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2013年12月04日

日本の15歳、学力向上 「読解力」8→4位

経済協力開発機構(OECD)は3日、65カ国・地域の15歳男女約51万人を対象として2012年に実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本は09年の前回調査に比べ、「読解力」が8位から4位に、「科学的応用力」が5位から4位に、「数学的応用力」が9位から7位に上昇。「脱ゆとり路線」の成果が着実に表れた結果となった。また、3分野とも1~4位をアジア勢が独占した。

 PISAは3年ごとに行われ、学校に通う15歳の生徒が参加。日本では今回、無作為に抽出された約6400人の高校1年生が3分野のテストを受けた。

 公表結果によると、OECD加盟34カ国の平均を500点と換算したときの日本の得点は、読解力が538点で過去最高を記録。科学的応用力は547点、数学的応用力は536点で、いずれも前回調査の得点を大きく上回った。

 前回初参加で3分野ともトップだった上海が今回も1位を独占。2位と3位は香港とシンガポールが占めたが、OECD加盟国だけで比べると、日本が読解力と科学的応用力で1位、数学的応用力は2位だった。

 一方、同時に行われた数学的応用力に関する意識調査では、「授業についていけない」と心配する生徒の割合が多く、数学の苦手意識も浮き彫りになった。

 日本の順位はこれまで、00年調査ではトップクラスだったが、03年調査と06年調査で連続して急落した。このため文部科学省は平成19年から全国学力テストを実施するなど学力向上策に取り組み、2009年調査で読解力が15位から8位に回復、一定の成果を見せていた。

今回のPISAは、脱ゆとり路線を掲げて平成20年に改定された新学習指導要領で学んだ生徒が初めて受けるテストで、文科省では「一連の学力向上策の成果が着実に表れている」と分析する。

 下村博文文科相は「きめ細やかな指導体制をさらに整備し、学力と規範意識を兼ね備えた世界トップの人材育成を進めていきたい」と述べた。


 ◇OECDの学習到達度調査(PISA) 
15歳を対象に、義務教育で学んだ知識や技能を実生活で活用する力を評価するテスト。出題は「読解力」「数学的応用力」「科学的応用力」の3分野で自由記述式と選択式で構成され、解答までのプロセスや概念の理解が重視される。2000年から3年ごとに実施し、5回目の今回は65カ国・地域が参加。数学的応用力を重点的に調査した。

(2013.12.3  産経ニュースから転載)



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