限定で、飛び入り参加することになった。

 最初の相手は、セミナー時に取材した団体職員の男性(29)。

 「どうしましょう。何を聞けばいいかわからないです」

 不安そうな表情で窓の外を見つめる男性。隣の席から聞こえてくる会話も、どうやら女性が主導権を握っているようだ。

 大丈夫か、男性陣? なぜか記者も不安が募る。

 トイレ休憩を挟んで、昼食タイム。トイレから戻った女性に感想を聞く。

 「気になる人…どうでしょう。まだわかりません」。女性の返事はあまり芳しくない。

 昼食は、男性3人に対して、女性が2、3人でテーブルを囲む。前回のパーティーで男性ばかりが固まってしまった反省から、スタッフが誘導し、バランスよく席に座らせる。男性は3人1組で、15分ごとにテーブルを移動する。

 ここでは、男性3人は運命共同体。テーブルが盛り上がるか否かは、3人のチームワークにかかってくる。

 テーブルを移動するにつれ、男性陣の息も合い、徐々に会場全体が盛り上がってきた。緊張が伝わってきた自己紹介タイムとは異なり、男性が身ぶり手ぶりを交えて、女性に話しかける。女性の笑い声も聞こえるようになってきた。会場が温まってきた。ホッと胸をなで下ろす田中所長。

 食後のコーヒーは、男性が気になる女性の元に届けることになっている。これも、奥手な男性が意中の女性に話しかけられるようにとの配慮だ。

■「8組!8組できたよ!」 飛び入り記者の結末は?

 3時間半におよぶ、パーティーが終了し、意中の異性の番号を書き込む。いよいよカップル発表だ。

 セミナーからパーティーまで、男性陣の努力と奮闘を見続けてきたスタッフは、緊張した面持ちで集計作業を始めた。わずかな時間だったがパーティーに参加した記者も、かたずをのんで結果を待つ。気が気でない。

 「8組!8組できたよ!」

 田中所長が声を弾ませた。参加した男性の半分近くが女性を射止めたのだ。なんともいえない温かな空気が会場を包む。

 映画のエンディングのようだ。心なしかファンファーレも聞こえてくるような…。うれしいことに、自己紹介後の第1印象チェックで、気になる異性として飛び入り参加だった記者の番号を書いてくれた人がいたとのこと。

 カップル発表が終わり、スタッフの笑顔と拍手に見送られ、参加者が会場を後にする。その中に、自己紹介タイムで「何を聞けばいいか分からない」と困惑顔だった男性を見つけた。フリータイムで巻き返し、見事女性をゲットしていた。

 「優しそうだし、きちんとしている感じがして好感が持てた」。女性は、男性を選んだ理由をこう話した。その言葉に、男性は「うれしい。おしゃれをしてきてよかった」とほおを緩ませた。

 その表情に、記者は、セミナー後にちとせさんが語った言葉を思いだした。

 「セミナーに参加した男性は、素直な優しい人ばかり。ただ、内面のよさを表に出す方法を知らないだけなんですよ」

■10年で未婚率が急増。地方ならではの悩み

 栃木県の30~34歳の男性の未婚率は、平成17年が46・2%。全国平均とほぼ同じだが、10年前の36・6%からは大幅に増えている。

 県も19年、結婚や子育てを推進する「とちぎ未来クラブ」を設立し、本格的な婚活支援に乗り出している。

 未来クラブが開催するカップリングパーティーには、毎回、定員の10倍近い男性の応募がある。確かに、県内の男性は結婚を視野に入れた出会いを求めているようだ。

 未来クラブを運営するとちぎ青少年こども財団本部事務局次長の手塚明彦さんは「県内で働いている男性が、新たな出会いを求めるために県外に出ていくことは難しい。『出会いがない』いう言葉を使うのは男性が多い」と指摘する。地方ならではの悩みではある。

 女性の参加者を確保するため、未来クラブのパーティーは陶芸体験や日帰りでの観光旅行など、「婚活と重くならず、イベントとして気軽に参加してみたいという人も取り込める内容」(手塚さん)になっている。

 自治体や業界団体が婚活サポートに力を入れることについて「行政がそこまでする必要があるのか」「そこまでしないと結婚ができないのか」という意見もあるという。

 しかし「地域の若い男性が結婚し、子供ができれば、地域の活性化につながるのは事実」と手塚さん。地方でも婚活サポートが盛んなわけは、歯止めのかからない地方の衰退が潜んでいる。

 とはいえ、まずはそれぞれの幸せを。そうすれば、おのずと地域の活力につながっていく。考えてみれば、すでに自治体のあの手この手の努力で、奥手だった男性たちも変わりつつある。

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 逮捕容疑では、森容疑者は昨年2~4月、神奈川県大和市のホテルなどで、当時高校1年だった川崎市の無職女性(17)ら2人に現金各1万5000~2万円を渡し、2度にわたりみだらな行為をした疑い。五十嵐容疑者は同じ女性2人と別の無職女性(16)に現金各2万~3万円を渡し、2度みだらな行為をした疑い。 

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人気TV番組 秋に復活 鳥人間 再浮上 読売テレビ「予算減っても安全重視」(産経新聞)

 CM収入の激減による制作費見直しなどを理由に、昨年休止となった読売テレビ系の人気番組「鳥人間コンテスト」が今秋、復活する。滋賀・琵琶湖で7月24、25の両日に大会が行われ、番組は9月に放送予定。突然の打ち切りで涙をのんだ常連チームは「今年はリベンジ」と練習に励み、大会事務局は「これまで以上の安全の確保」に余念がない。関係者らの情熱は、休止期間をはさんで一層高まっている。(植木芳和)

 「昨年参加できなかった悔しさをバネに今年は全力で挑みたい」。優勝経験もある「大阪府立大学 堺・風車(ふうしゃ)の会」パイロットの土肥拓哉さん(20)=同大工学部2年=は先月末のテストフライトの後、こう意気込みを語った。

 30年以上続いた長寿番組は昨年、世界同時不況の影響で、制作する読売テレビが「開局以来の経営危機」(高田孝治・前社長)を迎え、中止に追い込まれた。

 同局は「大掛かりな救助システムを組んでおり、予算削減を理由に安全面を軽視することはできない」と説明。突然の中止の知らせに「資金集めに協力するので撤回して」と涙声で訴える学生もいたという。

 ◆ルール変更 

 看板番組の復活は局員らの悲願でもあった。「大ファン」を公言する越智常雄社長(68)の後押しもあり、億単位の予算を縮小する形で昨年末、番組再開のゴーサインが出された。

 緊縮予算でも、大会事務局は「安全に直結する経費は絶対に削減しない」と明言。過去の大会では、滑走台の木製床板が突風でめくれ作業員3人が負傷した事故や、飛行距離を伸ばし過ぎた機体が対岸の陸橋にあわや衝突という苦い経験があったからだ。

 人力プロペラ機ディスタンス部門では、スタート地点の松原水泳場(彦根市)からの飛行距離が18キロを超えた場合は折り返すルールだったが、近年は30キロ超の記録も相次ぐようになったため今大会から20キロ地点にUターン地点を新設。20キロを超えたところで大会事務局が合図のフォーンを鳴らし、折り返しを指示する。

 ◆風を味方に

 飛行記録が伸びている背景には、機体の軽量化もあるが、自然の風の流れを数量化するなど科学技術の進歩も大きい。

 近年は、会場周辺の防風林が伐採されたほか、砂浜が浸食された影響などで、湖面上の風向きが微妙に変化。太田匡隆(まさたか)プロデューサー(41)は「上位常連チームは琵琶湖上の風速図を作成するなど本当に研究熱心」と感心する。

 木谷俊樹チーフプロデューサー(47)は「試行錯誤を重ねながら記録更新を目指すバードマンたちの成長の記録も番組の魅力。関係者の熱い気持ちを受け止め、記憶に残る大会にしたい」と意気込んでいる。

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