本郷中

2010年10月16日

本郷中学校(塾向け説明会)

本郷中学校・高等学校(塾の先生対象)

 

日時:H22年10月13日(水)10:30~  晴れ

 

参加者数:約250人

 

配布物:
学校案内、説明会・入試説明会資料、学校要覧、入試説明会アンケート、生徒募集要項(中学・高校)、進路情報、本郷中学校新聞、父母の会会報、募集要項告知ポスター、図書カード、入試問題集

 

内容

■10:30~10:50
『学校の様子・今後の取り組みについて』   学校長 北原福二先生

1923年(大正12年)に創立された。

・青少年の体づくりを目指している。

・校訓は『強健・厳正・勤勉』。実践項目として『文武両道・自学自習・生活習慣の確立』である。これは、他の学校でもよく言われるが、本校は一味違うという所を見てほしい。

・本校の試みとして、朝読書や本数検(数学基礎学力検定試験)等がある。

・低学年から能動的な姿勢を培っていかなくてはいけないと思い、今年は中学1年から積極的に取り組むことにした。

・『ゆとりの空間』を求めるため、校舎を改築する。既存の施設をフル活用し、授業形態を変えることなく、新しい校舎を建てていく。来年から3年間は手狭になる。

・高校課程の特進コースが今までは1クラスだったが、2クラス体制にする。これは、難関国立四大学への志望者が増えているからである。

 

■10:50~11:10
『大学の合格状況について』   高校教頭 山梨英克先生

・国公立大学の合格者や早慶上理の合格者が増えており、生徒の意識が難関大学にシフトしてきている。

・最近は、国公立の医学部や旧帝国大学への出願も増えている。

・高校1年の時に東大へ見学に行く。また、夏休みにはオープンキャンパスへ行くことを義務付けており、レポートを提出させている。

・進路決定率は62.4%で、中学から入った生徒の方が決定率はややよい。ただし、高校から入った生徒も頑張っている。教師がもう少し努力すれば、もっと合格率が上げられるため、学校も考えるべきだと思っている。

・高校課程では習熟度別授業を取り入れているが、極端な少人数にはしていない。クラス数を超えた分割は物理のみ。

・来年度から特進クラスを2クラスにする。生徒の希望に即した判断だが、このクラスを選ぶと指定校推薦を希望することはできない。

・夏期講習は範囲を狭めた講座を数多く行い、自分に必要なものが何かを考えさせている。

・自分で判断して、自分でやるという積極的な子どもを本校に勧めてほしい。

 

■11:10~11:22
『入試問題傾向と対策』   中学教頭 佐久間昭浩先生

●中学入試について

・国語:長文は論理的文章と文学的文章の2問出題する。また、漢字の問題は独立して出題する。記述問題は自分の言葉で説明するというよりは、文章中の言葉を使って答える問題である。句読点を1字と考えるか考えないかは、表紙の注意書きに一括して示しておく。

・算数:出題は例年通り。算数の点数差は大きい。渡した過去問題集には正答率も載っているので見てほしい。形式として、解きやすい問題は前の方に、解きづらい問題は後ろの方にある。

・社会:出題は例年通り。地理、歴史、公民の3分野から出題する。地形図の読図の問題は1回、2回、3回目のいずれかのテストで必ず出題する。歴史問題は小学生の範囲を逸脱していると言われるが、合否にはあまり影響ない。テストを作り始めているので、公民は10月より前の事柄が出題される。

・理科:物理、化学、生物、地学の4分野からほぼ均等に出題される。カイロはなぜ熱くなるのか等の身近な事柄に興味を持つ子が望ましい。また、現時点よりも前に話題となったニュース等も勉強しておいてほしい。

●高校入試について

・国語:一般入試と推薦入試の形式は異なる。一般入試の出題形式は中学と同じ。推薦入試は長文が1問で、漢字、文学史、文法(古典文法)等の問題を4割5分程度出題する。

・算数:出題形式は中学と同じ。解答欄には答えのみを書かせる。注意点として、分数は仮分数で答えること。帯分数で答えた場合は減点する。

英語:例年通り。長文は内容について出題されるので、内容が把握できているかが重要。作文は定型文をきちんと覚えていれば対応できる。

・面接:1人5分~10分で、中学の思い出や印象に残った本等、ごく一般的なことを質問する。1学年次に数学を1.8年分学習するが大丈夫か?という質問は必ずする。また、服装も見ている。

 

■11:22~11:45
『入試について』   副校長・入試広報部長 宮沢正喜先生

4月から副校長をしているが、15年間入試広報を担当している。校長は3年目になり、内部改革をしたいと考えており、私は外部に対しての広報を行っていきたいと考えている。

●中学入試について

・入試に関して変更点はない。受験料は23,000円で、複数回出願して入学手続きをした場合は、未受験分の受験料は返金する。

・試験は科目ごとの足切りはなく、合計点のみで判断する。試験日当日の夜7時に合格発表する。不合格者の希望者には点数を教える。

・保護者は全試験分の解答例を持って帰ることができる。

2月2日の不合格者が3日の試験を受験する場合は、2日の夜8時まで出願することができる。

・最初から3回分出願した者に比べ、後から出願したら不利になるかという質問をされるが、不利になることはなく、同じである。

・入学者に聞いたところ、併願校は早稲田、芝、海城、城北、武蔵等である。

2日の試験は1日の難関校との併願が多く、昨年は手続者数が例年に比べて少なかった。

●高校入試について

・推薦入試の資格は、内申5科目合計18以上で、全科目2以下がないこと。ただし、18以上であれば全て同じ条件として、テストの実力を見ている。また、単願のみ。推薦入試で不合格の場合、一般入試の受験料は免除している。また、公立併願による「延納なし」であれば10点加点する。

・一般入試で、公立併願による「延納なし」であれば数点下げて合格にする。

・昨年、埼玉県が前後期に分けて試験を行ったので、後期がある県の場合は後期まで待つことにした。

・高校入試は続けるかと聞かれるが、今のところ続けていく予定である。高校から入ってくる生徒の層もあがってきている。

●その他

・学納金は23年度も値上げしない。

9月5日に行った第一回説明会は、昨年と比べて中学は77組減っている。高校は33組増えたが、海城高校学園が高校からの募集を止めたせいだと考えられる。

・説明会やオープンキャンパスがあるので、ぜひ塾生に伝えてほしい。


■11:45~

授業見学

希望者のみ。体育館の入口に集まり、1名の先生が約10名を連れて授業の様子を廊下から見学。

 

☆備考

スリッパと外履き入れは学校側で用意されていました。
受付でハガキを渡し、体育館に入った所で資料一式を受け取ります。過去問題集は資料の中に入っていないので、必要な方は後方のテーブルに取りに行くよう指示がありました。

座席にはテーブルが用意されていたため、メモがとりやすかったです。

 

☆所感

資料が充実している上に、塾用にも資料を作成する等、きちんと広報に力を入れている学校だと感じました。また、説明会が始まる前に、副校長先生自らが挨拶に回っていました。

授業中ということもあり、授業見学は2フロアを静かに廊下から眺めるという形でした。授業以外にも学校の施設を見学できたらよかったと思いました。

体育の授業では人工芝の校庭で伸び伸びとサッカーをしており、教室での授業は静かに受けている様子が印象的で、メリハリがあってよいと思いました。

良い点ばかりを主張するだけでなく、学校側も検討しなければいけないところをきちんと説明する姿勢に好感が持てました。意識改革に加え、施設も整備するということで、今後も期待できる学校なのではないかと感じました。

 

いつもご愛読ありがとうございます。
にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ     人気ブログランキングへ


中学受験情報満載 『中学受験わかばナビ』

小学校受験ポータルサイト 『小学校受験新聞』



wakabanavi02 at 00:23|Permalink

2010年09月05日

本郷中学校

本郷中学校 説明会レポート

日時:平成22年9月5日(日) 10:30~

会場:体育館(永井体育館)

参加者数:約850名

配布物:
説明会資料、英語教育と英検の活用、学校パンフレット、本郷中学校新聞、会報誌、等

内容
◆10:30~11:00
挨拶  北原福二 学校長

建学の精神 「個性を尊重した教育を通して、国家有為の人材を育成する」

教育目標は。「強健」「厳正」「勤勉」

本郷の教育 ① 文武両道 ② 自学自習 ③ 生活習慣の確立

①文武両道
クラブ活動、HR活動も一生懸命やります。同年齢とも、少し上とも下ともコミュニケーションがとれるようにします。異世代とのコミュニケーションを働きかけています。社会の第一線に出たときに活躍できる人間になって欲しいと思います。 1日の1/3は睡眠、1/3は学習(学校6時間、家庭2時間、1/3は自己を高めるために使うように指導しています。
クラブ活動は、中学生は週3回、1回2時間 3:30~5:30
高校生は週5回、1回3時間 3:30~6:30
ラグビー部は東京都の代表になったり、サッカー部は都大会ベスト8という結果を残しています。

②自学自習
社会に出たとき、時間コントロールがきちんとできる人間の育成を目指しています。

③生活習慣の確立
「挨拶」、「感謝」、「思いやり」を1つのセットとして考えて行動して欲しいと思っています。

お知らせ・・新しい校舎の計画があります。多目的ホール、別館などを新しくする計画です。H23年4月には工事に入るかもしれません。

お願いしたいこと・・これから様々な学校を見に行かれるでしょう。厳正、勤勉、文武両道、自学自習・・・など、どの学校でも同じことばを聞くと思いますが、それぞれの学校が、同じ言葉をどのように考えているのかをしっかりと見極めてください。
言葉は同じでも中身が違うので、そこのところをよく理解して欲しいと思います。
外面でなく内面を見て学校を選んで欲しいです。


◆10:50~11:00
在校生保護者の体験記
保護者の目からみた本郷中。
入学に至るまでと、入ってからのお話


◆11:00~11:13
学校紹介DVD


◆11:13~11:30
中学教頭佐久間昭浩先生から現況説明

・クラブ活動は中1は全員参加。中2,3は自由ですが、中学全体での部活参加率は98%に達しています

・ 先輩、後輩のつながりを大事ににています。OBの現役大学生を招いて体験談などを話してもらっています。今後も力を入れていきます。

・ 本数検、本単検は、本校の象徴的存在です。学内独自の級検定です。

・ 自習室では高校生の学習に対する姿勢を見て刺激を受けています。

・ 補習は指名制の補習スタイルをとっています。10年前とはやり方を大きく変えています。

〇昨年度大学進学者数について
現役進路決定者数196名(卒業生が314名なので、決定率62.4%)
国公立49名、慶應29名、早稲田24名、上智・東京理科24名、MARCHG34名

〇英検について
他校と大きく違うのは、英検に対する講習、補習は行っていないことです。通常の授業で十分に結果を残しています。
中3までに準2級合格を目標にしています。

昨年度英検結果・・・中1終了時、3級合格者約140名(学年の56%)、
中2終了時までに準2級合格者約110名(学年の45%)

・ 風紀、身だしなみをチェックする「スマートデイ」は各学期2回あります。


〇クラス編成について
・中1: 6クラスフラット、複数担任制
・中2: 6クラスフラット、担任・副担任制
・中3: 1~4組フラット、5・6組特進予備クラス。
 ※1~4組の数学は習熟度別授業を実施
・高1:1・2組高校入学生、3~7組フラット、8組特進クラス(来年度より2クラス)
・ 高2・3: 1~3組文科系クラス、4・5組文理混合クラス、6~8組理科系クラス、9・10組特進クラス。
高2・3は高校入学制と内進生を混合してクラス編成しています。

・ 中学生は3年間お弁当持参です。パンの購入は可能です。


◆ 11:30~11:50
入試説明  副校長 宮沢正喜先生

・ 募集は第1回(2/2)が140名、第2回(2/3)が60名、第3回(2/5)が40名、合計240名

・ 第1回の合格発表は19:00。結果を見て第2回(2/3)を志願することができます。20時まで。
今年は第2回の合格発表数を増やすことも検討したい。

・ 科目は国語(50分100点)、算数(50分100点)、社会(40分75点)、理科(40分75点)。350満点。昨年の最低点は209点でした。6割の点数がとれていれば合格できることになります。ただし、1科目でも0点があると不合格になってしまします。

・ 昨年は特待生合格制度で29名を発表しました。現在入学しているのはそのうち5名です。

・ 繰上げ合格の取り扱いについて。
辞退者がでた場合は電話により2月6日15時以降に連絡。(合格発表時に候補者の発表はありません)。
複数回実受験者を優先します。(昨年51名)


◆11:50~   校舎見学


☆備考
願書500円、過去問1000円の販売あり。
お茶、団扇の用意あり。
スリッパ要持参。
忘れた人は靴カバーをつけて体育館に入ります。
体育館はクーラー設備がないので、大変暑い中、説明会が行われました。
親子で参加されるご家庭が多くいました。
格好は普段着の方が多かったです。

☆所感
社会に出て、一線で活躍できる人間の育成に力を入れている当校の教育がよく伝わってきました。
10年前から少しずつ行っている改革が実を結びつつあることをPRされていました。
在校生保護者の方が読んだ体験記は、「第一志望校に入ることができなく、第二志望校であった本郷中に入学することになったが、先生たちのきめ細やかな配慮を感じ、入学して本当に良かった」という内容のものでした。
そのような内容の体験記を、在校生保護者に発表させるのは勇気のいることでしょう。
また、手続きの話でも、他の有名中学の発表に左右される旨を正直にお話になっていましたので、全てのことを隠さずにオープンにする学校の姿勢を感じました。
以前に、当校の先生にお話を伺った時にも、「第一志望者の子たちばかりが入学してくるわけではありませんが、入学してから、“この学校に入学して良かった”と思わせる自信はあります」、とおっしゃっていたことを思い出しました。
今日の説明会からも、現実を踏まえながら前向きに進もうとする当校の姿勢を感じる説明会でした。


hongo220905


にほんブログ村 受験ブログ 中学受験へ     人気ブログランキングへ


中学受験情報満載 『中学受験わかばナビ』

小学校受験ポータルサイト 『小学校受験新聞』


wakabanavi02 at 20:08|Permalink