2012年01月

2012年01月29日

英語「役立つ」7割、「生かした仕事」希望は…

文部科学省・国立教育政策研究所が全国の中学3年生に実施したアンケート調査で、7割の生徒が「英語は将来の就職に役立つ」と答える一方、将来、英語を使う仕事に就きたいと強く希望する生徒は1割にとどまることが分かった。

 調査は昨年11月、中学3年生3225人を対象に実施。「英語の学習が大切」と考えた生徒は「どちらかといえば」を含め85%にのぼった。「英語を学習すれば、好きな仕事につくことに役立つと思うか」との問いには、36%が「そう思う」、34%が「どちらかといえばそう思う」と回答。肯定的な意見は計70%と、2003年の前回調査より、23ポイントも増えた。


 しかし、「英語は好き」は22%、「どちらかといえば好き」は30%どまり。「将来、英語の勉強を生かした仕事をしたい」と強く願う生徒はわずか11%で、前回より6ポイントも減った。逆に「生かした仕事をしたくない」が43%で、前回(36%)から増えた。



wakabanavi01 at 10:40|Permalink 中学校 | 教育・学習

2012年01月27日

(1)1日2校 夜まで試験 【当世受験事情】

教室の時計の針が午後8時25分を回った。「解答をやめてください」。鉛筆を置き、ホッとした表情を浮かべる受験生たち。1月14日、大阪桐蔭中学校(大阪府大東市)の「午後入試」が終わった時、窓の外は真っ暗だった。

 受験した704人の大半は、朝から他校を受験した後、午後4時30分から同校の入試を受けた。それだけに、教室から出てくると、「疲れた」を連発。翌朝にも他校の入試があるため、付き添いの親と急いで帰って行った。

 1日2校の掛け持ち受験が可能になる午後入試。首都圏では以前から盛んだが、関西では一部だった。2008年のリーマン・ショック後、受験生減少への懸念から、早めに入学者を確保しようと試験日の前倒しが続出。入試解禁日から3日間に集中し、空いている午後の時間帯に設定する学校も増えていった。

 東京大学や京都大学などへの合格実績で人気がある同校だが、10年の志願者が前年比237人減の754人に急減。11年、歯止め策として3回ある入試の1回を午後入試にしたところ、589人が出願し、全体で1309人になった。

 今年は午後入試を2回に増やし、昨年並みの1316人を確保した。寺川国仁教頭(46)は「受験生には受ける機会が増え、学校としても志願者を増やせた」と喜ぶ。

 試験時間短縮のため出題数を減らし、学力が十分に測れなかった昨年の反省から、今年は午前入試と同じ分量で実施。この結果、昨年は午後7時半終了だったのが8時25分になり、14日は遅刻者8人が深夜10時まで入試を受けた。

 「『午後入試』と言うより『夜入試』。子どもに負担がかからないか」と心配する声もある。同校は「夜10時頃まで塾に行っていることを考えれば、実施可能な時間内だと思う」と話す。

 日能研関西によると、今年の午後入試は清風中学校(大阪市)や西大和学園中学校(奈良県)など6校増え、09年の11校から27校に拡大した。同塾の森永直樹・進学情報室長(44)は「受験生も早めに合格を決めておこうと、午後入試を積極的に利用している」と見る。

 学校側と受験生の思惑が重なり合う中で、午後入試はさらに広がっていきそうだ。
             ◇

 入試の季節が巡ってきた。中学から高校、大学まで、受験の現場で起きている新しい動きを報告する。

 入試解禁日 入試を早く行って生徒を集める「青田買い」などを防ぐため、都道府県の私立中学校団体で決める。関西では2006年から大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の2府4県で統一解禁日が定められ、今年は1月14日だった首都圏では、東京都と神奈川県が2月1日になっている。



wakabanavi01 at 10:09|Permalink 中学受験 | 入試関係

お笑い芸人「囲碁将棋」に学ぶコミュニケーション、伊勢原の自修館中等教育学校で授業/神奈川

お笑い芸人を講師に招いてコミュニケーションを学ぶ授業が25日、伊勢原市見附島の中高一貫校「自修館中等教育学校」(安井正浩校長)で初めて行われ、4年生(高校1年生)約120人が参加した。

 生徒の近藤春菜さん(16)が「笑い」を研究していることがきっかけで、吉本興業に講師の派遣を依頼。昨年の「THE MANZAI2011」で決勝大会に出場した県内出身の若手コンビ「囲碁将棋」による授業が実現した。

 茅ケ崎出身の文田大介さん(31)と横浜出身の根建太一さん(30)の2人は東海大相模高校の同級生。全国レベルの実力を誇る野球部や柔道部が目立つ中、囲碁将棋部で地味に活動していたエピソードを自虐的に披露した。学校や恋をテーマにしたネタと親しみやすい話術で、生徒たちの笑いが絶えなかった。

 生徒からは「人前に出ても緊張しない方法は」「人に信頼されるにはどうすればいいか」といった質問から、「女の子とうまく話せない」といった相談まで寄せられ、2人は笑いを交えながら親身に答えていた。

 司会を務めた近藤さんは「囲碁将棋の2人は話題の進め方や質問の仕方が上手。2人のファンでライブに行ったこともあるけど、学校に来てくれてうれしかった」と話していた。





wakabanavi01 at 10:04|Permalink 私立 | 中学校

2012年01月23日

併願校の合否、学習塾名を調査…同志社香里中

私立同志社香里中(大阪府寝屋川市)が今月実施した2012年度入試で、全受験生に対し、併願校とその合否、通っている学習塾名を答えさせるアンケートを行ったことがわかった。

 府は、「入試の公平性に疑問を抱かせる」として、アンケートをやめるよう指導するほか、府内の他の私立中など65校で同様のアンケートが実施されていないか緊急調査する方針。

 学校によると、14日(前期)と16日(後期)の一般入試の当日、受験生計782人にアンケートを実施。数年前に始めたとし、合否の判断には使っていないという。

 ただ、募集要項や入試説明会ではアンケートについて触れておらず、保護者からは「個人情報がどのように使われるか説明がないのは納得できない」と憤る声が上がっている。

 読売新聞の取材に、学校側は「学校運営上の情報収集だったが、受験生や保護者に誤解があれば続けるかどうか検討したい」としている。



wakabanavi01 at 00:02|Permalink 中学受験 | 中学校

2012年01月22日

咲くやこの花中学 一貫校入試 抽選廃止へ…「橋下流」競争重視

高校との一貫教育をしている「大阪市立咲くやこの花中学校」(此花区)の入学選考で、市教育委員会は面接などの後に実施している抽選を来春から廃止する方針を固めた。公立中高一貫校の選考が学力重視に偏らないよう、文部科学省は抽選の実施を促しているが、橋下徹市長が「受験生の立場からは許せない」と反発しているのを受けて方針転換した。競争を重んじる橋下流の教育改革の一環と言えそうだ。

 同中は2008年に開校し、ものづくり、芸術、スポーツ、言語の分野別学習を中学から行うのが特徴。1学年の定員は4分野合わせて計80人。12年度の志願倍率は6倍強と人気で、卒業後は、併設する「咲くやこの花高校」へ進学することができる。

 入学選考では、論理的思考や表現力を試す「適性検査」や作文、面接を実施。合否は、各分野の定員20人のうち、成績順に男女各6人の計12人をまず合格者とし、8人は残る成績上位者28人を対象に公開抽選で決めている。

 こうした抽選は、文部科学相の諮問機関「中央教育審議会」の答申に沿った措置で、受験競争の低年齢化を防ぐ意味もあるという。

 しかし、橋下市長は市幹部宛てのメールで「試験でダメと言われたら納得できるが、頑張らせておいて抽選なんて最悪」と批判。受験生の資質や努力と無関係に合否が決まる仕組みを問題視し、「抽選を入れるのは役所のバカな論理。入試選抜がダメという文科省には従わない」と真っ向から反対し、抽選の中止を主張した。

 今春については応募を締め切っているため、市教委は来春の選考から抽選をなくす方向だ。

 公立の中高一貫校は、1999年施行の改正学校教育法で認められた。当初は、6年間でゆとりをもって教育し、生徒の個性を伸ばすための制度とされ、同法施行規則でも「学力検査は行わない」と定めている。97年の中教審答申は、入学選考の方法について「学校の個性や特色に応じて、抽選、面接、推薦等の多様な方法を適切に組み合わせることが適当」としている。

 ただ、受験生や保護者からは「抽選は不公平」との声が強まり、抽選廃止が全国的な流れになっている。文科省によると、抽選を採用しているのは、公立中高一貫校168校中14校(10年3月)にとどまり、国立、私立校ではゼロだという。



wakabanavi01 at 12:22|Permalink 公立 | 中学受験