2014年08月

2014年08月28日

校舎大幅削減の代々木ゼミナールから見える予備校業界の実情とは

 3大予備校の一つ代々木ゼミナールが校舎の7割を閉鎖し、センターリサーチや多くの模擬試験を廃止すると伝えられている。バブル時代には多くの浪人生を集め、講師にも巨額の報酬を支払っていた日本一の予備校がなぜ多くの校舎を閉鎖することになったのか。


読み間違えた少子化と大学増加の波


 代ゼミは90年代初頭の私大バブル期に全盛期をむかえた予備校だ。代々木ゼミナールの広報企画部によると、校舎を減らしたのは「18歳人口が増えたのに合わせて全国展開してきたが、減ったところでそれに合わせた校舎運営ができなくなったため」だと説明した。校舎を削減することで全国サービスを受験生に提供できなくなり、模試やセンターリサーチの廃止を決定したのだという。

 代ゼミの強みは、浪人生に対する優れた講義の提供だ。しかし、それが仇となった。「浪人生の減少が代ゼミのみならず予備校業界全体の不振につながっている。代ゼミは先代の経営者が浪人にこだわり出遅れてしまった」と指摘するのは大学入試に詳しい大学通信の安田賢治氏だ。

 安田氏によると、1992年に40万人程度いた浪人生が、現在では5万人に減ってしまった。「少子化と大学の増加などが原因で、浪人する必要がなくなってしまった」というわけだ。現役志向に対応できなかったのが代ゼミのつまずきの原因の一つであり、代ゼミ側も「確かに現役志向の高まりと少子化に伴う浪人生の減少は響いている」と外部環境の影響を認めている。

 安田氏は加えて「代ゼミは、理系・国公立人気に伴い『私大文系』イメージのある代ゼミは選ばれなくなってしまった。親や教師に国公立や理系コースもあることがなかなか伝わらなかった」と過去のイメージが現在の衰退を招いたと指摘した。



オンデマンド配信で急成長する東進


 変化する外部環境に代ゼミの対応が遅れていたのに対し、現役生を対象にした事業を早くから行っていたのは、東進ハイスクールをはじめ、駿台予備学校や河合塾といった大手予備校だ。特に東進ハイスクールは授業のオンデマンド配信に力を入れている。

 河合塾や駿台予備学校はライブ講義中心だが、東進ハイスクールは映像授業を現役生向けのオンデマンドによる個別配信で急成長している。同校は「様々なメディアから急成長の理由を聞かれるが、自分たちで言うのもどうかと思う」とコメントを避けているものの、現在の予備校業界では、講義をオンデマンド配信したり、ライブ講義を実施したりするビジネスが中心になっていることは違いないだろう。

 河合塾や駿台予備学校もライブ講義を中心に据えた予備校が合格実績をあげており、この2校は最近になっても校舎を増やし、現役生への対策もぬかりない。また河合塾は子会社で映像配信の現役予備校も展開している。

 確かに、代ゼミも有名講師の講義を衛星中継で受講するという印象を多くの人は持っている。しかし、
代ゼミの映像授業は学生が予備校に殺到してさばききれなかった時代の名残だ。人気講師を全国に出講させきれなかった時代のソリューションとして衛星中継で授業を配信した。これに対して東進はほとんど対面授業をやっていないという違いがある。



不振の代ゼミはどう手を打つのか

 今後、代ゼミはどうするのか? 代ゼミの校舎は堅牢であり、また多くの校舎の立地は駅前の一等地にある。一部ネットメディアでは「不動産業に移行するのか?」などとも書かれているが、代ゼミの広報担当者は「一部では先見の明があると言われているが、それはない。土地や不動産をどうするのかは決まっていない」と話す。

 「まだわからないことは多い。講義では高校1年生などに高校3年生や浪人生を教えていた講師を担当させ、一貫したストーリー性ある授業を展開したい。(加盟校に講義をオンデマンド配信する)サテライン予備校の全国展開も考えている」と話した。


(2014.8.28 ヤフーニュースから転載)



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2014年08月27日

全国学力テスト児童生徒アンケート スマホ使用が長いほど成績低く

■ゲームの時間、年々増加

 文部科学省が全国学力テストとともに行った児童生徒アンケートで、平日に携帯電話やスマートフォンで1時間以上、通話やメール、インターネットをするのは小6で15・1%中3では47・6%に上ることが分かった。テスト結果と比べると、使用時間が長いほど、成績が低い傾向が出た

 文科省は、回答のうち「携帯やスマホを持っていない」を除いて使用時間と成績を詳細に比較。中3で4時間以上使う生徒は10・8%で、数学Aの平均正答率は55・7%だったが、使用時間30分未満の15・9%の生徒の平均正答率は72・7%だった。小6でも4時間以上使う生徒の算数Aの平均正答率は66・6%で、30分未満の正答率79・8%とは差が大きく開いた。

 また平日に1時間以上テレビゲーム(携帯電話やスマホなどを含む)をしているのは、小6が54・4%で、中3が55・9%。4時間以上に限っても小中ともに10%前後に上る。
年々ゲームの時間が増加しており、ゲームの時間が長いほど、平均正答率は低かった

 文科省は「携帯電話の使用やゲームは、けじめをもってすることが大切。家庭で考えるきっかけにしてほしい」としている。



 ■新聞読む子供、正答率高く 頻度上がるほど成績上昇

 児童生徒アンケートでは、新聞を読んでいる割合が、小中学生ともに減少したことが分かった。
家庭の新聞離れの影響があるとみられる。だが、新聞を読む頻度とテスト結果を分析したところ、新聞をよく読む子供の方が、平均正答率が高いとの結果が出た。新聞を読むことは学力向上に効果があるといえそうだ。

 月に1回以上新聞を読んでいる割合は、小6が49・6%で昨年より4・4ポイント減少。中3も40・6%で3・9ポイント減った。新聞を読む頻度とテスト結果との関係では、小6国語Bで「読まない」子供の正答率は52・0%だったが、「ほぼ毎日」は62・3%で、頻度が上がるほど成績は上昇。中3国語Bでも「読まない」は49・3%なのに対し、「ほぼ毎日」は57・2%だった。ほかの問題でも傾向は同じだった。

(2014.8.26 産経ニュースから転載)



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2014年08月23日

<代ゼミ>25校舎整理で7拠点に集約へ 少子化に伴い

大手予備校「代々木ゼミナール」(本部・東京都渋谷区)が、北海道から九州まで全国展開している25校舎を整理し、東京、大阪、名古屋など大都市圏の7拠点に集約する方向で検討を始めたことが分かった。少子化に伴う受験人口の減少が理由とみられる。代ゼミ広報担当者は「情報を把握していないので確認できない」としているが、少子化が進む中、大学とともに予備校や塾の受験産業も大きな転換点に立たされている。


 代ゼミは1957年に大学受験の予備校として開校。現在では予備校の25校舎や芸術系大学を目指す受験生を対象とした造形学校のほか、大学入試対策の模擬試験や高校への授業コンテンツ配信といった各種教育事業を展開している。

 関係者によると、代ゼミは今月、講師らに対し、受験人口の減少や受験生の現役志向を受け、全国的な校舎展開が困難になったと説明。本部校代ゼミタワー▽札幌校▽新潟校▽名古屋校▽大阪南校▽福岡校▽造形学校(渋谷区)の7拠点に集約する方針を示しているという。今年度はこれまで通り運営し、再編は来年度以降になる見通し。講師の配置なども未定で、生徒や保護者らに対しては9月以降に状況を説明するとみられる。

 大学志願者数は、18歳人口が205万人となった1992年に92万人とピークを迎え、その後年々減少。2012年には66万人になり、20年で26万人も減った。今春入試では4年制私立大の46%が定員割れするなど厳しい状況が続いている。

(2014.8.23  毎日新聞から転載)


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2014年08月22日

読売 開成校長インタビュー

2014年7月22日~24日 の読売新聞に掲載された
開成中高校長 柳沢幸雄氏 のインタビュー記事です。


自主性を育む開成式教育…<上>   こちら


最後の1校でも男子校貫く…<中>   こちら


一人立ちのスキルが身に付く教育を…<下>  こちら



<柳沢幸雄=やなぎさわ・ゆきお>  

1947年、千葉県生まれ。開成中学校・高等学校出身。
81年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。ハーバード大学大学院准教授・併任教授、東京大学大学院教授を経て、2011年から開成中学校・高等学校校長。



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2014年08月21日

市立長野高 中高一貫に 2017年度開校予定 市教委方針

長野市教育委員会は、市立長野高(同市徳間)に中学校を併設し、中高一貫校にする方針を定例会で示した。

校舎は新築せず、改修して対応する。改修費は約2億円の見込み。

新しい中学校は体育館やグラウンドを高校と併用し、各学年2クラス計60〜70人を予定している。

入学者選抜は、小学校からの報告書や適性検査、面接で総合的に判断する方針。

基本計画案では「『生きる力』を身につけた生徒」を育成するとし、学習指導要領が示す学力や人間性に加え、地域に貢献する意識も身につけさせるという。開校は2017年度の予定。

(2014.8.19 塾ニュースから転載)


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