2017年09月28日

医学部合格者数ランキングを徹底分析 国公私立ともに“超”強い高校はここだ!


 医学部に強い高校をみる指標としては、一人の生徒が複数校に合格できない国公立大医学部の合格者数でランキングするのが一般的だ。しかし、私立専願の生徒もいるし、首都圏では地方の国公立大と首都圏の私立大に合格した場合、自宅から通える私立大を選ぶケースも多い。


 週刊朝日ムック『医学部に入る 2018』では、「国公立大」と「私立大+防衛医科大」それぞれの合格者数の高校ランキングトップ40を調査。表にまとめたので、ぜひ見てほしい。

 国公立大のランキングでランクインした公立校は11校。私立大のランキングでは日比谷(東京)のみだ。中高一貫校の医学部合格者数“上位独占”は、今年も続いているといえる。

 ここでは「東日本編」として、北海道から中部までの「医学部に強い高校」をお届けする。

*  *  *


■北海道

 国公立大合格高校ランキングでランクインしたのは、13位の札幌南、37位の北嶺。47 人の合格者を出した道立トップ校の札幌南は、全国の公立で2位だ。医学部志望者が多いため、生徒と保護者対象の「医学部医学科研究会」を開催している。東北大、大阪大など北海道以外の大学にも14人の合格者がいるが、札幌南以外の道立高校の合格はほとんどが道内の大学だ。

 札幌市の北嶺は、卒業生の3分の1ぐらいが医学部に進学する。高3は放課後に、「医進英語」「東大理系数学」などの講習を受講できる。

 寮に入って国公立大医学部や東大を目指す「青雲寮コース」が人気だ。夜、中学生は自習室で集団自習。高校生は部屋や自習室で学習する。教員のほか、OBの医師や医学生が巡回して指導する。今年の中1は140人中47人が寮に入った。「寮は定員があるため、入試の成績順に入寮します。合格したけれど寮に入れなかった本州の生徒は入学しないだろうと思っていたら、今年は15人の生徒が母親や妹弟とともに札幌に住んで通学することに。このため、1クラス増やしました」(谷地田穣校長)


■東北

 国公立大のトップ40に入ったのは23位の仙台第二(宮城)と31位の秋田(秋田)で、私立大のトップ40には1校も入っていない。

 東北でもっとも医学部合格者数が多い仙台第二(宮城)には、医学部志望の生徒が入る「医進会」がある。「医師の講話を聴く、都市部と過疎地域の病院を見学するなどの会のプログラムによって医師になる心構えが育ち、モチベーションも上がるようです。2010年度に医進会を始めてから医学部志望の生徒が増え、医学部合格者も増えました」(仙台第二の菊地敏広進路指導部長)

 秋田は、昨年の国公立大合格者数22人から35人と増加。「医学部志望者向けの『医学部ガイダンス』に加え、毎月14日を語呂合わせで『医師の日』とし、1カ月間の医療ニュースなどから生徒が選んだテーマに対して意見を書き、教員がそれを読んでコメントしています」(進路指導主事の土門高士教諭)

 この学校の取り組みに加え、医師確保に悩む秋田県が実施する県内各病院での「医師体験」、医師・医学部の講演会などにも参加しているという。



■関東

 国公立大医学部は6大学しかないが、私立大+大学校は19大学もある。

 国公立大のトップ40に入ったのは、7位の開成、16位の麻布、桜蔭など6校。すべて、中学入試の偏差値が高い中高一貫校で、千葉の渋谷教育学園幕張以外は東京の学校だ。

 私立大のトップ40を見ると、その6校に加え、21校がランクイン。27校のうち実に20校が東京の学校で、東京の強さが際立っている。

 御三家をはじめとしたトップ進学校は、医学部受験のための特別なコースや指導がないところがほとんどだ。そんななか、国公立大33位、私立大3位の海城(東京)は、医学部志望者を対象とした「医学部小論文・面接講座」を04年度から実施している。「高2の3学期に、理想の医師像や医師を目指す理由について考えます。高3では『先端医療論』などの講義を受け、ディスカッションをしてから小論文を執筆。代表作品を合評します」(内田玄司教頭)


■中部

 国立の名古屋大、公立の名古屋市立大、私立の愛知医科大、藤田保健衛生大と四つの医学部がある愛知県が圧倒的に強い。国公立大合格者数トップ40に入った東海、南山、旭丘、滝はすべて愛知県の高校だ。

 国公立大合格者数が10年連続日本一の東海は、私立大も1位だ。医学部入試のための特別な指導は行っていないが、もともと医学部志望の生徒が多いところに「医学部に強い高校」というイメージが定着し、医学部志望の男子生徒が集まっているようだ。

 医学部志望の女子に人気の南山・女子部も、医学部受験に特化したクラスや指導はない。「女子は地元志向が強いため、自宅から通える名古屋大、名古屋市立大、三重大、岐阜大、浜松医科大や県内の私立大を目指す生徒が多いですね」(濱口吉宏教頭)

 一方、滝には医・歯・薬系志望者コースがある。「医・歯・薬系志望者コースでは、医療問題の討論をすることもあります。医学部志望者を対象に、河合塾の講師が年に約20回行う『小論文指導』は、毎年60~70人が受講しています」(戸田誠教頭)

(文/庄村敦子)

※週刊朝日ムック『医学部に入る 2018』から抜粋



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wakabanavi01 at 11:59|Permalink大学受験 

2017年08月15日

超名門校、洛北・西京附中の適性検査、「こだわり」とその理由


入試問題。

それはただ問題を並べただけのテストではありません。出題する学校の理念、言いかえれば「こんな生徒に入学してほしい!」という強いメッセージがこめられています。小学校入試から大学入試まで同じことがいえるでしょう。出題する先生がたは、建学の精神・理想の生徒像を常に念頭において、受験生の想像をはるかに超える時間と労力を費やして入試問題を作成しているのです。

千年の都、京都で圧倒的な人気を誇る洛北高校附属中学校、西京高校附属中学校。
2校とも適性検査といわれる入試問題への「こだわり」がしっかりとあり、先生がたの情熱がひしひしと伝わってきます。そしてそれは、算数のような一見無味乾燥と思える科目でも顕著にあらわれているのです。
洛北・西京附中の専門塾、進学館プライベートスクールの中井基臣が、算数の入試問題を通してぜひ参考にしてほしい、究極の入試問題対策をご紹介します。


洛北附中の「こだわり」は立体図形にあり

実は、洛北高校は日本でいちばんノーベル賞受賞者を輩出している超名門校です。(湯川秀樹氏、朝永振一郎氏の2名がご出身です)「洛北サイエンス」と呼ばれる“本物にふれる教育”を基本コンセプトにしており、企業・大学・研究所と連携して専門家の指導を受けたり、直接施設で体験・実験したりする科学的な学びを重視しています。文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定も受けており、どちらかといえば理系を重視した学校といえるでしょう。

その洛北附中が入学適性検査で強くこだわっているのが立体図形。2017年度入試では、5題の大問のうち、なんと2題も立体図形に関する問題が出題されました。同校が立体図形の問題で受検生に求めているのは、見えないところを想像する力、細部まで考える力、変化をとらえる力、正確に作図する力などです。知識やパターンに頼らない、本物の思考力・・・と呼ばれるものです。ちなみに、中学受験の最高峰といわれている灘中でも、算数の入試問題で立体図形が毎年のように出題されています。(それも1題ではなく複数!)

算数・数学の華である立体図形。来年以降も出題は必至です。洛北附中をめざす小学生は、入念に立体図形の勉強をしておきましょう。オススメの学習方法は、問題を解くときに必ず「作図をして取り組む」ようにすることです。図を描くことによって、立体図形の構造が本質的に理解できるようになります。


西京附中の「こだわり」はデータ分析にあり

今や、洛北附中と並ぶ勢いの人気を誇る西京高校附属中学校。この学校もまた、算数の入学適性検査で強くこだわっているものがあります。それはデータ分析の問題。時事的な要素もからめ、資料を読みとる問題は、西京附中の十八番です。2017年度は「海外旅行でいくらお土産に使うか」というデータから出題、その前年は「図書館の利用者数と貸し出し冊数」のデータから、さらにその前年は「京都市に宿泊した外国人客数」のデータから出題、といった具合です。

西京附中が受検生に要求しているのは、グラフの読み方、数値を正確に扱うことのできる計算力、資料中の数字がもつ意味を正しく判断する力、などです。そもそも同校は「エンタープライジング(進取の気性、冒険心)」を校是に掲げており、社会のあらゆる事象に対する分析力や自己決断力を備えたリーダーの養成を理想としています。さらにいうと、西京高校はもともと商業高校からスタートしており、情報処理については元来こだわりをもっている学校なのです。そう考えれば、毎年データ分析の問題が出されるのは当然だといえるでしょう。

狭き門の西京附中ですが、この学校をめざす小学生はぜひ、グラフ(特に数値表、円グラフ、帯グラフ)、割合の計算にたっぷりと練習時間を割くようにしておきましょう。


究極の入試対策とは?

冒頭で述べたとおり、入試問題にはどの科目においても、その学校の理念が必ず反映されているものです。そして、この傾向は、特に伝統校、名門校、難関校に色濃くあらわれています。まずは、過去問を徹底的に分析し、研究することこそが、合格への第一歩です。敵を知り己を知れば百戦危うからず・・・、究極の入試対策は過去問にあり・・・というわけです。

ただ、中学受験の場合、小学生が過去問を解いて傾向を分析するのはほとんど不可能です。これは、おうちのかたや塾の先生など、大人の役割です。実際に過去問に取り組むことによって得られる情報には計り知れない価値があります。めざす学校の入試問題への「こだわり」を発見することができれば、効率的で無駄のない受験勉強を子供に明示することが可能になるからです。これはとても大切なことです。

中学受験を志す小学生の保護者の皆さま。お子さまの志望校が決まっていれば、その学校の過去問に取り組んでみてはいかがでしょうか。お子さまと一緒に戦ってあげることで、家族の絆・団結力が深くなれば、実にすてきだと思いませんか。

ベネッセ 教育情報サイト から転載



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wakabanavi01 at 14:47|Permalink中学受験 | 関西

2017年06月16日

東大合格 鉄緑会

“東大理III合格者”の約50%が通う“超エリート塾”の正体



大学受験を考える上で、中学や高校の学歴と同時に、「どこの塾に通ったのか」が重要な指標となっている。そんな中、東大理III合格者の約半数が通う塾があるという。ジャーナリストのおおたとしまさ氏が、その正体に迫る。

 

 

学歴よりも「塾歴」――中学受験の「ひとり勝ち」塾


 受験シーズンを終えるたびに、多くのメディアでは東京大学をはじめとした難関大学合格者数を比較した中学・高校の学歴特集が行われる。しかし実際は学歴よりも「受験生がどこの塾に通ったのか」という「塾歴」の現実が見えてくる。

 首都圏に住む、小学生の子を持つ親なら、「サピックス」の名前くらいは聞いたことがあるはずだ。中学受験のための進学塾として、日能研や四谷大塚を押しのけ、圧倒的な存在感がある。

 2016年開成中学校の定員300名に対し、サピックスからの合格者は251名。8割以上を占める。開成は396名の合格者を出しており、実際の占有率はこれより下がるが、それでも開成生の6割以上はサピックス出身ということだ。

 開成が定員より96名も多めの合格者を出すのは、主に筑駒(筑波大学附属駒場中学校)にも合格した受験生のうち、そちらに流れる人数を勘案してのことである。その筑駒においては、募集定員120名、合格者127名に対し、サピックスからの合格者は86名。筑駒生の3分の2以上がサピックス出身ということになる。

 ここまでくると、中学受験において最難関校を受験するつもりであれば、サピックス以外の選択肢がかすんでしまうのも無理はない。結果、ますます学力上位層がサピックスに集まる。まさに「ひとり勝ち」状態だ。

 

 

                 

 

東大理III合格者のほとんどが通う塾

 大学受験のなかで東大受験に特化した鉄緑会に通うのは、サピックスの中でも最上位クラスに在籍し最難関校に合格したような生徒ばかりだ。鉄緑会には指定校制度があり、それ以外の学校の生徒は入会選抜試験を受け、指定校の生徒たちと遜色のない学力があることを証明しないと入会できない。鉄緑会の指定校はたったの13校。開成、桜蔭、筑駒、麻布、駒東、海城、筑附、豊島岡、雙葉、白百合、女子学院、聖光、栄光と超名門進学校ばかり。2016年9月現在の鉄緑会ホームページによれば、開成生の約33%、桜蔭生の約44%、筑駒生の約54%が鉄緑会に通っている計算になる。

 鉄緑会の東京本校は東大および難関大学医学部を主なターゲットとしている。大阪校はさらに京都大学も含めている。

 東京本校の高3の生徒数は例年600名程度。同じく大阪校の生徒数は250名程度。東京本校と大阪校を合わせると、2016年春の東大への合格者は332名、京大への合格者は74名、国公立大学医学部への合格者は402名(東大理III54名、京大医学部33名を含む)になる。東京と大阪合わせて850名ほどいる生徒のうち、浪人生も合わせれば、721名が東大もしくは京大もしくは国公立大学医学部に合格している計算だ。さらに私大の最難関である慶應義塾大学医学部にも64名の合格者を出している。

 特に注目すべきは、東大理III(医学部)の定員における鉄緑会出身者の占有率だ。日本の受験ヒエラルキー最難関のなんと半分以上が鉄緑会の出身者で占められているのだ。理IIIに多くの合格者を出す学校といえば、灘、開成、筑駒、桜蔭が有名だが特に理III合格者だけを見ると、そのほとんどが鉄緑会出身であることが、過去のデータからわかっている。

 ごく一部の塾に受験システムそのものが完全に分析され攻略されている。もはや「受験工学」の確立と言っていい。

 

処理能力、耐久性――トップに君臨する条件とは


 某大手塾グループの広報担当の50代の男性は次のように指摘する。「昔は、どんな参考書や問題集を使って、どんな風に志望校対策をするのかを自分で考えたもの。どう段取りを組むかというところまでを含めて受験勉強だった。結果的に総合的な人間力を試すことになっていた。入試の結果には、単なる知識量や学力だけでなく、作戦力や実行力、そして執念までもが反映されていた。しかし今、子供たちは塾に与えられたものをひたすら消化するだけになっている。それが中学受験ならまだわかる。しかし大学受験までもがそうなってきている」。

 もともとの処理能力が高く、大量の課題に取り組み続ける耐久性があり、与えられた課題に対して疑いを抱かない能力があることが、現在の学歴ヒエラルキーのトップに君臨する条件だ。


「東大合格」の強迫観念にとらわれ、成績が落ちる子も……


 ただしそれだけ負荷は大きい。「鉄緑会は、もともと能力の高い子が東大理IIIに確実に合格するための塾であり、そのほかの学部を狙うならあそこまでやる必要はない」と、ある鉄緑会出身者は言う。

 また某進学校の教諭は次のように証言する。「ある生徒は鉄緑会と学校の勉強の両立に失敗し、どちらも成績が落ちた。もともと力がある子だったので、学校としては学校の勉強に専念することを奨めたが、学校よりも鉄緑会が大事だと本人は言った。結局学校も塾も辞めることになった」。鉄緑会にしがみついていないと東大に合格できなくなるという強迫観念にとらわれてしまったのだ。

 学力最上位層が集い、切磋琢磨し、現役の東大医学部生から直接受験指導を受ける場としての鉄緑会には、大きな存在意義がある。もともと地頭のいい生徒たちに有名進学校の環境が与えられるだけで「鬼に金棒」である。さらに鉄緑会に通えば「鬼に金棒にヘルメット」といった具合。盤石の大学受験となる。鉄緑会に通うことは、そもそも実力のある子供の「確実な合格」を「絶対の合格」に近づける保険のようなものだ。

 しかし、子供たちみんなが鉄緑会やサピックスに通う必要はない。塾がみな「ミニ鉄緑会」や「ミニサピックス」になってしまったらますます、「処理能力が高く、耐久性があり、疑いを抱かない能力をもつ子供」ばかりが優位な社会になってしまう。

 そんな状況へのアンチテーゼとして現在「大学入試改革」が検討されているわけだ。しかし結論だけ言えば、現在検討されている程度の小手先の改革では、鉄緑会に通うような学力最上位層の優位は変わらないだろう。

出典:文藝春秋オピニオン 2017年の論点100

おおたとしまさ(ジャーナリスト


2017.6.16


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2017年05月19日

悠仁さま 高校受験回避のために筑附中無試験進学の可能性


 この春にお茶の水女子大学附属小学校の5年生になられた悠仁さま(10才)。2年後に中学校に入学されるときは、すでに天皇陛下は生前退位されて“平成の次の世”だ。その時には、父親の秋篠宮さまが「皇位継承順位1位」、そして悠仁さまが「2位」となっているはずである。その時に向けて、準備は着々と進んでいる。

「昨年秋から悠仁さまは秋篠宮邸の庭で田んぼ作りを始められました。これは、昭和天皇が始められた皇居での稲作の流れを組む“帝王教育”の一環でしょう。この先、中学に入ったら、本格的に帝王学をスタートさせるはずです」(宮内庁関係者)

 しかし、その中学入学を巡って前代未聞の動きが教育関係者の間で波紋を広げている。

「4月、お茶の水小の6年生の保護者会で、学校側から『提携校進学』と呼ばれる新制度を設けることが発表されました。お茶の水小を卒業した若干名の生徒が、名門国立中である『筑波大学附属中』に進学できるということでした」(保護者の1人)

 120年以上の歴史を誇る筑波大附属中学校は「偏差値75」、2017年の受験倍率6.8倍という超難関校だ。約8割の生徒が進学する附属高校からは毎年、東大・京大に多数の合格者を輩出している。

「新制度を聞いて色めき立ったのは男子児童の保護者でした。というのも、お茶の水女子大附属は小学校、中学校は共学ですが、高校から女子校になります。女子は高校まで内部進学で進めますが、男子は進めないので、外部の高校を受験する必要があるんです。男子児童であれば、そのまま筑波中、筑波高に進めるならうれしいでしょうね」(前出・保護者の1人)

“どうせ高校で受験しなければならないのだから”と考え、お茶の水小の男子児童の約半数は中学受験に挑んで外部の中学校に進学する。その結果、お茶の水中のクラスの女子生徒数は男子の2.5倍と、女子が圧倒的に多い特殊な環境になる。

「女子が倍以上いるので、お茶の水中の男子は、優しいけれども大人しくて、少し線の細い生徒が目立ちます」(お茶の水関係者)

 中学受験するなら、小学4年生頃から塾に通うなどして受験の準備が必要だ。悠仁さまも昨春、小学4年生になった頃から中学受験の準備を始めたと報じられた。が、実際には難航していたようだ。

「立場上、悠仁さまを学習塾に通わせるわけにいかないので家庭教師をつけようとしました。ところが、“受験失敗は許されない”というプレッシャーで家庭教師のなり手が見つからず、受験準備が思うようには進まなかったようです」(秋篠宮家関係者)

 悠仁さまのお受験を回避できないか──。そのためにこれまでもさまざまな手立てが検討されてきた。まず持ち上がったのは、お茶の水附属高の「共学化」だ。

「高校を男女共学にすれば、悠仁さまの進学問題を解決するばかりか、優秀な男子生徒の流出を防ぐことができて一石二鳥との声が内部から挙がりました。しかし、『日本初の女子高という伝統を守るべきだ』というお茶の水OGの強い反対があり、結局この案は見送られました」(前出・お茶の水関係者)


 東京・文京区にあるお茶の水女子大学のすぐ隣に、「お茶の水女子大附属男子高校」を設立する案も取りざたされたが、いつの間にか立ち消えになった。そんな中で浮上したウルトラCが、今回の「提携校進学」だった。新制度のポイントは、「受験が必要ないこと」だと文科省関係者が指摘する。

「制度の詳細は固まっていませんが、双方の学校から若干名を募集して、生徒を交換する形が想定されています。その際、『入学志願者票』と『志願理由書』の2つの書類だけで審査されることになっています。いわゆる学力テストは不要で、選考は書類審査だけになると見られています」

 全国には偏差値75の超難関校めざして昼夜猛勉強をしている小学生もいる。その子や親が新制度を知れば、「受験なしで憧れの筑波中に入れるなんて…」とショックに違いない。新制度の情報と共に、教育関係者の間ではこんな噂が駆け巡っている。

「まずは“お試し期間”として悠仁さまの1学年上である2018年入学から創設して、悠仁さまが筑波中に進学したのち、1年くらいで制度が廃止になるのではと囁かれています」(別のお茶の水関係者)

「募集される“若干名”というのは、悠仁さまとその周囲のわずかなご学友なのではと囁かれています。学校生活をスムーズにするため、仲のよいご学友と一緒に筑波中に入学ということになるのではといわれているんです」(前出・保護者の1人)

 お茶の水女子大学事務総括課に尋ねると、「『提携校進学』は今の6年生から導入されます。昨年9月、お茶の水女子大と筑波大が大学間の連携協定を結んだので、附属校同士も連携しようというのが目的です。悠仁さまも来年、対象になるかもしれませんが、特定の生徒のための制度ではありません」と説明する。

 悠仁さまの「帝王教育」はどこへ向かうのだろうか。


※女性セブン2017年6月1日号



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2017年04月27日

中学から第2外国語必修へ 都立小中高一貫校で計画


東京都教育委員会は27日、2022年度の開校を目指す都立の小中高一貫校で、中学校から第2外国語を必修とし、小学校でも希望者向けに課外授業を行う方針を決めた。文部科学省などによると、中学校で第2外国語を必修とする例は珍しいという。

 都教委によると、公立の小中高一貫校の開設は全国初の試み。国際的に活躍できる人材の育成などを目指しており、外国語教育に力を入れたい考えだ。

 都立小中高一貫校では、7年生(中1)から第2外国語として仏語、中国語、スペイン語などのうち一つを必修にする。都教委は学習指導要領に縛られない指導ができる国の教育課程特例校制度を使うことなどを検討している。1~6年生の段階でも、希望する児童には授業外で第2外国語に触れる機会を設ける。

 英語の授業も1年生から行い、6年生で英検3級(中学卒業程度)、卒業時に英検準1級(大学中級程度)水準の習得をめざす。

 大手学習塾の栄光ゼミナールによると、第2外国語学習には一部の私立中が取り組んでいるという。

 都教委は、都立立川国際中等教育学校(立川市)に付属小を新設して小中高一貫校とし、抽選と適性検査で入学者を選考する予定だ。
       

朝日新聞社



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