2021年04月18日

“都立の名門” 小石川中等教育学校で「調査書改ざん」、校長は処分を恐れて箝口令を




wakabanavi01 at 10:52|Permalink 公立 

2021年04月13日

新校長人事で見る首都圏「中高一貫校」の将来、ミッションスクールならではの事情とは



系列に大学を持つ首都圏の私立中高一貫校は多い。前回に引き続き、まずは付属校や系属校の新校長人事から見ていこう。次いで、ミッションスクールならではの事情にも触れていきたい。(ダイヤモンド社教育情報)

● 学校改革で浮上した付属校の世代交代


 私立中高一貫校の校長の任期は一般に、1期2年から4年で、定年は65歳から70歳という例が多い。系列に大学を持つ首都圏の私立中高一貫校は意外と多くある。前回に続き、まずは付属校や系属校の新校長人事から見ていこう。

 東洋大学京北(東京・文京区)は近年、人気が上昇している学校の一つだ。卒業生の約半数が東洋大学に進み、残りが他大学進学を目指す半付属校的な進学校である。日比谷高校の元校長で2012年に就任した石坂康倫氏から、副校長の星野純一郎氏に交代した。

 武蔵野大学は元女子大で、その付属校も女子校だったが、いずれも共学化したことは以前の連載でも触れている。この春、中村好孝氏が新校長に就いた。浄土真宗本願寺派の龍谷大学系列の中高の改革に奔走してきたキャリアの持ち主で、前職は岡山龍谷高校の副校長である。

 前身となる武蔵野女子学院の共学化を成し遂げた前校長の日野田直彦氏は、兼任している武蔵野大学附属千代田高等学院(東京・千代田区)の校長にとどまる。同じ敷地内には、2022年に改めて募集を開始する武蔵野大学附属千代田国際(東京・千代田区)がある。再びその手腕を振るうことになるのか、注目される。

 日本大学の系列校には、大学と学校法人を同じくする正付属校と、別法人の特別付属校、準付属校がある。2019年から校名を改めて日大系列入りした準付属校の目黒日本大学(東京・目黒区)は、前身の日出学園の頃とはイメージがだいぶ変わり、人気の付属校の仲間入りを果たしている。新たに校長となった南尊雄氏は、日本大学明誠高校教頭、日本大学東北高校校長を経て、本校に赴任してきた。大学本部主導の色彩が強そうだ。

 山脇学園(東京・港区)は、武蔵の12代校長である山崎元男氏を2017年に校長に迎えている。2009年から取り組んできた「山脇ルネサンス」が功を奏し、進学実績を高進させたことで、2021年入試では大人気校となった。今回、定年を機に校長が交代し、広報室長などを務めてきた西川史子氏に後を託すことになった。旧短大のスペースも中高に充てられており、都心の学校としてはスペースがゆったりしていることにも特徴がある。

 明治大学には、大学と学校法人を同じくする共学校の明治大学付属明治(東京・調布市)と学校法人中野学園の男子校である明治大学付属中野(東京・中野区)、共学校である明治大学付属中野八王子(東京・八王子市)という3つの系列校がある。このうち、明大付属中野では、2020年11月に、前校長である大渡正士氏の7年半に及ぶ任期の後を受け継ぐ形で、教頭の清水孝氏が第12代校長に就任している。

 日本最大規模の女子校である大妻学園では、熊谷昌子氏が大妻多摩(東京・多摩市)の新校長に就任した。保健体育を担当、開校2年目から在籍している同校の生き字引的存在だ。ダンスの分野では有名な先生である。同大系列校の中では、大妻(東京・千代田区)の成島由美氏とともに残る女性の校長でもある。

 他大学受験も盛んで、半付属校的な進学校の成蹊(東京・武蔵野市)では、同校OGである中高校長の跡部清(さやか)氏が成蹊小学校長に異動した。新たに品川女子学院から仙田直人氏を校長に迎えている。仙田氏も成蹊のOBで日本史の教員。都立三鷹中等教育学校の校長から品川女子学院に転じて4年間校長を務めた。押しの強いタイプである。


● ミッションスクールならではの事情

 青山学院は上野亮(とおる)氏が新校長に就いた。教頭からの内部昇格である。大学と学校法人を同じくする付属校は青山キャンパス(東京・渋谷区)にある青山学院のみだが、近隣県に推薦入学枠を与える系属校を設けて、少子化時代の学生確保に布石を打ってきた。

 神奈川では2014年に横浜英和女学院が系属校となり、2018年に共学化、青山学院横浜英和(横浜市南区)と改称している。埼玉では、移転によりJR京浜東北線の北浦和から埼玉高速鉄道の浦和美園に最寄り駅が変わった浦和ルーテル学院(さいたま市緑区)が2018年に系属校協定を締結した。校名に青山学院系属を冠して2020年から大学への推薦入学受け入れが始まり、人気が沸騰している。

 他にも、宗派のつながりで横須賀学院(神奈川・横須賀市)と静岡英和女学院(静岡市葵区)とは教育提携協定を締結し、一定の推薦枠を用意している。青山学院の付属・系属校は一段落ついた印象である。

 横浜山手に設立された横浜パプテスト神学校が源流となる、同じくプロテスタント系の関東学院(横浜市南区)では、森田祐二氏が新校長となった。前任の名古屋学院(名古屋市)校長として、地元の塾業界でも人気があり、進学実績も上げている。

 こうした点も評価されたと思われるが、もう1点、これはICU(国際基督教大学)でも標榜しているように、常勤の教員(教授、准教授、常勤講師)は信仰を持つキリスト者でなければならないというクリスチャンコード(Cコード)も影響している。誰しも関東学院の校長になることができるというわけではないのだ。

 その点では、現役の牧師が校長に就任した聖学院(東京・北区)が際立っている。隣り合わせで女子聖学院があるプロテスタント系の中高一貫男子校だが、13代目となる新校長に伊藤大輔氏が就任した。同校のOBで、東京神学大学大学院博士課程前期修了後、南国教会(高知)、銀座教会(東京)に赴任、そして現在は日本基督教団本多記念教会(渋谷区代官山町)で牧師を務めている。本多記念教会は、青山学院大学初代日本人院長の本多庸一氏を記念して創立されている。本校は教員にもキリスト教信者が多く、校長は代々、牧師が務めている。

 カトリック校ではどうだろうか。湘南白百合学園(神奈川・藤沢市)では、前校長の谷口貞女(さだめ)氏の後を継いで、教頭、副校長を務めてきた林和(かずこ)氏が昇格している。前任の谷口氏は八代白百合入学後から教会に通い始め、聖心女子大学と上智大学神学部を卒業後、白百合学園(東京・千代田区)から仙台、湘南、八代の各姉妹校でも教鞭をとり、八代白百合学園の校長や東京のシャルトル聖パウロ修道女会の修練院長などを歴任してきた修道女(スール)だった。その点、英語科教員だった林新校長はスールではない初めての校長となる。創立85周年を迎え、今後進学校としてどのようなかじ取りをしていくのかが注目される。 

 同じくカトリック校で、2020年の入学生から共学化した聖ヨゼフ学園(横浜市鶴見区)では26年間在籍して還暦を迎えた前校長の清水勝幸氏に代わって、清水氏と同期であるものの10歳若い多田信哉氏が新校長に就いている。

 函館ラ・サール(北海道・函館市)では修道士(ブラザー)であるフェルミン・マルチネス氏が校長を務めてきたが、現在は、理事長でもある同じくブラザーのロドリゴ・テレビニヨ氏が校長も兼ねるようになっている。


ダイヤモンド社教育情報/森上教育研究所


2021.4.13
ダイヤモンドオンライン から転載






wakabanavi01 at 10:53|Permalink 中学受験 | 私立

2021年03月23日

コロナ禍の2021年首都圏中学入試はこう変わった…


 コロナ禍による再度の緊急事態宣言下で行われた2021年の首都圏中学入試では、私立・国立中学校、中高一貫校の教育への期待が高まり、首都圏では中学受験者数が7年連続で増加しました。



首都圏の私立・国立中学受験者数は5万人超へ

 昨年の緊急事態宣言後は、経済的な影響によって受験者数の減少も心配されましたが、結果的に首都圏の私立・国立中学受験者数(公立中高一貫校のみの受験生は含まず)は、昨年入試より約650人増加し、5万50人となりました(首都圏模試センター推定)。これによって私立・国立中学受験率も16.86%と、過去最高になりました。


 コロナ禍にもかかわらず、7年続きの増加を見せて、前回のピークだった2007年以来14年ぶりに5万人の大台に乗りました。この中学受験者数増加の背景には、とくに昨年3~5月の休校期間中、ICTを活用したオンラインによる授業やホームルームの継続など、私立中高の生徒の「学びを止めない」柔軟で迅速な対応が、やや対応の遅れた公立中高と比較され、あらためて期待が寄せられたことがあると考えられます。




万全のコロナ感染対策で行われた各私立中の入試

 当初からコロナ禍のもとで行われる見通しだった今春の中学入試では、昨年から各校で多岐にわたる感染対策が行われてきました。たとえば、首都圏でのWeb出願システムの導入校は、昨年の約80%から約95%まで増加し、合格発表を掲示からWebに変更・併用するケースも、開成や麻布、桜蔭などの難関校で目立ちました。


 入試当日にも、スムーズな検温のためのサーモグラフィーの導入、1教室の座席の数や間隔の調整、シールドの設置、時差を設けての分散登校の導入、保護者控室を設けない措置や臨時の駐車場としてのグラウンドの開放など、さまざまな感染防止対策が行われました。そのため、多くの学校でコロナ禍の影響は少なく、無事に入試が行われたと伝えられています。また、約50校が事前に公表していた、コロナ感染対応の追加入試や追加日程の受験者も、ほとんどなかった模様です。



一般入試でもオンライン入試の可能性探る動き

 コロナ禍の影響は、私立中学校の入試のあり方(入試要項や入試形態)にも及びました。 多くの私立中の入試要項は例年よりも遅れて昨秋に公表されましたが、それ以前に昨年7月から順次実施された帰国生入試では、多くがオンラインによる入試を導入し、移動を制限されていた海外在住の受験生と保護者に歓迎されました。


 一般入試では、東京私立中高協会による自粛申し合わせによって、オンライン入試の導入は、いったん見送られましたが、それでも校内でタブレットを使って解答させるなどの形式で、来年度以降のオンライン入試の可能性を探る私立中も出てきました。


 千葉や神奈川では、一般入試でも一部にオンラインでの面接やインタビュー形式を導入した私立中もありました。就職活動や大学院の入試やテストでは当たり前になりつつあるオンライン入試が、来年度以降は中学入試でも増加する可能性があると考えられます。




面接中止など直前まで動き続けた2021年入試

 コロナ禍の影響は、中学入試の直前まで及びました。入試当日に「密になる」ことを避けるため、当初は予定していた面接を中止にする動きが、昨年末からフェリス女学院や立教女学院などいくつかの私立中で見られました。


 さらに年が明けて1月7日、再び緊急事態宣言が出されてからは、面接の中止を公表する私立中が続出しました。すでに中学入試で面接を実施する私立中は少数派となっています。その中でも面接を大切にしてきた女子校の多くが、コロナ感染対策のために急きょ、面接中止という苦渋の決断に踏み切りました。桜蔭は面接を記述形式に変更、女子学院や雙葉をはじめとする多くの女子校、とくにミッションスクールの多くが面接中止を公表しました。2月1日の入試本番6日前の1月26日に学習院女子中等科が面接中止を公表したことにも驚かされました。


 コロナ対応の追加入試や追加日程の新設・公表も、私立男子中の最難関とされる開成中が1月13日に追試験の設定(2月23日実施予定)を公表したことを契機に、他の私立中からも追加入試の設定・公表が続出しました。



コロナ禍が日本の教育と入試の変化を加速させた

 世界規模のパンデミックとなった、約1年間に及ぶコロナ禍の下で、教育と入試のあり方も、大きな変化を強いられることになりました。


 とくにICTを活用したオンライン授業などに象徴される学校教育のあり方やオンライン入試などの導入は、コロナ禍によって変化が加速したという見方もできるでしょう。2~3月からは国内でもワクチンの接種が始まったとはいえ、コロナ禍が終息するまでは、こうした「学びを止めない」ためのオンライン教育が、今後もしばらくは継続されることになります。


 その中で、オンラインでの教育・入試の可能性やメリットが積極的に探られる一方で、学校に登校してクラスの仲間や友達、先生とともに集まれるからこそ可能な学校教育の価値、学校という空間の存在意義もあらためて見直されることになるでしょう。


 そうした変化を、これからの教育と入試のあり方に希望を見いだせる面としてポジティブに受け止めて、学校選びや受験の準備を進めていただきたいと思います。



まだコロナ禍の続くなかでも、前向きに受験準備を進めていこう

 来春の中学入試に挑む現小5のお子さんたちをはじめ、それ以降の入試にチャレンジを考えている小学生の皆さんは、今なお続くコロナ禍のもとで、健康と安全に気を付けながら、希望と勇気を持って中学受験の準備や受験勉強を続けていっていただきたいと思います。


 学校選びについても、オンラインでの学校説明会や相談会、人数制限された学校での説明会や見学会を、「学校を知る」ための貴重な機会と考え、積極的に活用・参加していく必要があるでしょう。そのためには保護者の皆さんも、そうしたオンラインと現地参加の両方が可能なように、ご自宅のインターネット環境やPC・タブレットなどのICT環境を整えておくことをお勧めします。



大らかな気持ちで受験勉強に取り組もう

 安倍前首相が一斉休校要請を行った昨年3月からの3か月間、多くの保護者や教育関係者の心配は「学習の遅れ」以上に、子供のメンタルやストレスの問題だったといいます。今後も、コロナ禍で一時的に外出がしにくい状況が生まれるかもしれませんが、必要以上の心配や焦りは禁物です。保護者はどうしても、我が子の学習状況が心配になりますが、そういう時こそ、親子で大らかに構えて、落ち着いて受験勉強を進めていただきたいと思います。


 気持ちをしっかりと保って、受験と学習へのモチベーションを下げずに入試までマイペースで歩めた受験生は、今年の入試でもきっと良い結果を残したことと思います。「コロナが自分を強くする」というくらいに考えて、前向きな気持ちで、来春2022年入試に向かってください。




プロフィル
北 一成( きた・かずなり
 首都圏模試センター教育研究所長。1985年に首都圏の大手中学受験専門塾に入社。同塾の広報や進学情報誌の編集などに携わり、2013年8月に退職。翌月「日本Web情報出版」を設立し、同時に「日本Web学校情報センター」及び「JWSIC教育研究所」を開設。学校情報・入試情報を専門とし、取材等で約400校の中高一貫校をのべ3000回以上訪問。2000人以上の保護者から学校選びに関しての相談を受けてきた。2013年11月から現職。




2021.3.22 読売オンラインから転載





wakabanavi01 at 01:26|Permalink 中学受験 | 入試関係

2021年03月05日

保護者に田野瀬衆院議員後援会への入会促す 奈良の西大和学園入学式会場


元副文部科学相で衆院議員(奈良3区)の田野瀬太道(たいどう)氏の父が創立し、兄が学校法人理事長を務める西大和学園中学・高校(奈良県河合町)の2019年の入学式の際、式典終了後の会場で田野瀬氏の関係者が新入生の保護者に後援会への入会を促していた。生徒からの情報を元に調査した弁護士が4日に発表し、「学校での政治的中立性を確保する教育基本法に抵触する可能性がある」と訴えている。


 奈良市内で4日に記者会見を開いた佐藤真理(まさみち)弁護士らによると、19年4月に同校で開かれた入学式が終わり、生徒や教員らが退席した後、会場に残った保護者に対し、保護者有志による田野瀬氏の後援会「西道(せいどう)会」の関係者が入会を促していた。また、3月には新入生の保護者宛てに後援会への入会を求める文書も送られていた。文書には田野瀬氏の名前が記され、入会申込書も同封されていたという。

 関係者や県などによると、この後援会は登録された政治団体ではないが、元保護者でもある会長は17年の衆院選で田野瀬氏の選挙責任者を務めていた。


 ◇学園代理人「学校は一切関知せず」 

 学園代理人の足立毅弁護士は取材に「後援会への勧誘は保護者でつくる育友会が独自にしていたこと。名簿を提供したこともなく学校は一切関知していない」と関与を否定し、「学校は田野瀬氏の選挙応援などもしておらず、問題があるとは思っていない」と話した。一方、佐藤弁護士は「学校の同意、協力なしにはあり得ないことで、違法だ」と訴えている。

 同校は学校法人「西大和学園」が運営し、関西有数の進学校として知られる。

 田野瀬氏は父良太郎氏が創立した西大和学園高校を卒業。自民党衆院議員となった良太郎氏の秘書を務めた。党総務会長などを歴任して引退した良太郎氏の後継として、12年衆院選で奈良4区から初当選。区割り変更に伴い17年に奈良3区で3選を果たした。文科政務官を経て20年9月に菅義偉内閣の副文科相に登用されたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言発令中の21年1月18日深夜、東京・銀座のクラブを訪問したことで批判を受けて更迭され、2月に離党していた。


2021.3.4 毎日新聞から転載




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2021年02月01日

中学受験シーズン本格化 コロナ禍で“私立志向”





2021.2.1 ヤフーニュースから転載



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