入試関係

2017年01月18日

灘中入試「算数」講評…能開センター


 1月14日・15日に行われた、平成29年度(2017年度)灘中学校の入学試験。募集人員180名に対し、683人が志願し667人が受験。実質倍率は2.76倍だった。総点(500点)の合格者平均は346.3点だった。

 リセマムでは、能開センター近畿中学受験本部の協力を得て、算数の問題講評を行う。

◆算数

 灘中の2017年度入試は、1月14日(土)・15(日)の2日間にわたり行われました。算数は、1日目、2日目ともに100点満点、合計200点満点で競われます。

 1日目は12問からなる独立小問タイプでスピードと精度を競う問題が並び、2日目は大問5題でじっくりと深い思考力を問う内容となっています。

 算数の平均点について、2017年度は昨年に比べると、受験者平均点が93.5点から97.5点へ、合格者平均点が115.9点から125.5点へと上昇しました。解きやすい問題が昨年より増えた反面、途中から問題レベルが上昇していくのは受験生にとって非常に厳しく、解ける・解けないがはっきりとした問題構成でした。

 出題内容について、1日目は、全体の3分の1が数に関する分野の問題、3分の1が図形分野からの出題となっており、その他にも4の「濃さに関する問題」や8の「場合の数の問題」など、一見しただけでは方針の立てにくい問題でありながら一工夫することで一気に解決できる、いかにも灘らしい問題がちりばめられています。2日目は、5問中3問が図形分野(平面図形・立体図形)からの出題となっており、1日目同様、数や図形を重視する傾向は同じです。1日目にも増して難度の高い問題が多く、受験生が素直に解ける問題は各大問の(1)や(2)など全体の半分程度しかありません。それらをミスなく解いたあとに残りの問題で試行錯誤を続け、正解を導いていかなければ合格点に達しないところは、灘中が中学入試最高峰といわれるゆえんでしょう。

 能開センター近畿中学受験本部はWebサイトにおいて、大阪星光学院、四天王寺、清風南海などの講評も公開する。また、2月中旬に実施予定の入試分析会で、さらに詳しい出題傾向や入試概況を公開する予定だ。

(協力:能開センター)


リセマム から転載  2017.1.18


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2015年12月22日

【中学受験2016】1年間で倍増、首都圏64校が「英語入試」導入


首都圏模試センターは12月21日、2016年首都圏中学入試で「英語(選択)入試」を実施する64校をホームページに掲載。首都圏模試センターの「受験情報ブログ」において、64校の一覧とともに、2016年入試における「英語(選択)入試」での注目点などを紹介している。

 首都圏模試センターの調査によると、12月21日現在、なんらかの形で「英語(選択)入試」を実施するのは、男子校4校、女子校23校、共学37校の計64校(うち私立中学校は63校)あることが判明。2015年の33校から倍増に近い学校数となった。特に注目すべき点として、面接やグループワークで交わす「英会話」を通して、受験生のリスニングとスピーキングの力(資質)を評価する私立中学が現れたことをあげた。

 東京女子学園中学校では、英語に興味がある人、英語で日常会話ができる人などを対象とした「英語入試(帰国生を含む)」を実施する。国語と算数に加え、英語の試験が行われ、英語ではリスニング・筆記またはリスニング・スピーキングを選択する。リスニングと筆記の難易度は英検4~3級程度、スピーキングでは日常生活や用意されたイラストに関する質問に答える形式となっている。

 埼玉栄中学校のスーパーイングリッシュ入試では、英語による作文(150単語程度)と、日本語または英語による面接を行う。大妻嵐山中学校の進学クラス入試では、国語・算数・英語から2教科を選択して試験を受ける。このほかにも、東京家政学院中学校のように、英検4級以上など規定の資格を取得している受験生に対して特待生制度を適用する学校や、「英語(選択)入試」を実施しなくとも英検資格取得によって得点が加算される学校もあるという。

 首都圏模試センターでは、現在の中学入試では、国語・算数の2科目か、国語・算数・社会・理科の4科目の学力が問われる入試形態が主流であるとしながらも、英語を好きで、英語の力を高めたいと思っている受験生にとって、英語の力を生かせる入試形態は朗報だとしている。

 なお、64校は、ほかの私立中学校との併願が可能な学校であり、専願・推薦などで「英語(選択)入試」を導入している学校は数校あるという。2016年首都圏中学入試での「英語(選択)入試」実施校の一覧(PDF形式)は、首都圏模試センターWebサイトで閲覧できる。実際の受験にあたっては、各学校へ確認すること。




wakabanavi01 at 23:28|Permalink

2015年02月01日

「中学入試に英語」が急増している事情

首都圏の中学入試は、埼玉、千葉に続き、2月1日に東京、神奈川でも始まり、本格化するが、近年、入試に英語を取り入れる私立中学が相次いでいる。首都圏では今年、新たに導入する12校を含め、少なくとも32校が実施する。海外生活を経験した帰国生を対象とする入試の導入も増えている。背景には、文部科学省が推進するグローバル人材の育成や、小学英語の教科化方針があり、今後さらに広がりそうだ。



◆首都圏で少なくとも32校が実施、保護者から歓迎の声も


 中学入試3大模試の一つ「首都圏模試」を実施する首都圏模試センター(東京都千代田区)によると、今年の一般入試で、英語を実施する首都圏の私立中学は少なくとも32校で、このうち今年から導入するのは東京都市大付属(世田谷区)や桐蔭学園(横浜市)など12校。山脇学園(港区)や大妻中野(中野区)も来年から導入する予定。

 北一成教務情報部長は「10年前から導入している学校もあるが、当時は生徒募集の間口を広げることが目的だった。ここ数年の動きはグローバル時代に合わせたもの」と指摘する。

 東京都市大付属は今年、従来の国語、算数、社会、理科の4教科入試に加え、英語、算数、作文(日本語)の3科目による入試を実施する。名称は「グローバル入試」。松尾浩二主幹教諭によると、導入理由の一つは、文科省がグローバル人材の育成に向け、小学校の英語教育を重視した政策を推進していることだ。

 文科省は平成23年度から5、6年生で英語を必修としており、今後は3年生から必修とした上で、5年生からは教科化する計画を公表している。

 さらに近年は英語教育に熱心な家庭が多く、小学生のうちから英会話教室などに通わせたり、英検を受けさせたりするケースが増えていることや、国内のインターナショナルスクールなどに通う生徒からの受験希望があることも要因となったという。

 問題は筆記のみで、レベルは英検準2級から2級程度。数多くの問い合わせがあり、学校説明会などでは保護者から「こういう入試を待っていた」と歓迎する声も出たという。

 同校では昨年から、帰国生を対象とし、英語も選択できる帰国生入試も導入。松尾教諭は「グローバル人材を育成するため、入り口から変えていこうという取り組み」と説明する。



◆高校での募集やめ帰国生入試始めるケースも


 海城(東京都新宿区)では23年から、それまで実施していた高校からの募集をやめ、代わりに募集定員30人の帰国生入試を始めた。目的は「グローバル化の中で多様性に対する感受性や寛容性、共生のための能力を培うため」(中田大成教頭)で、合格した30人は、一般入試合格者とともに全8クラスに均等に割り振っている。

 昨年からは、その帰国生入試に、英語を選択できるように変更した。受験生の保護者からの要望があったためだけでなく、将来、一般入試に英語を導入することになった場合の準備的側面もあるという。

 中田教頭は「将来、英語が教科化されると、帰国生に限らず、英会話学校などで高い英語力を身に付けた生徒たちと、週1、2時間程度しか勉強してこなかった生徒との間に大きな差がつくことが予想され、どう対応していくか準備する必要がある」と話す。

 中学受験に詳しい安田教育研究所(東京都港区)の安田理代表は「学校側は、国語と算数を勉強してきた生徒と、そうでない生徒が混じると教育しづらいため、多くの英語入試導入校は、国語と算数は必須で、英語は社会や理科との選択制」と指摘。「今後もそういう形で広がっていくのではないか」と話す。



◆受験者数下げ止まり、大学入試改革で人気再燃?


 中学入試の受験者数は20年のリーマン・ショック以降、減少傾向が続いてきたが、首都圏模試センターでは模試受験者の動向などから、今年は「横ばいか微増」と予想。大学入試改革などを見据え、今後、中学受験人気が再燃する可能性を指摘する声も出ている。

 進学塾「市進学院」(千葉県市川市)などによると、首都圏の中学受験者数は、いわゆる「ゆとり教育」で学習内容が大幅に削減された学習指導要領と学校週5日制が実施された14年ごろから、保護者の公立中への学力不安などから右肩上がりで上昇。

 16年には国際学習到達度調査(PISA)で日本が順位を落とした「PISAショック」も影響し、首都圏模試センターによると、19年には推定で5万人を超えた。だが20年のリーマン・ショック後は微減傾向が続き、昨年は4万2800人まで減少。小6の7人に1人が受験する計算だ。

 だが首都圏模試センターが昨年4月以降、計6回実施した首都圏模試では、前年の受験者数をいずれも上回っていたといい、北一成教務情報部長は「4年生から3年間塾に通って本格的に受験する子供は確実に減っているが、英会話やスポーツ、ピアノなどの習い事をしてきた子供の受験が増えているとみられ、全体としては横ばいか微増」と予想する。

 安田教育研究所の安田理代表は「大学入試改革で社会経験などが評価されるようになれば、社会経験プログラムが充実した中高一貫の私立中学が有利と判断する保護者が増え、中学受験熱が復活する可能性がある」と話す。

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(2015.1.31 産経ニュース)



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2015年01月26日

麻布3倍、駒場東邦2.8倍…最終出願倍率


四谷大塚は1月26日、「出願倍率速報と入試結果」の最新情報を公表した。最終出願倍率は、麻布が3.05倍、駒場東邦が2.76倍で、両校とも前年より出願者数と出願倍率が増加した。

 最終出願状況について、麻布は募集人数300人に対して出願者数が前年比41人増の916人で、出願倍率が3.05倍。駒場東邦が募集人数240人に対して出願者数が前年比10人増の662人で、出願倍率が2.76倍。

 入学試験と合格発表について、麻布は2月1日(日)に国語・算数・社会・理科の4教科の学力試験、2月3日(火)午後3時より合格発表を行う。駒場東邦は2月1日(日)に国語・社会・算数・理科の4教科の学力試験、2月2日(月)9時より合格発表を行う。

(2015.1.26 りせまむから転載)



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2015年01月21日

御三家の初日出願者数…女子学院で209名増

四谷大塚は1月20日、「出願倍率速報と入試結果」の最新情報を公表した。男女御三家で出願受付が始まり、初日の出願状況が掲載されている。
開成と麻布、駒場東邦、桜蔭、女子学院、雙葉で昨年初日よりも出願者数が増加した。

 昨年初日と比べて出願者数が増加したのは、「開成」980名(75名増)、「麻布」621名(11名増)、「駒場東邦」512名(43名増)、「桜蔭」573名(120名増)、「女子学院」855名(209名増)、「雙葉」469名(154名増)。

サンデーショックの影響で例年の2月1日から2月2日に入試日を変更した女子学院は大幅に出願者数を増やした。一方、武蔵は昨年初日の418名と比べ28名減少の390名となった。

 いずれの学校も出願初日の集計のため、今後増加するものと思われる。出願締切は、開成が1月22日、武蔵と桜蔭、女子学院が1月23日、雙葉が1月24日、麻布と駒場東邦が1月26日。入試日は、開成と麻布、武蔵、駒場東邦、桜蔭、雙葉が2月1日(日)、女子学院が2月2日(月)となっている。

(2015.1.20 りせまむから転載)


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