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パパはアスペルガー!:「うつ病になったらどうしよう!」症候群 - livedoor Blog(ブログ)

2005年04月05日

「うつ病になったらどうしよう!」症候群

大きなお世話なのは、わかっている。

でも、気になって気になって仕様がない。

例えばカイパパさんのところ。パパが仕事と本の出版に奔走している。それは、みんなカイくんとカイママさんのため。第三者の私から見たら、カイパパさんすごすぎ。実行力・行動力・厚い人望に、あこがれたりもしている。

でも…。最近の記事には、カイくんのことが書かれていないせいもあるだろうけど、カイくんとママさんは大丈夫なのだろうか?と心配になる。パパが忙しければ、当然家庭内のフォローは、後回しになる。まわりには、お仲間や同志の方が多そうだから、ママさんが孤立したりはしていないだろう、とは想像できる。でも、どんな子であれ子どもを育てるということは、それだけでたいへんなことだ。そとでかんばる頼もしいパパさんの影で、うちでは二重三重の負担が、ママさんにかかってきてはいないだろうか?

例えば、プリパパさんのところ。パパさんよく気がついて、細やかで、うらやましいな。仕事しながら、家族を支えて、愛情がたっぷり。で、ママさんは?ママさんは、元気になったのかな?

例えば、ノノパパさんのところ。パパさんとママさんの、せつない関係に胸が痛む。

 

peterさんはじめ、私がお邪魔しているブロガーさんは、過去記事やプロフィールをよく読んでみると、「うつ病で通院」している方が多い。

ときどき、「うつ」に引き込まれそうになる。

 

誰もがうつ病になるわけではない。会ったこともないひとさまのことで、こんなにやきもき心配になるのは、私が病的だからだと思う。

私が勝手に自分につけた病名は、“「うつ病になったらどうしよう!」症候群”。

 

結婚前の若かりし頃、何年も通院した。

今、あの時のような病状になったら、子育てなんて、絶対に出来ない。そうしたら、『ママでなければダメ』が多いうちの子達は、どうなる?

幸いなことに(?)私はうつ病経験者だったので、結婚後うつっぽくなった時に、今、段階として自分がうつへの階段のどの辺りにいるか、見当がついた。これ以上ほっといたら、動けなくなる、という見極めが出来た。なので、「ヤバイ境界に突入」の一歩手前で、病院に駆け込めた。

 

けれど、絶えず、もしまた(前のような本格的な)うつ病になったらどうしよう、と、こわい。

そして、うつ未経験のママさんたちが、知らずに気がつかずにうつ病の重い症状にはまっていったら…と思うと、心配になる。うつ病って深いところにはまり込むまで、本人もまわりも気がつかないことが多いから。ママがうつ病になったら、(普通の風邪でもそうだけど)いちばん影響を受け、いちばん困るのは、子どもたちだ。

で、自分あるいは似た境遇の知人が、「うつ病になったらどうしよう!」との、強迫観念にも似た気持ちが絶えず、おそってくる。

 

『育てにくい子』(いい言い方ではないけれど、他に適当な言葉が見つからない)をもつと、仲間であるはずの子育て中のお母さんが、時としていちばんの無理解者になってしまう。

どうしても自分の子が基準になってしまうから、寝る子のお母さんは、寝ない子のお母さんの話を、実感として聞けない。砂場で遊べる子のお母さんは、井戸端会議に入らない(入れない)お母さんを、一匹狼系のお母さんと捕らえがち。

『育てにくい子』をもって、ノノママさんのように手を上げた私。児童相談所に通報されそうになった私。ノノママさんの話は、そのまま私の話であり、障害のあるなしに係わらず『育てにくい子』と共に生きるお母さんたちの話だと思う。

 

多くの世の母親たちが持つ、一般社会からの『疎外感』。

それにプラスして、育てにくい子のお母さんが持つ、ママ仲間からの『疎外感』。

これが、うつ病を招き寄せる大きな原因だと思う。

『育てにくい子』がいるから、ではない。長くなったので、『疎外感』の話は、また。




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1. 『疎外感』  [ ケ・セラ・セラ♪ 〜なるようになる〜 ]   2005年04月17日 02:28
 ず〜〜っと、思ってた事を書きます。  私がずっと心の中にあったこと、それは『疎外感』。    自閉や障碍の本などで、先生たちは、「同じ様な子を持つ親同士で愚痴を言ったりするのは良い事・・・」の様なことを書いてあったりします。  確かに、そのことでストレス解

この記事へのコメント

1. Posted by ノノパパ   2005年04月05日 12:50
TBありがとうございます。
正直言って我々がこうして書いている内容をほんとにわかってくれるのは小数だろう。でも、だからといって黙っていたら誰にも伝わらない。うつ病もなかなかわかって貰えない病気だ。
わがままひめさんに敬意を以て応援します。
2. Posted by かうす   2005年04月14日 13:01
 ノノパパさんのところから、来ました。はじめまして、「かうす」です。
 『疎外感』、いろんなところで感じてます。まずは、健常児の母の中には入れない「疎外感」。うちは1人が高機能自閉症なので、「いいじゃない、知的に遅れがないんだから!」と言われ、同じ自閉仲間の母の中にも入れない「疎外感」。高機能やアスペの母と話をしてると、「重度とかの子が一緒にいると、そっちに手がかかったりして、迷惑なのよね〜」と話してる輪に入れない(一人が中度の知的障碍があるので・・・)、「疎外感」。
 私は、どこで自分の思いのたけを話せばいいんだろう??話せる仲間っているの?と、だれにも話せない状況です。
 長くなってしまいましたが、わがままひめさんが言うように「うつ」をひどく(?)してるのは、この『疎外感』だと思う。
 
3. Posted by わがままひめ   2005年04月14日 17:37
☆かうすさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
時々、自分の立ち位置を見失ってしまうのも、『疎外感』を失くそうと無意識にしろ、無理してその場に『合わせて』しまうから…。
だから、必ずしも『疎外感』が悪者とは思わないんですが、やっぱり人間、わかってくれる人がいないー、と思ってしまうと寂しくなってしまうというか、くじけてしまうというか…。
うまく、言い表せないんですが…。
でも、ブログのおかげで、こうしてかうすさんやみなさんと、気持ちを表現し合えるようになったので、以前に比べて、とても精神状態が安定しています。(たとえ落ち込んでも、復活が早い早い)
この世の中には、私の気持ちや心の状態をわかってくれる人もいるんだなーって思えるだけで、心強い。
こうしてコメントしていただける。…本当にありがたいです。
4. Posted by こはく   2005年05月26日 12:41
書きこんでいただくばかりで、わがままひめさんのこと何も知らないなぁってことに気が付き、実は夕べからずっと遡って読ませていただいていました。そんでもって、遅ればせながら自分の名を発見した次第ですドキッとしたー。(笑)

かみさんの鬱のこと。やはり書けないですね。以前の日記で、私ありのまま鬱のことを書いてましたよね、彼女にしてみれば書かれることが相当のストレスとなっていたようで、あとから無責任だったと反省してました。だからね、もう病気のことを書くのはよそうと。吐き出したくて始めた日記なのに、継続するにしたがって、だんだん書きたいことが書けなくなっていく。人それぞれだと思うけど、一時期本当に神経質になりました。今もかな。いまさらのコメントですみません。
Qさんにブログのことを素直に話せたというのは、やっぱり夫婦間の信頼関係があるからじゃないかな。その後の話をまた聞かせてください。

5. Posted by わがままひめ>こはくさん   2005年05月26日 22:48
☆こはくさん

 過去記事、読んでいただいて…、恥ずかしいですー。
 
 >吐き出したくて始めた日記なのに、継続するにしたがって、だんだん書きたいことが書けなくなっていく。人それぞれだと思うけど、一時期本当に神経質になりました

 書いていると、何度も何度もそういう気持ちになりますよね。
 特に、誰かが傷ついているだろうな〜、と想像できることを書き込んだときなど、自分で記事をupしておきながら、落ち込んだりして…。

 でも、こはくさんのところに行くと、私は素の自分に近くなれるようで、くじけそうになると、こはくさんとこにいって、自分にリセットかけたりしています。
 なので、どうぞ、末永く、よろしくお願いいたします。
 深々とm(_ _)m

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ようこそ
プロフィール
わがままひめ
子供が産まれてから専業主婦になり、子育てに追われるうちに、不眠と軽い「うつ病」に…。
子育てって大変!と思っていたら、アラアラ、原因はつれあいのアスペルガー症候群だったのです。
離婚寸前まで行ったコミュニケーションをとりにくい夫婦の、関係修復をめざしてがんばっている過程をつづってみたいと思います。

《登場人物》
 私 「わがままひめ」
 夫 「Qさん」
息子「未解決!ノロリ」(1996生)
娘 「チビひめ」 (2001生)

◆おことわり◆
このブログでは、おおむね過去から現在に遡って話を進めていくつもりなので、最初は全くASを知らなかったときの私が、夫に「ものすごくひどい仕打ち」をしている話がつづくと思います。
AS当事者の方たちには、私たちも悪気があってひどいことをしているんではない、無知ゆえの罪なのだ、ということをご理解いただきたいと思います。
共に一人でも多くの人が「無知の状態から脱する」ように働きかけていけたらと思います。
「現在」の話に辿り着くまで、ご不快を感じる方があるかもしれませんが、私のたどった道を、正直に書きたいと思っています。失礼の段はどうぞお許しください。

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