首都圏の私立中入試、本格スタート 約4万5千人が挑戦中学生が行く「セブ島英語短期留学」の舞台裏

2016年03月09日

公立と私立、どちらが得?保護者に聞くマネー事情 入学金、授業料…家計負担重く


受験シーズンも大詰め。深夜まで勉強に励み、合格を待つ子どもたちを、親は見守るしかないのだが、これからは親が大変。入学金、授業料などの教育費負担が家計に重くのしかかる。どれほどの負担なのか? 記事で取り上げた中学生の保護者に、それぞれの実情を聞いた。



 毎日塾通いをして高校受験に挑んだアオイ(14)=昨年12月6日掲載=は、第1志望の難関校には届かず、第2志望の私立校に入学することを決めた。

 母によると、入学金は15万円、月々の学費は約5万円。自宅から通えない遠方の学校で、寮などの生活費に月々約7万円がかかる。おまけに施設拡充資金なども上乗せされる。公立に通わせた9年間を考えると「やはりこれまでとは金額がまったく違う」と出費の多さに驚く。
 ただ、アオイは好成績で合格したため特待生になった。学費や寮費の一部が免除され、支出は半額程度で済む見込みという。母は「そうでなければかなり厳しい。このまま特待生でいてもらうしかない」と入学後の娘の頑張りに期待する。

 これまで上位の成績をキープしてきたアオイ。「流されやすくて、自分では勉強しないタイプ」と母子ともに理解している。だからこそ、学習塾の存在は重要だった。小学1年から通い、進級につれて日数や時間は増加。月謝は小1時は約7千円だったが、小6で約3万円、中3では約5万円に跳ね上がった。
 塾代は、受験生となった中3だけで約50万円。公立中3の全国平均38万円(文部科学省調査)を大きく上回った。

 ただ、アオイの進学先は大学受験に向けた支援態勢が厚く、高校では学習塾に通う必要はなさそうだという。「公立高に通ってまた塾に行くことを考えれば、支出はそれほど変わらないのでは」と読む。
 これまで塾の送迎や弁当の差し入れなど、両親でアオイを支えてきた。高校では家を離れることもあり、今後はできることが限られる。「あとはお金の支援でしょうか」。進路決定にほっとしつつ、気を引き締めた。


「大学は国公立に行ってほしい」


 私立一貫校から地元の公立高校を目指しているチヒロ(15)=同12月13日掲載=は、受験を目前に猛勉強に励んでいる。
 私立中の学費は入学金15万円、月々の学費約3万円。もともと私立中学に通わせる計画ではなかったため、小学生の間続けてきたピアノなどをやめ、母のパートで何とか乗り切った。

 チヒロは塾が苦手。「大人数の教室で学ぶのは自分に合わない」と、小学生のときに試しに通ってみて悟った。学校の自習室と自宅学習で学力を維持する。公立受験を見据え、中3の夏から週1回、家庭教師の指導を受けるようになり、月謝は3万円弱。数カ月間だけなので、平均よりも出費はかなり少ないほうだ。母は「学校で先生がきちんと教えてくれるので助かった。私立で塾も、というのはうちの家計では厳しかった」。

 大学4年間での教育費は、幼稚園-高校にかかる費用と同じほどに膨れあがる。文科省などによると、自宅から国立大に通うと4年間でざっと550万円。下宿して私立理系大に通えば1080万円だ。
 公立から私立へ。私立から公立へ。状況は違えど、親が口をそろえるのは「大学は国公立に行ってほしい」。子どもたちの将来と家計負担を考えながら、悩める親たちの切実な姿も広がっていた。



高校まで全部私立だと1770万円


 幼稚園から高校まで、ずっと私立に通った場合の教育費の総額は約1770万円。その一方、ずっと公立に通うと約523万円。文科省が昨年末に発表した調査結果ではその差は3倍強もの開きがあった。

 九州でも都市部を中心に私立中高一貫校の人気は高まっているが、学習費総額は公立と比べれば中学で2・8倍、高校で2・4倍の支出が必要。授業料や学用品などの学校教育費だけを見ると、私立中学は公立の7・9倍、高校は3・0倍と、もっと開きがある。

 学習塾や習い事など学校外活動費にかかるお金は公立も私立も大差はないが、中3時に限ると公立が私立を上回る。日本政策金融公庫が2月に発表した調査結果では、高校入学から大学卒業までに必要な費用は1人当たり899・4万円(前年比20万円増)。年収が低いほど負担は重く、年収200万円以上400万円未満の世帯では年収の約3分の1を教育費が占める。


2016.3.9  西日本新聞


↓↓ 情報収集にご活用ください ↓↓

       人気ブログランキングへ        
 

中学受験情報・私立中学校情報満載! 『中学受験わかばナビ』

小学校受験ポータルサイト 『小学校受験新聞』

有名幼稚園情報が満載 『幼稚園受験.com』

子育て・育児情報は 『キッズライフなび』



wakabanavi01 at 10:26│ 費用 
首都圏の私立中入試、本格スタート 約4万5千人が挑戦中学生が行く「セブ島英語短期留学」の舞台裏