逃げなきゃよかった…酒井法子容疑者

私は、アイドル歌手として活躍した酒井法子を知らない。
ただ、「のりピー」というニックネームは聞いたことがある。
私が彼女を知ったのは、ＮＨＫで夜間に放映された連続ドラマだった。
うろ覚えだが、若い女将が旅館の再生を果たすストーリーだったのでないか。
私は仕事柄、こうしたものに興味がある。
酒井法子は女優として、健気な主役を爽やかに演じた。
清潔な人柄という印象が残っている。

それにしても逃げなきゃよかった。
渋谷の路上で夫の高相祐一が覚せい剤取締法違反容疑で現行犯逮捕されたときに、任意同行に応じるべきだった。

私が耳にした報道からは、明らかに「逃走」を図ったとしか思えない。
ひょっとすると「偽装」も…。
かなり悪質でなかろうか。

なぜ、周囲は酒井法子に出頭を勧めなかったのか？
彼女の自宅から覚せい剤や吸引具が見つかっており、ＤＮＡ鑑定を逃れられない。
どう考えても、本人のためになるはず。
それが不都合な事情が周囲にあったのか。
それとも専門家が誤った知恵をつけたのか。

酒井法子は、長期の活動自粛は覚悟しなければならないにしろ、将来的に復帰の可能性も残されていた。
しかし、逃げたために芸能人として再起は絶望的になった。

逮捕後、曖昧な供述を繰り返しているという。
それは自分のためなのか。

現時点の情報では、後悔はしても反省はしていないように思える。
酒井法子の「法」の字が泣いている。
多くのファンがいたろうに・・・。

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Comments

[1. 和田創]

私たちは大好きな歌手や役者、タレントに、人生の夢や生きる希望を託したりする。
芸能人は自らを厳しく律しなければならない立場にある。

あまりにも悲しい事件・・・。

[2. 和田創]

このブログでも幾度か取りあげた「草薙剛」。
例の件は犯罪性がなく、赤坂警察署による「逮捕」は明らかに行き過ぎ。
「保護」が正しい対応。
それでも社会的な大事件に発展した。
意見は彼の擁護が大勢だったが、批判も少なくなかった。

「酒井法子」の件は、覚せい剤に手を出したことが根本的な問題だが、あのときの“教訓”がまったく生かされていない。
少なくとも彼女は専門家と連絡を取ったはず。
なぜ、すみやかな出頭を強く勧めなかったのか？

[3. 和田創]

酒井法子の生い立ちを知った。
さぞかし辛かったろう。
それを乗り越えての大きな成功！
歯を喰いしばり、頑張ったのでないか。

ならば余計、自分とファンを大切にしてほしかった。
何よりも子ども（私には彼女が家庭的に思える）。

今回の対応は最悪でなかったか？
それは彼女のすべての努力を、そしてもっとも大切にしてきたものを台無しにしてしまった。

人は悲しい。

[4. 和田創]

ＮＨＫの連続ドラマは23時から放映され、酒井法子が主役を務めたのは「女将になります！」。
日本初の女将養成学校「女将塾」の第一期生の苦闘がベースになっているのだとか…。
したがって、ブログで述べた「若い女将が旅館の再生を果たすストーリー」というのは間違い。
私は、ＮＨＫの連続テレビ小説「どんど晴れ」と内容を混同していた。
酒井法子は、生き甲斐を一途に追い求める役どころを熱演していたように思う。
自分のがむしゃらさと重なったのでないか。

酒井法子の行動が少しずつ明らかになってきた。
尿検査の拒否、多額の現金の引き出し、下着のまとめ買い…。
体内から覚せい剤反応が消えるまで潜伏するつもりだったのだろうか。
関係筋の知恵と彼女の判断が、かすかに残されていた芸能界復帰の道を完全に閉ざしてしまった。
残念。

[5. 和田創]

酒井法子は取り調べに素直に応じ、覚せい剤の使用を認める供述を行っているとの報道があった。
私はほっとした。
小学生の子どもがいるからね。
こうなったら包み隠さず話し、まず人間としての更生を果たしてほしい。
日本でもそうかもしれないが、台湾では絶大な人気を得ているのだとか…。
あちらでは今回の件を信じられないという声が相次いでいる。
ファンとはありがたいものだ。