ワイハ’sノート in 津軽

日常について細々と

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Tag:Q3

Q3やQ4をモニター募集の時から、それぞれの新作が出るまで
ずっとペンのフォア面で打ってきた、今だから言える感想。

当然、ラケットの違いや好み・打ち方があるのは、御了承ください。

基本的にどれも大好きなんですよ。
Q3とか、初めて打った時、すげえ!って思いましたし、
逆にQ4が出た時は、Q3の打ち方に慣れすぎて、全然入らなかったり…


1.Q3
Qシリーズ初代。今ではシリーズ内でスピード系の立ち位置。
スピード系ですが、シートの引っ掛かりがすごい。
相当硬くて強いシートで、表面で擦った時は粘着顔負けの回転量。
でもスピード系だけあって、ミートは直線的でめっちゃ速い。
…というメリハリのつくラバーです。

当時は擦れるラバーを求めていたので、感動しました。

ただし、あまり売れなかったと思います。
だって、癖がある!(メリハリあるラバーは、だいたい癖あってムズい)
※これ、用具を選ぶうえで超大事な基本情報です。
 カタログやシンプルなレビューに踊らされないこと。

ミートは良い、ループも良い。その間の塩梅がとても難しい。
悪い言い方をすれば、ピーキーすぎる。使いこなせる人が少ない。

今だと、フォアではミートのタッチセンスがある人向けかな。
弧線が低くて伸びにくいので、下がれるラバーじゃないし。

バックでは、フォアより全然使いやすさ・汎用性があると思います。
…が、アルティマックス系の台頭&改良で、ちょっと立ち位置が難しいか。

ループ&ミートのシンプルで激しいスタイルの人向け?
クラシックなスタイルとか、変化重視の方にドンピシャかも?
2.Q4
スピン重視とされたQシリーズ2代目。
でも初めて使ったときは、Q3と比較してシートが柔らかくなったので、
若干擦りにくく、回転量増も?という感じで、微妙な第一印象。

でも使いこなしてくると、ミズノが正しかった。
柔らかくてモチっとした一方で、厚く・粒も太くなったシートは、
毎回ちょうどよく球を持ってくれて、めっちゃ回転かけてくれます。

めっちゃ表面で擦った時、Q3とQ4のループ回転量は同じくらい。
ただしQ3の方が弾道が低いので、効くと思います。

それ以外の場面では、弧線・回転量・飛距離ではQ4に軍配。
コンスタントにしっかりかかる(ただしパワーがいる…)

シートがモチっとして引っかかるようになったので、
Q3と比べるとミートとブロックは難しくなりました。

スピン系とか言いながら、実は一発のスピードも、めっちゃ速い。
ただし、やっぱりパワーが必要。
相変わらず、Qシリーズは扱いが難しいのでした。

【参考】卓球王国のブラインド試打企画
⇒Q4を「めっちゃ回転かかる」と評価した人が、全ラバーで一番多かった一方、
 「回転がかからない」「弧線が低い」と評価した人も、少なくなかった。
3.Q5
スポンジが初めてリニューアルされたことで、500円のコストアップ。
シートはQ4のような質ながら、少し薄く・間隔も離されたので、
シリーズ最上位ながらも、実は3作中一番柔らかい。

そして最上位ながらも、バランス系で、安定系。

Q5の特徴としては、Qシリーズのグリップ力とスピードに加えて、
食い込みやすくなりました(やっと!)

上回転のラリーに強い。特に、安定して打てない・触りにくいような
難しいラリーに対して強い。(状況を問わず安定して食い込む)
チキータとかも安定するような気がします。
イマドキの卓球に、合わせられた!って感じの性能ですね

あと、Q4&Q3が、対下回転で、擦り上げることに特化したような性能でしたが、
Q5は食い込みやすくなって、当ててもボールが上がりやすくなりました
(でも、対下回転で強いラバーではないと思う。)

スピードはQ3よりも、スピンはQ4よりも、大人しくなったと思います。
でも、やっと万人受けになれた。そして何より、イマドキ卓球にフォーカスできた。

そんな感じ。
4.個人的な好みとか
正直、一番感動が少なかったのはQ5。
Q5がどうこうというよりも、「自分がイマドキ卓球じゃない」から、
「良さが体感できない」という話(苦笑

トップ選手は上回転ラリーがほとんどで、早さと安定性が必然ですが、
我々のレベルでは、下回転へのループがもっと大事だったりするじゃないですか。

そうなると、シンプルに回転が強いQ4とかの方が、うれしく感じてしまう。
相手のミスも多くなるし。(こっちの方が安いし笑)

卓球王国でのブラインド試打でも、Q4の方がスピン・スピード共にQ5を上回るんですよ。
でもQ5が狙ってるところがそこじゃなくて、もっと大事なところ。

テナジー→ディグニクスでも、同じことが言えると思います。
ディグだって、なんで回転かけにくくなってんだ!って感じですよね。

今、本気の全力で遊んでいるシェークバック表で、
速攻らしく早く速くボールに触ろうとすると、Q5の方が全然質が高いです。
そういうときは、スピンもスピードも安定性も、Q5に軍配。
だからトップ選手が、Q5を選ぶ。

それでも、私レベルだと、ただループとツッツキ、パワードライブのためだけにQ4が欲しくなる。


結局は…、「身の丈に合ったラバーを使うことが正しい!」
のですが、身の丈を測るメジャーが無いから、世の中難しい…
結論は出ず!みんな自分の胸と腕に聞いてみて!
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実はちょっと真面目に、フォアドライブのフォーム改善に取り組んでいます。
威力アップに加えて、連打力向上・スピード化への対応のために、
少し回転半径小さしながら、腰の回転を増やして…


という取り組みの最中にQ3→Q4に変更してしまい、
いろいろ細かいところでの感覚合わずミスが増えていたんですが…
ちょっと見えてきて、威力・安定ともに取り戻してきました。

擦り過ぎてたんです!
Q3の癖で!(ラバーのせいにすんな)

ということで、どちらもメインにした(する予定の)ラバーとして、
真面目に使い込みましたので、本格的に比較。

最初は打感とか、案外似てるな?とか思いましたが、
打てば打つほどハッキリ違うラバーだと感じてきました。

【比較(ドライブ中心)】
まず、上回転に対しても思い切り擦るタイプにはQ4よりQ3の方が良いと思います。
シートが硬い分、Q3の鋭くて強いし、回転量も上になるかもしれない。

Q4は対上回転で擦り一辺倒になると球筋上がり過ぎて、コントロールも難しいのに球威も緩い。
ある程度当てて回転かけた方がQ4は強いですね。


Q3は全力擦り時に超優秀で、ほとんどの粘着ラバーより回転かかるし鋭く感じます。


対上回転で、しっかり~がっつり当てる場合は、Q4の方が飛距離・安定・回転全部上です。
なので、引き合いでは飛距離・安定性・寛容度でQ4が上回ります。
カウンター等で、上からチュッと擦るならQ3に軍配(当ててもQ3の方が速い)


対下も正直ループはQ3の方がやばいの出ます。
こんなに低くて回転量多いループ出せるラバーは他にありますかね
Q4は回転量では負けてないですが、弾道とかが普通な分、取りやすい。

全力のパワードライブはQ4がちょっと強いです。

台上で思い切り擦りたいならQ3ですかね。
落とした下回転を綺麗に持ち上げるならQ4有利。
DSC_0467
スマッシュ・ミートはQ3だろうなあ

ドライブ全体をまとめてハイレベルにしてるのがQ4
擦り・叩きの両翼をガッツリ伸ばしているのがQ3

擦りマン・ミートマンを自認しているならQ3、
試合全体通してドライブ打ち合う展開ならQ4

そんな感じかなあ…
粘着っぽいのは完全にQ3ですね。Q4はテナジー


でも下回転の展開はQ4に軍配があがると思います。
Q3も良いんですけど、Q4が非常に良いですね。


フォア向き・バック向き、って簡単に結論付けられない気がしますね。
でもシニアな老獪ペンホルダーならQ3だと思う…



こんな感じのことって、実はたくさんありますよね。
例えばゴールデンタンゴ。
最初は擦りすぎていると、「ホップして回転と安定あるけど球威や重さがないなあ」
→使い方覚えて、当て方理解すると一気に重いボールがバキッと、ズドン!(擬音だらけ)
みたいな。


同じQシリーズだったこともあってか、この違いへの対応に少し時間かかってしまいました。


ということで、Q4のレビューにあった部分、一部訂正します…。

Q3とQ4は、結構似ていますが、相当特性が異なるラバーです!
あと、寿命はQ3の方が長いです


これにて一旦Q4関係の記事は完了かな?
とりあえずQ4で行こうと思います(替えるとしてもQ3に戻すだけ)
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(コメントは近いうちにちゃんと返します…ごめんなさい…)

さて、初めてのモニター応募
そして初めての当選していただいたラバー
Q4
Q4
ミズノQ4になります!
DSC_0461
私の手は脳内で消してください(ツイッター用画像なので…)

まずベースとなるQ3のレビューはこちら
基本的には、同じような特性のラバーと思って良いです。

Q3より粒を太くして、より回転特化にした…
とのことですが、触った感じ意外にもシート質が柔らかくなっている気がします。
いや、確かに柔らかくなっている。

触っても、ツッツキのときも、ムニっ、プルンとします

そのせいか、重量は上がっている感じがしません。
また、よりパワーが必要という感じもしませんね

シートを柔らかくして粒を太くして、かけやすく、かかるみたいな?
最近こういうのちょっと流行りですかね
(スーパーヴェンタス、ライザー、アクーダブルー等)
スポンジはたぶん同じ。

打ってみましょう。
軽くミートしたりブロックで、バキッとするのは、シートが厚い影響ですね。
Q3と大きな違いは感じませんが、
このバキッ感と、スピード感が少し遅くなったかなと思います。


ドライブ!
ミートではバキッとしてたラバーなのに、パキュパキュ金属音!
変な感じだけど気持ちいいですね!

相変わらず鋭い低い弾道も出しやすいですね
ループもビックリするほどかかります。
軽く打つときにQ3より回転をかけやすい&弧線上がりやすい

最初Q3の感覚で前陣ドライブすると、オーバーミスがありました。
慣れれば問題なし、回転量は申し分なし。

力がいるラバー!って感じは、あまりしませんでした。

ラリーや、難しいボールに回転かけるのが楽になりましたね
カウンタードライブは少し遅く、威力ダウンかも。


ツッツキはQ3も良かったですが、Q4も良いですね。
速いし切れる。飛びにくい。


ミートは最大スピードは大差ないかもですが、
Q3の方がスピード感でも、入りやすさでも少し上。
スマッシュやカウンターミート打ちたいならQ3がいいでしょうね

Q3はちょっと硬くて速い(早い)テナジー80
Q4はスポンジ硬くてシートプルンとしたテナジー05


飛距離はたぶん05の方が少し出ますが、相変わらずのループ等の回転量、
ツッツキ・ミートは全然負けてないどころかむしろ…


最後に…
台上ドライブで左上をガッツリ台にぶつけましたが…
全然欠けませんね。Q3と同様です
DSC_0466
ちゃんとしたレビューは、後日また上げますね

Q4
Q4
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プラボールの特性により、カウンター全盛のこの御時世…

現状のところカウンターに向いていると感じるラバーをピックアップ

ただ、カウンターと言ってもドライブだけでも当て系・擦り系…
さらにはミートカウンターもあるので、そこら辺に留意して考えます。

今オススメするもの、これから選んで貰うものとして考えたいので、
できるだけスピンテンションラバーから見ていきます。

【前陣、ドライブ系】
最近この部分を重視したラバーが増えてきています。
特性としては「高い摩擦力がありながら、早い球離れ・直線弾道」
を持ったものになります。
ボールを落とさないんだけど、無駄に高く上げない…そんなの。

Q3
当て系:◎(爆速、安定)
擦り系:◎(タッチさえ気を付ければ安定と回転大)
もの凄い摩擦力とスピード・球離れのある日本製最新作
当てると真っ直ぐ、擦るとゆっくり高い弧線の差が凄いです。
差が凄い分、タッチには気を使う点注意が必要。
決めに行くときの威力は抜群。


マントラH
当て系:◎(爆速、安定)
擦り系:◎(案外扱いやすさすら感じる)
Q3同様高い摩擦力と早い球離れ。こちらの方が常識的な使用感?
普通に使うとちょっと扱いにくさがあるのに、
硬いラケットに貼ると使いやすかったり、カウンターは容易だったり、
不思議な要素の多い多いラバー。
前陣速攻には極めて優秀なポイントが多い、カウンター速攻ラバー。
キョウヒョウプロ3ターボオレンジ
当て系:◎(バキンと力強い球筋)
擦り系:◎(言わずもがな)
事実上キョウヒョウ最新作でありノングルー・無加工キョウヒョウ。
シートの出来はキョウヒョウシリーズでも非常に高く、
ハードヒットにも擦りにも強いラバーです。
ブルーストームZ1
当て系:◎(前3者よりも速い超速、安定)
擦り系:○(驚く程飛ばなくなるため安定、威力は低め)
MAX+系でも高い回転と球離れのため、当てるカウンターのスピードは最速クラス。
一方で擦るカウンターでは飛ばず、回転もほどほど。
これが悪いというわけではなく、むしろ安定して入っちゃうので、
カウンターの緩急と安定感だけでも相手を翻弄できるかもしれません。


テナジー25とかももちろん良いですが、古いもので常識となったものは割愛


【前陣、ミート系】
回転の影響が少なめで、球離れが早く、スイートスポットが広いものです。
レガリスレッドとファスタークS1はド定番

少し扱いづらくはなりますが、スピードなら…、
V>01とV>01リンバーも威力を発揮するでしょう。

少し硬くするならヴァルモが筆頭。次いでエクステンドGPですかね
硬くても安定性を最重視ヴェガアジアも貴重な存在になるでしょう


【ちょっと下がって、ドライブ系】
フォアに振られたときに右脚大きく出して一発で盛り返すとか、そんなの。
当てても擦ってもボールを落とさず、安定させられるものが良いです。

今まではオメガVツアーDFやラクザXが定番でしたが、
ゴールデンタンゴも見逃せない存在になりました。


【その他、総合的に見て…】
ドライブ全般苦手とか、力を入れずにカウンターに挑戦したいとかなら、
ブルーストームZ3やマントラSという選択肢もあります。
全然力が要らず、ミートも打ちやすいので、上に紹介したものより良い場合も。
下がって擦ったら当然ボール落としますけどね(特にZ3)
でも前で擦る、当ててカウンターするなら、こういう柔らかいラバーの方が良いかも


他に柔らかいラバーでは、ロゼナ。
柔らかいくせに相当な強打にカウンターしてもボールを落とさず安定します。
これがトレランス?(わかってない)


あと、カウンター初心者にオススメしたいナノスピン2カリスマ
引っかかりすぎず素直に飛ばすので当ててもコントロールしやすく、
擦ると飛ばないのでコートに確実に入れに行くこともできます。
フラットも良く、地味に音も良いので結構優秀だと思っています。


こんなもんですかね?
カウンターだけなら普通のリズムとかも良いのかもしれません。
(ナノスピン2カリスマに似た理由で)

普段挙げないようなラバーも挙げれたかな?と思います。
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もうちょっとで仕事収め!

もうちょっとで東京・神奈川旅行じゃ!(30日から4日間ほど)


さてさて、本題です。
ターボオレンジ、ゴータン、Q3と、優秀なフォア向け
(そして粘着系or粘着的ラバ-)が発売され、

ここ最近、その優秀な性能を取り上げていますが…

それだけでは誤解や、不要な失敗も招くかもしれませんので、
この3つの弱点も紹介しておきたいと思います。

重い、硬いは、3つの共通事項なので、あまり触れないように…


【ターボオレンジ】
言ってしまえば、キョウヒョウ系、そして硬い中国粘着の弱点を、
だいたいそのまま引き継いでいます(緩和できているものもありますが)

この3つの中でも硬い、重い、スイートスポットが狭い(早速触れてしまった)
飛距離が出にくい、棒球になりやすい(この二つは多少改善されていますが)

以下の二つに比べて、何かを突出させたというより、
「弱点を緩和して、総合力を向上させた」ような意味合いが強いラバーです。
これはコレでとても難しいことでしたので(塗ったりしないといけなかった)
それを実現しているだけでも超魅力的…

【ゴールデンタンゴ】
粘着のくせに飛距離も出るし、擦ればかかるし飛ぶ。
弱点はなくなったのでは…?

現実はそこまで甘くありません。
遅いです。そしてミートが良くない。
まずミートのスピードが遅い。しかも打ちにくい。
カウンターもターボオレンジ、Q3に比べると決定力に欠けます。

今のトップ選手たちの、ミート気味のドライブでのカウンター流行。
この流れには反しているラバーだと思います。

プラのラリースピード偏重の流れには乗らないラバーです。
(硬いスポンジで、当てれば真っ直ぐ飛ぶようにしていますが)
そこらへんは、ちょっとどうかなと思いますね。

でもこの回転量と、安定感は、超魅力的…


【Q3】
粘着以上にかかるし、飛ぶし、スピード感も決定力もある…。
今度こそ弱点なくなったのでは…?

はい、やっぱり現実は甘くない。
ターボオレンジみたいに粘着的な弱点が出てきています。

まず遅いスイングに不寛容(棒球とか出る)です。
ループがアホみたいにかかるので、ループ全力で擦ってたら
年配の相手から「もっと軽くやってよ」っと言われ…

軽く擦ったら上がらない!さっきまでの超弧線はどこへ!?

じゃあ、当て気味で持ち上げればいいだけの話ですよ
そしたら今度は別の弱点が浮上。

強いミートに敏感。
そんなにスピード出る!?ってくらい飛んできます。
棒球になってヘロヘロ飛んで行ってしまう。

硬い粘着みたいに、しっかり打たないといけない、
そして擦りと当ての選択を適切に行わなきゃいけない。
そんな難しさを持っています。


しかし、回転量・決定力、そして自分で球を選択する楽しさ…。
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