さあ、5月で京都航空便もひとまずお休みになってしまう。当日の朝に製造したお餅やお団子を、その日のうちに東京に運ぶ。とは言いましても、夏場は傷みやすい時期ですので、あまり外界で持ち歩いたりはしたくないので、お休みとなる。真夏日までには至らないけれども、25
干乃梅
第2436回 甘精堂本店の『志そ巻』
さて、湯田中渋温泉を出立して、まずはすぐ近くの地獄谷温泉へ。もちろん、あの温泉に浸かる猿たちを見ようと思ったのだが、まだ雪が降っているわけでもなく、我慢できないほどではないためか、猿たちは温泉に浸かることはなく、飲み水として口をつけるのみ。あまりにも身近
第2295回 松しまの『甘露梅』と大判最中『奴最中』
3年前のこと、東北新幹線の新青森の駅の売店で、偶然見つけまして気になっていたのが、松しまの『甘露梅』。五所川原で津軽鉄道に乗り換えて、太宰 治の故郷でもある金木へ。一度訪ねてみたいなあと思いまして、思い切って訪ねてみたのです。田植えを終えて、生き生きとし
第2251回 栄正堂の『梅 衣』
東海道新幹線の掛川で乗り換えて、天竜浜名湖鉄道でゆらりと行く。以前から気になっていたのは、森町というところにも、いくつか和菓子屋さんが存在していることを聞いていまして、ちょっと訪ねてみたいなあと思っていたのです。ということで、遠州森で降りますと、そこには
第2184回 旭松堂の『夜ざくら』と『干乃梅』
これから春を迎えて、最大級の盛り上がりを見せる弘前。もうあのお城周りの堀一面に、桜の花びらが落ちて、ピンクの絨毯のように染め上げられる光景は、あまりにも有名です。そう、満開に咲く桜はもちろんですが、それが舞い散った後、他ではあまり見られない情景を、一度見
第1964回 水昌堂の『べこ餅』と『甘露梅』
小樽の花園銀座商店街を登っていくと、ツルヤ餅菓子舗に辿り着く前に、もう一つ和菓子屋さん水昌堂を発見し、先にツルヤに立ち寄った後、帰り道に訪ねてみたのです。洋菓子も作っているのですが、どうも気になって、店に入りますと、まず目に入ってきましたのは、北海道の郷
第1577回 いなみや菓子店の『冷やし杏餅』と『紫蘇衣』
弘前にはまだまだたくさんの和菓子屋が存在し、一度に回り切れない。今回はまだ訪ねたことがない和菓子屋さんを優先して、まずはいなみや菓子店を訪れまして、ここで『水無月』と再会したのです。6月終わりに京都を中心として、多くの和菓子屋さんで見受けられる歳時記菓子。