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2014年09月26日

ベテラン講師を介護に配転 塾産業、少子化という難問

 「はい、これから『脳元気タイム』の時間ですよぉー」。埼玉県のJR川越駅から歩いて5分、高層ビルが集まる一角。あるビルに、10人弱のお年寄りが集まり、そろばんや書写に取り組んでいた。お世話するのは、元塾講師だ。

 埼玉県川越市のデイサービス施設「ココファン川越」。塾大手の「市進ホールディングス」が昨年7月、7階建ての自社ビル1階を改築して開いた。生徒が減って使い道がなくなったスペースと、人材を有効活用するためだ。

 ビルには、小中学生向けの学習塾「市進学院」や高校生向けの「市進予備校」などが入る。1990年代後半には、生徒が入りきらず、近くのビルに教室を間借りしたこともあった。だが、今や生徒はピーク時の3分の1以下の400人に減った。


 そこで考えたのが、一部のベテラン講師を介護などほかの事業に配置転換する策だ。下屋俊裕社長(61)は「講師は若ければ若いほど、生徒に慕われる傾向がある。雇用維持と企業存続のためには仕方ない」。

 ココファン川越にもかつて講師だった2人の男性が働く。施設長の羽根田光男さん(43)もその1人。新規事業として施設開設を自ら提案したが、実際にやってみると思いのほか大変だった。いつも座っているいすに案内しないと機嫌を悪くしたり、迎えに行くたびに「退会したい」とぐずったり。羽根田さんは「子どもは集団で引っ張ることができるが、高齢者は一人一人気遣いが求められる」。



■母親に買い物券、遺伝子解析サービスまで


 経済産業省の調査によると、全国の塾に通う子どもは2012年現在、374万人。サービス産業室によると、「人口減とともに、減っている」との感触だという。全国私塾情報センターによると、予備校を除く塾市場は、子どもの数が減っても1人にかける費用が増える見込みのため、10年後も今の1兆3千億円規模を維持する見通しだという。あの手この手で生徒を呼び込もうと、これまで続けてきた事業形態にとどまらず、異分野に進出する教育関連企業も少なくない。


 通信教育大手「ベネッセホールディングス」は、小学生が放課後を過ごす学童保育事業に乗り出し、今月1日には、川崎市に初めての施設を開設した。保育の時間に、通信講座の添削指導や英語の無料教室も行う。入会につながれば一石二鳥という算段だ。


 1年生の場合、週5日コースで1カ月4万円。延長料金を払えば市の学童保育よりも2時間長い午後9時まで預かり、希望すれば有料で夕食も出す。「料金はかかっても安心して預けられる」という保護者も多く、申し込みは徐々に増えているという。


 地方から子どもの数が減る一方、首都圏の一部地域は、若年世帯が増えている。「塾銀座」と呼ばれる千葉市最大級の新興住宅地の緑区。受験熱は小学生段階から過熱する。地域密着型の「アンドー塾」の安藤賢孝(まさたか)社長(35)は「ターゲットは、お母さん。子どもじゃない」といい、キャンペーンに大型スーパーの買い物券を配る。将来は、塾にネイルサロンやエステの併設も検討しているという。


 「6~12歳のお子様なら今が旬です。適齢期に受けたい!遺伝子検査」。福岡市の塾「ショウイン」は4月、記憶力や知性など、「生徒の強みが分かる」とうたった遺伝子解析に乗り出した。


 市内の病院で検査した遺伝子型に基づいて、ショウインが「記憶力が高く受験に向いている」「型にはまらない発想ができるが、復習を意識して弱点克服を」などと提案する。値段は2万4800~7万9800円。8月時点で全国から18件の申し込みがあったが、まだ入塾につながったケースはない。田中正徳社長(58)は「海のものとも山のものともわからないが、話題性は抜群でしょ。とにかくほかと差別化したい」。結果がどうなるかは、未知数だという。


(2014.9.25 朝日新聞から転載)



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