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甘酒饅頭










やはり、酒饅頭はどこの土地のものであっても、
時間が経過するにつれて、どうしても固くなってしまいますし、
次の日までの日持ちと言われても、やはり、なるべく早く食べておきたい。
冷凍流通などでさまざまに試みても、酒饅頭を美味しい状態で届けることは難しく、
こればかりは、蒸し上がってすぐに、その日のうちに運んでくるしか方法はない。
この富山を代表する銘菓として知られる竹林堂の『甘酒饅頭』も例外ではない。
7年くらい前に、冷凍販売したことはあるものの、やはり満足はいかず、
しばらく販売を諦めていたのですが、金沢に赴いて『氷室饅頭』を運ぶようになって、
どうせなら、帰り道の富山で途中下車して、もうひとつピックアップすれば、
東京に持って帰ることができると考えて、昨年久しぶりにお届けしたわけです。
蒸したてをすぐに紙箱に入れて、包装してくださいますものですから、
3時間ほどかけて持ち帰りましても、まだ冷めてはいなくて、むしろアツアツで、
抜群の保温効果を発揮しておりまして、富山で食べるのとあまり変わらない状態であったのです。

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竹林堂は200年以上前の安永年間より、ずっと『甘酒饅頭』を受け継ぎ、
金沢の前田家宗家より分藩した富山城主の前田家に献上されていた。
江戸時代後期の寛政2年には当時の藩主、前田利謙より竹林堂の屋号を賜ったとかで、
以降、富山を代表する銘菓として親しまれているわけです。
が、商品の特性上、なかなか流通には乗らない、知る人ぞ知る銘菓でもあります。
一般的な日本酒の酒種ではなく、甘酒を使用して自然発酵させた酵母菌により、
ふっくらとした生地に仕上がっていて、何よりも箱を開けた瞬間の香り。
毎年のことながら、東京まで持ち帰って、ダンボールの箱を開けた瞬間に、
グワッと香りが立ってきますので、もうこれはたまりません!!!
湯気まではさすがに立ち上がりませんが、手で触っても十分に温かいのです。
こうなってくると、本当にその場で蒸しているように、香りが漂って、
何だろう?という興味が湧いてくるのも無理はありません。

竹林堂の公式HPより
朔日饅頭富山日枝神社









すぐさま、その場にいらっしゃったお客様にご紹介して行きます。
出来たてならぬ、届けたてのライブ感が生まれ、
金沢の森 八越山甘清堂の『氷室饅頭』と一緒に運びますので、
北陸独特の風習にも触れながら、楽しんで頂ける特別販売となります。
『氷室饅頭』は7月1日の氷室開きの日に食べる饅頭として紹介され、
金沢市民の人口以上の『氷室饅頭』が製造販売されると言いますが、
こちらの『甘酒饅頭』は6月1日の日枝神社の祭礼において、
無病息災を祈る縁起のある、朔日(ついたち)饅頭として重宝され、
6月1日の竹林堂本店の店頭は大行列となるのであります。
いやあ、その場所に行かなければ分からない、独特の郷土文化の中に、
こうして、さまざまな和菓子が溶け込み、親しまれ続けているというのは凄いことです。
残念ながら、東京では決まった日にみんながその和菓子を食べるという慣習はあまりないですが、
こうした、和菓子イベントの中で、和菓子に親しんでもらえれば幸いですね。

竹林堂 甘酒饅頭手の上









なお、竹林堂の『甘酒饅頭』は数日日持ちがしますけれども、
できれば、製造当日に食べて頂くのが一番です。
もし翌日以降になってしまった場合には、
オーブントースターで焼饅頭にしてみますと、カリッとして美味しく、
少し饅頭の表面に水を塗って、ラップして電子レンジで温めると、
蒸したての状態に近い感じになりますので、ひと手間加えてみるのがオススメです。
夏にお饅頭??と言われるかもしれませんが、
蒸し暑い時期にこそ、天然の酵母菌がいっぱいの『甘酒饅頭』を食せば、
食欲も湧いて来て、体力がついて元気になると思いますよ!!
さあ、夏バテ防止に、酒饅頭を是非食べてみられ!!

甘酒饅頭 1 個 税込141円
 ※ 紅白ありますが、どちらも小豆こしあん入りです。

◆ 本 店/ 富山県富山市中央通り1-5-2 TEL: 076-423-8424
◇ 販売店/ 富山大和、富山駅構内及び土産販売店、新宿髙島屋(7月1日:午後4時30分~
  ※ 富山より越後湯沢を経由しての新幹線輸送となりますので、
    交通事情及び天候・地震によって、遅延もしくは販売休止となる場合もあります。