10日は、第3回宮崎農園!
れんげ畑でみつばちの観察、れんげの花遊び、はちみつしぼり体験を行いました。
前回は11月の「れんげ植付け後の管理体験」。
今日は、その管理から約5ヵ月後、成長したれんげ畑に行けるということで、ワクワク♪
と、その前にまずは、はちみつがどのように生成されるか、宮崎さんにお話しを聞きました。
巣枠をハチミツ絞り機にセットして、はちみつを取り出していきます。
ハンドルを回すとはちみつが取れていきます。
この日は新1年生が、ハンドルをまわす体験をしました。みんな一生懸命!
巣枠の両面を絞り終わったら次の巣枠も。
そうして底に溜まったはちみつを一斗缶に流し込んでいきます。蛇口をひねると・・・
「わぁ~!」
みんなの視線が一気に集中しました。
キラキラひかるはちみつが、どんどん流れていきます。
ハチミツ絞り機の底には、不純物(巣枠やごみなど)を取り除くためのろ過器をつけ、
はちみつだけを一斗缶に流し込めるようにセットして、はちみつをどんどん取り出していきます。
今日取り出したのは「さくらみつ」!
桜の花からとれるはちみつで、この時期しか食べられない、なかなか市場に
出回っていない貴重なはちみつです。
昔懐かしい学校給食のスプーンで、みんなで試食!
「おいしい!」「あま~い!」
「この間のれんげみつより、あっさりしてる」
「後味がしあわせ~」
など、喜びの声が聞こえてきました。
糖度測定も見せてもらいました。
はちみつが市場に出回るためには78度の糖度が必要。
この日のはちみつはちょうどそれくらい。
宮崎さんは「うちは80度を目指してるからちょっと不満なんやけど~」と言いながら、
はちみつに対する愛情を語ってくれました。
その後はみんなが種を蒔いたれんげ畑へ!
一面に広がるれんげのピンクと緑が色鮮やかで、親子みんなで大喜び♪
まずはれんげ摘み。「60本集めよう!」と、みんなで積み始めました♪
れんげ畑の中には、れんげの蜜を集めるハチはもちろん、カエルやテントウムシ、
様々な虫がいました。モンシロチョウも。
れんげの花にも色の差があって、白っぽかったり、ピンクっぽかったりする。
「私は濃いのだけ集める!」という子も。
宮崎さんに、ハチがどのようにレンゲの蜜を吸うのか、お話を聞きました。
レンゲの中はどんな風になっているのかを聞いたあと、子どもたちは花を
分解して見てみたり、ハチの様子を観察したりしていました。
こんなに詳しくミツバチの生態や、蜜の吸い方について知ることは
なかなかありませんよね。とても勉強になりました!
普段あまりない広さのれんげ畑に走り回ったり、花冠を作ったり、
写真を撮ったり、とても楽しい時間でしたね♪
終わってからは、れんげ畑でお弁当を食べるご家族も♪
こんな素敵な場所で食べるお弁当はおいしいに違いない~!
ハチの生態はとても不思議で、蜜をとってくる部隊、巣箱の中で待機する部隊、
敵がいないか門番をする部隊・・・と、ハチたちの社会があるようです。
「ハチと話せたらな、といつも思うんです」と宮崎さんは語ってくれました。
知れば知るほどおもしろい、ハチの世界が体験できました!
次回は、そんなハチたちが集めたハチミツの絞り体験と、商品づくりです!
マルシェでたくさんの人に届けらるように、みんなで張り切っていきましょーう!
日記担当:(大場 あかり)
↓↓ Special thanks!!
photo by Masashi Yoshinaga
http://www.masashiyoshinaga.com/