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2011年04月20日

大学別合格者数を不適切表記 第一ゼミと市進、消費者庁が月内処分へ

近畿を中心に小中高生を対象とした進学塾「第一ゼミナール」などを運営する「ウィザス」(大阪市)と、首都圏で「市進学院」などを展開する市進教育グループ(千葉県市川市)が、チラシやホームページに掲載した大学別合格者数について、実際より多く合格したと誤解しかねない不適切な表記をしていたことが19日、分かった。消費者庁は景品表示法(優良誤認)に基づき、4月中にも再発防止を求める措置命令などの行政処分を出す方針。

 ウィザスによると、第一ゼミナールや系列の第一ゼミ予備校では昨年4月、ホームページや募集チラシに、3月末時点での大学別合格者数を掲載。難関校や有名校に多数合格したと記していたが、実際は「ファロス個別指導学院」「SUR」などグループ内の別の進学塾の実績も含んでいた。

 社内でも掲載方法が問題となり、ホームページでは同月中に別の進学塾の合格者数も含むとのただし書きを添えた。チラシも昨年6月の夏期受講生募集分から記載を改めたという。

一方、市進教育グループを統括する「市進ホールディングス」によると、グループでは、昨年度の大学別合格者数について、個別映像学習システム「市進ウイングネット」の受講生分を含め、ホームページなどに掲載。市進は提携先のウィザスにもウイングネットを配信しており、ウィザス側の合格者数も市進分として合算していたが、合算しているとの注意書きを明記していなかった。

 ウィザスの担当者は「誤解を招く表記だったのですぐに改めた」などとコメント。市進ホールディングス広報宣伝部は「ウイングネット受講生の合格実績の集計に一部手違いがあった」と釈明している。

 ウィザスは近畿を中心に約140カ所で「第一ゼミナール」などの学習塾を展開。市進教育グループは首都圏を中心に約120カ所で「市進学院」を運営するなどしている。


(2011年4月20日 産経ニュースより転載)


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