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なると金時羊羹 日の出楼











初めて知った時は、誰もがビックリする『和布羊羹』(わかめようかん)。
海藻のワカメが羊羹になっている!?という衝撃の事実に立ち止まる人も多い。
確かに一般的には珍しいかもしれませんが、実は全国的には多い。
ワカメだけでなく、青森県には甘精堂本店の『昆布羊羹』が存在しますし、
山形県酒田にある小松屋の『呉竹羊羹』や江ノ島の中村屋羊羹店の『海苔羊羹』などもそう。
なかなか馴染みがないとは思いますが、試してみる価値はあるのです。
詳しくはまた別の機会にお話しすると致しまして、阿波踊りにも登場する老舗から、
徳島県を代表する特産物のひとつであるサツマイモ“鳴門金時”を使用した蒸し羊羹が登場。
芋菓子と言えば、徳島では栗尾商店がさまざまなアイテムを展開しています。
芋そのもののうまみを十分に活かし、まるごと芋あんで構成されているのですが、
逆に小豆餡の蒸し羊羹に、栗ではなく、鳴門金時がたくさん入っているのもまた素敵なのです。
それが、今回ご紹介する日の出楼の『なると金時蒸し羊羹』です。
なると金時羊羹










秋になると、栗蒸し羊羹はさまざまなお店から登場いたしますし、
浅草の舟和本店や先日ご紹介した西巣鴨・土佐屋などの『芋ようかん』などはありますが、
サツマイモが皮ごと輪切りにされて蒸し羊羹となっているスタイルは、意外に少ないのです。
栗とは全く違う、崩れてしまうほどに柔らかい芋の食感が、
ムチムチとした蒸し羊羹と合わさって、これはなかなか美味しい・・・・。
『和布羊羹』を長年作り続けてきた老舗が羊羹として地元の鳴門金時を取り込み、
あくまでも主体は蒸し羊羹でありながらも、サツマイモ自体のほっくりとした食感を失ってはいません。
ちゃんと芋を感じることができ、また小豆餡の蒸し羊羹も楽しめる。
もちろん、芋あんの芋尽くしの和菓子もたまりませんが、これはこれでバランスが良く、
鳴門金時と小豆の蒸し羊羹の両方を楽しむことができる贅沢さがあります。
包丁で手きりして、セイロで蒸し上げたホクホクの鳴門金時を蜜漬けしてから、
小豆餡の海にたっぷりと散りばめて、最後にもう一度蒸し上げます。

『和布羊羹』(HP画像より)
和布羊羹










たまたま羊羹コレクションに出品されていた際に試食をして気に入り、
そのまま一本購入して、その日のうちに平らげてしまったわけですが、
もっと鳴門金時を味わいたいと欲張ってしまう気持ちが分かる羊羹です。
特産である鳴門金時を使った和菓子をと考案したばかりの新しい菓子だそうで、
これはまた日の出楼の定番商品として根付きそうな気がしました。
冬から春にかけては、徳島のブランドいちごを使った『ももいちご大福』が人気ですし、
徳島県にはまだまだ知られてはいない菓子の魅力がたくさんあります。
そんなことを言っておりましたら、また『なると金時蒸し羊羹』を食べたくなってしまって、
帰りがけに、こうやって購入しては、素朴な味わいに浸るわけでございます。
前回頂いた時は6月でしたが、やっぱり、この秋深まる時期にこそ味わいたいですね。
みなさん、焼き芋じゃなくて、芋満載の和菓子を楽しんでくださいね。

なると金時蒸し羊羹 1 本 税込650円

◆ 本 店 / 徳島県徳島市二軒屋町1-8 TEL: 088-622-6775
◇ 販売店 / 新宿・横浜・立川髙島屋など各店にて販売
 ※ 「芋の和菓子たち」として秋季限定にて、一部の店舗のみでの販売です。