2013年08月11日

サザン、祭りのあと

猛暑の中、サザンのライブに行ってきました!
ツアー名は灼熱のマンピー(爆
前夜にNHKで予習もばっちり。CDも聴きまくった!

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やいが初日のチケットをゲットしてくれたのでこの場に立てる事になり感謝です。

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湘南新宿ラインにゆりちゃんと乗ってやいとは新横浜で待ち合わせ。
もう気持ち抑えられなくて車内で缶ビール2本空けちゃったよ(喉からからやんけ)
日産スタジアムに着くなり、写真のタオルと白T(前にMAN後ろにPと書かれてる)とキャップと扇子をゲット。
その後、開演までランチがてら涼をとり、開演一時間前に戻るも入り口大混雑。
チケットの不正売買を防止するためか入り口で身分証明書を提示してから席が書かれているチケットをもらうという手間の多さからかまさかの50分押しとなる。
(翌日人がありんこみたいに入り口に押し寄せている映像がニュースに。確かに飛行機バンバン飛んでたな)

アリーナで埋もれたらやだなって思ってたけどスタンド一階席でいい席♪

生で聴くサザン。
もうね・・・なんもいえねぇ!!!(って古w)
飾らないカッコよさ。肩の力が抜けてる自然体。
こういう風に歳をとりたいなぁって思う。
シャイな桑田さん。
オシドリ夫婦のなんとも温かい空気感がすごく心地よくて。
原坊のソロの時、桑田さんがとっても優しく見つめてた。
なんかこういうの涙でちゃうよ。綺麗で・・・
歳月を経て余計なものがそぎ落とされて磨かれるもの。
桑田さんの闘病生活、東日本大震災、混濁とした社会。
風刺交じりの曲が胸にしみる。

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まさかのSMAPネタから入って大うけ。
私が最近いったライブ、SMAPネタ多いな。プリプリしかり、米米しかり、MISIAしかり。
猛暑の中、開演が押したことを桑田さんが冗談交じりに気遣ってくれた。優しい〜!
最後までご自愛くださいとw
コンサートと言ってはダメなんだって。昭和なんだって。今はライブなんだって。
あ〜私も先日うっかりコンサートって言って長男にダメだしされたわ。

生でみるサザンは本当に素晴らしかった。
人間味溢れてて、今までいったライブのどれとも違うものがあった。

みんないろいろあるよね。
本当はここにもう一人、一緒にいるべき友達がいた。
やいと事あるごとに顔を見合わせて彼女の事を思った。
今度またサザンに会えることがあったら一緒に来ようね。
自分の思い出と照らし合わせるというよりも
曲によって彼女の顔が浮かんで目頭熱くなった。
いつでもみんな待ってるから安心して。ずっと同じ場所にいるよ。
上手にいえないんだけど・・・

いろんな思いが巡る、夏が過ぎていく感じ。静かな感じだけど寂しくはないかな。

いつまでも気持ちだけは若く!傷持っててもバカになれる無邪気な大人でいたい。
重力にだって逆らってみせるっ!

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        楽 し か っ た !

                       Thank you !

                        2013/8/10

         日産スタジアム



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Posted by wakabajirushi at 18:45Comments(3)徒然日記

2013年07月08日

虹色ジーン

先日、フジテレビから虹色ジーンという番組に出ませんか?と電話がありました。
内容は嫁姑W変身というコーナーw
(なんのこっちゃ笑)

東京まで行ってプロにメイクしてもらったり
髪をいじってもらった

普段着ないような服を着せてもらったりして
その変身振りを夫舅
にスタジオで披露するんだそうな。

うちは舅が入院中なので選考基準を満たしておらず残念だった。
プロに色々やってもらって新たな自分発見したかったなぁ。
嫁姑W変身以外にミラクルチェンジでオファーこないかな?(*´∀`)ノ

って、なんかこんなんばっかだな。
バラエティーじゃなく真面目な仕事でオファーないもんかね?笑



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Posted by wakabajirushi at 17:01Comments(0)TrackBack(0)徒然日記

2013年04月08日

いろんなお客様(長らく更新せずすみません)

ブログやめたの?

と、心配して下さる貴重な読者がいるにも関わらず長らく更新できず申し訳ありません。
営業を復活したのと同時になんやかんやと他の仕事も本格始動してくる中、次男ますます恐竜化(笑
そんな恐竜の子守りをしていて義母階段から落ちるという事件もあり、必要最低限の仕事をする間だけ義母に次男を預け、あとは私が子守をする日々。
もう少し知恵がついてくると仕事を邪魔せず隣にいられたりするんだろうけどなぁ〜・・・遠い目・・・

おんぶしてなんとか誤魔化しつつパソコンの前に坐るや否や

俺を自由にしろっ!こんな窮屈な中では自分らしく生きられない!
盗んだバイクで行先も分からないまま走り出してやるっ!

と尾崎豊張りの自己主張をかましつつ仰け反ってくれます。

と、まぁ、弁解ばかりの内容で久々のブログ更新をするのは嫌なので最近のお客様のことを。

先週の土曜日、バイクに乗ったお客様がいらっしゃいました。
若い男性。
なんでも前日たまたま千葉で松の寿を飲まれたとか。
翌日ツーリングを楽しむため栃木を訪れた際、道の駅に立ち寄ると目の前に松の寿の看板を発見!
ここにあるのかっ!ということで立ち寄って下さったとか。
全くもってうちに寄る計画なんぞはなかったようですが偶然近くを通り看板を発見して蔵に行きついた!という事にすごく感動して下さっていました。
こちらのブログも読まれたという事でさぞや小綺麗な若奥様がいると思ったかもしれませんが、相変わらずすっぴんでぼっさぼっさ眼鏡でさぞやがっかりされたことでしょう・・・すみません。

もう一組、同時にお店にいらっしゃったご家族はお父さん、お母さん、中学生位の娘さん。
年に2〜3回鬼怒川へ来る度にうちに寄ってお酒を買って下さっているそうです。
色々お話を伺っていると、もともとのお住まいは宮城県沿岸部、震災で家は流されてしまったと。
テレビを通じてそういった方々のお話を聞くことはありましたが、実際に目の前にすると言葉が出てきませんでした。
家は流されてしまったけれど、家族はみな無事だったからそれだけでもありがたいんです。
周りの人は家族を亡くしてしまった人が沢山いましたからと。
家を流されてしまってから福島県の中通りにある奥様の実家にしばらく避難していたそうです。

私は何をどう言ってもこのご家族を傷つけてしまう気がして言葉がでませんでした。

娘さんが店頭に飾ってあった萌え系の日本酒本に興味を持たれていたので、まつり蔵 麹室ともっとも〜っと日本酒を知りたいっ!を一冊ずつお渡ししました。

日々、はじめましての方や、いつもお世話になっているお客様にお会いしますが、それぞれがそれぞれに抱えるものがあって。
そういったものをたまに背中から降ろしてほっと一息つくその傍らに松の寿があったらいいなと願っています。




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Posted by wakabajirushi at 15:10Comments(0)TrackBack(0)来客&訪問

2013年01月22日

日本酒の未来

日本酒に限らず、アルコール全般の国内消費は年々減っています。
このままいくと大手数社が残るだけで地方の小さな地酒メーカーは時代の流れの中で消えゆく運命なのかと考えてしまう事があります。
バブル景気を生きた先代達のように華やかな時代を知らず、そのツケを払う事で自分達の代は終わってしまうんじゃないかなぁなんて。

子供に蔵を継がせるんでしょ?

と、皆さん当たり前のようにおっしゃいますが、この厳しい現状で蔵を続けていくための資金力・精神力・体力を考えると子供に蔵を継がせることはとても現実的じゃないなって思うんです。
何といっても可愛い我が子。
苦労させることが分かっている場所に戻ってこいなんて言えない。

何事も始まりがあれば終わりもあるもの。
それがたまたま私達の代だったというだけのこと。

そんな未来しか最終的に想像できなかった私ですが、先日、はせがわ酒店の高木専務さんから送られてきたメールを開けて気持ちが変りました。


2013年1月8日読売新聞より

「国酒」世界へ売り込め
というタイトルで社長の対談記事が載っていました。

ここで長谷川社長は日本人の日本酒離れにより国内での消費には限界がある。
日本酒の輸出はしばらくはビジネスにならないけれど子供たちの世代の為と思っている。
原料が米と水の日本酒は日本の農業に協力することにもなる。
と言っています。

そして私が一番勇気付けられたのは

世界の人が日本酒をもっと知ったら、日本国内の日本酒は空っぽになって日本人は飲めなくなりますよ。

と社長らしい皮肉交じり(笑)の一言です。

子供に継がせるのは忍びないと、自分達の代だけでも何とか日本酒を造り続けていけたらなんて現状だけを見て思っていたけれど、もし本当にこういう未来がやってくるのなら、そこに繋げる役目にこれからの一生を捧げても悔いはないなって。
自分達は次世代の人達に日本酒を繋げる役目を担っていると思って今を精一杯頑張ろう!

先に小さな光でも見つける事ができたなら、そこに向かってただ一歩ずつ進んで行けばいいんですよね。
出口が分からない暗闇を歩くのは不安で怖い。
だからこそ光をみせてくれる人がいるって凄くありがたいなぁ・・・
長谷川社長はやっぱ、かっこいい。
あらためて凄い人だ。
長谷川酒店をあそこまで大きくした人だからすごくないわけないんだけど。
今度お会いする機会があったらパワーを注入してもらおう。ギブミー握手だな。

ビジネスにならない道なき道を切り開いてくれる人の後を続くしか
今の私達には力がないのが悔しいけれど、自分なりに頑張る事は出来るから。

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Posted by wakabajirushi at 17:57Comments(2)TrackBack(0)日本酒

2013年01月17日

女のお仕事

NHKの大河、今度は会津が舞台ですね。
日本のジャンヌ・ダルクと呼ばれた新島八重さんが主役の八重の桜。

歴史ものが好き(日本に限らず)な私は大河、結構見ます。
で、今回もお勝手の後片付けをしながらテレビをつけいていたのですが

鉄砲を教わりたい八重に、母親は
「女は女らしく、家族の着物を整えるのも大事な女の役目です。」
と言います。

この言葉、どこかで私、聞いた事ある・・・
松井の亡くなったお義祖母ちゃんからだ!

昭和になって間もなく、酒蔵に嫁いできた義祖母は18歳。
長男第一子の義祖父には大勢の兄弟がおり、この時まだ2歳になったばかりの妹がいました。
義祖母は慣れない酒蔵での生活と、自分の子供と歳が変らない姪っ子の面倒をみたといいます。
朝起きると家中の木の部分(窓枠や柱、廊下等)を全部水拭きし、午後はずっとお針仕事をしていたといいます。
針仕事が出来ない日があると姑から怒られたのだとか。

そういえば、奈津の蔵でもいつも奈津は針仕事してますしね〜・・・
私なんて針を使う日なんて多分一年間で10回ない・・・

義祖母は戦争で人手不足になると蔵の中で蒸米を運んだり、ビン詰めやラベル貼りをしたといいます。
宇都宮のど真ん中、オリオン通りにあった旅館のお嬢様だったのに。
歴史の中で蔵が激変する時代を生き抜いた人。
嫁いだ家の為に自分をなくして尽くす時代を生きた人。
私が嫁に来た時は既に義祖父は亡くなっており、義祖母は悠々自適な感じで生活してましたけど。
けれどものすごく働き者であったことは間違いありません。いつもなんか仕事してた(針仕事やお勝手も)
目を離すと高い木の枝をのこぎりで切ったりしてし(苦笑

女は女らしく
女は穢れがある
(昔の日本酒の蔵は女性が蔵に入ると酒が腐ると言われ女人禁制でした)
良妻賢母
挙句の果てに女のくせにとか女の分際でとか言われちゃったり。

昔ほど男尊女卑があるわけじゃないけど、こういう言葉は男と女がある限りなくならないんだろうな。
女らしくと言われる反面、強くなければ到底こなせないあれやこれもあって、気が付くと可愛気と引き換えにちょっとのことじゃ動じないおばさんになってしまうのよ〜。・゚・(ノД`)
誰だって守られて可愛い女の子のままでいたいのに。

仕事する上に、家事育児している女の方が私はエライと思うんだけどな〜・・・

お、女って、大変だなぁ〜・・・

昔も今も、女性はみんなその時代を生き抜くジャンヌ・ダルクだと私は思う。



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Posted by wakabajirushi at 18:11Comments(2)TrackBack(0)徒然日記

2012年12月31日

おのぼりの事ならなんでもどうぞ

プリプリのライヴに行った暑苦しいブログをつい最近あげましたが
田舎者はただ交通費を払って上京なんてしません。
きちんと計画立てて無駄なくおのぼりするんです。
そんなある日の女子の動き(笑

待ち合わせ場所は六本木ですよ。
待ち合わせ場所の定番、アマンドを横目に目指すは六本木ヒルズ。
しかも、その中のママンの下で待ち合わせです。

DSC_1102

ママンを真下から見上げるとそこには卵が!
ママンってばメスだったみたいです(そもそも名前で気付こうよ)

で、みなさん揃ったところでどうするかと言うと、上るわけです、高いところに。

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展望室〜!
でもってはしゃいでリースを首掛け。

DSC_0242

さらに屋上まで出ちゃいます。スカイデッキです。

DSC_0244

DSC_1105

ここは東京タワーとスカイツリーが一枚の写真に収まるベストポジション。
夜景はすごく綺麗ですよ〜
この時は昼間だったのでコンクリートジャングル、東京砂漠を一望(古っ

高いところから降りてきて、ランチしながらビールを煽り、東京ドームへ。
そこで懐かしさのあまり涙ぐんだり、昔のタテノリでぴょんぴょん跳ねたりした後は
リニューアルした東京駅へ。
やっぱ夜は綺麗・・・

DSC_1111

DSC_1110

ライトアップは予想以上の人が集まって危険なため中止になってしまったとか。
ど派手なライトアップ見たかったのに〜・・・
こんな真冬になかなか来れない蔵の嫁が上京したというのになんて刹那的・・・

その後は長男に頼まれたねんりん家のバームクーヘン買って
銀座行ってクリスピードーナツ買って四丁目の角のドトールでお茶飲んで帰ってきました。

さすがに体がしんどいのでグリーン車で帰宅。
燃え尽きたおのぼりさんなのでした。

仕事柄、そこそ上京するのですがそこはほら、やっぱり仕事だから。
自分の好きなように時間を使うってなかなか容易いことではなく。
ホントに仕事だけしてトンボ返りなんてことも次男が生まれてからは多く。
やっぱおのぼり最高ですな。
おのぼり観光のことなら是非わたくしめにお聞きくださいませ。
THE東京を満喫できるコースをお教えいたします。
東京に住みたいとは思わない根っからの田舎育ちの私ですが(車社会バンザイ)
たまに行ってみたくなる東京(笑
しかも遊びで(爆
酒飲みでもよし。

そんな私はこれからビール飲むよ!
日本酒売るほどあるけど、ここのところ日本酒に囲まれ過ぎて
おなかいっぱいなのでビール飲むよ!クリック→人気ブログランキング酒ブログ

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Posted by wakabajirushi at 18:11Comments(2)TrackBack(0)おのぼりさん

蔵のお正月飾りは渋い

うちの門松は渋いです。
本当に松だし。松だけですし(笑

DSC_1126

仕事が落ち着いて写真撮ったらすでに夕暮れで見づらいですね(汗

そして酒林
新酒が出来ると蔵の軒下に下げる杉の玉です。
12月の中旬にはお店の軒下と蔵の入り口に新しい緑色の杉玉が下がっていたのですが
写真を撮る余裕がなくこちらも今になって載せてみる(笑
この杉玉の色が緑からだんだん茶色に変っていくのを見て昔の人は新酒がそれだけ熟成してきたという指標にしたとか。
で、店や蔵や瓶詰めの入り口と言う入り口にはしめ縄?というかヘイソク?が下げられます。

DSC_1125

あと6時間ちょっとで2012年も終わります。
ようやく年末の仕事もきりが付き、一人事務所でブログ更新。
うちで年末一番最後まで仕事しているのはわたくしです。
思う存分褒めるといいと思うよ、うん。

でも、ここ数年は色んな要領を心得てきて年末結構のんびりです。
12月の売り上げもどうにか前年越えしたし、よかったよかった!

今年一年、皆さま、大変お世話になりました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

ってなんのオチもないブログをあげてみたw
さぁ〜って、さっさと年越しそば食べてお風呂入ってビール飲むぞ!!!



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Posted by wakabajirushi at 17:44Comments(0)TrackBack(0)徒然日記

2012年12月28日

何か文句ありますか?

タイトルからケンカ腰です。

何故なら、忙しすぎる毎日に気持ちがだいぶささくれ立っている中、
世の中が仕事納めだ〜とか忘年会だ〜とか言っているからです。

私も今夜はカラオケ行きたい病に侵されていて友達を誘うも撃沈・・・
この時期みなさんお忙しいご様子。
しかも楽しそうで余計に心がすさむわー。

酒蔵に来てから冬、とくに年末のイベントは殆ど流して終わりの年月を重ねつつ。
年末大掃除とか嫁に来てこの方したことないし。できないし。そんな時間あったらラベル貼ってるし。
ウインタースポーツってなに?っていう世界だし。
(旦那が骨折でもしようものなら酒が造れないので行けない)
結局相手してくれるのはお正月に仕込みがないよう調整している旦那だけ。
(調整するため、夜の麹造りがないので出掛けたがる)

昼間から

「今日出掛ける?」
というので、
「友達とカラオケ行きたいから行かない。でも誰も都合が付かない場合は出かけて(あげても)もいいよ。」
と上から目線で旦那に答えていた横柄なわたしくに神様は罰を与えたのでしょうか?

そんなわけでこれから出掛けてきます。
日中放置プレイで私以上に荒んでいる次男と、
ジャージ欲しさに部屋の掃除をする長男と、
麹ないので夜出掛けたい病に侵されている旦那とともに。

とりあえずの行先はアベールだな。んだな。



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Posted by wakabajirushi at 18:21Comments(0)TrackBack(0)松井家の日常

2012年12月27日

プリンセスプリンセス東京ドームライヴ

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行ってきました、東京ドーム。

プリンセスプリンセス 東京ドーム2012 〜再会〜 ”The Last Prinecess”

プリプリは東日本大震災の義援金を集めるために16年振りに期間限定で再結成されました。
16年間、普通の人として生活していた人達が被災した人達のために自分達に出来る事を考えての再結成。
メンバーは45歳〜48歳になっており、それなりに歳を重ね日常の生活や家庭を犠牲にしながらの準備期間もままならない中、
きっと恥をかくことも酷評をうける事も容認して出てきたのではないかと思います。

「友達のままいられる今、解散しよう」と解散したメンバーが、誰一人欠けることなく16年後に再結成できるということも凄いなと思う。

私、ライヴっていうと、ここのところSMAPばっかりだったからプリプリのライヴセットがすごくシンプルに見えた。
義援金の為のライヴだからきっとセットにお金かけないでいるんだろうな。
(SMAPのセットはすごく派手だという事に初めて気付いたよ。さすがジャニーズ)
それでもメインステージは結構な長さがあって、そこを端から端まで走る姿に大丈夫?ゆっくりでいいよ!頑張って!って思ったり。
5人が円陣組んでるの見て目頭熱くなったり。

世界でいちばん熱い夏とかキャ〜って思ったけど、一緒に歌ってて早くも涙声になる(T_T)

途中途中にMCというか休憩が入って、5人が真ん中に集まって話すんだけど、
これがまったりしてて、長年連れ添った夫婦みたいな穏やかな感じですごくよかった。

奥居さんが結婚して「岸谷香です」って自己紹介した時に時間の経過を感じたり。
歌声も昔はもっとハスキーだった気がしたけど、今はしっとり綺麗な澄んだ声になってて。
前の方にいるノリノリのおじさん達、後頭部が仲良く円形に毛が薄くなってたり、
会場にいる人達は同世代が多くてきっとみんなプリプリにそれぞれ当時の思い出をかダブらせてここにいるんだろうなって思った。
そう思うと、みんな同じ時代にプリプリ聴いてて同じように年取ってここにいるって変な仲間意識が湧いてくる。

メンバーみんなが当時のあだ名で呼び合っているのも、練習したけどへたくそだったから披露できない曲(だからハニー)
があるって言ったりしながらじゃれ合ってるのもなんかね、いちいち感動なわけですよ。

その中でも私が一番自分とダブってしまったのは「パパ」

奥居さん:
「曲の主人公が変るんです。前はいつかは自分もって思って歌ってたけど、
9歳の娘がいる今、親の気持ちになるんですよね。

聴いて下さい、パパ」

パパ聴いてわさびでも食べたのかってくらい鼻がツーンとしたかと思ったら両目からぼたぼた涙出た。
このパパって曲は結婚することを自分の父親に報告にいく娘の歌なんだけど実は私の結婚式で両親への手紙で流した曲なんです。
この曲をリアルタイムで聴いてた高校生の時からずっと自分の結婚式にはこの曲を両親に贈りたいって思ってた曲。
若くして他県へそして酒蔵という古典的な考えが色濃い家へ嫁ぐ私を両親はとても心配してくれました。
正直父親は結婚に難色を示していて。
最後の夜に今までありがとうって言うお決まりの文句も遮られたし(笑
そんなあれこれを思い出したら涙止まんなかった。

SHE、パパ、友達のまま、M、one の流れはグッときましたね〜。
そしてやっぱり最後はDiamonds。
二度のアンコールで最後にDiamondsが流れた時には本当にこれで終わっちゃうんだって寂しくなった。
だけど高校生の時は自分でライヴにいくなんて行動力もなければ考えた事さえなかったから、
まさか30歳最後の歳にこうして同じ会場でプリプリと一緒に歌えるなんて、もうもう・・・もうっ!。・゚・(ノД`)

プリプリと言えば、私の高校時代が全盛期であったガールズバンド。
漏れることなく私も大ファンで。
それこそ擦り切れるほどテープ聴いた(笑
友達もこぞってコピーバンド組んでて、そんなライヴに足繁く通ってた。
タテノリタテノリ!
日本もバブル景気で未来はすごくそしてずっと明るいと思ってた。

電話すると言えば家電で、自分の親や相手の親に怒られながら長電話。
実家の電話は黒電話で0を回す時なんか、ダイヤルが戻る音を極力出さないように指で押さえながら戻したり。
移動手段は自転車で、ニタカって言って後ろに乗る人が立って乗る為のステップなんてのもあった。
CDとテープ(さすがにレコードはなかった)が両方聴けてダビングできるCDカセットダブルコンポなんかもあったなぁ。
テープにタイトル書くシール?みたいのも売ってたよね。懐かしい。

そんな甘酸っぱい思い出や、娘でいられた短い時間、今振り返ってもとても色濃く残る思い出と一緒に3時間のライブ。
今後再結成される可能性は限りなくゼロ。
そんな一瞬のプリプリに会えて本当に良かった。
もうこれだけで今年一年いい年だったって言える!!!笑

とてもとても有意義な3時間だった。
蔵の仕事を前倒して次男おんぶしながらラベル貼りまくってきた甲斐があったよ。
誘ってくれたてくさんに心より感謝します。チケット取って下さった方にも感謝です。

ダイヤモンドって言うけど、タイトルはDiamondsで複数形なんですね。
歌詞にある”素敵なコレクション もっともっと並べたい”というとおり、一生懸命生きていればダイヤモンドのように輝く大事なものがきっと沢山できるよって奥居さんも言っていました。
彼女にとってダイヤモンドはプリンセスプリンセスであって、支えてくれる人達であって、ファンのみんなだって。
このライヴを一緒にみたてくさんはネットで知り合って10年酒縁の大事な人、みゆきちゃんは栃木で一番私のことを知っててくれる地元の大事な友達、ゆみこはリアルタイムでプリプリ聴いてた頃から今も変わらず友達でいてくれる20年来の友達。それぞれ違う知り合い方だけど、違うからこそ私にとってはみんなかけがえのない大事なものです。
八方美人って言われても好きなものは好きなんだからしょうがない。
眠たくっても嫌われても年をとってもやめられないんです(笑
うまくいえないけど宝物なんです。
時々は何にも知らない子供に戻ってやり直したい夜もあるけど
今私を動かしているのはあの時感じた予感と沢山のダイヤモンドなんです♪



PRINCESS PRINCESS TOUR 2012 〜再会〜
セットリスト

11. SEVEN YEARS AFTER
12. OH YEAH!
13. 世界でいちばん熱い夏
14. GO AWAY BOY
15. ジュリアン
16. WONDER CASTLE
17. KISS
18. STAY THERE
19. ROMANCIN' BLUE
10. SHE
11. パパ
12. 友達のまま
13. M
14. One
15. HIGHWAY STAR
16. GET CRAZY!
17. ROCK ME
18. BEE-BEEP
19. へっちゃら
20. パイロットになりたくて
21. GUITAR MAN
22. 19 GROWING UP-ode to my buddy-
23. パレードしようよ
24. DING DONG
25. Diamonds



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Posted by wakabajirushi at 20:43Comments(0)TrackBack(0)おのぼりさん

2012年12月20日

うちの男衆

今年の造りは新人さんが二人蔵に入っています。

一人は今年の3月まで県の人材育成事業で来ている期間限定の人。
もう一人は年間雇用で来てもらう人。

そのうち年間雇用の人、面接時はわからなかったのですが、なんと事務員さんの元同僚でした。

世の中狭いですよね〜

こんな少人数の片田舎の蔵でまたもや同僚になるとは二人とも想像していなかった事でしょう。
二人が独身者であれば恋も芽生えてしまうのではないかと言う運命的な再会ですよ、奥さん!

二人は昨日も仲良く酒粕を運んでおりました。
掛け合いも楽しく夫婦漫才を見ているようで師走の忙しさの中ほのぼの(*^^*)

和醸良酒と言う、良い人の和(輪)は良い酒を造るという言葉通りきっと今年も美味しいお酒が出来ることでしょう。

そして更に昨日は新事実発覚!
この年間雇用の方、なんと






血液型がB型だとかっ!!!





血液型なんて人格に関係ないしと言えばそれまでですが、うちは社長B型を始め、工場長、配達係り、頭とみんなB型。
新人含む後2名の蔵人さんはO型とBとOしかいません。
松井家自体が私以外全員B型(次男は不明)と家の中もかなりB型濃いのにまさかの職場もB型に浸食されてるなぁ。

履歴書には血液型書く欄がない。
確かにない。
そうかぁ、B型だったかぁ(笑
なんかヒジョーにウケる。

社長は「えっ?B型なの?」って一瞬世間的に引かれるB型率が上がり嬉しかったのか満面の笑みで私に報告してくれました。

うちの会社、万が一輸血が必要になっても人材豊富でよかったわぁ。



ちなみに栃木県の蔵元さんもB型率高いです。
なんなんでしょうねー不思議。
そしてどうでもいいことですが個人的にはB型人間は好きです。
手がかかるけど。



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Posted by wakabajirushi at 06:36Comments(4)TrackBack(0)

2012年12月19日

ナウシカの言葉

ed6dba5c.jpg


現在の旦那さんの手。

乾燥して皮が厚くなり所々が割れて血が滲み、
その上、麹や水仕事の為指紋はなくなって
今なら悪いことをしても指紋が検出されることはないであろう可哀想な手になっています。



触り心地としては





軽石?





って感じ(;´д`)ホント




毎年

「俺の手見て〜!可哀想じゃない?」
と何回か問いかけられます。
そこで私は必ずこう言うのです。





働き者の手だねって。





この言葉、かの有名なナウシカさんの言葉なんですよー。
旦那は気付いているのだろうか?




ナウシカのパクリであっても
本心からそう思ってるよ。間違いない(^-^)/



まさに血の滲む思いで命削って造ってます。

そんな松の寿、新酒続々発売中!
純米吟醸五百万石おりがらみ&無濾過生原酒
純米吟醸ひとごこち無濾過生原酒
にごり酒&しぼりたて
等々。
酒販店さんや飲食店さんにない場合はすすんで置いてくれるようお声掛け下さいw
どうぞ宜しくお願いします!



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Posted by wakabajirushi at 00:08Comments(2)TrackBack(0)

2012年12月17日

感謝しています

私はこの度全国一影の薄い県なった群馬県出身者です。
群馬の女というと開口一番、かかあ天下だなと言われます。
群馬=かかあ天下がここまで世の中に浸透しているのに日本一影の薄い県とされるのは納得いかない限りですが(笑

私がお嫁に来たころ、この地域には「若妻会」という会がありました。
名の通り、若い妻の集いです。
私が入った時は、私22歳、友達23歳、その上の方になると多分30代半〜50歳に手が届きそうな方も。






正直













若妻じゃね〜しっ!





と今で言うハリセンボンの春菜ばりのツッコミを内心したとかしないとか。


今になれば40代まだまだ若いって思うのですが、当時の私は母親が46歳とかでしたので、
親と同年代の人が若妻会にいるのか〜っというのが不思議な感じで。




そもそもこの地域には婦人会というものがないので、
若妻会の次に入る会は老人会なので年齢層が広いのは頷ける部分でもあり、
また過疎の地ゆえに、人がいないので会を増やすと会の人数が集まらない
という問題もあったと思われます。



栃木に友達がいなかった私は、この若妻会、結構好きでした。
その中でも同じ群馬出身者の方がいて、本当に良くして下さいました。
彼女は私よりも私の母親に歳が近い人ではありますが、
お洒落で年齢を感じさせないハツラツとした人で会えばいつも笑顔で話しかけてくれる人です。
当時、子供な上に家や地域に馴染めず人を寄せ付けない暗く難しい感じだったであろう私にも
分け隔てなく接してくれる数少ない人でした。
いつも沢山の人に囲まれていて、それは彼女の人徳のなせるわざだといつも羨ましく思っています。
あんな風に歳をとりたいなっていつも思ってて。

先日も、彼女から私の話を聞いたというお客様が蔵までお酒を買いに来てくれました。
彼女は本当にすごい人だと、あんな人いないよって話されていました。
本当にそう思います。

そんな彼女、ここ数年やっかいな病と闘っています。
心身ともに痛くてつらいギリギリの治療の合間に、私に会いに蔵まで来てくれます。
先日は群馬の名物「片原饅頭」を手に来てくれました。

私はまだまだ人生未熟者で、どんな言葉を使ったら彼女が喜んでくれるのか楽になれるのか分かりません。
だけど、わがままだとしても私は彼女が好きだからずっと会っていたいなぁ。
春も夏も秋も冬も。来年も再来年もずっとずっと一緒にお茶が飲みたいです。

fecebookにばかり書き込んでいてブログが手抜きになってしまっているけど
楽しみにしてくれているって聞いたからこれからも頑張って書いていこうと思います。

ちなみに私のfecebookは
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Posted by wakabajirushi at 18:51Comments(0)TrackBack(0)徒然日記

2012年12月10日

日本酒×イタリア料理×人を結ぶ『YUI(結)』の会

12月5日、那須塩原市のVINCIさんにて日本酒とイタリアンの会
日本酒×イタリア料理×人を結ぶ『YUI(結)』が開かれました。

四季桜亜紀ちゃんと共に私達にとっての初栃木イベント。
今までの日本酒の会とは違ってまったく真っ白なところからの企画。
日本酒の会慣れしている飲食店さんや酒販店さんが段取りしてくれるわけではないので
関係者みな手さぐり状態(; ̄Д ̄)
だからこそ色んな意見が出て、そういうのを聞いていてとても勉強にもなりました。
業界に染まっていない人の意見ってとても新鮮で面白い。
このままこの会が上手に育って行ったら、
きっと今までにない面白い形の日本酒の会になっていく気がする!

結構テンパってたので、会の最中の写真はありません(汗
なので最初の写真がすでに〆の写真と言う・・・

DSC_1037










DSC_1036

日本酒の会と言うのが初めての方ばかりという事で
分かりやすいコテコテの蔵元営業スタイル。

DSC_1040


















マツコトTシャツ着て、半纏、前掛けまでしてます、はい(笑

今回の会を引っ張ってってくれた
成子さんと純子さん、お客様の豪快ショット!


DSC_1042











DSC_1043


こういう時の女性の割り切った姿ってとっても愛くるしいですね!
見てて幸せになる姿.。゚+.(・∀・)゚+.゚

純子さんは本業の司会業、そして選挙真っ只中の今、
ウグイス嬢として大事な時なのにこの会をまとめて下さいました。
最後は声がガラガラで・・・大丈夫だったでしょうか?
アルコール消毒が聞くといいのですが逆に酒焼けになってたらごめんなさい(T_T)
今回のメニュー表や蔵紹介も純子さんが作って下さいました。
彼女は絵手紙も仕事としていらっしゃいます。
名前入り〜♪

DSC_1061DSC_1064



















そして、この会に賛同下さり、一緒にやって下さった
VINCIさんの
石本シェフ、平山さんありがとうございました!
日本酒に合うイタリアン、毎日のお忙しい時間の合間を割いて試行錯誤して頂いたことと思います。
お客様のお料理を撮るわけにもいかずお料理の写真がなくて残念・・・

DSC_1048

遅くまでいろいろお話できて、石本さんの熱い一本気な気持ち、すごくかっこいいなと思いました。
地方発信していきましょう!

気が張っていたので酔わないなぁと自分では思っていましたが
その実結構酔っていたみたいで帰り際が分からなくて遅くまで居座ってしまってすみません(滝汗

そして亜紀ちゃん、旦那様の
昌平さん。
昌平さんはこの会のために麹の甘酒を作ってくれました。
今年から杜氏になりかなりハードな毎日を過ごされているはずなのに
奥様のバックアップをしてくれる優しい旦那様だ。
亜紀ちゃんも、初めて一人で出る会できっと不安だらけだっただろうけど、
私のような頼りない人を信じてついてきてくれてありがとう。

DSC_1035


















そして、やっぱり忘れ物番長の私。
仕込み水忘れた!しかも亜紀ちゃんに持って来てって言うのも忘れてた。
旦那に電話したら作って持っていきましょうか?と。マジですか?オオーw(*゚o゚*)w
だって蔵から片道40キロはあるぞ。
しかも今(17時ちょい前)から水を1.8L×12本詰めてくるんですよっ?
なんでもこの日は早く仕事のきりが付いたから持っていくことが出来るというのです。
貴重な貴重な休息時間だろうに・・・
なにせいろいろ事情があって今年は旦那12月はめちゃめちゃ忙しいのです。
今期の米代の4分の3が12月に集中していると言えば業界の人は分かるでしょうが・・・
殆ど一日中休んでいません。むろん夜もです。今年こそは倒れるんじゃないかと密かに心配してるくらいで。
でも、持って来てくれた〜!(ノд・。) グスン

DSC_1034

しかもまさかの子連れΣ(゚д゚;)

なんだかんだ言っても旦那達の多大な協力に後押しされている私達は幸せ者です。
同じものを見て、同じものを守って、同じ思いを持って・・・
決して強制されているわけじゃなく、自然とそう思えるようになった。
そういうのがいいなって最近になってしみじみ思います。

そして協力してくれる周りの人たちに恵まれていることにも大感謝です。
お客様もみなさんとても温かく迎えてくれました。
飲み物が日本酒に限定されていてしかも銘柄も決まっているという会は初めてだったのではないでしょうか?
わけもわからず参加された方も多かったでしょう。
それでも皆さん喜んで楽しんで受け入れて下さってほっとしました。
松の寿さんが来るって言うからすごく楽しみに来ましたよ〜という塩谷町出身のお客様もいらっしゃって。

仕込み水とは、お酒と一緒に水を飲む必要性とはからお話して知って頂く形の会です。
今までついついコアな日本酒ファン中心に自分が発信していたことを再認識しました。
日本酒の歴史を含めて飲み方造り手の思いをまだまだいっぱい伝えていきたい。
色んな切り口があって、いろんな人達がいて、だからこそやる意味があって可能性がある。
そんな風に思わせてくれる会でした。

集客をして下さった成子さん、純子さん、石本シェフ。
自分達の大事なお客様にどうなるか分からない会に声を掛けるってリスクあったと思うんです。
会の前には私以上に緊張して見守って下さった成子さんも。
本当に本当にありがとうございました。

帰宅後は那須でペンションあじわいを経営されている成子さんから頂いた静岡のお茶MACHIKOを頂きました♪

DSC_1068
オリジナルのパッケージが素敵です。
しかも私と同じ名前のMACHIKO(笑

















***今回の会に至るまで***

栃木県で松の寿の知名度が低いこと
次男が生まれて今までのように遠くへの営業に行けなくなったこと
その不安感を払拭したいため
そしてなにより、子供がいるからできなくなる、しょうがないではなく
子供が出来たからこその発想の転換をしていきたいと思い
今まで見てみないふりをし続けてきた県内への発信をしていきたいと思ったのがきっかけでした。
なぜそうなってしまったのかは長〜くなるのでまた後日。

とはいえ、今まで地元を顧みてこなかった分、集客含めどうしたものかと。
そんな時思いついたのがfacebook。
そして
中留さんと言う人。
この方、twitterを始めた頃から栃木県の情報発信を熱心にされている方で、
栃木の情報網に乏しい私としては県内のイベントを彼のツイートで知ることも多く。
facebookに代わってからも中留さんは何故かお友達リクエストを下さり
お会いしたことはなくともなんとなく繋がっているという感じでした。
それなのに自分の都合で突然相談、突然会うという傍若無人ぶりを発揮するわたくし・・・

しかし、やはり中留さんは凄かった。
何がすごいってフットワークも軽いですがとにかく話の通りが早い。
栃木facebook女子部の成子さんを紹介下さり、
その後、純子さん、今回の会場となったVINCIの石本さんへと繋がっていくのでした。
中留さんにお会いしてから会に至るまで実に2ケ月弱。
これってすごいことですよね。

蔵元の嫁のHP
蔵元若葉印を自作した2002年、由紀の酒の皆さんとの出会い
夏子の酒の
尾瀬先生との出会い、スポニチでコラムを書いた二年間。そして今2012年。
10年前もそうだったように私は昔からネットで何か始めるのが成功の秘訣なのかもしれない。

久々に長いブログ書いた深夜。やっぱ深夜クリック→人気ブログランキング酒ブログ

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Posted by wakabajirushi at 10:15Comments(0)TrackBack(0)イベント&オフ会

2012年11月23日

下野杜氏、日本酒造杜氏組合連合会に加盟!

昨日は栃木清酒鑑評会の表彰式並びに祝賀会がありました。

栃木には下野杜氏と言う新しい杜氏集団が生まれ、うちの社長はその初代下野杜氏として認定されています。
今年も一人、第一酒造開華さんに下野杜氏が誕生致しました。
その認証式も同時に行われ、下野杜氏になるともらえる社名&フルネーム入りのエンジの半纏の授与がありました。

左から星先生(県のお酒の先生です)、新下野杜氏開華の斎藤さん、社長。
星先生と斎藤さんは同級生という事で星先生はとっても喜んでいました。

DSC_0983

そしてですね、私、この時まで知らなかったのですが、
なんと下野杜氏、いつの間にか


日本酒造杜氏組合連合会(日杜連にっとうれん)に認められ

全国でも珍しい新しい杜氏組合として

名を連ねる事になったとか!!!



これってすごい事ですよ。
興奮ですよ!!!

認知度はまだまだとても低いですが、これは大きな大きな一歩です。
年々減る一方の杜氏・蔵人の歯止めになるほどの力はないとしても
今のままではいつか旧態依然の杜氏とか蔵人と言う制度はきっと崩壊します。
古いものを大事にすることも必要ですが、時勢に合わせた変化を容認していくことも必要なのだと思うのです。
南部杜氏とか越後杜氏とかと名前を連ねる事に今はなんだか申し訳ないように感じる部分もありますが、
いつか下野杜氏といったら誰もがいい酒を造る集団だと認めてくれるようになるといいなと願っています。



〜なぜ蔵人や杜氏が減っているのか〜

もともと、蔵人は冬場農家ができない雪深い場所に住む人達が出稼ぎする職業のひとつであり、
夏場は田んぼで米つくりを、冬になると酒造りをという生活スタイルの上に成り立ってきたものであります。
ですが、近年出稼ぎしなくとも雪深い地域にも仕事はあり、また専業農家というのも減ってきています。
その為、代々続いてきたこの生活スタイルの変化から蔵人の高齢化、後継者不足は急速に加速しており現在では蔵元自らが杜氏となって酒を造る人達が増えてきています。
(うちの社長もその一人です)
この蔵人不足はこの業界において大きな問題のひとつであり、酒造りは冬の寒さを利用して行われるため冬場にしか仕事がないということもあり、年間雇用が難しく若い人材がなかなか育ちにくいという側面も持ち合わせています。



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Posted by wakabajirushi at 14:23Comments(1)TrackBack(0)蔵の風景(造り等

2012年11月17日

そして僕は途方に暮れる

fe88b8dc.jpg夜、妻が次男を風呂に入れると言いました。
僕が脱衣場まで次男を連れていき服を脱がせ先に入っている妻に渡すのですが、風呂場にいる妻が何やらブツブツ言ってきます。
聞いてみるとどうやら母が洗濯機を回して干すのを忘れ放置された洗濯物を干さなくちゃと言うことらしい。
母もたまに気が付いてやってくれるのはいいのだけどやるなら最後までやってほしいものだ。

僕は次男を妻に渡すとそっとその洗濯物を干しておいた。
妻と母の摩擦を少なくするのも親と同居してもらっている夫の勤めだろう。

次男の風呂が終る頃、僕は次男を向えに行き全身にクリームを塗り服を着せ耳掃除、鼻掃除、歯磨きをしてやる。終わる頃妻が風呂から上がってきて次男を寝かし付けると言うのが僕達夫婦の役割分担だ。

案の定、妻は部屋に来るとニコニコ機嫌がよかった。
僕が洗濯物を干しておいたのが嬉しかったらしい。
単純な人だ。
まあ何にしろ妻の喜ぶ顔を見るのはいいものだ。

さぁ寝るわよと妻が次男とベットへ行きこれでようやく僕のリラックスタイム。





ピーピーピーっ!





こんな時に限ってまさかのファンヒーター給油サイン!!!





一瞬妻と目が合う。
あ、目が合っちゃったよ。
ここは寝たフリするところだろ?オレorz





一瞬の沈黙の後、

「ねぇ、給油してくれる?私、お風呂はいっちゃったから灯油触りたくない。」

予想通りの妻からの司令が飛ぶ。


どんだけーっ!
思わず一昔前のギャグと化したIKKOさんのどんだけが頭に響いた。


僕だってこれから室行って麹触るんだけど…
荒櫂も入れるんだけど。(仕込み翌日、蒸米が水分を含んで盛り上がってきたのを混ぜること。米が溶けていない状態を混ぜるのは重くてとても大変です。)

と言っても絶対口では勝てないのでここは少しどんだけやらせるんだと怒ってるぞ風で無言で通すことにする。

妻はそんなこと気にする素振りもなく次男を寝かし付けるのにベットで歌うたったり本を読んだりしている。
それをまた嬉しそうにキャッキャ声をあげて喜んでいる次男。
そんなやり取りを30分も聞いていると何やらホンワカした気持ちになってきた。
見ていたテレビも終わったし何よりファンヒーター使えない部屋は寒いので僕は灯油を入れに行きました。

よく考えてみれば夜中ちょくちょく起きて麹の面倒見に行くのでファンヒーターつけっぱで灯油使ってるの僕だし。
そう考えれば灯油入れるのは僕の役目だ。
いつも黙って入れておいてくれる妻に感謝しなくちゃいけない。


しかし頼られたり人の役にたつ事ってなんか充実するなぁ!

10月に入った新人君が昨日辞めたいとか言い出したけど今日は頑張るので続けさせてくださいって言ってきてくれたことだし、さぁ、今日も張り切って新酒を待っていてくれる人達の為にそして家族の為に心を込めて酒を造るぞ!





ある夜の出来事を夫の気持ちになって妻がお送りしました。
写真は紅葉を楽しむ次男です。
全然内容と関係なくてすみません。



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Posted by wakabajirushi at 10:12Comments(4)TrackBack(0)
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