器用な人は大成しにくいのでないか。
かなり損をする。
…私は、40歳以前は企画一筋、40歳以降は提案営業一筋だ。
しかも両者の根っこは共通であり、それは「創造性」にほかならない。
この創造性をスタッフの仕事に生かせば「企画」となり、営業の仕事に生かせば「提案営業」となる。
いつしか、私のライフワークは「創造性の開発」という言葉で括ることができるように…。
一途だから私は不器用かといえば、器用である、いやになるくらい。
私が不器用だったなら、職業人生でもうちょっと成功していたように思う。
これには資質も関連するが、やはりフリーランスのプランナーの職歴が影響している。
とくに駆け出し時代の、何にでも食らいつき、それなりにこなす習性が染み付いている。
そうでなければ、家族が食べていけなかった。
…私は不器用な人がうらやましい。
器用だと、どうしても横へ流れてしまい、なかなか下へ深められない。
不器用だと、悩んだり苦しんだりするうちに、おのずと掘りさげられる。
そうした人は何かを究める可能性があり、大成へ近づく…。
私には「深さ」が決定的に欠けている。
「器用貧乏」とは見事な形容だ。

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