北海道記を多く書いたので 時期がズレてます。悪しからず。
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 4~5日前までは 35度C近い暑さだった。2つ目の台風がシッカリ 夏の空気を持って行ってしまった。。7月下旬の暑さが続いてたのだが めっきり涼しくなる。
天候不順が過ぎたら 暑さがキツくてツーリングに行けなかった

涼しくなったから ニイハン君で出かけてみよう。最高気温は30度C近いが 空気が爽やかだ。
とは 言っても観光は厳しいので 恒例のカフェ巡りにする。

山道を走る計画で 目的地は 広島県山県郡北広島町(やまがた きたひろしま)にある「カフェ 正直村」にした。
直線的に走れる道路は無いが 初めての道が多い筈だ。
地図で確認したが 分岐点が多く時間が掛かりそう

早朝に出発し 涼しいうちにと思った。起きてみると 涼しい。急いでスタートする必要は無かったかもしれない。
北海道に行く準備で「ハーフメッシュジャケット」を買った。
結果的には 北海道に着て行かなかった。
今回 それを検証してみたかった

朝は温度が低いとは思わなかったが ウィンドブレーカーを着た。北海道に行く時に欲しかったのは「クォーターメッシュ(1/4)」である。
探しても見つからず「ハーフメッシュウェア」にした。
届いてみると 半分よりも多くの部分がメッシュのようだった。
それも含めて 着る選択しなかった理由だ

出掛けの温度は解らないが 途中での温度表示は「18度C」だった。爽やかな風と云い 温度も含めて先頃行った北海道に近い環境だ。
一般道では メッシュジャケットもで寒いとは思わなかった。
もっと山の方に入って行くと どうなるか?

2桁台の広島向け定番国道を走る。朝が早いので それまでも今も 車が少ない。あっという間に山間の路が近づいてくる。
その前に朝食を買う。
私は 朝食を摂る主義である。(あれれ?? 北海道フェリー内は?)
コンビニに止まり パンと牛乳を買う
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暫く走って 道の駅で食べるつもりだ。空いた道を走ると思ったよりも早く 到着する。前に偶然通った時 道の駅は工事中だった
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まだ 工事が終わってなかったら 次の道の駅を考えてた。既に工事が終わってるんで 中に入る
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ロードバイクライダーを意識してるのか メンテナンスコーナーや ミーティングスペースが新しく出来ている。
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中央の台で朝食を食べた。手を洗ったら 水が暖かく感じた。構造を見るが 湯を供給できるシステムではない。
地下水を使ってるのか 季節が秋に近づいた証拠なのか?

単調な国道は走った経験が多すぎて 全てのカーブ先風景を覚えてる。そんな時は 少し速めのスピードで走る。
今日のルートは 広島県三次市布野町(みよし ふの)付近の県道に入る。
その後は 県道や国道(一部)を何本も乗り継ぎ 林道も混ぜてある。
ちょっと楽しみ!

広島へ向かう2桁台の定番国道を快調に走って 2桁台の県道へ右折する。ここは数回走ってるが アップダウンと道が荒れてなくて気持ち良い。
景色良いワインディングロードでも 凹みや継ぎ接ぎだらけの舗装は ガッカリする。
天気が良くユックリ走って 300番台国道に出る。
ここも いくらかは走ってる
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国道は少しで 1桁台の県道に乗り替える。ここ以降は一部の国道を除き 初めての道ばかりでワクワクする
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橋のある風景が好きで 時々止まってしまう。空との対比がイイ

楽しい県道で スピードを落として景色を眺める。気持ち良い初めての道は 速く走ると勿体無い。
日陰が多く 温度も丁度良いから鼻歌が出そうになる。
途中から一車線になり 緊張感も増す。狭い道では止まれなかった。
広い所まで進み バイクを停めた
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後方に カメラを向けた。橋の先は もっと狭い道だった
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初めての道は 気持ち良く速度は控えめに走る
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朝食を終えてから 2時間以上走り続けた。設定ルート唯一の欠点は 道の駅が無いことだ。そろそろ 休憩しようと考えてたら「雲井の里」の看板が見えて止まる。
地域の野菜などを 売る店のようだ。
コーヒーが欲しくて 止まった意味もある。朝食時は日陰が多く ウッカリ日焼け止めを塗り忘れた
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太陽が前方から当たっていないので そのまま進んでいたが 首のあたりに熱線を感じ始めた。皮膚が弱いので日焼けすると 赤くなって皮膚が剥ける。
風呂が大変なので 早めに対応したい

良いタイミングで 道の駅っぽい施設があって良かった。無ければ公衆トイレなどを探すつもりだった。
日焼け止めを塗ったヌルヌルの手で 他のものを触りたくない性格なんで・・・・。
(勿論 石鹸持参)
温度も高くなり インナーなどを脱ぐ
 
スタートすると 道が一車線になる。県道では 普通のことで驚かない。500mくらいで 狭い地域を抜けた。
4叉路の先から 広い2車線になり快適さが更に増した。
道路も幅も広くなり 自然に速度が上がる。この道は素晴らしかった。
もう一度走りたいと思う
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ユックリ走ったので 随分温度が上がってきた。200番台の国道に出る。それを 少しだけ走って 300番台県道に突き当たる
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この方が もっと広い道で走りやすい。止まらない限り メッシュジャケットが丁度良い。日陰なら 22℃の温度表示で気持ち良い。
別な1桁台県道を少し走って 2桁台県道に乗り継ぐ
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ここは 「振り返れば 絶景が拡がる」とマップルに書いてあり選定した。
当然 2車線道路とは思っていない。
最初は良い道だったが 看板があり脅される。やっぱり クネクネの狭い道になった。
想定内なので 全く驚かないしユックリ進めば 楽しさもある
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随分と ”登ってきたな” と振り返ろうとするが もう少しだけと我慢して先に進む。やっぱり さっき くらいの景色が良かった。
戻る気にもなれず バイクを止める
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振り返ってみるが 絶景なのかな?もしかしたら 紅葉の季節が良いのかも??
マップルに出ていたコメントを確認でき 安堵して走る

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危険な動物との遭遇も想定して エンジンは掛けたまま。
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ここが峠の最高地点で その後下り始める。
下り坂は 延々と林の中を走る。木々で日差しが遮られ 暑さを全く感じない。気を付ける事は 枯れ枝や落ち葉で滑らないこと。
時々 水が流れてることもあるし 石が崩れてる場合もある
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出口側まで走ると 看板がある。道幅が狭いことの アピールがあった
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上の写真左手に見える道を 下って来た。 「ユートピアさいおと」というスキー場らしい。滑ったことが無いので ゲレンデは知らない

長閑な田んぼの中に・・・
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どぶろく」の表示がある。には 規制が多い。民宿と書いてあったから  ”どぶろく特区” なんだろう
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暫く下って行くと 100番台の国道に出る。山奥の道路を走ってると ガソリンスタンドが見えた。まだ十分にガソリンはあったが 記念にもなるかなと立ち寄る。
従業員を見ると 屋内で電話中だった。そちらを見ると 手で「ペケマーク」を作ってる
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何かの理由で忙しかったのか 電話を止めない。諦めて走り出す。給油を拒否されたのは 初めてだ。小さなバイクで 10L以下だからかな??

この次は「大朝 鹿野林道」を予定してる。間違えないため 右折ポイント近くの郵便局をカーナビにセットしてた。
直ぐ近くで 右折する道の筈だ。
給油拒否で動揺してたのか 右折の道表示は「町道・・・線」しか見えなかった

少し進んで 地図で調べてた交差点に近づいた。ここまで 来ると行き過ぎだと認識してる
ユックリ戻りながら 探して行くとチョットだけ気になった町道が見えた
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そちら側に行くと 見えました。「緑資源幹線林道」の文字だ。ここは町道で その先にあるんだ。
だから 町道表示でも変ではない
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地図では「大朝 鹿野林道」となってるが 正式名は違う。そのことは 四国ツーリングで確認している
その時の情報は こちら。
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マップルによると「全線2車線で 走りやすい林道」とあった。マップルでは 町道などより林道(有名)が「クローズアップ表示」になってる。
つい そちらのルートを選んでしまう傾向にある

走り出すと 快適な道ではあるが景色は見えない。そして 中央線は引いてない。2車線と言うよりも ”1.7車線” と言うべきだろう。

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車に出合わない道を ユックリ走る。国道に出るはずと思って 地図を思い起こしながら1本目の交差道を横切る。
随分と走って来た印象の頃に 大き目の道と交差する。
そこには案内板も無い。
林道だから当然かもしれないが 国道に出たと思ってる
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林道は ずっと先まで続いてるようだ
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不安なのでカーナビで周辺を確認すると 地図で調べてたが 直ぐ傍に見えた。間違いないと右折する


ほんの少し 国道を走ると「聖湖(ひじりこ)」の案内板があり 左折する。この「人造湖」先で曲がった方が 良いかなと地図で確認してた
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湖をグルっと回ってもイイだろうと 手前から曲がった。木々に囲まれた狭い舗装路を進むと 湖を橋で渡ってしまった
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設置された地図で確認しても 位置が違うようだ
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オカシイなとチェックすると 半分くらいしか来ていなかった。思いなおして走り出すが 湖の周りをグルっと回ったような所に「正直村」の看板がある
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狭い道を登っていくと 砂利道になる。軽いニイハン君は 砂利道も平気だ。少し行くとコンクリート舗装になるが 近づくと砂利道に元戻り
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駐車場に停めると 隣に「ポルシェ」があった。バイクが倒れないように 持参したを敷く
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近づくと 森の中に建てられた「秘密基地」のようだった。歩きながら 4人組女性バンド 「ZONE」の「secret  base(君がくれたもの)」が頭の中を回る
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「♪二人の♪ 秘密の基地のなぁか♪ 」のフレーズが耳元で囁く。このイメージが ”現実に思える光景” が のちのち 垣間見えた
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オープンスペースでは ペットと一緒に食事もできるらしい。湖の方を見ると 若い女性がブランコに乗っている
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店内に入ると 年配の女性が切り盛りしてるようだ。少し愛想の悪い女性に カレーライスを頼む。「今日はベランダまでしか 運べないヨ」と相変わらずだ

ベランダには 「ポルシェのオーナー」らしき男性が座ってた。直ぐに ブランコ女性とカップルだと想像が付く。
私は 地図で帰りのルートを確認する
そのころ 女性が階段を登ってきた。事業主か 会社役員っぽい男性が声を掛ける

私は 邪魔ものだったろう。せっかく「秘密基地」に来たのに 雰囲気が台無しになったかも・・・・?
私は伏し目がちに 地図でルートをチェックしている。
否応なしに 会話が耳に響く

遠慮がちに女性が喋るので 付き合ってから時間が少ないのかな? 言葉の端々に 看護師らしさを感じた。
イメージなので違うかもしれない
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料理が運ばれて 食べてみる。並みのカフェよりは良いだろうが カレー好きを満足させるレベルでは無いかな?
先に料理を運ばれた 隣の男性が食べ終える。
女性が「もっと ユックリ食べればイイのに!!」などと窘めている。
すると男性は 木製トレイを持って店の厨房前に返しに行く。カフェ店員が恐縮してる。
(セルフサービス店では無い)

食べ終えて ルート確認も終わった。私も負けずに トレイを持参する。平たい木製プレートから コップや皿を落とさずに ” 段差のある店内移動” は思ったより大変だった。
少しだけ ”気取った男性を 見直した
ベランダに戻ると 「ブランコに 行く」と言って男性が降りて行く。40歳を越してるのに!!

女性は食べ終えておらず 残されてた。 化粧チェックしてる「河北 麻友子」似の 白ショーパン女性に声を掛ける。
この店は 初めての来訪だったようだ。少し話すと下に降りて行った。
カフェ店員に 店の開店経緯などを聞いてみる

20年前に 旦那と二人だけで建物を作ったそうだ。「一番大変だったのは 国立公園内の建築許可だった。3年掛かってしまった」と苦労話しをしてくれた。
最初は 店をするつもりは無かったらしい。
「正直村」の由来を聞くと「二人で正直に生きようと思って・・・」と 解り難かった。
話し好きではなさそうなので 細かな事は解らなかった

外に出るとコテージ風の建物もある。「今日は客があるので 遠慮するように」と立て札があり 近づかないで写す
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バイクに戻り ジャケットを着る際に虫が寄ってくる。
木陰の風が無い所は 虫が多い。これも含めてのフォレスター生活なので 好き嫌いはあるのかな?

帰りは遠回りになるが 広島からの定番国道で戻るつもりだ。午前中にユックリ走り過ぎて そのペースでは帰りが遅くなる。
湖沿いの狭い道から100番台の国道に出る。
こちら側には「正直村」の看板が大きく出てる。そして 距離は比較にならないほど近い。正直村への正規ルートのようだ

100番台国道も 初めての道だ。山間の道路は 極めて走りやすい。ワインディングロードと呼べる 楽しい道だ。帰りは少し速めで 走る。
快調に走って 道の駅「来夢 とごうち」に着いた。
一度も来た事が無かったが レストラン以外は小さい。道向かいに 食べ物屋が軒を連ねてる
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コーヒーで寛ぎ 再度帰路をチェックする。この時点で気づいた筈なのに 見落としがあった。走り始めて 街中に出てから気づく。
広島県山県郡安芸太田町(やまがた あきおおた)に近づくと 暑さを感じてきた。
北海道と違い 湿度が高いのだ。

加計街道と呼ばれる 川に沿った道を下っていくと「広島市安佐北区可部町(あさきた かべ)」に近づくと道が混んで来た。
午前中は 山道を止まらずに走ってたので暑さを感じなかった。
ハーフメッシュウェアでも 渋滞で止まると暑い。ルート選定ミスだった
完全に見落としてた

暑い時は 涼しい山道を走る筈だったのに 渋滞に入ってしまった。全く走っていない道だったが ”全然楽しくない!”。
暑さに弱い私なので 爽快感が無ければ意味が無い。
なんとかバイパスに抜けると 流れが良くない暑さから逃れることができた。ここからは 定番国道で帰るだけ。
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途中で休憩した店。店内は野菜などが並べてある

少し速めにスピードをセットし カーナビの音楽を流す。こんな時は「MAN WITH A MISSION」の疾走感がある曲を選ぶ。
退屈な風景も音楽に乗れば 別な世界が拡がってくる。
国道から高速道路に乗り替え 予定時刻に帰着した

ーーーーーー以下は 時事話題ーーーーーーーーー

 北海道から戻ったら 台風が2つ来た。2つ目は関東地方を直撃し 大きな被害を出した。特に電柱などが倒れたことにより 大停電を引き起こした。
千葉県を中心に 70万件の停電が発生してる

東電は「想定以上の被害」と言ってるが 原発事故の時はどうだったろう。同じ”想定以上”を繰り返してた。
その時が過ぎれば 通常施設の「想定以上」は ”全く” 考えていないと思う

自治体の対応も 同じようなものだ。毎年 全国のどこかで起こる災害では「異常気象」とかで ”想定していませんでした” と報道される。
他県で災害があれば 全国同じ組織(市町村)なのだから 連携して「” 想定以上災害” のための対策会議」を開けヨ!

事前に起きた災害の 反省点を話し合う。そして 対応策を検討し予算化できるかまでを論議する。予算化できない場合の逃げ道も探す。
最後に「想定外」の出来事に「どんなものが有るかを 全員」に挙げてもらう。
その中で対応できそうな事柄を列記して 対策を考える

もちろん 「宇宙人が攻めてきたら どうしよう」などの雲泥万里(うんでいばんり)のものは除いても良い。
でも これくらいの柔らかい発想で良いと思う

最後に同じ規模同士の市町村で「分科会」を開いて欲しい。自分の町での対応策が 違う観点で行われてるかもしれない。
狭い地域だけでは構想力が足りないことも多い。培われた良い考えを 吸収できるチャンスになる。
それを知るだけでも 効果がある

そうすれば「救援物資が来たけども 配布できない」とか「足りないものが多く 同じものが大量にある」や
「多くの物資が届いてるが 届ける方法が見つからない」などの報道は無くなるだろ!

毎回 同じじゃないか?学習しろヨ!
時々市役所に行くけど 暇そうだ。時間を有効に使って欲しいワ!被害地域を代替しての怒り!!!