大阪市西成区で07年5月、木造アパートが全焼し、住人ら3人が死亡した火事で、現住建造物等放火罪に問われた無職、尾池治被告(61)に対し、大阪地裁は16日、無罪(求刑・懲役18年)を言い渡した。中川博之裁判長は「自白の信用性には疑念がある。被告を放火犯人と認めるには、合理的な疑いが残る」と述べた。

 尾池被告は07年5月5日夜、当時住んでいた2階建てアパート廊下の下駄箱に置かれた新聞に放火し、延べ約180平方メートルを全焼させ、隣接する共同住宅2階を焼いた、として起訴された。この火災で、アパートの住人ら3人が死亡した。

 捜査段階で、尾池被告は放火を認める供述をしたが、公判では、起訴内容を否認。中川裁判長は自白について「取り調べ官の意向に沿う形で記憶に基づかない内容虚偽の供述をした疑いがぬぐい去れない」と指摘した。

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