和菓子魂!

全国47都道府県を巡ってきた中で、出会ってきた数え切れぬほどの和菓子。 季節を彩るさまざまな和菓子たちをご紹介します。

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川端道喜

ちょっと不安なことがあって、浜松に参りました後、事のついでに名古屋まで足を伸ばして、髙島屋に立ち寄りますと、そうそう、今日だったかと思い出したわけですが、川端道喜の餅菓子『早苗月』がちょうど登場していたのです。もう何年もいろんなお菓子を頂いているのですが
『第2588回 川端道喜の『早苗月』』の画像

いやあ、ようやっと念願が叶いました。川端道喜の粽も、生菓子も、だいたいは送って頂けるので、都内の髙島屋でもご紹介することが可能ですし、買うこともできますが、この『ひちぎり』だけは発送することが難しく、ずっと食べられぬまま、いえ、その姿を見ることも叶わぬま
『第2514回 川端道喜の『ひちぎり』』の画像

いやはや、お初にお目にかかる。何せ、こちらも基本的には表には出てこないお菓子なのです。今年はお茶会が悉く中止になって、作る量も激減している中で、この『寒紅梅』を作る腕が鈍ってはいけないと、今年は少しお作りくださって、分けていただけることになったのです。多
『第2491回 川端道喜の『寒紅梅』』の画像

髙島屋の和菓子チームのみんなを連れて、年2回の出張研修を行っているのですが、今回は広島から松江を訪ね、最終日は五年に一度開催される百味会の展覧会「百味展」に合わせて、秋のスケジュールを組みまして、僕は今回が3回目の参加でございました。そう思えば、長いこと和
『百味展 ~百味会70周年記念展示会~ 台風直撃前日、京の味が一堂に会す5年に一度の展覧会へ、建仁寺にて菓子の錦織成す豪華な世界。』の画像

ちょうど新宿タカシマヤにて販売に立っておりましたら、川端道喜の『黒ざとう葉月』が登場しておりまして、心ときめく。何せ、川端道喜は8月をまるまる休業し、その直前最後に登場する生菓子が、いつもの餅菓子ではなく、葛製の『葉  月』が登場するのです。ただ僕が『葉  
『第1940回  川端道喜の『黒ざとう葉月』』の画像

川端道喜と言えば、創業500年を超える老舗中の老舗。そう、織田信長が生まれる前からその歴史を紡いでいるのです。そして、吉野葛を使った粽(ちまき)の最高峰でもございます。いや、どんなにいろんなお店が端午の節句に粽を拵えようとも、川端道喜の右に出ることは決してで
『第1832回  川端道喜の生菓子『嵯峨の春』』の画像

(2020年春リライト)ドンドンお菓子を味わうことができなくなって行く。桜を愛でることもできなくなってしまったこの春。咲き始めから、満開になって、散って行くまでの美しさを、日々観察するように見届けることもできなくなってしまった今年。本当に気持ちが凹んでしまい
『第1831回  岬  屋の生菓子『花  筏』』の画像

御朝物と呼ばれる餅ものを御所に献上していた川端道喜には、季節折々の意匠で表現される餅菓子が存在します。そのどれもが、砂糖を加えた餅生地で、こしあんを包んだもの。時折道明寺生地の場合もありますが、そのどちらかで全て構成されています。だが、和菓子の奥行きとは
『第1550回 川端道喜の『薄 衣』』の画像

6月はやはり梅の形をした生菓子を見逃したくはないですね。その愛らしさは、特に印象的でありますが、抽象表現の多い京菓子において、具体的な形で表現されている『青 梅』は、ある意味、貴重な存在とも言えるでしょうね。多くの和菓子屋さんでは、外郎生地で調製されること
『第1543回 川端道喜の『青 梅』』の画像

右から、黄粽、黒粽、紅白ねじり粽端午の節句のちまきを味わうのがこんなに楽しいものなのかと、心から思いますようになったのも、和菓子に出会ってからです。それまで正直なところ、あんまり馴染みがなかったのです。そんな中でも、やはり京都の川端道喜の『道喜粽』は、と
『第1497回  川口屋の『五色粽』』の画像

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