ウユニ塩湖

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ワンワールド。それは、1年間FIXの世界一周航空券である。一年で世界一周するのは時間的にかなり厳しい。しかし、その時間制限が有ってこそ光り輝く何かがある。いわば、ワンワールドで旅をするということは、ある一つの作品を作り上げるのと同じこと。みんなそれぞれの旅がある。これはそんなワンワールドを利用し、どこまでできるかチャレンジした365日間の記録である。
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ウユニ塩湖  2007年03月12日

朝8時半の朝食を済ませてから、今日は、ウユニツアー最終章、ウユニ塩湖見学。
ちょっとおめかしして来たドロが一言

「さあ世界一の塩湖を見に行こう」

昨夜は夜中に井口君と話し込んでいたら眠れなくなって、結局6時くらいまで起きていたが、ドロの掛け声で一気にテンションが上がって、眠気も吹き飛んだ。
途中ミリタリーポリスが車に乗ってきて、何事かと思ったが、途中の町に有るオフィスまでタクシー代わりに乗せてくれ、というだけだった。
途中、小さな村に立ち寄って、塩で出来た家や6畳くらいの部屋が二つあるだけの博物館を見学してから、いよいよ塩湖へ。
車窓から何もない荒野を眺めていると、突然遠くの方で荒野が途切れて崖のように見えた。
陸地が突然途切れて何もなくなって、そこから先は真っ白。アレはもしや!?と思った矢先、

「あれがウユニ塩湖だって!」

キョウコさんがドロの言葉を訳して言ってきた。
全員のテンションが一気に高まった。
その一端の景色だけで、そこから先に理解しがたい空間が有るのが分かる。

とうとうウユニ塩湖に到着した。

世界一周を決めて、絶対に来ようと思っていたウユニ塩湖。
マチュピチュや氷河、イグアスの滝など、南米には沢山の見所が有る。その中のどこよりも来たかった場所。
車から降り、塩湖を眺めた。

「真っ白かと思っていたが、思ったより茶色いな」

最初の印象はそうだったが、それでも遠くに見える、山が塩湖に写っている姿を見ると、かなり美しい湖だと思って感動した。
しかし、その感動は勘違いだった。

4WD車は僕とT先輩と井口君の3人を屋根の上に乗せ、中洲に有る塩のホテルへと塩湖の中を進み出した。
ウユニ塩湖は、その地下には水が有るそうだが、乾季は完全に塩砂漠になる。
今は雨季。果てしない塩砂漠の上に、深さ20cmほどの雨水が溜まっている。
その中を、中央付近に有る中州に向かって走った。

5分もすると、さっきの感動は一気に消え去った。
水平線と呼ぶべきか、地平線と呼ぶべきか分からない果てしなく続く塩湖の風が緩み、さざ波が治まると、辺り一面真っ白になり、その真っ白の湖には、遠くの山々や、青空や雲、他のツアーの車や、塩を取っている作業員の姿など、その白の上に有る物全てが湖に写りこみ、この世の物とは思えないほど美しい景色を映し出した。

「上と下がどっちか分からなくなる」

そんな台詞を聞いたことが有ったが、その意味が分かった。
完全に対照的に塩湖に映し出される空や雲が、僕らの理解を遥かに超えた世界を作り出した。
先ほどの感動はなんだったのだろうと思うほど、次元の違う感動を覚え、心が震えた。
これほど美しい世界が存在したのか。
頭の中まで真っ白になった。

中州のホテルに着くと、余所のツアー会社の車もたくさん集まっていて、皆裸足になり、塩湖の中を歩いて、その景色を堪能したり、写真を撮ったり、塩で出来たテーブルでビールを飲んだり、おのおのが好きなように過ごしていた。

僕らもすぐさま車を降りて、裸足で塩湖を歩き回った。
塩のさらさらの部分も有れば、硬くザクザク尖っていて、歩くと足の裏が痛くなるような場所も有った。
中州からさらに遠くを眺めると、塩湖の白は、完全に空の青に侵食され、もはやどこからどこまでが空だか地面だか分からない程、全てが鏡のように映し出された。

すっかり塩湖を満喫し、塩のテーブルと椅子で、ドロが個人的に持ってきてくれたクラッカーとジュースなどを食べた。
僕ら5人に、たまたまその塩湖の中央で有った50?才のバックパッカー、シンさんも加わり、みんなで感動を分かち合った。

ウユニ塩湖は、期待を遥かに超える、最高に美しいところだった。

帰りは車から塩の家などが見えた。ドロの話によると、塩で作った家は数年で溶けて無くなってしまうそうで、その度に建て直しが必要らしい。
何故そこまでして塩で家を建てるのかは、観光客の為なのか、それとも何か理由が有るのか、それは不明だった。
ちなみに、塩で出来た家をなめてみたら、当たり前だがめちゃくちゃしょっぱかった。

ホテルに到着し、ドロとお別れ。最高のドライバーだった彼に心からお礼を言った。素晴らしいツアーを本当にありがとう。

夜は停電になったりしたが、明日のラパス行きのバスチケットも手に入れ、のんびりとホテルで過ごした。


写真;
 ̄の博物館。微妙…

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塩湖付近のお店。冷えたコーラなどない。03122


この状態で走る03123


ぅ疋03124


ケのホテル03125


以下、すべて塩湖
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