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2011年10月21日

「進学校」強くアピール 安田学園高


◇来春から「S特」「特進」「進学」の3コース制へ


 平成25年に創立90周年を迎える安田学園(東京都墨田区、鈴木行二校長)が、来春の高校入学生からコースを再編する。「S特」「特進」「進学」の3コース制とし進学校としての顔を強くアピールしていく。特に「S特」は東大など最難関国立大合格を堂々と宣言し、受験生や保護者の注目を集めている。

 「知識を教わるのではなく、自分で考え、自分の表現力で伝える。そんな自力でできる人間を育てていくのが学校教育だと思いますし、この学園の教育理念と一致しています」と話すのは教育企画開発本部の高野孝本部長。埼玉・開智学園の校長時代には、探究テーマを生徒に与え、創造力と発信力を養うユニークな教育で同校を屈指の進学校に育て上げた。

 安田学園高校で来春からスタートする3コースのうち、特に「S特」は最難関国立大合格が目標だけに課題、仮説設定、検証を通じ、探究力の育成を目指す。たった1クラスでわずか20人。これをさらに4人1組の5組に分けて徹底的に討論させたりして、総合的な学力の形成に役立てる。従来の受け身型の授業からの脱却が求められるわけだ。

 「東大は主体的に学び、吸収していく力を持った学生を入試で求めているし、遠回りと心配されるかもしれませんが、こういう本質的な教育をしていけば結果はついてきます」と高野本部長は自信を見せる。
生徒だけではない。教師の意識改革も求められる。S特担当の市川祐主任は「他校見学をしたり、われわれも勉強中です」と話す。

 「先生方も新しい学校をつくろうと、自ら考え学び勉強しています。私の知る限り、こんな学校はありません。一緒にやっていて私も楽しいです」と高野本部長。

 少子化が進む中、独自色のある教育方針で生徒を集めなければならない現状が背景にはある。安田学園高校のコース再編は、しのぎを削る高校教育界に一石を投じることになるのではないだろうか。
                   ◇

メモ安田学園

 明治、大正時代に安田財閥を築いた安田善次郎の遺志を継いで、大正12(1923)年、東京保善商業学校として創立された。昭和23(1948)年、安田学園中学校・安田学園高等学校に。平成17(2005)年から中高一貫6カ年コースを併設。大学進学実績を急速に上げている。男子校。




wakabanavi01 at 14:43│ 私立 | 高校受験
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