2019年02月12日

インディ・ハット 最後のロット

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昨年、紆余曲折を経て何とか延命をしていただいたハーバート・ジョンソン製のインディ・ハットだったが、本日の入荷分で終了が決定した。

ハーバート・ジョンソンは元来英国王室御用達の老舗帽子工房で、「レイダース」(第1作)撮影にあたり衣装担当がこの工房に依頼して、このインディ・ハットが誕生。以来民間用のハットに、"POET"と呼ばれるこのインディ・モデルがラインナップされていた。

が最初の映画の撮影から37年経過した一昨年、ハーバート・ジョンソンは本来の王室・英軍向けの高品位モデル(現地価格で5万以上)にのみ"Herbert Johnson"の名前を冠することを決定し、昨年例外的に認めていただいたMAX CADY向けのインディ・モデルも今回で終了となった次第である。もちろん復活の予定もない。

hat3ついに絶版が決定したので、もし以前から「いつか」「そのうち」と思われていた方は、このラストチャンスを逃さないでいただきたい。また既にお持ちの方にはより大切にしていただき、もし余裕があるならば1点保存用にキープしていただければと思う。今後、日本でハーバート・ジョンソン・ブランドのハットが8万円以下で買えることはないであろうし、将来的にミントならばインディ・モデルにその値段が付けられても不思議ではない。

5775644aでは今後MAX CADYはどうするかというと、現時点ではハーバート・ジョンソン社から別ブランドでのオファーを受けており、その方向で検討している。革ジャンと違って別会社での完全復刻は不可能に近いからである。
別ブランドはいわゆるセカンドブランドで、ポロ(ラルフ・ローレンの2nd)、エンポリオ・アルマーニ(アルマーニの2nd)的なものである。ただセカンドブランドと言ってもインディ・ハットは元々王室向け等のモデルとは違うセカンドラインなので、材料や品質は全く同じになる予定である。

とは言え、専用に作っていただく関係で価格も上がってしまうので、もしハーバート・ジョンソン製の在庫にご自身のサイズがあれば、迷わずお買い求めいただきたい。
https://www.maxcady.com/selections/indyhat.htm

なお、さらにレアモデルとなるグレー版は61cmのみ在庫、セカンドブランドでの製造はないので、これが最終最後のモデルとなる。
https://www.maxcady.com/selections/indyhatg.htm

同様にマイケル・モデルも在庫限りで終了、セカンド・ブランドでの製造予定はなく、今後お問い合わせいただいても対応できないので、このラストチャンスに是非。
https://www.maxcady.com/selections/mjhat.htm


16:32 記事URLコメント(0) ワードローブ | 映画

2019年02月09日

ノドグロ

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我らが琵琶湖のビワマスや小鮎、天然ウナギは美味しいが、やっぱり最後の晩餐はノドグロ(アカムツ)と八海山がいい。2015年に、この中深海ジギング(主に200m-300m)にはまってから、「変態」と呼ばれる500m超のジギング(もちろん手巻きリール)にも手を染めたが、実に1年以上釣りに行っていなかった(腰椎椎間板ヘルニアが主な原因)。しかし一昨日、三重・志摩のへいみつ丸さんで超久しぶりに中深海ジギングに出船した。
※地図は実際に釣った場所だが、大陸棚(200m)から落ち込む場所がポイントとなっているのがよくわかる。

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これがメインターゲットのノドグロ(アカムツ)。
中深海ジギングを簡単に説明すると、PEという細くて強い糸の開発が進んでジグ(ルアー)が水深300mの底でも動かせるようになったので、7-8年前?ぐらいから流行りだした釣りである。従来だと電動リールに重いオモリを付けての餌釣りしかできなかったのだが、細いPEだと潮流の影響をあまり受けないので、近海ジギングのように手巻きのリールでジグを操って釣ることが可能になったのだ
※イカ釣りも以前は電動リールにオモリとスッテという釣りが主流だったが、現在はイカメタルと呼ばれるルアー釣りに替わってきている。

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ゲーム性が高く、ノドグロやクロムツ、キンメなどの超高級魚が釣れるので言うことなしの釣り(大漁はないので乱獲の心配もなし)だが、水深 x 1gぐらいのジグ(300mなら300g)を、水圧のかかった海底付近で動かすのでそれなりに体力は必要である。近海ではないので波風もそれなり。
※餌釣りと違って1度に1匹、10分ぐらいかけて手で巻く釣りなので、つ抜け(10匹以上)は至難の業。

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ましてや外道が掛かると大変。今回も推定30kgオーバーのアカエイを300m底から揚げた(もちろん揚げるまでは不明)。重すぎて1回のポンピングでせいぜい50cmしか巻けず、単純計算でそれを600回という感じ‥‥。それも優に1岼幣紊△襪里把譴覆30気圧かかってる。ともあれ無事タモ入れまでしてからリリース、これで釣った魚は124種目

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同じへいみつ丸さんでの中深海ジギングで、15ヶ月前に37kgのキハダマグロを揚げさせていただいている。20LB(9kg)で切れるという設計強度の細い糸で如何に大物を揚げるかというテーマは、個人的には釣りで一番の醍醐味である。

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この日はお陰様で2匹のノドグロと、1匹のクロムツ、サバ多数を釣らせていただいた。個人的にノドグロはやっぱり塩焼き。刺身や炙りは上品だが、より脂を堪能したいので。逆にクロムツは刺身が甘くて美味しい。サバも釣ってすぐサバ折りして血抜き・氷漬けした当日なので刺身で堪能できる。

ちなみに大手回転寿司チェーンで出てくるノドグロは、底引き網で根こそぎ獲った稚魚がほとんどで、脂なんて全く乗ってないし乱獲以外の何物でもない。実際私がよく行っていた遠州灘沖なんか全く釣れなくなってしまった時期がある。早晩、資源が枯渇する可能性大。なので私はその幟が立ってたら、その店には入らない。

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追記 これが一番大事なのだが、帰りにこの冬のお伊勢参りをし、感謝をさせていただいた(各季節1回を心掛けている)。木曜の4時ということで、この静寂により力を感じる。外宮すぐ前の駐車場も空いてて、20分程度のお参りで無料だった。以上、オススメの伊勢志摩の日帰りコース。


18:28 記事URLコメント(0) 釣り・魚 

2019年02月06日

ブラックシュガー誕生秘話

blacksugarsr2まずは、ブラックシュガー・タンクトップ再入荷のお知らせ。お蔭様で初回ロットがほぼ売り切れたので、再生産させていただいた。
XSとSはショートカットの「タイラー」サイズのみだったが、今回から「スモール・レギュラー」を追加(左写真。XSはタイラーのみ)。
ご案内のように正確なパターンを再現しているので、映画より長い丈や大きい幅でも引き延ばしや誤魔化しは一切なし、本来「あるべき」グラフィックがプリントされている。

で、今だから話せるこのタンクトップの製造までの長い道のりを記録しておこうと思う。

scanまずはグラフィック。当初、トリムの黒以外同じだと思っていた現物をアメリカから借りて、スキャンして(右がそのスキャン)、これをベースに作ろうと考えていた。ところが、当時の印刷技術が低く(劣化してポロポロ剥げるような感じ)、さらにタンクトップの型だけでなく、グラフィック・パターンも異なることが判明し(足りない写真も多かった)、これは使えないとなった。もちろん映像よりはずいぶん参考になり、これがなかったら挑戦しようとは思わなかったが。

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そこから紆余曲折を経て、このタンクトップ製作筋に非常に近いアメリカ人までたどり着くことができ、彼とともに、1年以上かけて実際の写真を集めることになった。残っている雑誌もあったが、なくなっているものもあり苦戦。文字のポップで残っていたのはCherryとGIRLS! GIRLS! GIRLS!だけで、後は自分で作り直した(上画像右のDIRTY SEX SPECIALはその一例)。最終的に写真部分が全て揃ったのは奇跡だと思うが、洒落にならない謝礼をしているのは言うまでもない。

でグラフィックが完成したはいいが、製造でまた壁にぶち当たる。当方のメインの提携工場(MAX CADY専業)二つは、高品質かつ多種な革を調達するためパキスタンにあるのだが、そこはイスラム教、このタンクトップはNGであった(×2)。
次に最初のアメリカ、ここはタンクトップの「型」と価格に問題があり、折り合いが付かなかった(×3)。日本も全く同様で(×4)、あまりに製造原価が高くて国内は断念。

続いてタイ。1社目はロットの融通が利かず、2社目はサンプルの解像度が低すぎ、どちらも機動力なさすぎでボツ(×6)。3社目は折り合いがついて、サンプル写真もブログに掲載したことがあるが、詰めの作業中「タイの税関が‥‥」とか言い訳してリタイアされた(×7)。あんまり細かいこと言うので嫌気がさしたんだろね(^^;
中国もポルノ規制で無理なので振出に戻ってアメリカ、2年8社目でようやく現在の会社を見つけた次第である。

実は最初にアメリカから送られてくる時は、税関に何か言われまいかとドキドキした。ヘアヌードが駄目だった時代に生きていたので‥‥。さらにポルノ規制がある国へは出荷しない旨記載していたが、全て把握しているわけではないのでやっぱり送るのにドキドキする国はあった。結果的に最初のロットの半数は海外出荷だったが、1件のトラブルもなかった。

ともあれ、お蔭様でファイトクラブの衣類ではモトクロスに次ぐ2位のセールスを記録、個人的にはミディアム・タイラーを額装して飾ってほしいぐらいの力作である。
https://www.maxcady.com/selections/blacksugar.htm


16:15 記事URLコメント(0) ワードローブ | 映画

2019年02月02日

EPAとTPP

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昨日、日欧EPAが発効し、革ジャン以外の衣類EUへの関税が撤廃された(革ジャンは11年で段階的撤廃)。EU諸国ではアメリカと違って少額でもしっかり関税がかかる場合があったので、この関税による「買いしぶり」がなくなるのではと期待している。
アメリカ抜きのTPPは日欧EPAほどの影響はないのだが、輸出ではなく輸入の方でありえないほど理不尽な革靴の関税が11年後に撤廃されるので、メキシコでのウェスタンブーツの生産を視野に入れている。
ともあれ、関係省庁から輸出入業者に対して、これらの説明が十分にされておらず(トヨタにはお役人が直々に出向いてるんだろうけど)、自分で調べようとしてもどこのサイトのどこを見ればいいのかもよくわからず、つくづくお役所仕事にあきれる次第である。

11:46 記事URLコメント(0) ネット通販 

2019年02月01日

TOPGUN G-1

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TOPGUN G-1、過去最多ペースで出荷中!
https://www.maxcady.com/selections/topgun.htm

topgun2USNインシグニアの製造が追いつきませんでした(次回入荷は2/18です)ので、ピンバッジは後日発送となります。
お詫びにフライトスーツ用のパッチ2種をサービスでお付けします(裏アイロンのり付)。
また今月中にG-1用17種のパッチもなくなる予定で、現在再生産しております。ひょっとしたら製造にタイムラグが生じるかもしれませんので、予めご了承くださいませ。





10:34 記事URLコメント(0) ワードローブ | 映画