アロハ。つい先日、私、ハワイ旅行に行って参りました。世話になっている制作会社の慰安旅行に同行させていただいた形ですが、旅費は全額負担してもらったので、ま、あれです。無銭ハワイです。完全バカンス。んー実にね、贅沢な四泊でしたよ。ありがとうプログレ、ありがとうハワイ。マハロ。元気を蓄えて帰って参りました。
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スカイダイビング!跳んでしまった。人生で経験したおきたいベスト10の中の1つを、ここハワイで叶えることができた。高所恐怖症ではあるけど、山をも越す高さからの落下は、もはや恐怖よりも期待の方が勝る。期待の方が花田勝。自分の想像の範疇を超えてしまったら、怖さってのは薄まっていくもんなのね。もう気持ちは、ちゃんこダイニング。

浮かれ成田発、浮かれホノルル着。時差19時間。その足で直行したから頭ボケボケだったけど、まあ素晴らしい体験でしたよ。ただね、やっぱ日本人が大好きな観光地なだけに、徴収される料金がいちいちエクスペンシブ。薮からスティックに。このダイブの写真も、セスナ搭乗から落下、着地までで計100枚くらい撮ってもらったけど、100ドルよ。今は1ドル80円くらいの計算で。ちなみにDVD希望なら120ドル。それとは別に150ドルの参加費がある。それと引き換えにした景色は確かに素晴らしかったが、ゲスい。

さて、毎度のことながら、海外旅行で日本人の多くが経験する言葉の壁。今回もとにかくそこは痛感させられた。会話ができないもどかしさ。ついつい出てしまうジャパニーズイングリッシュ。通じるわけもない。嗚呼、英語をもっと身につけておけばよかった。スピードラーニングのブームに乗ればよかった。コアリズムしながら、スピードラーニングを聞いていればよかった。

スカイダイビングのとき「トゥギャザーしようぜ」と言ってきたこの背後のインストラクター。なかなかの曲者。彼だけではない。4人同時にダイブしたのだが、それぞれにタンデムしたインストラクターが皆「クレイジー」だった。適当にやっている風なノリで接してくる。いや、内心はたぶんそれなりに冷静な面も兼ね備えているんだろうが、完全に「クレイジー」を演じているのだ。

ひねくれ者のオレは、これからダイブする高揚感を保ちつつも、彼らのこれらの行動を冷静に察知してしまっていた。ある意味、これは大和魂に違いない。騙されてなるものかと。これまでの何百人とここへやってきた英語を話せない日本人客に対して、彼らがもっとも取りやすいコミュニケーション術が、この「クレイジーモード」なのだろう。

説明しよう。「クレイジーモード」とは、英語が通じない日本人客に対し、インストラクターがコミュニケーションを取る際に、あえて複雑な英会話は避け、簡潔で分かりやすい英単語で済むような内容、対日本人観光客用の業務用コミュニケーション、つまりオーバーアクション&フルテンションでのやり取りのことである。言い換えれば、それは本心ではなく、客を盛り上げるためのパフォーマンスでもある。

大変素晴らしいことだと思う。客にあえてスリルを与える演出をしながらも、内心は冷静を保つ。プロフェッショナルじゃないか。・・・ただね、この「クレイジーモード」には弱点があって、その「Yeah!」とか「Wow!」みたいなテンションを持続させておくことが非常に難しいってことね。セスナに乗る前と乗った直後は、客を盛り上げるためにフルスロットルで接してくるんだけど、セスナが上空に上昇していく10分弱の時間、おのおの無言になってしまっていられるのよね。インストラクター同士の会話があってもボソボソ話し程度。この表と裏のノリに、アメリカ人に対する疑心を持ってしまうわけさ。


すべてはオレが英語を話せれば済む話。高度4000mからの投下、高速落下の風圧に耐えながらいると、突然パラシュートが開き、その瞬間、乱れていた景色が一気に静止する。広がるオーシャンビュー、雄大な山々、すべてが一瞬止まり、そのときだけは静寂の世界だった。

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圧巻。「きれい」とか「やばい」とか「すごい」とか、その瞬間の景色に瞬時に口から発することの
できる言葉などは限られているとは思うが、そのときにオレが発したセリフは、

「アメイジング!」

英語です。本当は普通に日本語でありきたりな言葉を言いたかった。「すごい!」で良かったんだ。だけど、直感で思った言葉を発せず、あえて、今この感情に当てはまる英語に変換してそれを発したのは、きっと、オレがこの背後のインストラクターと、この感動を共有したかったからだろう。単語でもいいから、言葉の壁を乗り越えて、同じ気持ちになりたかったんだろう。


通じてなかったけどね・・・。「アメイジング」って言った後、数秒待ってみたけど、何も言い返してこねーの。その前後は勝手にベラベラ喋ってたくせに。なんだよ!だったらやっぱり、あのとき日本語で叫んでればよかったな。ハワイに気を使ってしまったような気分だ。

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でもその後はしっかりハワイに癒してもらったから大丈夫。また行きたいなぁ。