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2012年03月14日

14年度開校の市立中高一貫校、地元の強みや特徴学ぶ/川崎

川崎市教育委員会は12日、2014年4月に開校予定の市内初となる市立中高一貫教育校の概要を発表した。6年間を通して、ものづくりや最先端産業など川崎が持つ強みや特徴を授業で学び、進路を考える上で役立ててもらうカリキュラムが特徴。担当者は「川崎というフィールドを通して、自分が将来なりたいものをじっくり考えてほしい」と期待を寄せている。

 川崎の強みを学ぶのは、現場での体験を通して探究する「川崎文化・産業学習」。総合的な学習の時間を活用し、川崎に関連したさまざまな分野について個人でテーマを設定する。

 市教委によると、中学1、2年を「定着期」と設定。総合的な学習の時間で、農林漁業体験を切り口に、日本の産業や食、生命について考える。

 中学3年、高校1年を「充実期」と位置付け、中学3年では「川崎文化・産業学習」を導入。川崎をフィールドの場にして、テーマに関連した職場や事業所を訪れ、世の中の動きを肌で感じてもらおうという狙いだ。

 高校1年と「発展期」と設定している2年では、「川崎よいまちづくりプロジェクト」を行う。これまでの学習を基礎に、市役所や大学、研究施設と連携し、ディスカッションなどを通してよりよいまちづくりのあり方について一緒に考えてもらうという。

 一貫校の校名は「市立川崎高校」と「市立川崎高校付属中学校」。高校入学時に選抜を行わない「併設型」で、校舎は現在、同市川崎区中島にある同高校を全面改築して利用する。

 最終的な生徒数は、全日制普通科が各学年40人学級(4クラス)で計480人、付属中学校は3クラスの計360人を予定。全日制普通科は、17年度から1学級分を募集する。

 付属中学校の通学区域は市内全域。学力検査は行わず、「作文を含めた適性検査」「面接」「調査書」を資料とし、入学者を決定する。1月中旬に志願手続き、2月の第1週に検査を実施、2月中旬に結果発表を予定している。

 市教育委員会教育改革推進担当の阿部敏担当課長は「一人一人の進路実現に向けてじっくりと時間がとれるのが中高一貫校の特徴。川崎をあらためて見直してもらい、進路決定に役立ててもらいたい」と話している。





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