中央大学附属中

2011年11月17日

中央大学附属中学校

中央大学附属中学校  説明会レポート

日時: H23年10月29日(土)13:00~  晴れ

参加者数: 約1,200人

配布物:学校案内、入試ガイド、校舎配置図、中央大学附属・系属学校ガイド、アンケート、クリアファイル


内容
◆13:00~13:15  『挨拶』   中学校・高等学校校長 三枝 幸雄 先生
中央大学は125周年を迎える。附属中学校は4月に開校した、初めての中央大学の附属中学校。
バランスのとれた生徒の育成という基本的な方針は、1909年の目白中学校設立より変わらない。自主・自治・自律の精神を尊重する自由な校風である。中学校では基本的な社会ルール、生活態度を身につける。基礎を築くため、生徒一人一人の資質、適正に合わせて、face to faceの指導・少人数教育を中学開校にあたり取り入れた。

受験にとらわれずに学べるというのは、大学附属一貫教育のよい点である。恵まれた学習環境の中で、社会で生き抜く力を身につけてほしい。特徴を十分に理解して、本校への進学を目指していただきたい。

◆13:15~13:38
『概要・カリキュラム・学校生活・入学試験等について』  教頭 ヤジマ 先生
中学校では、主体的に自分で考え、広くそして少し深めに基礎学力をつけ、色々な引き出しを作ってもらいたい。
1クラス30名。
現在は30名6クラス。
意志、意地を持てる生徒を育てる。

〇カリキュラム
中・高一貫した計画的・継続的な学習の展開をする。また、教科の枠組を越えた総合的な基礎学力を確立する。感じる力・考える力を育成するため、課題図書として、中学3年間で60冊、高校3年間で100冊読む。
授業時間は新学習指導要領を超えており、中身の濃い学習内容となっている。

〇学校生活
ランチルームで担任とクラス全員で食べる「スクールランチ」を週に1回実施する。
制服はバリエーションが多く、自分たちで選ぶことができる。
クラブはほぼ全員が入部しており、通学時間は60分~90分が多い。
中3は沖縄に修学旅行(予定)、中2は京都奈良に研修旅行、中1はオリエンテーションを行っている。

〇進学
中央大学の推薦枠は卒業生の約95%で、席次順に学部を希望できる。推薦をキープしたままで、国公立大学は無条件で受験できる。また、私立大学の場合は中央大学にない学部であればよい。

〇入学試験
入学試験は2/1と2/4の2回行われる。問題傾向は変わらない。今年の入試の過去問題を見てもらえばわかると思うが、難問・奇問は出題しない。
好奇心旺盛で元気なお子様に是非入学してほしい。

携帯電話は、登下校時は使用可能だが校内は禁止としている。
3月11日の東日本大震災で150名が帰宅できず、学校に泊まった。緊急時は連絡網を流す。また飲食料は備蓄済み。


◆生徒会副会長 2年生による学校生活について
なぜ、中附中学を志望したか?
中高大一貫校であり、また校舎が新しい。出来たばかりの学校だったので、何事においても1から一つひとつ作ることができるから。

部活は、1年生は週3、2年生は週4で行っている。
高校生も一緒に行う部活動もある。

先生は個性的な人が多い。


◆  『各教科の担当の先生から授業内容、入試について』 

〇国語   ホリグチ先生
読むこと表現することが大切
長い時間をかけてよむ(深く掘り下げて読む)
課題図書は年間60冊。

入試
問題文は他校に比べ長い。
正確に読むことが大事。


〇社会
入試
知識を実際に使うことができる子を望んでいる。
試験時間は30分で大問3つ。来年は2つの予定。
大問1は地理、歴史、時事の総合問題
地図や写真、イラストを見て説く問題。
時事問題は新聞、テレビなどのマスメディアをよく見ること。
地理公民は産業など、歴史は古代~現代まで。


 〇理科    オカザキ先生
専門の教員が教えるため、深い内容を学ぶことができる。体験をもとに身につけたものは忘れないため、実験・観察を中心とした授業である。中・高併せて8個の実験室があり、設備が充実している。何でも調べたいという挑戦的な子どもが望まれる。


〇数学
中3から習熟度別クラス
中高一貫を意識して授業を行う(発展問題を行ったり、進度を早めたり)

入試
差がつく科目である。
易しくはないが、超難問は出していない。
・計算力(早く正確に計算する)、工夫した計算
・論理的思考力
・図形把握、空間把握(平面、立体)
の3つが大事。

また特殊計算(つるかめ算など)もやっておいた方が良い。


〇理科
実験や観察の授業が多い。

入試
物理、生物、化学、地学を均等に出題
記述問題を1つ出題
計算、途中式を書く問題も出題予定
定規やコンパスは使用不可。


〇英語
週6時間
総合英語は週5時間、日本人教員が行い、プロジェクト・イン・イングリッシュは週1時間、外国人の教員が中心となり英語のみ使用した授業を行う。何事にも興味・関心を持って取り組む子、積極的に楽しんでやる子が望ましい。


◆14:30~   『学校見学』 



☆備考
説明会はスリッパを持っていく必要がありません。学校見学では、スリッパは学校側で用意してありましたが、親子とも持参されている方が多かったです。入試要項・志願票はアンケート(氏名・学校名を必ず記入、6学年のみ)と引き換えに配布されます。
半数近くが子どもを連れての参加で、父親の参加も目立ちました。殆どの方が普段着に近い、比較的軽めな服装でした。


☆所感
2講堂での席は自由ですが、退場は前方より行われるため、早く出たい方は前方に座るとよいと思います。
新しい校舎のため、とてもきれいで、明るい感じがしました。
説明会では、どの教科の先生も授業のことや生徒の様子をとても熱心に説明されていました。自主・自治・自律の精神を尊重する自由な校風で、学業に限らず多彩な課外活動や主体性を重視した学校行事を通し様々な経験ができる学校だと感じました。
好奇心旺盛な子や積極的に挑戦する子を望んでいるようなので、校風に合う子どもにとっては6年間伸び伸び勉強ができるのではないかと感じました。


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2010年09月04日

中央大学附属中学校

中央大学附属中学校  説明会レポート

日時: H22年9月4日(土)14:00~  晴れ

参加者数: 約1,200人

配布物:
学校案内、入試ガイド、校舎配置図、中央大学附属・系属学校ガイド、アンケート、クリアファイル

内容
◆14:00~14:15 
『挨拶』   中学校・高等学校校長 

三枝 幸雄 先生中央大学は125周年を迎える。
附属中学校は4月に開校した、初めての中央大学の附属中学校。バランスのとれた生徒の育成という基本的な方針は、1909年の目白中学校設立より変わらない。
自主・自治・自律の精神を尊重する自由な校風である。中学校では基本的な社会ルール、生活態度を身につける。基礎を築くため、生徒一人一人の資質、適正に合わせて、face to faceの指導・少人数教育を中学開校にあたり取り入れた。
受験にとらわれずに学べるというのは、大学附属一貫教育のよい点である。恵まれた学習環境の中で、社会で生き抜く力を身につけてほしい。特徴を十分に理解して、本校への進学を目指していただきたい。

◆14:15~14:38
 『概要・カリキュラム・学校生活・入学試験等について』  
教頭 ヤジマ 先生

中学校では、主体的に自分で考え、広くそして少し深めに基礎学力をつけ、色々な引き出しを作ってもらいたい。

〇カリキュラム
中・高一貫した計画的・継続的な学習の展開をする。また、教科の枠組を越えた総合的な基礎学力を確立する。感じる力・考える力を育成するため、課題図書として、中学3年間で60冊、高校3年間で100冊読む。
授業時間は新学習指導要領を超えており、中身の濃い学習内容となっている。

〇学校生活
ランチルームで担任とクラス全員で食べる「スクールランチ」を週に1回実施する。
制服はバリエーションが多く、自分たちで選ぶことができる。
クラブは運動部が13、文化部が13あり、ほぼ100%の生徒が入部している。整った教育環境のもとで、自由に学び、自由に個性を伸ばすことができる。

〇進学
中央大学の推薦枠は卒業生の約95%で、席次順に学部を希望できる。
推薦をキープしたままで、国公立大学は無条件で受験できる。また、私立大学の場合は中央大学にない学部であればよい。

〇入学試験
入学試験は2/1と2/4の2回行われる。問題傾向は変わらない。今年の入試の過去問題を見てもらえばわかると思うが、難問・奇問は出題しない。
好奇心旺盛で元気なお子様に是非入学してほしい。

◆14:38~15:15
『各教科の担当の先生から1学期の授業の様子・本校が期待する生徒像について』 

〇国語(14:38~14:42) ホリグチ先生
常識と考えられているものに対して疑問を持ってほしい。課題図書は定期試験ごとに3冊ずつ読む。感想文等は書かないが、定期試験の問題で内容について出題される。たくさんの本をただ読むだけでなく、正確に読む力をつけてほしい。

〇数学(14:42~14:49) 牧野先生
学年の枠にとらわれずに、6年間を見据え、効率よく組み換えてカリキュラムが作成されている。代数編が週3時間、幾何編が週2時間、別々の教員が教えている。読み解く力が求められている。自ら発見し、根気よく考えて授業に臨んでほしい。

〇理科(14:49~14:58) オカザキ先生
専門の教員が教えるため、深い内容を学ぶことができる。体験をもとに身につけたものは忘れないため、実験・観察を中心とした授業である。中・高併せて8個の実験室があり、設備が充実している。何でも調べたいという挑戦的な子どもが望まれる。

〇社会(14:58~15:02) 地理担当の先生
生徒の『何でだろう・どうしてだろう』に着目し、より深い知識に結び付けていく。好奇心を持ってくれる生徒に入学してほしい。

〇体育(15:02~15:08) ミヤモト先生
体育施設が充実している。6年間で定番のスポーツからニュースポーツまで色々な種目を体験する。その中で自分に合っている種目に出会えたりする。そのスポーツを生涯続けていくことが健康にもつながる。
チャレンジする姿勢を持ち続けてほしい。また、体力をつけて本校に来てほしい。

〇英語(15:08~15:15) サトウ先生
英語は教科としては初めて学習するため不安もあると思うが、基礎からきっちりやる。
総合英語は週5時間、日本人教員が行い、プロジェクト・イン・イングリッシュは週1時間、外国人の教員が中心となり英語のみ使用した授業を行う。
何事にも興味・関心を持って取り組む子、積極的に楽しんでやる子が望ましい。

◆15:15~
『学校見学』 


☆備考
説明会はスリッパを持っていく必要がありません。学校見学では、スリッパは学校側で用意してありましたが、親子とも持参されている方が多かったです。
入試要項・志願票はアンケート(氏名・学校名を必ず記入、6学年のみ)と引き換えに配布されます。
個別質問には、学校見学の際に約10名の先生が大会議室で対応していました。
半数近くが子どもを連れての参加で、父親の参加も目立ちました。殆どの方が普段着に近い、比較的軽めな服装でした。


☆所感
2講堂での席は自由ですが、退場は前方より行われるため、早く出たい方は前方に座るとよいと思います。また、講堂内が明るいままスライドに文章が映し出されるので、後方の席では少し見えづらいようでした。
講堂はクーラーが効いていて少し肌寒いくらいでした。何か羽織るものを持って行った方がよいと思います。学校見学では、廊下や教室に先生が立っており、気軽に質問を受け付けていました。
新しい校舎のため、とてもきれいで、明るい感じがしました。どの生徒も見学者に対してきちんと挨拶していて気持ちがよかったです。説明会では、どの教科の先生も授業のことや生徒の様子をとても熱心に説明されていました。
中央大学の推薦をキープしたまま、他大学を受験でき、進学をバックアップしてくれる制度もあるというのがよいと思いました。
好奇心旺盛な子や積極的に挑戦する子を望んでいるようなので、校風に合う子どもにとっては6年間伸び伸び勉強ができるのではないかと感じました。
今回受験しない方もお子様を連れて熱心に説明会や学校見学に参加していました。


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