小6「模擬受験」盛況 京都府内の私立中、過半数で実施地方の私立中、広がる「出張入試」 生徒集めに首都圏へ

2011年11月20日

私立中受験10%減へ 震災、不景気…親も子もつらい

首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)の私立中学校の受験者数が減少しそうだ。中学受験の模擬試験で、小学校6年生の参加者が前年より減っている。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の影響で経済の先行きに不透明感が強まり、収入減を懸念して公立を選択する家庭が増えているためらしい。

 10月に行われた模擬試験「3大テスト会」(四谷大塚、日能研、首都圏中学模試センターのテスト)の小6の参加者は計4万1862人で、前年同期より2484人(5・6%)少ない。公立の中高一貫校が増えていることもあり、ある塾関係者は「来春の私立中の受験者は10%程度減る」と予測している。

 日能研によると、今春の首都圏の中学受験をした子供の数を小学校の卒業生の数で割った「受験率」は19・7%。平成13年は13・7%だったが、14年に「ゆとり教育」が完全実施されると公立が敬遠され受験率が上昇。ここ数年は20%前後で安定していた。

 首都圏中学模試センターの新井隆志事務局長は「そもそも景気が悪いのに、震災や原発事故で好転の希望が見えなくなり、私立中を諦めた家庭がある」と説明する。

 別の塾関係者によると、東電に勤務する父親を持つ子供が受験を断念したケースもあるという。

 新井事務局長は「上の子は私立なのに下の子は公立ということもある。親も子もつらい思いをしている」と話している。




wakabanavi01 at 00:02│ 中学受験 | 私立
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