東大、ロンドン大に進学も…学力が伸びる「お得」な男子・女子中高一貫校〈AERA〉早慶MARCH&関関同立「大学付属校」内部進学率ランキング

2019年06月07日

「中高一貫校」6年間で本当に子どもの学力を伸ばした学校ランキング


 中高一貫校で6年間学んで、子どもの学力はどれほど伸びるのか。その疑問に対する答えはもっぱら大学合格実績で語られてきた。難関校ほど難関大学の合格者が多いことは容易に想像できる。むしろ知りたいのは、入学時の難易度(偏差値)よりも卒業時の実力(偏差値)がどのくらい伸びているかだろう。今回、森上教育研究所からデータ提供を受けて、「早慶上理」の合格実績から見た「6年間の学力の伸び」をランキングにしてみた。(ダイヤモンド・セレクト編集部)


【6年間の学力の伸びランキング表はこちら】



● 6年間の学力の伸びを算出する試み 

 以前、『中学受験 入りやすくてお得な学校』(ダイヤモンド社)という著書で、森上展安・森上教育研究所代表は、入学時の偏差値に比べて、難関国立大や早慶上理(早稲田・慶應義塾・上智・東京理科)、GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)といった人気大学への合格実績を上げている中高一貫校はどこか、毎回取り上げてきた。

 中学受験では、御三家と称されるような伝統的な難関校が君臨する一方で、創意工夫を凝らした新興校が新しいコンセプトを掲げて、受験生の親の支持を得るという「下克上」が比較的起こりやすい。この点が、偏差値の順位が10年単位で見てもそれほど動かない大学との大きな違いであり、何よりも子どもの学力を中高の6年間でしっかり伸ばしてくれることが最大の評価対象となる実態を示していた。

 では、その学力の伸びをどのように算出したらいいのか。同じ偏差値とはいえ、中学と大学では受験者の数が桁違いに違う。同じ偏差値60が示す「学力」は、中学入試と大学入試とでは大きく異なる。

 2019年大学入試の受験者が中高一貫校に入学したときの四谷大塚の2013年模試結果偏差値をベースに、「早慶上理」合格実績を基に高校卒業時の偏差値を算出、6年間の差分を「学力の伸び偏差値」として示したのが、「早慶上理」合格実績から見た6年間の学力の伸びランキングだ。森上教育研究所アソシエである小泉壮一郎氏作成のデータ提供を受けて、今回初めて掲載する。



● 対照的な男子校と女子校の立ち位置

   このランキングを算出する際の条件をもう少し付けくわえておくと、対象は首都圏にある中高一貫校である。上智と東京理科はいわゆる「付属」中高がない。早稲田と慶應義塾の付属・系属校は内部進学率が9割台後半と高いこともあって、今回の対象から外されている。

 中学入学時の偏差値がずば抜けて高い超難関校は高止まりしているため、「伸び」を示す今回のランキングには顔を見せていない。

 では、ランキングの内容を見ていこう。パッと見て気がつくことは、共学校がないことだろう。25位までが男子校と女子校で占められている。「早慶上理」を第一目標とする傾向は準難関~難関私立女子に強かった。つまり、本来ならば女子校が多くを占めているはずなのだが、男子校がベスト10のうち8校を占めるなど存在感がある。

 その理由としては、こうした上位にある男子校の多くは難関国立大を第一目標としており、早慶上理は併願校で、結果として合格実績が上っているという解釈だ。最近では、東大を目指さず早慶で妥協する傾向もあるというから男子も変わりつつあるのかもしれない。

 一方で、「リニューアル男子校」と呼べそうな学校がベスト10に入っている。6位成城は新しい女性校長と新校舎が、9位芝浦工業大学付属は東京湾岸に新しい校舎があり、10位東京都市大学付属は新校長の下、帰国生比率も高く、進学校化を進めている。

 最近では、きれいな校舎を好む男子が増加傾向にあるように思える。19位の本郷は新校舎が完成して、地の利の良さもあずかって年々人気を増している。生徒が制作した学校紹介が説明会で好評を博すなど、注目校である。



● 女子校は国際化が際立つ

 女子校をランキング上位から見ていくと、1つの共通点があることが分かる。「国際化」である。1位頌栄女子学院のように帰国生の在籍比率20%前後と高かったり、5位東京女学館のように英語で授業をするような国際学級を設けていたりと、英語力が合格力に結び付いている。帰国生が学校に活気を与えている。

 11位聖園女学院や12位大妻多摩、栄光学園の近所で頑張っている18位清泉女学院のように、その地域のまじめな女子の努力が成果に結び付いている例、学力が急速に上昇傾向にある16位恵泉女学園や、校舎もきれいになってリバイバルブームにある22位富士見がランキングに名を連ねている。

 このランキングに載っている学校は、中学入学時の偏差値が40~50台のところがほとんどであり、女子校でも13位洗足学園や17位鷗友学園女子などは国立難関校への志向も強い。


 【訂正】本郷の2号館はすでに完成していましたので、関連箇所を訂正いたしました。

ダイヤモンド・セレクト編集部/森上教育研究所



2019.6.7 ダイヤモンドオンライン から転載



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