2005年04月28日

ラブレター

さてと。この前お褒めに預かってからもう一回書き直そうと思ってずっと考えてます。いや、考えてました。

『これだけはまじめに聞いて』
(あき。22歳。付き合って3年目になる彼氏への手紙)

「本当は私のことなんてどうでもいいんじゃないか」って思うときがある。たまにとかじゃなく、頻繁に。今日も待ち合わせに平気で1時間半も遅れてきたよね、友達の家で寝てて寝過ごして。私が生理痛でしんどいのもわかってるくせに。2年と少し付き合ってきて待ち合わせをしたうちの過半数は寝坊が原因で遅れてるよね。しかも、毎回毎回私が電話して2度寝からやっと起きて。待ち合わせに間に合うように起きしてるのに、1時間から2時間は待たされてるよね。
 そんなんだから何回も「好かれていないなら別れよう」と思った。だけど、それでも付き合ってるのは聖人のことが好きだから。「泣いて憂さを晴らしてないで殴り殺してやろうか」とか、たまには憎く思ったりするけどそれでも好きなんだよ。
 私は家族とか友達とか先輩後輩とか、そういう周り全員に認められるくらいに男運のなさに定評がある。過去付き合った相手も悪ければ、「俺みたいなのに引っかかって」と自分で言い切る聖人も十分ろくでもない男なんだとわかってる。だからこそ、私が好きになった人は私の周りからは敵視される。それまでに散々泣いてるの見てるから、私はいつも面と向かって「あんなやつとは別れたほうがいい」と諭される。今までの相手は、ろくでもないとわかっていてもいなくても友達のほうが大切だからあまりにも反対されたら別れてきた。
 でもね、私にはそんな友達も家族も、聖人と付き合うために少しだけ切り捨てた。どっちもすごく大切だけど、それ以上に聖人が大切だから。以前ほど友達づきあいも頻繁ではなくなったし親の言うことにも一緒にいるためなら反発するようになった。

 聖人は「あきと親友がいたら生きていける」って言った。それなら、聖人。もっと周りの人に感謝しようよ。自分ひとりで生きているなんて思わないでよ。親友は使い捨てじゃないし、聖人と同じように感情だってある。彼らがいたから私は聖人と別れないでいるんだよ。もし、彼らが愚痴を聞いてくれなかったら?私は今頃鬱になってる。聖人に愛されてないって思い込んでね。
 聖人と私が付き合ってられるのは、周りの人たちの助けがあったおかげなんだから。それから、愚痴いわなくていいようにもう少し人並みでいいから彼氏らしく行動して?ねぇ。

 だけど、これだけは忘れないで。聖人と私が付き合うときに約束したこと。

私は何があっても聖人の味方だからね。絶対に見捨てないから。ちゃんと愛してるからね。

wagamamahime at 03:48│Comments(8)TrackBack(2)clip!恋愛沙汰? 

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1. 室井さん企画のみんなにトラックバックでこんにちは  [ 僕の歌は誰の歌? ]   2005年05月05日 05:56
室井さん、 あざぁーす。 褒められるのが大好きな僕にとっては 感動の出来事でした
2. 3行ラブレター募集中!  [ お笑い@サプリッ!〓楽しくなければBLOGじゃないじゃ〓ん!〓 ]   2005年07月09日 22:06
またもや、小泉首相ばりに 「感動した」 ○3行ラブレター こころのこもった言葉がたくさんあります。 後ろで流れる曲がさらに涙を誘います。 只今、室井佑月さんのblogではラブレター企画を実施中! それに負けじと、お笑い@サプリでは、3行ラブレ

この記事へのコメント

1. Posted by 神崎じい   2005年04月28日 07:01
やばいなあ・・・
わしこれ見てボロボロ泣いてんねん。

歳は取りたくないものです。
2. Posted by あき   2005年04月29日 02:15
こんな雑な書き方で感動していただいてありがとうございます。
でも、今の私にとって純粋にラブレターを書くと、何回書いてもこんな感じにしかならなかったので…
実はこれを書くときにかなり書き直ししたんですけど、内容は全部こんな感じだったので思い切って載せちゃいました。

私も思います。「年はとりたくない」と。
世間から見てまだまだ若いのもわかっています。
だけど、それでも、昔に比べると無茶はできないんですよね。そう、何事にも。
3. Posted by 梅田 聡一郎   2005年05月10日 17:49
「僕は、本当に弱い人間さ。惰弱を応物した様な、痩身痩躯のこの身が証明するかの様さ。左手に傷、己が右手を繰る術も、最近まではおぼつかなかった男さ。」
「それでも僕は、良いと思うんだ。君に譲る道が一つ、二つ、と出来てきて、とても嬉しいんだ。僕はそういう人間なんだ。長い長い廊下を出たら、何の力も無い、一人歩きの好きな、珍妙に明るい男なのさ。」
「僕の様な人間には、お似合いの未来が待ってた。きっと周りも、僕がその棘に掛かり、身を落とすのを、待ってた筈さ。それでも僕は、君に譲る道が一つ、二つ、と出来てきて、とても嬉しいんだ。 御倉の中、邪魔にされてる君が羽を伸ばす造物主になる様も、羊の様に惰弱な君が、僕の様な毛党を罠に嵌めるエレガントな輩になって、kunstwissenchaftを操るようになったのも、とても、とても嬉しいんだ。多分に騙された僕と、鹹かった貴方だけど、こんな希釈が最上だと思うんだ。」
4. Posted by 梅田聡一郎   2005年05月10日 17:50
「wise for you」 (梅田 聡一郎)
名前 梅田 聡一郎
歳  26歳
宛先 室井先生
題名 wise for you

 別に、ストーカーとかじゃないんすよ。単純に。僕セックスとかそんな興味ないですから。そういう問題じゃなく「お世話になった事に対して芽生える感情」
を、形にして見ました。どうぞお受け取り下さい。

thank you !I understand my aesthetica.

(有難う先生我が感性認識したり)






追伸 (梅田 聡一郎)

2005-05-10 17:37:22

 呪詛破ってごめんね。先生。
5. Posted by 梅田 聡一郎   2005年05月17日 16:41

           梅田 聡一郎

     「 1室 」

 
    「四角い部屋は、暗い。」


 何もない部屋に、二人の男が座り込んでいる。一人は左、一人は右。どちらがどちらに干渉する素振りも無く、座って俯いたまま。左の壁には黒い羽、右の壁には赤い眼鏡。


6. Posted by 梅田 聡一郎   2005年05月17日 16:42

         分岐1

 左の黒い羽を羽織った。左の男は立ち上がり、ネクタイを直すと、鉄パイプを口から吐き、「きみは」と言う。もうひとつ、黒い螺子を吐き、「そういうのも似合っているよ」。と。
 黒い羽を羽織って部屋を出ると、沢山の人間が待っていた。
口々にそいつ等が言う。


 「例えば君は、そういうのも全然似合ってしまうなあ。」
  
7. Posted by 梅田 聡一郎   2005年05月17日 16:42
 分岐2
 右の眼鏡を掛けてみた。右の男は立ち上がり、ネクタイを直すと、白い靴をハンカチで磨き、「君は」と言う。もうひとつ、ハンカチをしまい、「そういう歳になったのだな。」と。
 赤い眼鏡を掛けて部屋を出ると、沢山の人達が待っていた。
全員が拍手をしながら言う。
 
 「もう君も、そういう歳になってしまったなあ。」

     
       
Posted by 梅田 聡一郎 at 2005年05月17日 11:06
  1室 = 一級品の、特別な部屋という意味。
  
 
 26歳
 梅田 聡一郎
 室井 佑月先生宛
 「1室」
Posted by 梅田 聡一郎 at 2005年05月17日 11:22



      its my super vision ,,
Posted by 梅田 聡一郎 at 2005年05月17日 11:23
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8. Posted by 梅田 聡一郎   2005年05月31日 13:21
 こういうのは誰に出したとか彼に出したとか言うのが疑惑を生んで、壊し合いになる。だから嫌。

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