こんにちは。
今日は地産地消のチカラの体験で、岡田製樽さんに来ています。
仕込み味噌を寝かせるための味噌ダルを作りますよ!
気候も冷え込んできて少し寒いくらいでしょうか?
そんな中ですが、全参加家族が集まっての活動でした。
来た家族から順次、作成に取りかかります。
まずは側面の作成です。
側面はつなげたときに丸くなるよう、
16枚の木を機械で微妙に削っていきます。
その木をおぼんに乗せて、次はのりづけです。
まずは側面にのりをつけて…。
タガに沿って1枚1枚慎重につけていきます。
途中でくずれないよう慎重に。
出来上がったらのりを乾燥させます。
約30分、のりを乾燥させます。
その間に、次はふたを作ります。
長さの違う木の板を並べて、ちょうどいい長さになるように…。
パズルみたいで楽しいですが、苦戦しているキッズもいたようです。
長さが決まったら横と上からプレスできる機械でくっつけます。
この機械、約20枚一気にできるみたいです。
とても大きな機械でしたね。
次に機械でみぞを入れたら…。
溝に桟を木鎚で入れていきます。
そして機械で丸く切ります。
中心を指で押さえてまわしていくと…
きれいに丸く切ることができました!
底板は専門的な技術が必要なので、職人さんにお任せです!
切ったり削ったりと難しいところも
あっという間に作られていきました!
最後に焼印をおして、完成です!
みんな上手に押せたかな?
それから岡田製樽さんの商品を見せてもらうことに!
プランターやいすなどいろんな商品がありました!
質問タイムでの話では、味噌樽には、食材ににおいがうつらないよう
さわらという木を使っていること。(ヒノキでは香りが強いそうです)
また、ふしがない木の部分を使っていること。
これは使えない部分が出てきてしまいますが、ふしはわれたりする原因になるため
よけているのだそう。
ここまで丁寧に気を使って作られているからこそ、
本物が作られているのだと感じました。
実は僕も急遽ですが作らせていただきました。
そして実際にご飯をいれてみましたよ。
木が最初はご飯の水分を吸ってくれるし、また木がご飯に水分を戻してくれる。
これによって本当にご飯があったかいままでいました!
これからもおひつが後世に伝わっていくといいな…と思いました!
みんなで作った岡田製樽さんの味噌樽なら
きっとおいしいお味噌になること間違いなしです!
来週はチカラ米の販売、がんばりましょう!
ブログ担当:(大塚製薬工場 管理栄養士 前田 翼)