映画

2006年09月10日

【映画】第63回ヴェネチア映画祭

ヴェネチア映画祭が閉幕しました。

金獅子賞:『三峡好人』
銀獅子賞(監督):アラン・レネ『Private Fears in Public Places』
銀獅子賞(発見):エマヌエーレ・クリアレーゼ『Nuovomondo』
審査員特別賞:Daratt
男優賞:ベン・アフレック『Hollywoodland』
女優賞:ヘレン・ミレン『The Queen』


サプライズフィルムとして上映された、
ジャ・ジャンクー監督の『三峡好人』が金獅子賞を獲りました。
中国映画は7年ぶりですね。
前評判の高かった『The Queen』はヘレン・ミレンが女優賞に。
今年はデヴィッド・リンチが名誉賞を受賞して、
何より日本映画が『パプリカ』と『蟲師』の
二本が出品されたということで、
個人的にいつもよりも注目度の高いものでした。
どちらも賞を獲ることはできませんでしたが、
来年も何かしら作品が出品されるとよいですね。
こういった大きな映画祭に出品することで、
日本映画への関心も高まると思いますし、
邦画の発展に寄与できるはずです。


2006年07月05日

【映画】東京ファンタ休止

東京ファンタこと東京国際ファンタスティック映画祭が休止するそうです。
まぁ私は行ったことがないのですが・・・。
だって東京は遠いもん。
それはおいといて、休止とは残念ですね。
ある意味ラインナップが熱い映画祭ですので、
いつかは行ってみたかったのですが・・・。
映画を取り巻く環境はまだまだ苦しいのでしょうか。
「終了」ではなく「休止」ということですから、
いつか再開してくれることを期待します。




2006年06月01日

【映画】第59回カンヌ映画祭

もう二日前ですが、今年のカンヌ映画祭が閉幕しました。
コンペティションの結果は以下の通り。


パルムドール:『The Wind That Shakes The Berley』
グランプリ:『Frandres』
監督賞:アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ『バベル』
男優賞:ジャメル・ドゥブーズ、サミー・ナセリ、ロッシ・ゼム、サミー・ボジラ、ベルナール・ブランカン『Indigenes』
女優賞:ペネロペ・クルス、カルメン・マウラ、ローラ・ドゥエナス、ブランカ・ポルティロ、ヨハナ・コボ、チュ・ランプレヴ『Volver』
審査員特別賞:『Red Road』


今年も日本映画のコンペ部門への出品はありませんでした。
少し残念ですねー。
今年のカンヌは暗い映画が多かったそうです。
今の時代がそうなのかもしれないと思うと、ちょっともの悲しいですね・・・。
男優賞、女優賞の俳優部門はそれぞれグループで受賞。
珍しいですね。それだけ合っていたということでしょうか。
監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの映画は、
役所広司、菊池凛子らとブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナルが競演してて、
ちょっと注目しちゃう映画です。


そんなカンヌ映画祭の授賞式の日、
パルムドールを二度受賞した唯一の日本人(世界にも5人)
今村昌平監督が亡くなりました。
パルムドール(かつてはグランプリ)を受賞したのは『楢山節考』と『うなぎ』。
個人的には『黒い雨』が思い浮かびます。
カンヌの閉幕と同じ日というのは、何かしら因果を感じますね。
日本映画学校を設立し、現代の日本映画に大きな影響を残されました。
ご冥福をお祈りします。



2006年03月07日

【映画】第78回アカデミー賞

今年のアカデミー賞が発表されました。

作品賞:『クラッシュ』
監督賞:アン・リー『ブロークバック・マウンテン』
主演男優賞:フィリップ・シーモア・ホフマン『カポーティ』
主演女優賞:リース・ウィザースプーン『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』
助演男優賞:ジョージ・クルーニー『シリアナ』
助演女優賞:レイチェル・ワイズ『ナイロビの蜂』

『ブロークバック・マウンテン』が最有力といわれてましたが、
作品賞は『クラッシュ』に。
今年は小粒な映画が多かったですねー。
ベルリン映画祭もそうだったですけど。
個人的にびっくりなのは、主演女優賞。
"キューティ・ブロンド"リース・ウィザースプーンは、
ただのラブコメ女王だと侮ってました。
ギャラもジュリア・ロバーツを抜いて一番になったようですし、
名実ともにナンバーワン女優なんでしょうかね。



2006年03月05日

【映画】第26回ゴールデンラズベリー賞

アカデミー賞授賞式は明日、
ということで、恒例のラジー賞が発表されました。
最低映画を決める、ひとつのシャレみたいなものです。
今年は次のようになりました。

最低映画賞:『Dirty Love』
最低主演男優賞:ロブ・シュナイダー『Deuce Bigalow: European Gigolo』
最低主演女優賞:ジェニー・マッカーシー『Dirty Love』
最低助演男優賞:ヘイデン・クリステンセン『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
最低助演女優賞:パリス・ヒルトン『蝋人形の館』

去年は主演女優賞を受賞したハル・ベリーが授賞式に出席したそうですが、
今年はなかったようです。
さすがにそこまで懐の深い俳優はなかなかいませんかw


2006年02月20日

【映画】第56回ベルリン映画祭

今年のベルリン映画祭が終わりました。

なんだか今年は例年以上に盛り上がりに欠けた気が・・・。
私が忙しかったというのもあるかもしれませんが。


コンペティションの結果は次のように。

金熊賞:『Grbavica』
審査員特別賞:『A Soap』『Offside』
監督賞:マイケル・ウィンターボトム『The Road To Guantanamo』
男優賞:モーリッツ・ブライプトロウ『The Elementary Particles』
女優賞:ザンドラ・ヒュラー『Requiem』

コンペ部門に日本映画の出品はなかったのも、
盛り上がらなかった一因かも。
けれども、派手さはないものの、パワーのある映画が多いように思います。
金熊賞をとった『Grbavica』は、ボスニア紛争を描いた映画。
結構楽しみだったりします。

いつも書くんですが、こういう映画祭は一度行ってみたいですね〜。


2005年12月31日

2005年映画ベスト10

毎年年末はその年の映画を振り返って、
マイベスト10を作ってみるのがおもしろいですよね!

というわけで私も振り返ってみます。
今年観た映画は全部で33本。
去年観たのが23本ですから、10本増。
それでも往年よりはだいぶ減った感じです。




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2005年12月29日

【映画】Mr.&Mrs.スミス

『Mr.&Mrs.スミス』を観てきました。
主演の二人のゴシップも、映画の外で賑わせてくれる、
そんなハリウッド的スター映画です。


Mr.&Mrs.スミス(Mr.&Mrs.Smith) 2005年 アメリカ
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット アンジェリーナ・ジョリー





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2005年12月19日

【映画】ロード・オブ・ウォー

『ロード・オブ・ウォー』を観てきました。
武器商人の実像を、事実に基づいて描いたものです。



ロード・オブ・ウォー(Load of War) 2005年 アメリカ
監督:アンドリュー・ニコル
出演:ニコラス・ケイジ イーサン・ホーク




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2005年12月13日

【映画】SAYURI

『SAYURI』を観てきました。
現在の「欧米から見た日本」といった感じの映画でした。



SAYURI(Memories of a Geisha) 2005年 アメリカ
監督:ロブ・マーシャル
出演:チャン・ツィイー 渡辺謙




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