沖縄の本土復帰(1972年5月15日)を記念し、沖縄本島を歩いて平和を願う「5・15平和行進」(同実行委主催)が14日午前、沖縄県内3カ所で一斉にスタートした。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移転先として政府が検討する名護市辺野古では、約600人がキャンプ・シュワブとの境界がある砂浜で出発式を開き「基地のない平和な沖縄を作ろう」と訴えた。

 小雨の中行われた出発式には、名護市長としては24年ぶりに稲嶺進市長が出席。「復帰から38年間米軍基地に脅かされる生活は変わらないどころか、新政権はこの辺野古にくい打ち桟橋方式で基地を持ってこようと画策している。この計画を許してはならない。普天間の早期返還を訴えるため頑張りましょう」と呼びかけた。

 行進は糸満市と読谷村でもスタート。計約3500人が3コースに分かれ、2日間で計91.7キロを歩く。15日に「平和とくらしを守る県民大会」が開かれる宜野湾市海浜公園を目指す。

 辺野古出発の行進に参加した、金沢市の会社員、甲谷(かぶとや)徳幸さん(40)は「航空自衛隊小松基地も嘉手納基地の米軍機の訓練が移転してきて、騒音に苦しんでいる。政府は国内に移設するのではなく、国外に持っていく方向で米国と交渉すべきだ」と話した。【斎藤良太】

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