大学受験

2019年04月17日

いつからスタートすればよいのか =医学部の受験勉強


ずばり、医学部の受験勉強は今すぐスタートしましょう。あなたがもし高2生ならば「受験までには、まだ時間があるのだけれど…」と考えているかもしれません。高3生になって部活を引退してから、受験勉強に頑張ろうと考えていませんか。

 今回は受験勉強のスタート時期についてお伝えします。

      

 ◇高校授業の勉強とは何か

 高校時代の勉強には2種類あります。一つは日々の勉強で、高校での勉強や授業の予習・復習、定期テストの対策などです。つまりは、高校で学習する科目で少しでも得点を上げることを目的とした勉強です。

 推薦入試やAO入試での合格を最優先に考える場合には、調査書、評定平均が重要な役割を持つことになるので、英語など受験で必要となる科目だけでなく、試験科目には関係のない体育などの科目も軽視できません。また、調査書には部活や生徒会活動、ボランティア活動なども記載されます。

 もっとも医学部入試では、一般入試における面接試験でも、これらの活動について質問されることが多いです。


 ◇定期テストと校外模試の違い

 定期テストは、中間テストや期末テストを指します。学生本人や保護者から「学校の定期テストの成績は良いのですが、校外模試は得点できないのですが」と相談されることがあります。

 相談者もなんとなくは気づいているのでしょうが、この原因は明らかに普段から受験を意識した勉強ができていないのが原因です。定期テストは、テストの2~3カ月前に高校で学習をした限られた範囲から出題されます。数学で「複素数」が出題範囲ならば、1週間前から計画を立ててピンポイントで学習すればよいわけです。短期間で頭に詰め込んだ学習内容は、すぐに忘れる場合が多いことも事実です。

 ところが、校外模試は圧倒的に出題範囲が広くなります。いくつかの分野が合わさった融合問題の比率も高くなります。そしてさまざまな高校のさまざまなレベルの受験者に対応するために、易しい問題から難しい問題で構成されているため、大問を丸ごと得点できない場合があるかもしれません。

 まれに定期テストの成績は普通だけれど、校外模試では高い成績をあげる生徒もいますが、一般入試に照準を合わせて医学部を受験するのならば、これで良いかもしれません。



 ◇志願者が多く、成績上位者の比率も高い

 ここまでの話は医学部受験に限った話ではありませんが、医学部は志願者数が多くて成績上位者が受験する比率も高いので、合格するためには高い学力が必要となります。当然、試験科目に苦手科目があると合格可能性は下がります。苦手分野もできる限り無くすようにしなければなりません。

 この点が、少しでも早く受験勉強を開始した方が良いもう一つの理由です。

 つまり、毎日の高校の勉強と受験を考えた勉強が必要で、このことを意識した計画を立てる必要があります。1年間を通して月ごと、科目ごとに詳細を決めて計画表を作成したいものです。


 ◇試験科目の負担が大きい


 少しでも早く受験勉強を開始した方が良い理由は、医学部の試験科目も関係しています。ここからは、簡単に一般的な医学部の一般入試の試験科目にいて説明します。

 まずは国公立大医学部です。医学部に限らず旧帝大などの難関大学の学科試験はセンター試験も個別試験もほぼ同じ試験科目ですが、医学部は一般入試の個別学力試験で面接試験を課します。

 参考までに同じ理系である静岡大学理学部生物科学科の試験科目(図1参照)と比較すると、医学部は負担が多いことがわかります。

 次は私立大学です。国公立大とは違ってセンター試験はありませんが、面接試験に加えて小論文試験を課す大学が多いです。こちらも同じ医療系学部の昭和大学歯学部(図2参照)と比較すると、医学部の負担がいかに大きいかがわかります。

 また、私立大学の場合には、国公立大学以上に入試問題の特徴が色濃く出ます。高校の教科書をしっかりと勉強していても、解答できない問題も出題される場合があります。

 いずれにしても、医学部受験は国公立大学も私立大学も科目負担が非常に大きいということが分かると思います。その結果として、他学部と比較をすると、医学部の現役合格率は著しく低くなります。

 まとめると次の通りです。

(1)毎日の予習・復習・定期テストなどの勉強と受験勉強を分けて考える
(2)医学部は志願者が多く、成績上位者の割合が高い
(3)医学部は試験科目の負担が大きい

 ◇高卒生でも時間が足りない

 医学部受験をめざしている高3生は、秋頃になると勉強する時間が足りなくなり、とても焦っている人がほとんどではないでしょうか。高3生と比較して時間がたっぷりある高卒生は、受験勉強に1日の全ての時間を費やすことができますが、その高卒生ですら時間が足りないのですから。

 高3生になって医学部へ現役合格するための受験勉強を開始しても、試験日までには間に合わない可能性があることを考えると、あなたが高2生だとしても受験勉強は今すぐ始めた方がよいでしょう。

 併せて、以前に「医学部はどのくらい難しいのか、現役合格は可能?」でお伝えした内容もご覧ください。

(医系専門予備校メディカルラボ 山本雄三)




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2019年01月06日

MARCHはもう古い 注目の大学グループ「SMART」だ!


「早慶」「MARCH」「関関同立」といった聞き慣れた、主に偏差値による大学のグループ分けに異変が起きている。大学改革や多様な入試スタイルなどが影響しているようで、受験生の選択にも新しい流れが生まれそうだ。


「早慶」「MARCH」「関関同立」「産近甲龍」「愛愛名中」「名名中日」……と、聞き覚えのある大学のグループ分けの指標は、創設された時期や校風、立地などがあるだろうが、主に偏差値による区分けだろう。

 例えば「MARCH」は受験情報誌を手がける旺文社の代田恭之さんが名づけ親で、難易度や歴史、地域などから1960年代に誕生した。「関関同立」は70年ごろに大阪・夕陽丘予備校の白山桂三さんが、大阪にある関西大の評価を高めるために名づけたと言われている。今やどこで誕生したのかわからないグループも多いが、高校や塾などで定着していった。

 駿台教育研究所進学情報事業部長の石原賢一さんはこう説明する。

「定着した背景には70年代以降の大学進学率の上昇と90年代初めまで続く18歳人口の増加、その中で起きた私大ブームがある。大量に増えた受験生に効率よく選ばせる手段として、偏差値によるグループ分けがうまく機能した。しかし、これらのグループ分けも、もはや現状を表していません」

 では、大学の序列はどう変化しているのか。

 予備校関係者によると、「MARCH」では、明治大、青山学院大、立教大に人気が集まり、中央大、法政大との間に溝があると言われる。特に明治大は頭一つ抜けていて、「早慶明」とグループ分けされることもある。「日東駒専」では日本大、東洋大と駒澤大、専修大で分かれ、東洋大は上位の「成成明学」に食い込む勢いだという。

 関西に目を向けると、「関関同立」では同志社大が抜け出し、「産近甲龍」では近畿大や京都産業大、龍谷大に勢いがあり、「関関立」に迫る。ある予備校幹部は「かつては大学のグループ分けに明確な差があったが、大学改革で一気に人気を集めてグループから抜け出す学校もあり、混迷を深めている」という。

 こうした中、新しいグループ分けで大学を見る動きが出ている。中学受験専門誌「進学レーダー」編集長の井上修さんは、各高校の「SMART」(スマート)の現役合格率を見ている。Sは上智大(英名Sophia University)、Mは明治大、Aは青山学院大、Rは立教大、Tは東京理科大だ。「早慶上理」のグループ分けもあったが、確かに偏差値や就職実績などを踏まえると、早慶は別格。上智大、東京理科大は、明治大、青山学院大、立教大とつなぎ合わせたほうが、しっくりくる。


 一方で、近年は法政大が大学改革を進め、急速に人気を回復。中央大も2019年度から新学部を開設するなど改革に取り組み、「進学レーダー」は「SMART+CH」(スマートチャンネル)というグループ分けも試みる。Cは中央大、Hは法政大だ。

 大学通信常務の安田賢治さんは国際基督教大(略称ICU)を加えて、「ISMART」(アイスマート)を提案する。同大は上智大に並ぶ偏差値でありながら、独特の入試科目や小規模大学という理由で、こうしたグループ分けに入る機会がなかった。

 前出の石原さんは「今後10年で偏差値による大学選びは終わる」と見る。AO・推薦入試の増加や20年度入試から始まる「大学入学共通テスト」の実施などから、将来の夢や学びたいことと、大学が求める人物像や教育環境とを重ね合わせ、大学を選ぶようになるからだ。

 石原さんが最も推すのが、入試改革を進める、上智大、青山学院大、早稲田大の3大学の頭文字をとった「JAW」(ジョウ)だ。上智大は国際教養学部を除く全学部で21年度入試から、大学入学共通テストの結果に加え、各学部などで独自試験を実施することを発表した。同様に、青山学院大では経済学部を除く全学部、早稲田大では政治経済学部と国際教養学部で同年度入試から大学入学共通テストの活用を決めている。

「いま求められているのは、知識の詰め込みではなく、知識を活用し、協働して課題に取り組める人材。そうした人材を入試時点から評価する意識が強い大学と言える」(石原さん)

 一般入試の志願者数が10万人を超える早稲田大、法政大、明治大、日本大、東洋大、近畿大による「早法明日東近」は、勢いのある大学とも言え、「厳しい経営環境の中で安定して成果を出し続けてきた」(同)。

 このほか、元気のある大学として「明法東近中」や地方の有力私立大「東西南北広」のグループ分けも挙げる。


※週刊朝日  2019年1月4‐11日合併号より抜粋


AERA から転載



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2018年12月30日

大学入試に異変 早慶など私立難関の志望者大幅減


 来年の大学入試で、早稲田大や慶応大など私立難関大の志望者数が大幅に減少し、例年に比べ受験傾向が一変する見通しであることが30日、大手予備校の河合塾がまとめた入試動向で分かった。関西でも同志社大や関西学院大などの志望者数が減少した。背景には、私学助成金をめぐる文部科学省の厳格化政策があり、各大学が合格者数を絞り込んだため、受験生の間に安全志向が高まっているとみられる。



■MARCHも大幅減

 河合塾が10月下旬に実施し、全国で約31万人が参加した業界最大規模のマークシート式模擬試験(全統マーク模試)の結果を分析した。

 それによると、10月下旬現在の早大の志望者数は全学部計5万4106人で前年より7925人減少(前年比13%減)、慶大も計2万2256人で1588人減少(同7%減)した。

 上智大やMARCH(マーチ)と呼ばれる明治、青山学院、立教、中央、法政-の各大学も前年比15~9%減と大きく志望者数を減らしている。首都圏の主な大学では、前年並みだった東京理科大を除き、難関・上位大の受験生離れが顕著となっている。

 関西でも、同志社大が前年比12%減だったのをはじめ、関西学院大10%減、立命館大9%減、関西大5%減-と、関関同立と呼ばれる私立難関大がいずれも志望者減となった。

 河合塾によると、こうした傾向は12月に入ってからも続いているという。



■基準厳格化の影響

 受験傾向が一変した最大の要因は、私学助成金の不交付基準が厳格化されたことだ。

 これまで収容定員8千人以上の大学では、入学者数が定員の1.2倍以上になると助成金が全額交付されない基準があった。しかし、文科省では都市部の大規模大学に学生が集中するのを抑制するため、この基準を平成28年度は1.17倍、29年度は1.14倍、30年度は1.1倍と、段階的に厳しくした。

 この政策が各大学に与えた影響は大きく、今年行われた30年度入試では、合格者数を絞り込み過ぎて追加合格を出す大学が続出した。文科省では当初、入学定員を1人でも超過すれば助成金を減額する罰則強化策を来年(31年度)の入試から導入する方針だったが、混乱を避けるため見送った経緯もある。

 実際に河合塾の集計では、早大の30年度入試の合格者数は28年度に比べ計3444人減少、明大は計2928人減少、法政大では計5591人も減少するなど、各大学が2年間で合格者数を大きく絞り込み、難易度が一気に上がることになった。



■中堅大に人気集中

 こうした現状を踏まえた来年の入試動向について、河合塾教育情報部の岩瀬香織チーフは「合格しやすい大学を選ぶという安全志向が強まっている。とくに難関大では、ボーダーラインより下の偏差値の志望者数が減っており、いわゆるチャレンジ受験を避ける傾向にある」と話す。

 一方、中堅大ではアメリカンフットボール部員による反則タックル問題などの不祥事があった日本大が前年比26%減だったほかは、駒澤大5%増、専修大9%増などと志望者が増えた。

 特に関西では摂神追桃と呼ばれる摂南大が20%増、神戸学院大が25%増、追手門学院大が42%増、桃山学院大が37%増-と、中堅大に人気が集中している。

 岩瀬チーフは「中堅大にも成績上位層が入り込んでおり、志望のレベルを下げても合格できるわけではない」としたうえで、「私立大は日程が重ならなければ複数受験できるのだから、チャレンジ受験をあきらめるのはどうか。いわゆる滑り止めも含め、しっかりとした併願計画を立ててほしい」と話している。



■“文高理低”傾向続く

 河合塾がまとめた来年の大学入試動向では、国公立大では長期化する景気拡大を反映し、文系人気が上昇して理系は伸び悩む“文高理低”の傾向が続いていることも分かった。

 河合塾によると、東京大や京都大、東北大、九州大など旧帝国大に東京工業大などを加えた難関10大学の文系志望者数は10月下旬現在で1万8018人で、前年より424人増加した。一方、理系志望者数は2万9804人で811人減少。その他の国公立大では文・理系とも志望者数を減らしたが、文系より理系の方が減少率が大きかった。

 大学入試の志望動向は景気に左右され、民間企業への就職が好調だと文系人気が、不景気だと理系人気が高まる傾向がある。

 こうした“文高理低”に加え来年入試では、進路先が限定されるイメージのある教育・農・医療系学部の志望者数が前年比5%前後減少している。ただし河合塾では「成績上位層の志望者数は前年並みなので、難易度が下がることはないだろう」としている。


2018.12.30
産経新聞 から転載



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2018年10月02日

全国高校「難関私立大学合格力」ランキング・ベスト10!1位はあの有名女子高【2019年入試版】


1人で複数の大学・学部の合格を得ることができるため、のべ合格者数しか把握できなかったこともあり、私立大学はこれまで合格力ランキングの対象としてこなかったが、『ダイヤモンド・セレクト2018年8月号 中高一貫校・高校大学合格力ランキング 2019年入試版』では今回初めて、「難関私立大学合格力」を算出した。ここ数年の大都市圏大規模私立大学に対する文部科学省の定員厳格化の影響が大きく、今回のランキングからも、その「猛威」を感じ取ることができる。

【11位~50位までのランキング表はこちら】

● 2019年度から入学者数は定員通りに 一段と減る合格者数の影響は

 今から3年前の7月、文部科学省の私学部長と日本私立学校振興・共済事業団の理事長の連名で、学校法人理事長宛てに「平成28年度以降の定員管理に係る私立大学等経常費補助金の取扱について(通知)」という文書が送られてきた。

 14年度、全国で4万5000人以上の入学定員超過が生じており、その8割が3大都市圏に集中、大・中規模大学(収容定員はそれぞれ8000人以上、4000人以上)に限るとその9割が3大都市圏に集まっているとした上で、19年度以降は入学定員充足率1倍超の入学者がいると学生経費相当額を減額するというものだった。

 これがいわゆる「定員厳格化」で、大規模大学はそれまで1.2倍まで許されていたものが、16年度1.17倍、17年度1.14倍、18年度1.1倍と絞られていった。その結果、私立各大学が合格者数の劇的な削減に踏み切った。

 地方創生の流れで始まった定員厳格化という暴風雨が、定員の1.2倍の学生を見込んで予算を組んできた大学の懐を直撃し、合格者の激減という刃物となって受験生の心に突き刺さっている。合格者のうち、入学してくる生徒の「歩留まり」がどのぐらいかは未体験の事態だけに、まずは合格者数を絞って、不足分は追加合格で補うかたちで、各大学は対応している。



● 人気私立大の合格実績伸張は 私立中高一貫校成長の原動力

 今回初めて、「難関私立大学合格力」を算出した。事前に予感はあったものの、上位には東京と神奈川の学校、それも私立の別学校がキラ星の如く連なっている。

 1人で複数の合格を得ることができるため、のべ合格者数により算出している。「国公立100大学」や次の「医学部合格力(こちらも国公立大に限定)」とは雰囲気が異なる。ベスト3は女子学院、頌栄女子学園、横浜共立学園と女子校が占め、100位までに16の私立女子中高一貫校が散らばっている。男子校は27校と多いが、3つの県立高校を除けばいずれも私立と国立の中高一貫校である。8割以上を首都圏が占めており、東高西低の傾向が明らかだ。

 その中には難関校と準難関校が混じっているが、早慶上理やMARCHと呼ばれる東京の私立大での合格実績の向上に勤しみ、人気を得てきた学校の名前が目に付く。

 上位10校はいずれも東京か神奈川にある。半分を女子の私立中高一貫校が占め、残りは私立男子中高一貫校が2校、共学校が3校(公立2校、私立1校)となっている。

 景気がいいと受験生は負担の少ない文系に流れ、「文高理低」現象が生じる。勢い、文系の定員が大きい私立に受験生は流れ込んでくる。18年入試は、予備校による進路指導がかなり難しかったと耳にする。国公立大の出願期限は1月末日、私立大学の合格発表は関関同立が2月10日前後、MARCHが15日前後というタイミングなので、合格が得られるかどうかは、国公立を第一志望とする受験生にとっても、実に切実な問題といえる。


ダイヤモンド・セレクト編集部


2018.10.2



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2017年09月28日

医学部合格者数ランキングを徹底分析 国公私立ともに“超”強い高校はここだ!


 医学部に強い高校をみる指標としては、一人の生徒が複数校に合格できない国公立大医学部の合格者数でランキングするのが一般的だ。しかし、私立専願の生徒もいるし、首都圏では地方の国公立大と首都圏の私立大に合格した場合、自宅から通える私立大を選ぶケースも多い。


 週刊朝日ムック『医学部に入る 2018』では、「国公立大」と「私立大+防衛医科大」それぞれの合格者数の高校ランキングトップ40を調査。表にまとめたので、ぜひ見てほしい。

 国公立大のランキングでランクインした公立校は11校。私立大のランキングでは日比谷(東京)のみだ。中高一貫校の医学部合格者数“上位独占”は、今年も続いているといえる。

 ここでは「東日本編」として、北海道から中部までの「医学部に強い高校」をお届けする。

*  *  *


■北海道

 国公立大合格高校ランキングでランクインしたのは、13位の札幌南、37位の北嶺。47 人の合格者を出した道立トップ校の札幌南は、全国の公立で2位だ。医学部志望者が多いため、生徒と保護者対象の「医学部医学科研究会」を開催している。東北大、大阪大など北海道以外の大学にも14人の合格者がいるが、札幌南以外の道立高校の合格はほとんどが道内の大学だ。

 札幌市の北嶺は、卒業生の3分の1ぐらいが医学部に進学する。高3は放課後に、「医進英語」「東大理系数学」などの講習を受講できる。

 寮に入って国公立大医学部や東大を目指す「青雲寮コース」が人気だ。夜、中学生は自習室で集団自習。高校生は部屋や自習室で学習する。教員のほか、OBの医師や医学生が巡回して指導する。今年の中1は140人中47人が寮に入った。「寮は定員があるため、入試の成績順に入寮します。合格したけれど寮に入れなかった本州の生徒は入学しないだろうと思っていたら、今年は15人の生徒が母親や妹弟とともに札幌に住んで通学することに。このため、1クラス増やしました」(谷地田穣校長)


■東北

 国公立大のトップ40に入ったのは23位の仙台第二(宮城)と31位の秋田(秋田)で、私立大のトップ40には1校も入っていない。

 東北でもっとも医学部合格者数が多い仙台第二(宮城)には、医学部志望の生徒が入る「医進会」がある。「医師の講話を聴く、都市部と過疎地域の病院を見学するなどの会のプログラムによって医師になる心構えが育ち、モチベーションも上がるようです。2010年度に医進会を始めてから医学部志望の生徒が増え、医学部合格者も増えました」(仙台第二の菊地敏広進路指導部長)

 秋田は、昨年の国公立大合格者数22人から35人と増加。「医学部志望者向けの『医学部ガイダンス』に加え、毎月14日を語呂合わせで『医師の日』とし、1カ月間の医療ニュースなどから生徒が選んだテーマに対して意見を書き、教員がそれを読んでコメントしています」(進路指導主事の土門高士教諭)

 この学校の取り組みに加え、医師確保に悩む秋田県が実施する県内各病院での「医師体験」、医師・医学部の講演会などにも参加しているという。



■関東

 国公立大医学部は6大学しかないが、私立大+大学校は19大学もある。

 国公立大のトップ40に入ったのは、7位の開成、16位の麻布、桜蔭など6校。すべて、中学入試の偏差値が高い中高一貫校で、千葉の渋谷教育学園幕張以外は東京の学校だ。

 私立大のトップ40を見ると、その6校に加え、21校がランクイン。27校のうち実に20校が東京の学校で、東京の強さが際立っている。

 御三家をはじめとしたトップ進学校は、医学部受験のための特別なコースや指導がないところがほとんどだ。そんななか、国公立大33位、私立大3位の海城(東京)は、医学部志望者を対象とした「医学部小論文・面接講座」を04年度から実施している。「高2の3学期に、理想の医師像や医師を目指す理由について考えます。高3では『先端医療論』などの講義を受け、ディスカッションをしてから小論文を執筆。代表作品を合評します」(内田玄司教頭)


■中部

 国立の名古屋大、公立の名古屋市立大、私立の愛知医科大、藤田保健衛生大と四つの医学部がある愛知県が圧倒的に強い。国公立大合格者数トップ40に入った東海、南山、旭丘、滝はすべて愛知県の高校だ。

 国公立大合格者数が10年連続日本一の東海は、私立大も1位だ。医学部入試のための特別な指導は行っていないが、もともと医学部志望の生徒が多いところに「医学部に強い高校」というイメージが定着し、医学部志望の男子生徒が集まっているようだ。

 医学部志望の女子に人気の南山・女子部も、医学部受験に特化したクラスや指導はない。「女子は地元志向が強いため、自宅から通える名古屋大、名古屋市立大、三重大、岐阜大、浜松医科大や県内の私立大を目指す生徒が多いですね」(濱口吉宏教頭)

 一方、滝には医・歯・薬系志望者コースがある。「医・歯・薬系志望者コースでは、医療問題の討論をすることもあります。医学部志望者を対象に、河合塾の講師が年に約20回行う『小論文指導』は、毎年60~70人が受講しています」(戸田誠教頭)

(文/庄村敦子)

※週刊朝日ムック『医学部に入る 2018』から抜粋



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