ソ連軍北方、第4装甲集団正面の下がり方について研究してみます。とりあえず、第3装甲のことは考慮にいれず、リガ41に近い形で話を進めます。実は最後まで詰め切れてませんが(^_^;)お読みください。

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P1140206【君ならどうする?】
 本論に入る前に、前回のロシアン・サブミッションで説明し忘れがあったので、クイズ形式で考えてもらいたい。回答は今回の一番最後で。

 漫然と進軍してきたドイツ軍10戦力1ユニットを、ソ連軍歩兵3枚(アントライド、3戦力、2戦力)で効果的にとがめるにはどうするか(写真左)。2戦力ユニットは、包囲に使うと他のユニットとスタックできない位置にある。単純にクリンチしただけでは2戦力を叩いて5:1で脱出できてしまう。

 ヒント:ソ連軍が先に殴る。ただし1/6の確率で失敗する(^_^;)

 では本論に。北方マップの初期配置を再確認しつつ一部微修正する。
P1140209【第11軍の北側】
 北部マップしか示さないが、連結ルールを利用し、第11軍の戦車3個をユルバルカスの北の第2線に配置する。後方に逃がすため。


P1140210【第8軍】
 戦車1と歩兵1を後方に温存する配置。



P1140211【シャウレイ周辺】
 後方の予備の配置。戦車2個をシャウレイに配置して様子を見つつ、ケルメとケダイネイに歩兵を1個ずつ置く。使い方は後で説明。


P1140212【リガ周辺】
 とりあえず5個を配置。ドイツ軍の動きで微調整することになる。リガを簡単に取られてはいけないので、この程度は必要かと。


P1140213【クルストピルス周辺】
 いろいろ考えてみたが、各個撃破されるより、クルストピルスに2個置いた方がまだよいのではないかと思い、あえてダウガフピルスを空けてみた。この辺の戦略についてはまた後で説明する。

P1140214【第2ターン】
 第1ターンのドイツ軍の攻撃で最前線の歩兵はほぼ全滅する。第2線の部隊を写真のように移動する。要は歩兵でスクリーンをつくり、戦車2個スタックを全力で下げる。シャウレイの部隊はイエルガヴァまで移動する。

 第4装甲が南側に突破してくるのを想定しているが、北側に行く可能性もないことはない。その場合、スクリーンの作り方は変える必要がある。

 ドイツ軍は戦車を攻撃できない。スクリーンの歩兵を装甲で攻撃すると、ソ連軍が第3ターンにつくる戦線に届かない。

P1140215【第3ターン】
 ソ連軍はリガ前面に写真左のような戦線を作れる(必ずしもベストではない)。ドイツ軍は第3ターンにはこの戦線に届かない。第4ターンには第4装甲軍団が届くが、歩兵はさらに2ターンほど後になる。

 第4装甲だけで戦線にとりついた場合、前回のようにソ連軍の関節技が飛び出すのは必至。しかも、リガ前面までは厳しい地形が多く、歩兵でも関節技の一翼となれそうだ。

 となると、ドイツ軍はリガ方面に進軍するだろうか?ダウガフピルスを目指すのではないか。少なくとも、第4装甲単独でリガを目指すのは無謀だろう。第3装甲と共同で攻めないと厳しいのではないか。ドイツ軍が第2ターンの移動で、スクリーンの歩兵を迂回してダウガフピルスを目指すようなら、ソ連軍も第3ターンにきっちりした戦線は作らず、東寄りの位置に動くことになるだろう。

 正直言って、ここから先は実戦を重ねないと分からないことも多いので、仮説を示しておく。

【第4と第3でリガを攻める場合】
 中央マップから4スタック応援に来るソ連軍戦車がどういうルートを通るか。ドイツ軍の方が移動力があるので少し到着は遅れる。しかし、リガ方面で激戦になれば、ダウガフピルス方面は戦わずしてVPを確保できるし、突破も防げる。ドイツ軍の歩兵はダウガフピルスに到達できるかは微妙だ。

【第4と第3でダウガフピルスを攻める場合】
 ソ連軍がリガ周辺を固めたのを見て、早期に第4と第3で東に直進する場合。リガ周辺のソ連軍は遅れてクルストピルスに移動することになるだろう。ダウガフピルスに先着するのは多分ドイツ軍。ただし、中央マップからソ連軍の援軍が上がってくる。

 展開は予想しずらいが、平地も多いので、ソ連軍がクリンチして止めるのはリガ方面より難しい。ドイツ軍はダウガフピルスを取れば、十分に突破が見えてくる。勝負はダウガフピルス周辺。地図を見ると、ダウガフピルスからドイツ方面に伸びる道路をソ連軍が遮断すればVPは入らない。終盤にドイツ軍歩兵が追いつくか微妙な位置なので、ソ連軍はドイツ軍を先に突破させて後ろに回る作戦をとるかもしれない。

 これを防ごうとドイツ軍が兵力を戻せば、突破に向かう部隊は減る。リガ方面から戦車スタックが来ると、挟撃されるような形にもなる。リガの確保は困難だが、ドイツ軍歩兵でもイエルガヴァまでは何とか取れそうだ。

【現段階でのまとめ】
 何か考えにまとまりがなくて恐縮だが、現段階での結論。ソ連軍はまずリガ方面を固める。ドイツ軍がそれを見てダウガフピルスに向かったら、やや遅れてソ連軍もシフトする。第3装甲の到着を待ってリガを攻撃する場合は激戦となるが、ダウガフピルス方面は比較的安全となる。ということなんではないか。もう少しプレイして検証したい。

【リガ41では?】
 今回は連結ルールなのでソ連軍戦車は6ユニットいるが、リガ41だけだと5ユニットしかいない。しかも平均戦力は4.5と中央よりも少し弱い。ソ連軍がリガ前面に第3ターンに戦線を引くのは難しくないが、やはりドイツ軍はダウガフピルス方面を狙うことになるのではないか。歩兵が到着してから第4装甲だけでリガを攻めるのは効率が悪い気がする。

 ダウガフピルス方面に行けば、終盤で殴り合い、あるいは関節技の掛け合いになるだろう。ドイツ軍はカウナス、イエルガヴァ、リエパヤ、ダウガフピルスで8点、ソ連軍はリガとクルストピルスで7点。だが、ドイツ軍に壊滅ユニットがあればソ連軍がVPで上回るだろう。ドイツ軍が突破するか、クルストピルスまで取れば勝てるとみられる。リガの連絡線を切られたらソ連は勝てない。歩兵だけで何とか阻止できるか。

 バランスはソ連軍が少し厳しい気もするが、戦えないわけではないだろう。両軍とも戦車は少ない。EXの出方によっては、ダウガフピルスの東の平地で独ソ両軍の関節技の掛け合いになる?

P1140207【クイズの答え】
 まずは写真のようにユニットを移動する。そして2戦力歩兵と3戦力歩兵で1:2攻撃をする。アントライドは参加しない。


P1140208 どういうことになるか。6ならEXで最大の戦果。2〜5ならARで、左の写真のように退却する。1だとCで失敗。ドイツ軍は2戦力歩兵を殴って脱出できる。

 この形を「頭なしエビ固め(仮)」と呼ぶ。アントライドが町にいるので、ドイツ軍が攻撃して2戦力以上あればARの可能性が出てくる。攻撃には勇気がいる。

 こういう関節技のバリエーションを数多く知っておいて、複数ユニットがいる場合に上手に組み合わせることで、ドイツ軍の進撃を止めることができるという話だ。

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 次回はいよいよドイツ軍の戦略をやります(^O^)/