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2013年12月28日

勉強時間長いのに…学テ国語Aが全国最下位の県

放課後の勉強時間は長いのに、効果的な学習が出来ていない――。

 今年4月に実施された「全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)についての文部科学省の調査結果で、静岡県内の小学6年生のそんな学習実態が明らかになった。小学6年「国語A」で平均正答率が全国最下位だった県内児童だが、学校の授業以外に平日に2時間以上勉強する児童は4人に1人に上った。一方、4科目全てでトップの秋田県に比べると、家庭での「復習」などをおろそかにしている傾向も表れており、今後の学力向上に向けたヒントとなりそうだ。


 文科省の調査は、教科の成績と生活習慣などの関係について調べたもの。睡眠やテレビ視聴の時間のほか、塾や家庭での学習時間などについて、学力テスト実施時にアンケート形式で児童らに回答してもらい、25日に分析結果が公表された。


 調査結果によると、平日に学校以外で2時間以上勉強する静岡の児童は25・5%で、学習塾(家庭教師含む)で勉強しているとした児童も51・3%に上った。これに対し、秋田で2時間以上勉強すると答えた児童は15・0%にとどまり、塾で勉強している児童は静岡の半分以下の22・8%に過ぎなかった。


 ただ、家庭での勉強の仕方では「復習」や「苦手な教科」に力を入れている秋田の児童との違いが表れた。

 家庭学習ではともに「学校の宿題」をしている割合が高いが、「苦手な教科の勉強をしている」と答えた割合は静岡の16・4%に対し、秋田は37・4%。また「復習をしている」とした割合で静岡は、秋田の59・9%より43・9ポイント低い16・0%、「テストで間違えた問題を勉強している」との回答も、秋田の38・8%より22・7ポイント低い16・1%だった。


 調査結果について、県学校教育課は「県内児童は宿題のように決められたことはきちんとできるが、予習や復習への姿勢に欠けている。その日の授業を振り返り、翌日以降の学習理解につながる家庭学習ができるよう各校に指導していきたい」と話している。



wakabanavi01 at 14:41│ 統計・調査関連 
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